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書名 | 著者 | 発行 | △ 三 間 vs ▲ 急 戦 |
▲ 三 間 vs △ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
三間飛車のポイント すぐ覚えてすぐ勝てる14の戦型 | 杉本和陽 | '24.6 | ||||||||||
イチから学ぶ 将棋のロジック 三間飛車編 | 遠山雄亮 | '22.9 | ||||||||||
先手三間飛車を完全攻略!出口流▲7八飛戦法破り | 出口若武 | '21.11 | ||||||||||
捌く振り飛車!三間飛車穴熊のすべて | 小倉久史 | '21.11 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ||||
対三間飛車 一直線銀冠 | 池永天志 | '21.5 | ○ | ○ | ○ | |||||||
攻める振り飛車 三間飛車トマホーク | 石川優太 | '21.4 | ◎ | |||||||||
1手ずつ解説する三間飛車 | 西川和宏 | '21.4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
今日から捌ける三間飛車D ノーマル三間飛車vs.5筋不突き穴熊 端桂作戦【発展編】 | しめりけ | '20.12 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
とっておきのエルモ | 細川大市郎 | '20.7 | ○ | ⇒振り飛車総合 | ||||||||
プロの実戦に学ぶ 三間飛車VS左美濃 | 小倉久史 | '20.6 | ◎ | |||||||||
今日から捌ける三間飛車C ノーマル三間飛車vs.5筋不突き穴熊 端桂作戦/基本編 | しめりけ | '20.3 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
書名 | 著者 | 発行 | △ 三 間 vs ▲ 急 戦 |
▲ 三 間 vs △ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
さわやか流疾風三間飛車 | 杉本和陽 | '19.6 | ○ | ○ | ||||||||
今日から捌ける三間飛車B ノーマル三間飛車vs.斜め棒銀 | しめりけ | '19.6 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
振り飛車の新機軸!初手▲7八飛戦法 | 門倉啓太 | '19.3 | ○ | ○ | ○ | 初手▲7八飛 | ||||||
今日から捌ける三間飛車A ノーマル三間飛車vs.▲4五歩急戦 | しめりけ | '19.3 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
必勝 三間飛車破り | 畠山鎮 | '19.1 | ○ | ○ | ○ | ノーマル三間飛車 | ||||||
攻めて勝つ!三間飛車の心得 | 小倉久史 | '18.12 | ○ | ○ | ○ | ノーマル三間飛車 | ||||||
今日から捌ける三間飛車@ ノーマル三間飛車vs.居飛車早仕掛け | しめりけ | '19.6 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
緩急自在の新戦法!三間飛車藤井システム | 佐藤和俊 | '18.9 | ○ | ○ | ○ | ○ | 三間飛車藤井システム | |||||
振飛車最前線 石田流VS△1四歩型 | 村田顕弘 | '18.8 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4手目△1四歩 | ||||
平成最後の石田流破り 〜完全制圧作戦〜 | よっしー つる/編集 |
'18.7 | ○ | ○ | ○ | 〔電子書籍〕 | ||||||
対三間飛車新定跡 | つる | '18.7 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
三間飛車新時代 | 小倉久史 山本博志 |
'17.5 | ○ | ○ | ○ | |||||||
これだけで勝てる 石田流のコツ | 大平武洋 | '17.5 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
トマホーク解体新書 | タップダイス 信玄m@ster |
'17.3 | ◎ | ○ | 〔電子書籍〕 | |||||||
これだけで勝てる 三間飛車のコツ | 大平武洋 | '17.2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
三間飛車VS超急戦 速攻▲4五歩&超急戦ガイド | タップダイス | '17.2 | ◎ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
石田流を破るための9つの鉄則と15の技術 | 村田智弘 | '16.3 | ○ | ○ | ○ | |||||||
わかる!勝てる!! 石田流 | 宮本広志 | '15.7 | ○ | ○ | ○ | |||||||
トマホーク最新研究 | タップダイス | '15.1 | ◎ | ○ | 〔電子書籍〕,過去2冊の合本 | |||||||
続アブノーマル三間飛車 | タップダイス | '14.10 | ◎ | ○ | 〔電子書籍〕 | |||||||
アブノーマル三間飛車 | タップダイス/著 信玄m@ster/編集 |
'14.7 | ◎ | ○ | 〔電子書籍〕 | |||||||
石田流破り 左美濃 徹底ガイド | 八代弥 | '14.2 | ○ | ○ | ||||||||
石田流の基本 【早石田と角交換型】 | 戸辺誠 | '12.11 | ○ | ○ | ||||||||
早分かり 石田流定跡ガイド | 所司和晴 | '12.5 | ○ | ○ | ○ | |||||||
最新振り飛車破り〈上〉 | 屋敷伸之 | '12.3 | ○ | ゴキ中、石田流、角交換四間 ⇒振飛車総合の本 |
||||||||
石田流の基本 【本組みと7七角型】 | 戸辺誠 | '12.2 | ○ | |||||||||
よくわかる石田流 | ア一生 | '12.1 | ○ | ○ | ○ | |||||||
久保利明の最強振り飛車戦略 | 久保利明 | '11.12 | ○ | ○ | ○ | 中飛車、向飛車も⇒振飛車総合定跡書の本 | ||||||
戸辺流現代振り飛車手筋集 | 戸辺誠 | '11.6 | ○ | ○ | ○ | 中飛車も、⇒振飛車総合定跡書の本 | ||||||
久保の石田流 | 久保利明 | '11.3 | ○ | ○ | ○ | |||||||
最新版 勝てる石田流 | 鈴木大介 | '11.1 | ○ | ○ | ○ | |||||||
佐藤康光の石田流破り | 佐藤康光 | '10.4 | ○ | ○ | ○ | |||||||
書名 | 著者 | 発行 | ▲ 急 戦 |
△ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
鈴木大介の将棋 三間飛車編 | 鈴木大介 | '09.4 | ○ | ○ | ○ | |||||||
2手目の革新 3二飛戦法 | 長岡裕也 | '08.8 | ○ | ○ | ⇒角交換振飛車 | |||||||
振り飛車の真髄(2) 石田流の極意 | 鈴木大介 | '06.10 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
振り飛車の真髄(1) 下町流三間飛車 | 小倉久史 | '06.4 | ○ | ○ | ○ | |||||||
決定版 石田流新定跡 | 鈴木大介 | '05.01 | ○ | ○ | ○ | |||||||
石田流道場 | 所司和晴 | '04.12 | ○ | ○ | ||||||||
三間飛車道場 第三巻 急戦 | 所司和晴 | '04.10 | ◎ | |||||||||
コーヤン流三間飛車 実戦編 | 中田功 | '04.9 | ○ | ○ | ||||||||
三間飛車道場 第二巻 居飛穴vs4三銀 | 所司和晴 | '04.8 | ◎ | △4三銀型 | ||||||||
三間飛車戦法 | 鈴木大介 | '04.8 | ○ | ○ | ○ | ▲三間飛車 | ||||||
加藤流最強三間飛車撃破 | 加藤一二三 | '04.6 | ○ | ○ | ||||||||
三間飛車道場 第一巻 居飛穴vs5三銀 | 所司和晴 | '04.6 | ◎ | △5三銀型 | ||||||||
振り飛車党宣言!(2) 新感覚の三間飛車 | 石川陽生・中田功・ 安西勝一 |
'03.8 | ○ | ○ | ○ | 1994年の文庫版 | ||||||
コーヤン流三間飛車の極意 持久戦編 | 中田功 | '03.4 | ○ | ○ | ||||||||
コーヤン流三間飛車の極意 急戦編 | 中田功 | '03.3 | ◎ | |||||||||
復刻版 三間飛車 | 石田和雄 | '02.2 | 1979年の復刻版 | |||||||||
書名 | 著者 | 発行 | ▲ 急 戦 |
△ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
大山の三間飛車 | 大山康晴 | '96.8 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 1977年『最近の三間飛車』の新装版 | ||||
升田式石田流 | 升田幸三 | '94.4 | ○ | ○ | 1973年の新装版 | |||||||
振り飛車党宣言!(2) 三間飛車 | 石川陽生・中田功・ 安西勝一 |
'94.2 | ○ | ○ | ○ | |||||||
羽生の頭脳 3 急戦、中飛車・三間飛車破り | 羽生善治 | '92.8 | ○ | ○ | ○ | |||||||
急戦!振り飛車破り(1) 徹底棒銀 | 所司和晴 | '91.12 | ○ | ○ | 棒銀vs四間メイン、⇒対四間飛車急戦の本 | |||||||
書名 | 著者 | 発行 | ▲ 急 戦 |
△ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
三間飛車ガイド | 週刊将棋・編 | '88.9 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
先手三間飛車破り | 青野照市 | '88.9 | ○ | ○ | ||||||||
大山流 攻める三間飛車 | 大山康晴 | '86.4 | ○ | ○ | ||||||||
三間飛車戦法(Deluxe版) | 北村昌男 | '84 | ○ | ○ | 1966年のDeluxe版 | |||||||
中原の三間飛車で勝つ | 中原誠 | '83.5 | ||||||||||
プロの三間飛車破り | 加藤一二三 | '82.2 | ○ | ○ | ○ | |||||||
三間飛車戦法 | 大山康晴 | '82 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
三間飛車の指南 | 升田幸三 | '80.5 | ○ | ○ | ○ | |||||||
書名 | 著者 | 発行 | ▲ 急 戦 |
△ 急 戦 |
対 左 美 濃 |
対 居 飛 穴 |
対 位 取 り |
三 間 穴 熊 |
早 石 田 |
升 田 式 |
そ の 他 |
備考 |
三間飛車(全5冊) | 石田和雄 | '79.5 | ○ | ○ | ○ | |||||||
現代三間飛車の定跡(U) | 中原誠,東公平/編 | '77.2 | ○ | ○ | ○ | |||||||
最近の三間飛車 | 大山康晴 | '77 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
現代三間飛車の定跡(T) | 中原誠,東公平/編 | '76.12 | ◎ | |||||||||
升田式石田流 | 升田幸三 | '73 | ○ | ○ | ||||||||
三間飛車戦法 | 北村昌男 | '66 | ○ | ○ |
三間飛車のポイント すぐ覚えてすぐ勝てる14の戦型 |
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著者 | 杉本和陽 |
出版社 | マイナビ出版 |
発行年月 | 2024年6月 |
ISBN | 978-4-8399-8636-0 |
定価 | 1,848円 |
ページ数 | 224ページ |
本の高さ | 19cm |
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マイナビ将棋BOOKS イチから学ぶ 将棋のロジック 三間飛車編 暗記より理解を!初段を目指すために身につけるべき定跡を超えた「ロジック」 |
