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書名 著者 発行 備考
棋書作成マニュアル 将棋の電子書籍作成ガイド タップダイス '17.1 電子書籍
将棋界の不思議な仕組み プロ棋士という仕事 青野照市 '16.10  
将棋ファンあるある いしかわごう '15.8  
粋鏡なる試み 棋道を巡る職人魂 鶴木遵 '15.3  
将棋観戦ぴあ ぴあ '14.2  
将棋世界キッズ 将棋世界編集部ほか '13.12  
ご存じですか? 〜将棋用語のおもしろ辞典〜 週刊将棋編集部/特別編集 '12.5  
将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか? 安次嶺隆幸 '10.10  
将棋と脳科学 脳の世紀推進会議/編 '10.5  
書名 著者 発行 備考
読む将棋百科 羽生善治 '09.12  
将棋式数字記憶術 青木明 '09.6  
将棋エッセイ&川柳 天童竜馬 '09.3  
子どもが激変する将棋メソッド 安次嶺隆幸 '08.4  
小学生将棋名人戦 公式ガイドブック 小学館 '08.3  
棋神─中野英伴写真集 中野英伴・写真 '07.10  
将棋駒の世界 増山雅人 '06.10  
棋士 瀬川晶司 日本将棋連盟 '06.1  
将棋「次の一手」読本 宝島社 '05.8  
将棋川柳 天童竜馬 '05.4  
囲碁/将棋にかかわる仕事 日本将棋連盟 他・協力 '05.3  
香菜子―北京・夏の記憶 森川昇・撮影 '04.12 写真集
日本将棋用語事典 森内俊之他・編纂 '04.12  
米長邦雄の本 米長邦雄 '04.4  
将棋ガイドブック 日本将棋連盟
開発課・編纂
'03.11  
初めてのチェス1手・2手詰集 湯川博士 '03.10  
女流棋士の本 日本将棋連盟
女流棋士会・編
'03.3  
棋士と扇子 山田史生 '02.6  
書名 著者 発行 備考
棋士になるには 大矢順正 '99.7 1994年の改訂版
棋士の行動学 表谷泰彦 '98.9  
駒のささやき 駒研出版会 '96.12  
オンライン対局将棋 Nifty-Serve将棋&チェスフォーラム '95.12  
パソコン通信で将棋を楽しむ本 武者野勝巳 '95.5  
将棋界が分かる本 島朗 '95.4  
棋翁戦てんまつ記 逢坂剛 ほか計8名 '95.3  
王手!将棋戦国絵巻 炬口勝弘 '94.5  
棋士になるには 大矢順正 '94.3  
将棋ファン読本U 週刊将棋/編 '93.6  
将棋ファン読本 週刊将棋/編 '92.6  
将棋NEWS '90-'91 週刊将棋編集部/編 '91.7  
書名 著者 発行 備考
将棋盤外情報 百々由紀男 '85.7  
将棋おもしろミニ知識 能智映 '85.4  
将棋狂に捧げる本 百々由紀男 '84.8  
将棋パズル 加納敏 '81.10  
弱いのが強いのに勝つ法 木村義徳 '80.9  
書名 著者 発行 備考
棋士・その世界 中平邦彦 '79.7 1974年の文庫版
プロ棋士─その強さの秘密 奥山紅樹 '78.12  
棋士・その世界 中平邦彦 '74  


棋書作成マニュアル 将棋の電子書籍作成ガイド
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棋書作成マニュアル
将棋の電子書籍作成ガイド
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タップダイス
(Kindle版)
ISBN:
2017年1月
\250
8,805KB
   
第1章 準備段階 出版までの流れ
ロイヤリティ
新生銀行口座開設
表紙画像の作成
本の形式
フォントと局面図
ツールの準備
局面図作成の設定
 
第2章 原稿データ 原稿データの作成
文書に局面図を貼り付ける
JPEG印刷→リサイズ
Kindle Comic Creator
 
第3章 販促 Kindleのカテゴリ設定
無料キャンペーン
予約機能
注意事項
 

◆内容紹介
本書は、ブログ「
タップダイスの三間飛車」で公開していたKindle将棋本作成ナビの加筆・修正版です。

ページ数:34
文字数:12759

 


将棋界の不思議な仕組み プロ棋士という仕事
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将棋界の不思議な仕組み
プロ棋士という仕事
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青野照市
創元社
ISBN:978-4-422-75026-2
2016年10月
\1,512
224p/19cm
   
