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力戦!スーパー振り飛車 | [総合評価] B 難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段者向き |
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【著 者】 小林健二 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1997年8月 | ISBN:4-89563-673-9 | |||
定価:1,200円 | 223ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
力戦振飛車の定跡書。 石田流・立石流・阪田流の変則振飛車3戦法と、四間飛車vs右四間飛車を解説。右四間飛車は力戦ではないと思うが、居飛車が5筋を突かない作戦は少ないのでここに分類したのかな? 各章の構成はこんな感じ。まず、戦法の基本知識をおさらいしたあと、新研究の検討に入り、実戦との比較をする。実戦解説は自戦だけでなく、他のプロの実戦も多く含まれる。解説は部分的に深くなっているので、すでに戦法の知見を持っている人にはかなり役に立つ。逆に、あまり広く範囲の解説はないので、基礎からマスターするには向いていない。 個人的には早石田の研究が役に立った。特に△4二玉型は『島ノート 振り飛車編』(島朗,講談社,2002)の変化しか知らなかったが、本書と比較してみて理解が深まった。早石田に限らず、『島ノート』は本書をベースにしている部分がいくつかあるようだ。もちろん研究は進んでいるのだが、ベース部分を理解するために読んでおくと良い。 また、右四間飛車編の記述はほとんどが舟囲いで、左美濃や穴熊はそれぞれ1pずつ。(2004Jun23) |