遠山雄亮 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-8092-4 2022年9月 \1,694(10%税込) 236p/19cm |
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◆内容紹介 級位者のなかには、定跡を覚えてもその展開にならない、とお悩みの方は多いはず。 定跡はそれだけでは知識に過ぎません。大事なのは、本質的なロジックを理解することです。 本書は、細かい手順よりも、基本的な考え方や応用の利く手筋を中心に解説した新しい構成の本です。 アマチュアに人気の三間飛車を題材に、「さばき」「受け」「形勢判断」の考え方が身につくように工夫されています。本書を読んで、初段を目指しましょう! |
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マイナビ将棋BOOKS 先手三間飛車を完全攻略! 出口流▲7八飛戦法破り |
出口若武 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7824-2 2021年11月 \1,694(10%税込) 240p/19cm |
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序章 ▲7八飛戦法の特長 第1章 ▲6六歩と▲7五歩について 第2章 ▲7八飛対相振り飛車 第3章 ▲7八飛対△8四歩型 ▲8八飛の変化 第4章 ▲7八飛対△8四歩型 ▲9六角の変化 第5章 角交換型振り飛車 ・巻末チャート ◆内容紹介 なぜ▲7八飛戦法なのか?そもそもメリットはあるのか、マイナー戦法に過ぎないのではないか?そう思った方も少なくないでしょう。それでは、初手▲7六歩から三間飛車を目指す場合と何が違うのでしょうか。 著者の出口若武五段は「初手▲7八飛は後手の相振り飛車と右四間飛車を最大限に警戒した一着」と評価します。角道を保留するので従来のノーマル三間飛車に比べて安全に駒組みができ、また速攻にも対応しやすくなっています。また、攻撃力もあるので、実は振り飛車の優秀な作戦なのです。 ▲7八飛戦法への後手の対策はいくつかありますが、本書では居飛車で8筋を伸ばして真っ向から咎めにいく指し方を中心に解説しています。中には最終盤まで研究するような変化もあります。 「三間飛車は人生で最も指した」と語る出口五段。その研究のすべてが1冊に詰め込まれています。 新たな将棋の可能性を広げた▲7八飛戦法の攻防をお楽しみ下さい。 |
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マイナビ将棋BOOKS 捌く振り飛車!三間飛車穴熊のすべて |
小倉久史 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7772-6 2021年11月 \1,694(10%税込) 240p/19cm |
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序章 三間飛車穴熊の概要 第1章 相穴熊 第2章 三間飛車穴熊対左美濃 第3章 三間飛車穴熊対急戦 第4章 相振り三間飛車穴熊 ◆内容紹介 「これまでに三間飛車穴熊で指した将棋の全てを書きました。」著者の小倉七段は本文の中でそう語っています。 対抗形は居飛車が有利とも言われますが、特定の局面での経験値や研究量では振り飛車も負けません。本書では三間飛車穴熊で勝つエッセンスが詰め込まれています。 相穴熊はもちろん、急戦や相振り飛車の戦い方も解説しています。繊細な駒運びから豪快に捌くのが三間飛車穴熊の魅力!本書を読んで振り飛車穴熊を楽しみましょう! |
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マイナビ将棋BOOKS 対三間飛車 一直線銀冠 |
池永天志 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7607-1 2021年5月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4〜5枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ: 上級〜有段者向き |
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・【コラム】(1)大事なもの (2)質問コーナー
〜あるインタビューにて〜 (3)仕事と趣味の境界線 |
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△三間飛車vs▲銀冠作戦の戦術書。 対抗形で居飛車の銀冠は、以前は対振り飛車穴熊での銀冠か、、天守閣美濃から組み替えての銀冠くらいだった。特に、対三間飛車では居飛穴が主流の作戦だったが、トマホークなど対居飛穴の攻撃的作戦が増えてきており、居飛穴に組みにくくなってきた。 しかし、2000年代に3手目▲7五歩の石田流が流行し、居飛車の銀冠が対策として注目されるようになり、他の振り飛車に対しても居飛車の銀冠が採用されるようになってきている。 居飛車が銀冠に囲う場合は、まず▲8八玉型左美濃に組んでから、高美濃〜銀冠と組み替えていくのが一般的であるが、相手も同じような陣形になると打開が難しくなることもあった。 本書は、△三間飛車に対して▲居飛車が銀冠に囲うことを序盤から意識した作戦を解説する本である。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021Jun02) |
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マイナビ将棋BOOKS 攻める振り飛車 三間飛車トマホーク |
石川優太 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7626-2 2021年4月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B+ 有段者向き |
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・【コラム】(1)三間飛車が楽しい (2)将棋以外のこと |
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▲三間飛車・トマホーク戦法の戦術書。 「トマホーク」は、自分が三間飛車で、相手が5筋の歩を突くのを省略して一直線に居飛穴を目指したとき(5筋不突き居飛穴)に、「玉頭銀+端桂+角のニラミ」のコンビネーションで居飛穴玉を直接狙っていく作戦。このトマホークの出現により、居飛車側はかつて強いカードだった「△5筋不突き居飛穴」が使えなくなり、相対的に三間飛車の価値が高まって、プロでの採用数が復活している。 考案者をハッキリさせるのは難しいが、トマホークを世に知らしめたのはアマチュアのタップダイス氏であり、電子書籍も多数出版している。その後、プロが著者のいくつかの棋書にも部分的に解説されてきたが、本書は「プロが書いた、トマホーク専門書」としては、初めての本となる。 本書は3つの章に分かれているが、どの章も〔右図〕が基本図となっている。トマホークが先手番で、▲4八玉+▲3八銀型に限定されている。左銀や右桂を使うタイミングは章によって少し異なっている。 (※トマホークを扱う本では、「玉頭銀+端桂+角のニラミで居飛穴玉を攻める」という思想は共通だが、トマホークが後手番だったり、トマホーク側の金銀の配置が異なったりする。詰むや詰まざるやの展開や、右銀を応援に繰り出す展開では、違いが顕著に出てくるので、注意してください。) 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021May08) |
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マイナビ将棋BOOKS 1手ずつ解説する三間飛車 |
西川和宏 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7559-3 2021年4月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★☆ 〜★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B+(量)B+ レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜向き |
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・【コラム】棋士の1週間と勉強法 |
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▲ノーマル三間飛車と▲石田流の戦術書。 現在、三間飛車はプロでも多く指されるようになっており、注目の戦型の一つ。左銀の自由度が四間飛車よりも高く、角頭を狙う急戦に対してやや強い。かつては対居飛車穴熊に分が悪く、スペシャリストだけが指す戦型だったが、トマホークや三間飛車藤井システムの出現により、五分以上の戦いができるようになっている。 捌いて勝ったときの爽快感が魅力の三間飛車だが、四間飛車に比べると少し序盤の難易度が高い印象があり、よく分からないという人が多いかもしれない。 本書は、これから三間飛車を指したい人や、いま三間飛車を指しているが考え方がよく分からない人向けに、1手ずつ解説しながら、三間飛車の考え方や振り飛車感覚を修得するための本である。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021Apri30) |
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あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車D ノーマル三間飛車vs.5筋不突き穴熊 端桂作戦【発展編】 |
しめりけ 餅月あんず/イラスト (電子書籍) ISBN:- 2020年12月 \500(10%税込) 156p/約52MB |
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◆内容紹介 本書は、5筋不突き穴熊に対するノーマル三間飛車の戦術書です。前巻の基本編では、居飛車が比較的素直に穴熊を目指す順を紹介しました。本書では、居飛車が穴熊に組む途中で工夫してくる順を100問の次の1手形式で掘り下げていきます。よく知られている定跡だけでなく、アマチュアによる研究手順の解説を含みますのでご了承下さい。 ノーマル三間飛車は居飛車穴熊に苦戦していた戦法でしたが、5筋不突き穴熊に端に桂を跳ねて積極的に仕掛けるトマホーク戦法の登場により状況が一変しました。本書は、トマホークよりも早くに桂を跳ねた形を生かして、より積極的に穴熊を攻略していきます。 また、序盤の駒組みはあぴまる流将棋定跡シリーズ@〜Cと共通です。居飛車が急戦を選んだ場合に、前著で見てきた形に合流できるのもポイントです。 |
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マイナビ将棋BOOKS プロの実戦に学ぶ 三間飛車VS左美濃 |
小倉久史 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7370-4 2020年6月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介 |
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あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車C ノーマル三間飛車vs.5筋不突き穴熊 端桂作戦/基本編 (電子書籍) |
しめりけ (電子書籍) ISBN:- 2020年3月 \500(10%税込) 89p/約17MB |
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・基本図(▲2五桂)まで ・@▲2五桂に△4二角 ・A▲2五桂に△4四角 ・B▲2五桂に△2四角 ◆内容紹介 本書は、5筋不突き穴熊に対するノーマル三間飛車の戦術書です。75問の次の1手形式で、穴熊攻略の基本を紹介します。よく知られている定跡だけでなく、アマチュアによる研究手順の解説を含みますのでご了承下さい。 ノーマル三間飛車は居飛車穴熊に苦戦していた戦法でしたが、5筋不突き穴熊に端に桂を跳ねて積極的に仕掛けるトマホーク戦法の登場により状況が一変しました。本書は、トマホークよりも早くに桂を跳ねていくことで、より積極的な穴熊攻略を解説します。 本書では、端攻めによる穴熊攻略を基本方針としています。端だけで攻めきれない時に外で手を作るという考え方に一貫していますので、トマホークよりも方針が立てやすいと思います。 また、序盤の駒組みはあぴまる流将棋定跡シリーズ@〜Bと共通です。居飛車が急戦を選んだ場合に、前著で見てきた形に合流できるのもポイントです。 推奨棋力:中級〜有段 ページ数:89P ※本書は固定レイアウト型の書籍です。 ※ご購入の前に、必ずサンプルで画面表示の確認を行って下さい |