第1章 棋士の仕事がわかる
第2章 将棋界の仕組みがわかる
第3章 将棋の第一歩がわかる

◆内容紹介
昨今はタイトル戦の報道のほか、コンピューターとの対決、バラエティ番組の出演などで将棋の棋士は認知度が高くなった。

しかし将棋界の仕組みや、どうやったら棋士になれるか、棋士がどんな生活をしているのかといったことはほとんど知られていない。

本書は棋界に入ってほぼ半世紀になる著者が、将棋界の仕組みや棋士の本音をエピソードを交えながら面白く読者に伝える。

将棋界がすべてわかり将棋が10倍楽しめるようになる1冊。
 


将棋ファンあるある
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将棋ファンあるある
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いしかわごう
鈴木大四郎
/イラスト
TOブックス
ISBN:978-4-86472-414-2
2015年8月
\1,296
p/cm
   
◆内容紹介
タイトル戦中継では、渡辺棋王のおやつにかける情熱を確認する――読めば将棋観戦がもっと面白くなる!! “観る将”でもよし! ”指す将”でもよし!

●観る将あるある
●棋士あるある
●名言・フレーズあるある
●将棋カルチャーあるある

3月のライオン』で将棋にハマったあなたに。「ニコ生」で将棋の奥深さに目覚めたあなたに。棋士たちの愛すべきキャラクターに魅了されたあなたに。
将棋の魅力を1冊に凝縮。

<特別収録>
●スペシャルインタビュー!
野月浩貴七段が明かす“ニコ生の将棋中継が生まれるまでの舞台裏”

●人気棋士対談!
渡辺明棋王×戸辺誠六段による“ここでしか読めない、将棋界あるある!”
 


粋鏡なる試み 棋道を巡る職人魂
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粋鏡なる試み
棋道を巡る職人魂
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鶴木遵
百年書房
ISBN:978-4-907081-05-8
2015年3月
\2,160
233p/19cm
   
序章 粋鏡庵とは?
第1章 江戸職人の血
第2章 前沢碁盤店4代目前沢道雄
第3章 職人丸山昭齋
第4章 駒と駒師〜名工世界〜
第5章 龍祖の駒八部作と駒師吉岡出石
第6章 棋士たちと
終章 将棋文化の未来へ

◆内容紹介
棋士が戦士であるならば、さしずめ盤は戦場、駒は刀ということになるだろう。戦士について書かれたものは多いが、戦場と刀について書かれたものはあまりにも少ない。日本将棋連盟棋士会特別アドバイザー、竹井粋鏡の半生から棋具・棋道に迫る、作家・鶴木遵書き下ろし最新作。
帯推薦文/佐藤康光九段、飯塚祐紀七段
写真撮影/石山勝敏
 


将棋観戦ぴあ
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将棋観戦ぴあ
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ぴあ
ISBN:978-4-8356-2295-8
2014年2月
\980
p/cm
   
主な内容(予定)
・【巻頭インタビュー】渡辺明二冠「観る将のススメ」
・【巻頭企画】「3月のライオン」先崎学八段 特別対談
・【特別企画】羽生善治三冠監修「観るための将棋入門」
・【電王戦 観戦ガイド インタビュー】豊島将之七段、佐藤紳哉六段
・タイトル戦がよくわかる「王将戦」観戦ルポ
・注目の棋士名鑑 【インタビュー】中村太地六段、鈴木環那女流二段
・囲いと戦法 流行の歴史
・棋士人物相関図
・棋士のごはん事情
・将棋イベントへ出かけよう
・直筆 扇子、著書、色紙読者プレゼント

◆内容紹介
指せなくても楽しめる! 観るための将棋・完全ガイド。
 


将棋世界キッズ
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将棋世界キッズ
親子で将棋を楽しもう!!
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将棋世界編集部ほか
日本将棋連盟/発行
マイナビ/販売
ISBN:978-4-8399-4983-9
2013年12月
\1,029(5%税込)
96p/26cm
   