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マイナビ将棋BOOKS さわやか流疾風三間飛車 |
杉本和陽 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6932-5 2019年6月 \1,663(8%税込) 256p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4〜6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 有段向き |
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・【コラム】(1)三間飛車の師匠 (2)ハマ公望と蒲田将棋クラブ (3)いままでとこれから |
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▲三間飛車の戦術書。 三間飛車に有力とされてきた5筋不突き居飛穴が、トマホークの脅威によって激減し、選択しにくくなった。それに伴い、三間飛車側はもともとの「急戦に対して強い」という特性を生かして、さまざまなバリエーションの作戦を採れるようになってきた。 さらに、三間飛車が有力視されるにしたがって、従来スルーされていた「初手▲7八飛戦法」がトップ棋士も含めた多くの振り飛車党に採用されるようになるなど、いま、三間飛車は非常にアツい戦型になっている。 本書では、▲三間飛車について、現在ホットな3つの作戦を解説していく。 ・△5四歩型(5筋を突いた)居飛穴に対して、玉頭銀と石田流を絡ませた「左銀速攻」 ・△5筋不突き居飛穴に対して、角のライン+玉頭銀+端桂で攻める「トマホーク」 ・エルモ囲いと従来型急戦をミックスした「エルモ囲い急戦」に対する▲三間飛車側の対策 対居飛穴では、十分に囲われる前に素早く動いて(「疾風三間飛車」の由縁)、攻め合い勝ちを目指す。対エルモ囲いは、現段階での研究を披露する。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2019Jun30) |
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あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車B ノーマル三間飛車vs.斜め棒銀 船囲い&elmo囲いの斜め棒銀を完全攻略! |
しめりけ 餅月あんず/イラスト (電子書籍) ISBN:- 2019年5月 \500(10%税込) 134p/約37MB |
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◆内容紹介 |
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マイナビ将棋BOOKS 振り飛車の新機軸! 初手▲7八飛戦法 |
門倉啓太 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6822-9 2019年3月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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初手▲7八飛戦法の戦術書。 「2手目△3二飛戦法」というものがある。初手から▲7六歩に△3二飛!と振る作戦で、「2手目にまだ未採掘の原石があった」「後手番でも石田流ができる」ということで流行した。2008年に単行本化している。(『2手目の革新 3二飛戦法』) 当時、私は「もしかして…これって先手番でもやれるのでは?」と、初手▲7八飛戦法をしばらく指してみたが、いくつかの変化が解決できず、やめようと思っていたところ、門倉啓太四段が初手▲7八飛を指している実戦譜を週刊将棋で目にした。その将棋は、私の課題局面を解決していなかったが、「プロが指すなら成立しているのだろう」と思った。(が、序盤の課題局面と、持久戦時の作戦が上手く行かずに、しばらく指すのをやめていた) それが、近年になってトップ棋士が初手▲7八飛を採用するのが見られるようになり(直近だと2019/2/24〜25の王将戦第4局・▲久保△渡辺明、2019/3/6の王座戦・▲藤井猛△松尾、同日の王座戦・▲鈴木△郷田など)、注目が集まっている。トマホークや三間飛車藤井システムなどにより、三間飛車全体の価値が高まったことも背景にあるだろう。 初手▲7八飛戦法は、展開によっては石田流やノーマル三間飛車系を選択できて、さらに3手目▲7五歩やノーマル三間飛車にはない利点がある一方、序盤で乗り越えなければならない壁もいくつかある。本書は、そういった他の作戦とは異なる部分を重点的に解説した本となる。 本書の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2019Apr06) |
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あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車A ノーマル三間飛車vs.▲4五歩急戦 |
しめりけ 餅月あんず/イラスト (電子書籍) ISBN:- 2019年3月 \500(10%税込) 150p/約40MB |
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◆内容紹介 |
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マイナビ将棋BOOKS 必勝 三間飛車破り |
畠山鎮 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6813-7 2019年1月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B+ レイアウト:A 解説:B+ 読みやすさ:B+ 上級〜有段向き |
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・【コラム】(1)棋士の日常 (2)イベント事情 (3)遠征 |
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ノーマル三間飛車への対策を解説した戦術書。 長らく三間飛車を苦しめていた5筋不突きの一目散穴熊がトマホークの登場によって苦しくなり、さらに三間飛車藤井システムの登場によって、いまノーマル三間飛車が復権している。今度は居飛車側が対策を考える番である。 本書は、ノーマル三間飛車の様々な作戦に対して、居飛穴か、または急戦で対抗する作戦を解説した本となる。従来から指されていた作戦に加え、この1〜2年で登場した新作戦も交えて解説していく。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2019Feb10) |
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マイナビ将棋BOOKS 攻めて勝つ!三間飛車の心得 |
小倉久史 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6800-7 2018年12月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
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◆内容紹介 |
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ノーマル三間飛車の指しこなし方を解説した本。 本書で扱うのは、主に「角道を止める三間飛車」。序盤・中盤・終盤と3つに分けて、ノーマル三間飛車ならではの手筋や考え方など、心得(格言風)を解説していく。特に、三間飛車での居飛車作戦として出現度が高く、強敵の居飛穴をテーマとした局面をかなり多く扱っている。 各章の内容を抜粋しながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2018Dec23) |
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あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車@ ノーマル三間飛車 vs. 居飛車早仕掛け |
しめりけ 餅月あんず/イラスト (電子書籍) ISBN:- 2018年10月 \500(10%税込) 128p/約29MB |
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◆内容紹介 本書は、居飛車早仕掛けに対するノーマル三間飛車の戦術書です。73問の次の一手と、12局の参考棋譜で早仕掛けに対する捌きが身につきます。 ノーマル三間飛車の早仕掛け対策はコーヤン流と呼ばれる指し方が有名ですが決して楽ができる戦い方ではありません。 本書では、コーヤン流の指し方を簡単に紹介した後、その他の有力な指し方について解説します。3種類の早仕掛け対策を盛り込んでいるので、自分にあった戦い方を選ぶことができます。 ※本書は固定レイアウト型の書籍です。 ※ご購入の前に、必ずサンプルで画面表示の確認を行って下さい。 |
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マイナビ将棋BOOKS 緩急自在の新戦法! 三間飛車藤井システム |
佐藤和俊 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6650-8 2018年9月 \1,814(8%税込) 296p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 〜★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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・【コラム】(1)誕生の理由は後手番過多? (2)藤井システムよもやま話 (3)穴熊は消える? (4)いまだ発展途上 |
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△三間飛車・藤井システムの戦術書。 藤井システムと言えば、元々は四間飛車である。居飛穴や左美濃に対して玉頭から強襲し、急戦に対しても美濃囲いに入城して過去の知見を活かして戦えるということで、1996年〜2004年頃に大ブームを巻き起こした戦法である。ただし、藤井システムに対しても、居飛穴に組める手順が発見されたり、急戦を見せての持久戦などが大変となり、2018年現在はプロの実戦にはたまに現れる程度になっている。 一方、藤井システムの三間飛車バージョンも比較的早くから試されていたが、ほとんど注目はされていなかった。ノーマル振飛車全般が苦しいとされている中で、著者の佐藤和が最近採用して、2017年度のNHK杯で準優勝を収め、にわかに注目が高まっている。 本書は、△三間飛車藤井システムの指し方について、四間バージョンとの違いに留意しながら解説した本である。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。なお、実戦編の4局もチャートに組み込んでみた。……レビューの続きを読む(2018Sep16) |
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マイナビ将棋BOOKS 振飛車最前線 石田流VS△1四歩型 |
村田顕弘 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6712-3 2018年8月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 有段向き |
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・【巻末参考棋譜】村田の実戦=5局 |
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3手目▲7五歩に対する4手目△1四歩を解説した本。 4手目△1四歩(「端歩作戦」)は、▲石田流の対抗策として、現在主流になっている。プロでは2006年11月に▲久保△山アで指されたのが初めてとのこと。一見、どういう意味なのかが分かりにくい手だが、深謀遠慮の狙いを秘めている。 本書は、4手目△1四歩の様々なパターンを比較しながら、それぞれの形の損得を先後公平な立場で検討した本である。 各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2018Aug15) |
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平成最後の石田流破り
〜完全制圧作戦〜 |
よっしー つる/編集 (電子書籍) ISBN:- 2018年7月 \336(10%税込) p/約36MB |
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1章 ▲7八飛型角交換乱戦 2章 右四間飛車戦法 3章 早石田への△8六歩速攻 ◆内容紹介 石田流に苦しめられている方は多いのではないでしょうか?振り飛車から暴れられて対応に間違えることや、研究手に持ち込まれて残念な負け方をすることも少なくはないでしょう。 本書を手に取った皆さん!!大丈夫です!!安心してください!! 本書では、4手目△4二玉から始まる石田流対策のユニーク定跡を解説しています。角交換の乱戦、右四間飛車、△8六歩急戦の3種類のユニークで有力な指し方を詳しく解説しています。是非マスターして勝率アップに繋げて頂ければと思います。 まえがきより。 対石田流用にユニーク作戦を3つ集めました。4手目△4二玉に対する先手の有力な指し方は▲7八飛の乱戦、▲6六歩の持久戦、▲6八飛の途中下車が考えられます。それぞれに対して非常に勝ちやすい指し方を紹介しています!105問の問題形式で、棋譜を追いながら定跡を覚える構成になっています。 対象棋力は〜二段程度です。どうぞお楽しみください。 |
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対三間飛車新定跡 定跡の100倍勝ちやすい!! 対三間飛車の新型急戦。 三間飛車党をぶっ飛ばそう!! |
つる (電子書籍) ISBN:- 2018年7月 \333(10%税込) p/32MB |
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P003 狙い筋説明 P021 △4三銀→△2二飛 P062 △4三銀→△4二飛 P114 新急戦対△5三銀型 P151 新急戦対△4三銀型 P183 新急戦対△4二銀型 ◆内容紹介 「三間飛車には穴熊が有効」 これはかなり昔から言われていることです。正しく組めるならかなり有効と思います。しかし、三間飛車側は対穴熊は血眼になって研究していることでしょう。つまり、こちらが穴熊を狙うと相手の研究に嵌ってしまう可能性が少なからずあるということです。 「勝ちやすさ=堅さ」の時代から、「勝ちやすさ=研究局面への誘導」の時代へと移り変わる今、本書では出現しやすい形での珍しいタイプの急戦を徹底的に研究しました。超急戦もあれば、持久戦模様に展開する変化もあり、かなり幅広い展開に対応が可能です! 100問の問題形式で新定跡を解説しています。ご自分の読みと、本書で解説している手順を比較しながらお楽しみいただければと思います。 まえがきより。 まえがきにもあるとおりに、徹底的に勝ちやすさにこだわった本です。著者がネット将棋で指したイメージはかなり勝ちやすいです。やはり、調べた局面への実現率の高さがそのまま勝率につながっているイメージです。相手の研究におびえながらの穴熊はもう指さなくてもいいでしょう。是非とも、この新急戦で三間飛車戦を好きになって頂ければと思います。 |
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マイナビ将棋BOOKS 三間飛車新時代 |
小倉久史 山本博志 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6273-9 2017年10月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
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第1章 先手4六銀型石田流 第2章 急戦向かい飛車 第3章 三間飛車穴熊 第4章 後手5筋不突き穴熊対先手トマホーク戦法 第5章 後手5四歩型対先手5六銀揺さぶり 第6章 流行の後手3一玉型左美濃 第7章 自戦記 第8章 次の一手 ◆内容紹介 本書はアマチュアにファンの多いノーマル三間飛車について、スペシャリストの小倉久史七段と弟子の山本博志三段が解説した戦術書です。 ▲4六銀型石田流、トマホーク、三間飛車穴熊など最新形を網羅したファン必見の一冊です。 |
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マイナビ将棋BOOKS これだけで勝てる 石田流のコツ |
大平武洋 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6298-2 2017年5月 \1,663 224p/19cm |
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第1章 石田流三つのコツ 第2章 石田流に組むまで 第3章 対急戦編 第4章 対左美濃編 第5章 対居飛車穴熊編 第6章 覚えたい局面 ◆内容紹介 本書は各戦法で勝つために必要な定跡や考え方を伝授する「これだけで勝てるシリーズ」の石田流編です。 振り飛車の中でも最も攻撃力の高いのが石田流。玉の囲いは最小限にして、さばきが生命線となります。ただ、組み上がりまでの手順に変化が多いのでそこはしっかりと押さえておかなければなりません。 本書第1章で解説されている石田流の3つのコツは以下の通り。 (1)組み上がるまで油断しない (2)低い形で戦う (3)▲7七桂と▲7七角を使い分ける これらのコツを念頭に置きながら具体的な指し方を第2章以降で学んでいきます。 第2章「石田流に組むまで」で駒組みを覚えた後、対急戦、対左美濃、対居飛車穴熊と一通りの居飛車の形に応じた指し方を解説しています。 振り飛車を指したくて、しかも攻めたい。という方にぴったりの戦法です。ぜひ本書で指し方のコツを身につけて、実戦で試してください。 |
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トマホーク解体新書 |
タップダイス 信玄m@ster ISBN: 2017年3月 \780 472p/約130MB |
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◆内容紹介 |
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マイナビ将棋BOOKS これだけで勝てる 三間飛車のコツ |
大平武洋 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6227-2 2017年2月 \1,663 224p/19cm |
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第1章 三間飛車三つのコツ 第2章 三間飛車のコツ 急戦対策 第3章 三間飛車のコツ 居飛車穴熊対策 第4章 三間飛車のコツ 左美濃対策 第5章 囲い別攻め筋 第6章 実戦で出やすい形 ・【コラム】(1)三間飛車との出会い (2)棋士の感覚 (3)真部流のいい話 (4)賞金獲得 (5)お酒の失敗 (6)秒読み ◆内容紹介 将棋の各戦法を指す上で必ず知っておきたい知識をやさしく丁寧に解説する「これだけで勝てる」シリーズ。第3弾となる本書は三間飛車編です。 三間飛車はプロではスペシャリストのみが指すイメージがありますが、その攻撃力の高さと、さばいたときの爽快感から、アマチュアには根強いファンがたくさんいる戦法。そういう事情もあって、求める声が多かった割に、なかなか本格的な戦術書がありませんでした。 そこで今回、三間飛車の基礎からしっかり学べる戦術書ということで、大平六段が書いてくださいました。 第1章の三間飛車の三つのコツから始まり、急戦対策、居飛車穴熊対策、左美濃対策と、この一冊で三間飛車の指し方が全て分かるようになっています。 本書で三間飛車で勝つために必要な知識と感覚を身につけてください。 |
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三間飛車VS超急戦 速攻▲4五歩&超急戦ガイド [Kindle版] |
タップダイス (Kindle版) ISBN: 2017年1月 \300 64,214KB |
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◆内容紹介 |
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マイナビ将棋BOOKS 石田流を破るための9つの鉄則と15の技術 |
村田智弘 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-5873-2 2016年3月 \1,663 224p/19cm |
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・【コラム】(1)得意戦法 (2)研修会 (3)実戦 (4)対局後 (5)淡路一門 |
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マイナビ将棋BOOKS わかる!勝てる!! 石田流 |
宮本広志 マイナビ ISBN:978-4-8399-5657-8 2015年7月 \1,663 224p/19cm |
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・【コラム】(1)三段リーグ (2)詰め研 |
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トマホーク最新研究 [Kindle版] |
タップダイス TOKIDA ISBN: 2015年1月 \880 400p/約116MB |
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※本書は、『アブノーマル三間飛車』(2014年7月出版)、『続アブノーマル三間飛車』(2014年10月出版)を1冊にまとめたものです。
◆内容紹介 ノーマル三間飛車対5筋不突穴熊戦で、通称トマホークと呼称される作戦の解説に絞った研究書!! トマホークは、登場から10年以上の歳月を経てなお、アマチュア間で指されている作戦です。 詳細に記された書物は存在しない為、疑問を抱かれている方も多いことでしょう。 本書では、体系化された手順・変化・思想の説明に加え、可能性にも言及しており、マニア向けの構成となっています。 不利とされる常識に一石を投じた信玄m@ster考案△5一玉の世界…逆袖飛車と形容される△7二飛… 最前線の研究課題とは何か。 タップダイスが研究過程を述べつつ、基本から最新形まで簡潔に説明しています。 5筋不突穴熊を殴りたいノーマル三間飛車党の方に読んでほしい一冊です。 推奨棋力:中・上級、有段/局面図数:1200/文字数:115000 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 ※局面図はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします。 【著者】タップダイス 将棋倶楽部24四段の三間飛車党。 |
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続アブノーマル三間飛車 [Kindle版] |
タップダイス TOKIDA ISBN: 2014年10月 \250 108p/32,718KB |
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・【コラム】(1)Kindleストア将棋ベストセラー3位 (2)▲9八玉型の考察 (3)アマの棋書が電子書籍になる
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アブノーマル三間飛車 [Kindle版] |
タップダイス/著 信玄m@ster/編集 ISBN: 2014年7月 \780 299p/87,748KB |
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◆内容紹介 |
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マイナビ将棋BOOKS 石田流破り 左美濃 徹底ガイド |
八代弥 マイナビ ISBN:978-4-8399-5059-0 2014年2月 \1,575(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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▲石田流vs△左美濃の解説書。 石田流は、現代振飛車党の先手番のエースである。▲中飛車や▲角道オープン四間飛車などが台頭してきているものの、石田流が大きな武器になっていることは間違いない。 一方で、後手の石田流対策は両手で数え切れないほどあるが、序盤で△8五歩と伸ばしていく形は減少傾向にある。さまざまな急戦早石田や、角交換での升田式石田流などがあるし、棒金などの居飛車急戦も効果が薄れているため、早く△8五歩と伸ばす価値がないという認識だ。 早い攻めがないなら、居飛車は玉を固めたいが、居飛車穴熊には組みにくい。その中で、比較的安全に堅く組めて、ある程度の攻撃力もある左美濃作戦が注目を集めている。 本書は、そのような▲石田流vs△左美濃の戦いを詳しく解説した本である。 書名は「石田流破り」となっているが、視点はほぼ公平。石田流側が有利になる変化も多く解説されており、「一方に肩入れした必勝作戦」というわけではない。 各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2014Jul10) |
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最強将棋21 石田流の基本 【早石田と角交換型】 |
戸辺誠 浅川書房 ISBN:978-4-86137-037-3 2012年11月 \1,470(5%税込) 240p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4〜5枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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プロローグ 第1章 ▲8六歩からの速攻 第2章 ▲7四歩からのさばき 第3章 待機策の8四飛型 第4章 根強い人気の右四間飛車 第5章 石田流外しの角交換 ◆内容紹介 「乱戦にしない」が合言葉の石田流定跡書、第2弾!アマチュアに人気の升田式石田流が登場。今度のテーマは「角交換」です。 前巻【本組みと7七角型】では、角道を止めてのじっくりした戦いを取り上げました。では、角道を止める前に居飛車が飛車先を伸ばしてきたら、どうすればいいのか?本書【早石田と角交換型】では、また違ったタイプの戦いについて解説していきます。「しっかり玉を囲ってから攻める」というコンセプトを引き継ぎ、石田流の入門者に親切な内容に仕上がりました。 早石田は互いに角を手持ちにするタイプの石田流。石田流に興味のある将棋ファンには、「升田式石田流」とも呼ばれる早石田の駒組みを知っている方も多いでしょう。そして、陣形を組み上げたはいいものの、どこから動いていいかわからず戸惑うことも意外と多いのではないかと思います。早石田は歩の上で駒が動くことが多いので、歩をぶつけていくようなわかりやすさがないのです。けれど心配は御無用。本書ではそうした早石田独特の手作りのコツを、駒組みのポイントとともに学んでいけます。タネがわかれば手自体は難しくありません。「こんな攻めがあったのか!」という快い驚きが待っているはずです。 居飛車はいろいろな形で攻めを待ち受けますが、そのいずれにも対応できる指し方を紹介しました。このメインテーマのほか、右四間飛車と「石田流外し」の角交換作戦、この2つへの対策を収録。 アマチュアに人気の右四間飛車は、受け方を知っているかいないかで大きな差がつきます。特に本書で紹介した指し方は決定版ともいえる内容ですので、これを覚えれば右四間はまったく怖くなくなるでしょう。 石田流外しの角交換は、プロでも用いられている注目の対策。本筋の指し方はもちろん、「いかに指し慣れた形にもっていくか」ということについても力を注いで解説してあります。 前巻と本書を読めば、あなたの石田流に死角はなくなります。実戦で自信を持って、安心して指せる石田流を身につけましょう。 |
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石田流の解説書。『石田流の基本
【本組みと7七角型】』(戸辺誠,浅川書房,2012.02)の続編。 3手目▲7五歩からの石田流は、無事に角道を止めて▲7六飛型に組めれば、本組みや▲7七角型から高い攻撃力を得られた。それが前著で解説された形。ただし、石田流には角道を止めることができない形がある。 一つは、居飛車が△8四歩〜△8五歩と連続して飛先を伸ばしてくる場合。角道を止めると8筋が受からないので、飛先を受けるには、角道を止めずに飛を浮くしかない。後手も、次に▲6六歩と角道を止められると、飛先を突っ張った意味がなくなるので、必然的に角交換になる。(なお、先手が望めば、序盤から大乱戦になる型がいくつもあるが、本書では扱わない) もう一つは、後手からあっさり角交換し、石田流そのものを拒否してしまう場合。以前は「後手で手損はひどい」とまったく顧みられなかったが、対ゴキゲン中飛車の丸山ワクチンの影響もあってか、最近は有力な石田流対策と見られている。 この2つに加えて、石田流側が主導権をとりにくい△右四間飛車という作戦もある。 本書は、3手目▲7五歩からの石田流において、本組にならないorなりにくい展開である升田式石田流、対右四間飛車、4手目角交換(6手目もある)を解説した本である。 各章の内容を、チャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2012Dec06) |
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早分かり
石田流定跡ガイド |
所司和晴 渡辺明/監修 マイナビ ISBN:978-4-8399-4186-4 2012年5月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
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第1章 △8五歩早突き型 第2章 △4二玉早上がり型 第3章 △6二銀型 第4章 端歩突き越し型 第5章 △3五歩型相振り飛車 第6章 △5四歩型相振り飛車 第7章 △4四歩型相振り飛車 ◆内容紹介 渡辺明竜王推薦!定跡伝道師・所司和晴七段が贈る早分かりシリーズ第2弾! 『早分かり 中飛車定跡ガイド』に続く、所司和晴七段による定跡ガイドです。今回はプロ、アマ問わず大流行中の「石田流」戦法について、石田流側、対石田流側の両方の立場から中立に解説しています。見開きでひとつのテーマが完結するため分かりやすく、また参考図にはすべて形勢判断が入っているので、解説を読まなくても、局面を見るだけで形勢がひと目で分かるようになっています。 これから石田流を得意戦法にしたい方も、いつも石田流の対策に悩まされている方も、一冊で定跡を覚えられるファン必読の内容です。 |
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石田流の定跡書。 石田流は、江戸時代からある戦法であるが、約40年前に「升田式石田流」で一つのピークがあった。ブームが去ったあとは、一部の棋士が細々と指していたが、約10年前に「鈴木流早石田」が発見されてからは新手の宝庫となり、大きく発展している。 本書の前バージョンである『石田流道場』(所司和晴,MYCOM,2004)から8年近くが経過して、最前線で戦われている形も大きく変わった。大きな傾向としては、次のようなものがある。 ・序盤10手以内の新手が次々と現れた ・持久戦での▲7七角が新しい捌きの形として現れた ・後手が△8五歩型でなくても升田式石田流(角交換)を目指す指し方が現れた ・後手の対策として、相振飛車が大きな存在感を見せるようになった ・相振りを意識した序盤(4手目△1四歩)も出てきた 各章の内容を、チャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2012Jun30) |
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最強将棋21 石田流の基本 【本組みと7七角型】 |
戸辺誠 浅川書房 ISBN:978-4-86137-034-2 2012年2月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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プロローグ 第1章 石田流VS急戦 第2章 石田流VS左美濃・銀冠 第3章 石田流VS居飛車穴熊 コラム ◆内容紹介 将棋ファンのみなさんが「こんな戦法なら自分でも指してみたい」と思うような石田流はどんな石田流なのでしょう?そのように考えてみたら、「玉をしっかり囲ってから攻める」という《将棋の基本》に忠実な石田流の本ができあがりました。相手からの乱戦は未然に防ぎ、自分からも乱戦にしない、そんな石田流です。 石田流の駒組みとして、江戸時代から指されている「本組み」に加え、ここ数年大ブレイクしている「7七角型」の2種類を紹介します。新旧2タイプということになりますが、いずれも現代的センスをふんだんに取り入れた駒組み・さばき・指しまわしですので、多くの場面で、これまでの常識をくつがえすことになります。 居飛車の作戦は棒金や二枚銀などの急戦から、左美濃や銀冠、穴熊といった持久戦までさまざまありますが、本書はそのすべてに対応しています。石田流入門としても、自分の石田流をもう一度見直したい方にとっても、すこぶる役に立つ内容のはずです。 本書が目指したのは「将棋ファンのための石田流」です。プロにしか指しこなせないような超高度な石田流ではありません。 |
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石田流の解説書。 「石田流は攻めの理想形」──皆さんも、このように書かれた本を目にしたことがあるだろう。〔右図〕の左辺が「石田流本組み」と呼ばれる駒組みの典型的な配置である。 わたしも級位者時代に、石田流に特別な思いがあった一人だ。7六飛という、居飛車ともノーマル振飛車とも違う、特異な配置に憧れた。父には「飛が一歩も動けない」などと揶揄されたが、わたしは石田流の優秀さを信じて疑わなかったし、この形にできただけで満足していたりもした。 ただ、いざこの形になってみると、この後どのように指せばよいかわからなかった。いろいろな棋書を探してみたが、仕掛け方が載っている本はなかなか見つからない。当時は石田流が流行っていなかった(ヒネリ飛車は流行っていたが)ので棋書も少なく、そもそも「こんな理想形には組ませない」という時代だった。 本書は、石田流の駒組みのプロセスと、組んでからの仕掛け方を詳しく解説した本である。こんな本を待っていた、ありそうでなかった本である。……レビューの続きを読む(2012May15) |
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マイナビ将棋BOOKS よくわかる石田流 |
ア一生 マイナビ ISBN:978-4-8399-4136-9 2012年1月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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▲石田流の定跡書。 石田流が再流行し始めてからすでに数年が経つ。新手や新手筋も次々と登場し、棋書も非常に活況だ。ただ、新しいことが多すぎて、石田流党でもついていけなくなっている人も多いかと思う。 本書は、石田流の最新の状況を、なるべく分かりやすくまとめた本である。 各章の内容を、チャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2012May19) |
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KUBO'S ISHIDARYU 久保の石田流 |
久保利明 日本将棋連盟/発行 毎日コミュニケーションズ/販売 ISBN:978-4-8399-3725-6 2011年3月 \1,575(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 〜★★★★ 図面:見開き4〜5枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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石田流の定跡書。「将棋世界」に連載された「最強久保振り飛車
さばきのエッセンス」を加筆修正してまとめたもの。 石田流は江戸時代からある戦法で、それを1970年前後に升田幸三が連採してブームになった。その後、下火の期間がかなり長くあったが、2004年ごろに鈴木大介が序盤の新手を出して復活。それ以降、序盤の新手が次々と現れ、「先手なら石田流、後手ならゴキゲン中飛車」という振飛車党が激増している。 ただし、石田流は序盤から様々な乱戦の変化があったり、持久戦のときは上手く機を窺わないと仕掛けが難しくなることがあったり、意外と玄人向きの戦法でもある。 本書は、そういった石田流の全体の概要と、最新の課題をまとめた本である。 「佐藤康光の将棋シリーズ」と装丁が似ているが、構成は「プロ最前線シリーズ」に近い。全編が概説的にできあがっており、最後に簡単な実戦解説が添えられている。 各章の内容について、チャートと図面を交えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2011Apr08) |
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将棋最強ブックス 最新版 勝てる石田流 |
鈴木大介 創元社 ISBN:978-4-422-75133-7 2011年1月 \1,365(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 〜★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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◆内容紹介 |
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▲石田流の定跡書。 「石田流は、角道を止めて石田流本組に組めれば面白く戦える戦法だが、4手目△8四歩〜△8五歩と飛先を伸ばされると升田式石田流(角交換型)にするしかなく、千日手になりやすくて、先手番としてはつまらない」──と思われていた時期がある。それが、7手目に▲7四歩と仕掛ける「鈴木式・新早石田」の開発により、石田流に新しい風が吹き込まれ、さらに続々と序盤の新手法が登場している。 その鈴木式を詳しくまとめたのが、前著『決定版 石田流新定跡』(鈴木大介,創元社,2005)だった。鈴木はこの作戦を引っさげて棋聖戦五番勝負に挑み、先手番の2局で鈴木式を採用。一時は優位を築いたが、佐藤の腕力の前に敗れた。 しかし鈴木式そのものが潰れたわけではなく、いまだ進化を続けている。また、旧来の升田式にも新手法が現れている。本書は、石田流の最前線の一部を詳しく解説した定跡書である。 各章の内容をチャートを交えながら見ていこう。……レビューの続きを読む(2011Feb04) |
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SATO Yasumitsu's SHOGI 佐藤康光の石田流破り |
佐藤康光 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3510-8 2010年4月 \1,575(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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・参考棋譜=8局 |
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石田流の解説書。基本的に居飛車視点。 ここ数年、石田流は振飛車党の先手番での主力戦法の一つになっている。久保利明・鈴木大介を筆頭に、戸辺誠など若手振飛車党のが石田流を使って活躍している。石田流の本も何冊か出版されたが、石田流側の視点に立った本ばかりだった。 本書は、居飛車側の視点に立って石田流を破ろうという、(今のところ)珍しい本である。ただし、大部分は▲石田流に関する内容ながら、よく使われる「便宜上先後逆」の表記は使っておらず、居飛車は後手のままで書かれている。 第1章は「▲石田流の歴史と概要」と「△石田流はなぜ指されないか」の2点。△石田流について、(1)△3・4・3戦法vs▲5六歩 (2)▲2五歩〜▲6八玉の2つの対策が書かれている。佐藤の結論としては「だから△石田流はダメだ」ということであるが、非常に微差のようだ。アマなら経験値の差が出る分だけ△石田流もいいかもしれない。 第2章と第3章はセットで、△飛車先突き越し型について。……レビューの続きを読む(2010Jun01) |
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マイコミ将棋BOOKS 鈴木大介の将棋 三間飛車編 |
鈴木大介 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3222-0 2009年4月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介 |
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振り飛車の真髄(2) 石田流の極意 〜先手番の最強戦法 |
鈴木大介 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-2182-2 2006年10月 \1,449(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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◆内容紹介 |
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▲石田流の定跡書。 鈴木は、2004年に創元社から『決定版 石田流新定跡』(以下『創元社本』)という、やはり▲石田流の本を出している。基本的には、本書と創元社本のスタンスは同じで、次のような感じ。 (1)△8四歩〜△8五歩なら、升田式石田流ではなく鈴木新手で戦え (2)そのほかの手なら、▲6六歩と止めて石田本組で十分 本書の方が創元社本よりも少しだけ級位者向けの解説になっている(さすがに「初級者向け」とは思えないが…。「初級者」の定義が違うのかもしれない)。そのため、プロ的な指し方よりも理解しやすい変化を選んでいたり、後手にややヌルい手を指させたりしている箇所があったりする。 各章ごとに、創元社本との違いを見ていこう。……レビューの続きを読む(2007Aug21) |
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スーパー将棋講座 決定版 石田流新定跡 |
鈴木大介 創元社 ISBN:4-422-75097-6 2005年1月 \1,260(5%税込) 222p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 上級〜向き |
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◆内容紹介(創元社HPより) |
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▲石田流の定跡書。 ▲石田流は、最近までは次のようなスタンスだった。 石田流本組に組めれば十分(※棒金という天敵はあるが) →たいていの場合は、▲6六歩と角道を止めて本組を目指せるが、 →しかし△8四歩〜△8五歩と連続して突かれると、▲6六歩とは指せない →∴石田流は素人向け戦法(約40年前) →升田式石田流の登場。角道を止めず、飛車先も受けずに駒組みを進める →先手面白い戦法だが、手詰まりになる可能性が高い。角交換しているので7八金が動けず、持ち歩がないので手造りしづらいのが原因 →∴プロではマイナーな戦法だった(2004年ごろまで) それが、鈴木新手が現れ、8筋を連続で突かれても、速攻で存分に戦えることが分かった。また棒金対策もできた。かくして、▲石田流はA級で何局も指されるほどの戦法になったのである。……レビューの続きを読む(2007Jul24) |
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東大将棋ブックス 石田流道場 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1640-3 2004年12月 \1,365(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き6枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:B 有段者向き |
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◆内容紹介(MYCOMホームページより) |
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▲石田流の定跡書。「東大将棋ブックスシリーズ」の最終巻。 本書はさまざまな石田流対策の中から、プロの実戦が多い4手目△6二銀、△4二玉、△8四歩を解説。第1章〜第3章は、先手が角道を止めずに突っ張った場合で、升田式石田流や乱戦になる変化を解説。第4章は、先手が角道を止めて石田流本組を作ったときの、代表的な戦いを解説している。 鈴木新手(第3章-第2節)については「若干無理気味」とある。が、この変化はさすがに1ヵ月後に本人が出した『決定版 石田流新定跡』の方が正しく局面を理解しているようだ。本書は、中盤の複雑な戦いの例に多くのページ数が割かれているが、序盤の重要な変化手順をスルーしている。 4手目△4二玉乱戦(第2章)も、他書(『島ノート』や『力戦!スーパー振り飛車』など)でかなり有力と見られている手を簡単にスルーしているのはちょっと期待はずれだった。例えば第2章・△4二玉型の急戦で、▲5八玉/▲6八金や、△3二銀/△3二金のどちらを選ぶかはなかなか難しいはず。ただ、△9二飛や△6四歩の対策は今まで見たことがなかったので参考になった。 一方、持久戦の解説は個人的にはまずまず満足。この通りに進むことはまずないだろうが、石田流の持久戦ならではの手筋が多く出てくるのがいい。 「ついに石田流の完全版ができたか!」と期待が大きすぎたせいか、「東大ブックスの割には物足りない…」というのが正直な感想。今までのシリーズのように辞書的に使うのではなく、参考資料のような感じ。ただ、石田流の中でも比較的メジャーな戦いについてはカバーされているので、一応及第点だと思う。(2007Jul28) |
東大将棋ブックス 三間飛車道場 第三巻 急戦 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1610-1 2004年10月 \1,365(5%税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介(MYCOMホームページより) |
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新・プロの将棋シリーズ(3) コーヤン流三間飛車 実戦編 |
中田功 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1587-3 2004年9月 \1,365(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:B+ 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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三間飛車の定跡と実戦を解説した本。『コーヤン流三間飛車の極意
急戦編』(2003.03)と『コーヤン流三間飛車の極意
持久戦編』(2003.04)の続編。 「実戦編」と銘打ってあるが、実際は定跡が五分、自戦解説が五分といったところ。定跡編は、『急戦編』と『持久戦編』を補完しており、特に『急戦編』で書けなかった変化に注力している。そういう意味では、「実戦編」という題は本書を正しく表しているといえない。 また、前述2冊は「プロの将棋シリーズ」だったが、本書は「新プロの将棋シリーズ」でシリーズ名が違い、そのため背表紙やカバーの印象も全く違うものになっていて、3冊並べると姉妹書であるという感じがしない。 この2つの理由から、先行の2冊は買った(または読んだ)が、本書はスルーしていた、という人もいるかと思う。しかし、前述のとおり、本書は先攻2冊の補完になっているので、三間飛車の定跡通なら必ず読んでおくべき本である。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2016Nov15) |
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東大将棋ブックス 三間飛車道場 第二巻 居飛穴vs4三銀 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1586-5 2004年8月 \1,365(5%税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介(MYCOMホームページより) |
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将棋必勝シリーズ 三間飛車戦法 軽快、豪快、一気に寄せ切る |
鈴木大介 創元社 ISBN:4-422-75090-9 2004年8月 \1,260(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] A |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介(創元社HPより) |
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先手三間飛車の定跡書。 三間飛車を指しこなす上で必要な「急戦対策」「持久戦対策」をセットにし、この一冊で▲三間飛車をマスターできるようになっている。「本筋を知らなかった場合によくありそうな失敗例(戦法が興る初期によく見られた形)」から始まり、「最善と思われる対策」へと向かっていく。この構成は個人的にはヒット。 また、鈴木の著書に多く見られる「格言的なキーワード」で分かりやすさが向上している。以下、いくつかのキーワードをメモ。 「“右辺は堅く、左辺は軽く”が三間飛車の必勝パターン」(26p、58p) 「左辺はスッキリ、右辺はドッシリ」(59p) 「左辺で成果を挙げたら、次は右辺の充実」(134p) 「▲6七金と▲5八飛はワンセット」(56p) 「“▲4六銀型に組んで▲5五歩〜▲6五歩”が、対持久戦共通の要諦」(162p) 「大胆にして細心であれ」(174p) 実は同じ創元社・著者の『相振り飛車の定跡』が個人的にイマイチだったので、本書にも大して期待はしていなかった(ゴメンナサイ)。しかし実際に読んでみたら、同じような対象棋力の『羽生の頭脳 (3)』よりも分かりやすく感じた。変化を網羅しているとまではいえないが、有段者の三間飛車入門としてはなかなか良くできていると思う。少し甘めだが、A進呈。 なお、三間飛車は先後の差が結構大きいので、△三間飛車については他書で補う必要あり。(2006Sep24) |
新・プロの将棋シリーズ(1) 加藤流最強三間飛車撃破 |
加藤一二三 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1540-7 2004年6月 \1,365(税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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・【コラム】十段戦の事など/巡礼旅行(1)/巡礼旅行(2) |
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三間飛車対居飛車急戦の定跡書。 加藤は対振飛車の急戦において、さまざまな仕掛けを創り出してきた。対三間飛車に対してもその功績は大きく、「三歩突き捨て」など数多くの定跡を残している。 本書は、対振飛車急戦の大家・加藤が対三間飛車の急戦を一冊にまとめたものである。……レビューの続きを読む(2010Jan17) |
東大将棋ブックス 三間飛車道場 第一巻 居飛穴vs5三銀 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1532-6 2004年6月 \1,365(税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介(MYCOMホームページより) |
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プロの将棋シリーズ(3) コーヤン流三間飛車の極意 持久戦編 |
中田功 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-0940-7 2003年4月 \1,300 222p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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▲三間飛車vs△持久戦の定跡書。 本書は“持久戦編”ということで、熱心な読者の興味は「『島ノート』(2002.12)で9pだけ紹介された“中田功XP”は解説されているのか?」というところにあると思う。 結論から言えば、「『島ノート』とまったく同一局面の解説はない」。『島ノート』のXPは△三間飛車なのだから、当然といえば当然だ。ただし、第3章はよく似た局面になっている。下図を見ていただきたい。……レビューの続きを読む(2003Aug02) |
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プロの将棋シリーズ2 コーヤン流三間飛車の極意 急戦編 |
中田功 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-0939-3 2003年3月 \1,300 224p/19cm |
[総合評価] B |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 読みやすさ:A 解説:A 中級〜有段向き |
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◆オビ(裏)より |
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復刻モノを除くと、ほんと〜〜〜うに久々に出た本格派の三間飛車定跡書。 後手三間飛車は急戦に弱いというのが定説だった。また、居飛車穴熊や左美濃に対しては四間飛車藤井システムのような急戦策がなく、そのため三間飛車党はずっと少数派だった。そんな中でずっと三間飛車にこだわった中田功がついに日の目を浴びた感じである。『後手番で急戦を受けきるコーヤン流の三間飛車』が本書のキャッチコピーだ。 本書では全編とも、△三間飛車vs▲居飛車急戦である。不利といわれた△三間飛車で互角以上に戦えるのは、序盤戦術の進化によるものだ。たとえば、従来△8二玉と囲いを急ぐところで△9四歩と突く。ただし、▲玉頭位取りの可能性が残っているときは△8二玉を急ぐ、などなど。……レビューの続きを読む(2003May19) |
zoom (文庫版) |
若手精鋭3人による最新の研究と実戦 振り飛車党宣言!(2) 三間飛車 |
石川陽生 中田功 安西勝一/共著 週刊将棋/編 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-89563-592-9 1994年2月 \1,200 223p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 読みやすさ:A 解説:B 中級〜有段向き |
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MYCOM将棋文庫(16) 振り飛車党宣言!(2) 新感覚の三間飛車 |
石川陽生 中田功 安西勝一/共著 週刊将棋/編 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-1210-6 2003年8月 \700 232p/16cm |
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◆内容紹介 |
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三間飛車の総合定跡書+実戦集。30歳、26歳、30歳の若手振飛車党の合作で、石川が対急戦、中田が対左美濃、安西が居飛穴対策の向飛車をそれぞれ解説している。 定跡編では、三間飛車の中でももっともメジャーな3戦型がざっくりと解説されている。非常に分かりやすくて読みやすかった。ややボリューム不足ではあるが、三間飛車入門としては十分。これから三間飛車を指してみようという方に最適。「いままで石田流だったけど、本格三間飛車も覚えたい」とか、「四間飛車党だったけど、先手番なら三間飛車の方がいいの?」という人にもオススメだ。 実戦譜は、第2章と第4章を合わせれば21局あって、量はまずまず。第3章の次の一手編は、第4章の棋譜からの出題だが、やや蛇足っぽい。あまり三間飛車特有の問題ではないのが難点。むしろ第3章を省き、棋譜解説にページを割いてくれたほうが良かった。(2003May11) |
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羽生の頭脳 3 急戦、中飛車・三間飛車破り! |
羽生善治 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0312-9 1992年8月 \971 222p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 読みやすさ:A 解説:A 上級〜有段向き |
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対三間飛車・対中飛車(ツノ銀型)の居飛車急戦定跡書。 三間飛車・中飛車に対する急戦は、対四間飛車に比べると定跡の進歩は遅い。プロでの対局数が少ないことと、四間飛車藤井システムのような激変が起こっていないことが原因と思われる。そのため、本書の仕掛けは現代でも十分通用する。 2種類の振飛車への仕掛け方を一冊にまとめているので、解説は本筋だけに絞っているようだ。その分、ややツッコミの甘さとボリューム不足が気になる。特に対中飛車▲4六金戦法は著者の好みではないらしく、紹介にとどまった感が強い。さらに後手番の居飛車急戦はいずれも居飛車不利と結論されているのは、居飛車急戦党にとってはつらいところ。 解説されているのはいずれもほぼ完成に近い定跡なので、有段者は振飛車破りの基礎知識として読んでおいてほしい。もっとも、居飛穴や左美濃という有力な対策も健在なので、実戦派の人は無理して読まなくてもよさそうだ。(2002Aug11) |
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定跡百科(4) 三間飛車ガイド |
週刊将棋/編 武者野勝巳/協力 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-89563-525-2 1988年9月 \883 212p/18cm |
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・三間飛車名勝負(1)〜(5) |
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先手三間飛車破り 急戦で仕掛ける攻略法を徹底解説 |
青野照市 創元社 ISBN:4-422-75036-4 1988年9月 \2,300 268p/20cm/H.C. |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)S レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
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◆内容紹介(表紙より) |
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三間飛車vs居飛車急戦の定跡書。 四間飛車に比べるとややマイナーで、採用数が少なめの三間飛車。とはいえ、古くは大野源一や大山康晴らが採用していたこともあり、三間飛車に対して急戦を仕掛ける研究は徐々に進められてきた。 △三間飛車に対しては比較的仕掛けやすいものの、▲三間飛車に対しては仕掛けが難しくなるとされていた。それは現代でもあまり変わっていない様で、▲三間飛車に対しては△居飛穴を目指すケースが圧倒的に多くみられる。 しかし、先手番なら急戦、後手番なら居飛穴と、器用に使いこなせる人はそう多くはない。急戦党なら、先手でも後手でも急戦で仕掛けたい…と思うのは道理である。 そんな要望に(?)応え、▲三間飛車への急戦を追求したのが本書である。 本書では、△三間飛車と▲三間飛車に対して、船囲い急戦で仕掛ける方法が詳細に解説されている。本書の前後にも対三間飛車急戦を扱った本は出版されているが、本書の解説量と精緻さは群を抜いている。本書の後に更新されている部分ももちろんあるが、急戦党にとっては間違いなくバイブル級。 ただし、現代の本に比べて、多少読みにくい部分はある。図面配置はオーソドックスな見開き4枚型だが、解説量がかなり多いために相対的に図面が少なく、本文と図面を近接させることがあまり意識されていないので、図面を探すのに労力を食われることがある。 各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2016May21) |
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一手決断・将棋戦法(5) 大山流 攻める三間飛車 |
大山康晴 筑摩書房 ISBN:4-480-67005-X 1986年4月 \780 206p/18cm |
[総合評価] C |
難易度:★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)C レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 初級〜中級向き |
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◆内容紹介(「はじめに」より抜粋) |
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▲三間飛車vs△居飛車穴熊、▲三間飛車vs△急戦の解説書。急戦は三歩突き捨てと棒銀の2種類。 大山はよく四間飛車・中飛車・三間飛車をローテーションで使っていた。そのうち▲三間飛車は特に有力と見ていたようだ(△三間飛車もよく使っているが)。本書で扱う“大山流三間飛車”は右図。何の変哲もない三間飛車のようだが、▲5六歩を早めに突くのが特徴。「5筋の位負けは絶対にいけない」というスタンスだ。▲三間飛車には△7三桂戦法が甘くなるので、棒銀・三歩突き捨て対策と持久戦対策があれば十分戦えるというわけだ。 このシリーズの特徴として、要所ごとに“トレーニング”として「ここで○○だったら?」と変化を考えさせる。解説も、級位者でもついていけるようにかなりレベルを下げ、一図面ごとの指し手が1〜3手と非常にゆっくり進んでいく。 かなり易しく書かれているので、三間飛車入門としてはちょうどいいレベル。ただし定跡書としてはいまいちなので、一通り読みこなせたら早めに他の本で知識を補っていこう。(2005May21) |
将棋タウンさんthx! |
中原の将棋シリーズ(10) 中原の 三間飛車で勝つ |
中原誠 池田書店 ISBN:4-262-10210-6 1983年5月 \728 222p/18cm |
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加藤のプロ将棋シリーズ(5) プロの三間飛車破り 付・向い飛車破り! 最新戦法ここが決め手だ 実戦・振飛車破り-11局 |
加藤一二三 大泉書店 ISBN:4-278-08135-9 0276-08135-0701 1982年2月 \650 232p/18cm |
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現代将棋講座(6) 三間飛車戦法 |
大山康晴 筑摩書房 ISBN:4-480-69806-X 0376-69806-4604 1982年12月 \880 204p/19cm |
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◆内容紹介(はじめにより抜粋) |
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升田の将棋指南シリーズ(7) 三間飛車の指南 |
升田幸三 大泉書店 ISBN:4-278-08127-8 1980年5月 \650 232p/18cm |
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(復刻版) |
振り飛車破りシリーズ 三間飛車 (全5冊) |
石田和雄 木本書店 ISBN: 1979年5月 \1,500 箱入り |
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復刻版 三間飛車 |
石田和雄 木本書店 ISBN:4-905689-70-8 2002年2月 \2,800 452p/22cm/H.C. |
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(1)5三銀型 (2)4三銀型・4二銀型(3二飛) (3)4二銀型(2二飛)・先手三間 (4)石田流 (5)自戦記・次の一手 ◆内容紹介 三間飛車の特長と対応策を懇切丁寧に紹介し、5三銀型から石田流まで、それぞれの戦法を幅広く、なるべく克明に解説。昭和54年刊の復刻版。 |
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zoom |
現代三間飛車の定跡(U) |
中原誠/著 東公平/編 大泉書店 ISBN:4-278-08102-2 0076-8102-0701 1977年2月 \700 122p/21cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 〜★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B+ 中級〜有段向き |
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◆内容紹介(表紙見返しより抜粋) |
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△早石田の定跡と、▲升田式石田流、▲三間飛車7五歩型vs△左美濃の戦いを解説した本。 第一巻では、プロでたくさん戦われた戦型を定跡としてまとめ上げていたので、その内容は出版から40年近く経過した現在でも、微修正を施せば基本定跡として十分通用するものだった。 一方、本書の内容は少し趣が異なる。特に第一章と第二章・第三章は傾向が異なるので、チャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2016Aug14) |
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現代三間飛車の定跡(T) |
中原誠/著 東公平/編 大泉書店 ISBN:4-278-08101-4 0076-8101-0701 1976年12月 \700 124p/21cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)B+ レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介(はしがきより抜粋) |
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△三間飛車vs▲急戦の定跡書。 1970年代、△三間飛車は盛んに指されていた。特に大山康晴は、三間・四間・中飛車をローテーションさせることで、相手に的を絞らせない戦略を採っており、△三間飛車の攻略は居飛車党の大きな課題の一つだった。そして、多くの居飛車党の努力(?)により、現代では△三間飛車への急戦は一応成立することが分かっている。 ただし、「成立する」とは言っても、プロで散々戦われた戦型でもあり、難しいところはたくさんある。現代では、▲4五歩と仕掛けられる前に△2二飛と受けるのがメイン定跡となっているが、その他にも三間飛車らしく捌いて戦おうとする順もある。これらは、現代の定跡書では省略されている部分も多い。 本書は、△三間飛車vs▲急戦の戦いを、△2二飛の対策が現れるまでの定跡をメインに、詳細に解説したものである。 本書は3章に分かれており、根っことなる局面は〔右図〕。両端の突き合いはなく、先手は次に▲4五歩を狙っている。玉の囲いよりも△5二金左が優先されているのは、「三間飛車では相手の出方によって△4三金と角頭を守る手が必要になるので、先に△5二金左がよい」(p12)からである。 〔右図〕から、後手の対応は以下の3つ。 (1)△5三銀 (第1章) (2)△8二玉▲3七桂△7二銀 (第2章) (3)△8二玉▲3七桂△2二飛 (第3章) 各章の内容を、簡単に紹介していこう。なお、今回は特に第1章の分岐がかなり多くて長いので、チャートは後でまとめて掲載することにする。……レビューの続きを読む(2016Jul10) |
zoom (新装版) zoom (改題新装版) zoom |
日将ブックス 最近の三間飛車 三間飛車のすべてがハッキリわかる |
大山康晴 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0022-7 2276-0122-5892 1977年1月 \650 222p/18cm |
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SUPER・SERIES [蘇れ−不滅の捌き] 大山の三間飛車 |
大山康晴 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0356-0 1996年8月 \971 222p/19cm |
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◆内容紹介(はしがきから抜粋) |
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zoom 新装版 将棋タウンさんthx! 再新装版 (新訂版) zoom 将棋タウンさんthx! |
日将ブックス 升田式石田流 最新の振飛車戦法を詳細解説 |
升田幸三 日本将棋連盟 2276-7104-5892 1973年 \650 222p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段者向き |
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SUPER SERIES 升田式石田流 鬼才升田が新しい生命を吹きこんだ |
升田幸三 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0352-8 1994年4月 \971 222p/19cm |
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◆内容紹介 |
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升田式石田流の解説書。 升田は、第30期名人戦(1971)において、七番中5局を「升田式石田流(升石)」で戦った。升田が「升石」で戦ったのは名人戦が初めてではないが、この七番勝負において「升田式」は広く知られることになった。本書は、その名人戦の後に“本家”が執筆した本である。 初めての升石本ということで、基本的な狙いや、升石独特の有力な手筋などは分かりやすく解説されている。一方、いまだ升田本人が試行錯誤を続けていた時期だったので、あまり体系的に書かれてはいない。「こんな指し方もある」「こういうのも試してみた」という感じ。これは、定跡解説部分よりも、実戦解説の方に倍近いページ数が割かれていることからもうかがえる。 実戦解説が多いこと自体はかまわないが、残念なのは総譜が載っていないこと。序盤の数手と、終盤はすべてカットされている。確かに本質的な部分ではないものの、消化不良に感じる。本人曰く、「体調が優れず逆転負けが多い」ので、あまり総譜を載せたくなかったらしい。 なお、古典石田の研究として、(升田式ではなく)早石田と石田流本組も解説があるが、升田は否定的な見解。石田流本組は「棒金があるのでさほど優秀な戦法ではない」とのこと。確かに棒金が石田流の天敵だった時期が長く続いたが、近年は久保流棒金対策なども現れており、この結論は当てはまらないようだ。 升田式石田流の基礎から書いてある(はずの)本の割には、他書で基礎をマスターしてから読まないと、やや読みづらい面がある。ある程度升石のことが分かってから本書を読むと、新しい発見があると思う。(2007Jul31) ※わたしは24で4級のころに、知人から本書を譲ってもらったのですが、すぐには読みこなせませんでした。今ならなかなか面白く読めます。 |
(ポケット版) zoom (DELUXE版) zoom 将棋タウンさんthx! |
王将ブックス ポケット版 ─振飛車シリーズU 三間飛車戦法 |
北村昌男 北辰堂 ISBN:4-89287-017-X 1966年 \380 158p/15cm |
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王将ブックスDELUXE版 ―振飛車シリーズ(2) 三間飛車戦法 |
北村昌男 北辰堂 ISBN:4-89287-022-6 1989年9月 \800 158p/19cm |
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石田流(急戦石田流/石田流封じの指し方/石田流持久戦策) 5三銀型三間飛車(早仕掛け第1号/早仕掛第2号) 4二銀型三間飛車(3二飛型攻略法/2二飛型攻略法) |
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