  羽生先生に聞いてみよう!/天童桜まつり 人間将棋/あつまれ! こども将棋大会/里見先生に聞いてみよう!/これがプロのタイトル戦だ!/将棋会館ってどんなとこ?/あけぼの小学校将棋部(池田よう子)  
将棋大会に行ってみよう 将棋日本シリーズテーブルマークこども大会/小学生名人戦歴代優勝者将棋ジュニア銀河戦/J:COM杯 3月のライオン子ども大会/子ども大会の年間スケジュール  
強くなる将棋講座 どんどん攻める棒銀戦法/玉を囲ってみよう!/やさしい詰将棋/やさしい次の一手  
  将棋界のしくみ(かがさやか)/将棋クイズ/インターネットで将棋を指そう!/将棋教室をのぞいてみました  
いろんな将棋の遊び方 どうぶつしょうぎ/ぴょんぴょんしょうぎ/まわり将棋/山くずし/はさみ将棋  
  将棋の歴史(かがさやか)/読者プレゼント/棋士名鑑/いますぐわかる将棋用語/昆虫将棋であそんでみよう  

◆内容紹介
「子どもでも読める将棋の本ってないのかなぁー」
そんなお父さんお母さんのご要望におこたえして、このたびムック『将棋世界キッズ』(発行:日本将棋連盟)を発売いたします。
巻頭カラーインタビューでは、羽生善治三冠と里見香奈女王・女流名人が登場し、子どもの頃に将棋とどうやって出合ったのか、どうやって強くなっていったのかを語ってくれました。子どもたちに大いに参考になるでしょう。

本文には、マンガやイラストをたくさん配し、親しみやすいページ作りを行っています。将棋の歴史・将棋界のしくみ・主な棋士の紹介(棋士名鑑)・将棋クイズ・将棋用語集など将棋界のことを理解するコーナーから、覚えてすぐに指せる戦法・囲い方・詰め将棋・次の一手といった将棋が強くなるためのコーナーまで、内容は盛りだくさん。プレゼントコーナーもあります。
さらに特別付録として、かわいらしい「昆虫将棋」を収録しました。ルールは将棋と同じなので、親子や友達同士で楽しく遊んでください。
本文中の漢字にはルビを振りましたので、小学校低学年でも安心して読むことができます。この本がきっかけになって、将棋を始める子どもさんが増えてくれることを願っています。

 


ご存じですか? 〜将棋用語のおもしろ辞典〜
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ご存じですか?
〜将棋用語のおもしろ辞典〜
将棋ビギナー必見の“将棋用語集”
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雨宮知典
岩井浩之
/編集
週刊将棋編集部
/特別編集
マイナビ
ISBN:----------
2012年5月
\476(5%税込)
8,557KB,
Kindle用電子書籍

[総合評価]
B

難易度:★〜★☆
図面:随時挿入
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
初心〜初級向き
〔一般用語との違い1〕
(1)「指す」と「打つ」 (2)「先手」と「後手」 (3)「好手」と「悪手」 (4)「上手」と「下手」 (5)「筋」 (6)「味」 (7)「重い」と「軽い」 (8)「切る」と「切れる」 (9)「寄せ」 (10)「詰み」と「必死」 (11)「詰めろ」
〔戦法、囲い〕
(12)「居飛車」と「振り飛車」 (13)「矢倉」その1 (14)「矢倉」その2 (15)「矢倉」その3 (16)「横歩取り」 (17)「相掛かり」 (18)「角換わり」 (19)「手得」と「手損」 (20)「一手損角換わり」 (21)「雁木」「右玉」「ひねり飛車」 (22)「中飛車」その1 (23)「中飛車」その2 (24)「美濃囲い」 (25)「四間飛車」その1 (26)「四間飛車」その2 (27)「三間飛車」 (28)「石田流」 (29)「向かい飛車」 (30)「穴熊」 (31)「居飛車穴熊」 (32)「囲いもろもろ」 (33)「右玉」 (34)「玉形もろもろ」
〔特殊ルールと、一般用語との違い2〕
(35)「持将棋」 (36)「千日手」その1 (37)「千日手」その2 (38)「持ち時間」 (39)「十分」「指せる」 (40)「二枚換え」 (41)「駒割り」 (42)「分かれ」 (43)「余す・残す」
〔歩の手筋、歩の用語〕
(44)「たたく」 (45)「垂らす」 (46)「突き捨てる」 (47)「合わせる」 (48)「継ぎ歩」 (49)「焦点の歩」 (50)「底歩」 (51)「ダンスの歩」 (52)「あやまる」 (53)「振り歩先」 (54)「打ち歩詰め」 (55)「二歩」
〔他の駒の用語〕
(56)「田楽刺し」 (57)「桂馬のふんどし」 (58)「割り打ち」 (59)「銀ばさみ」 (60)「腹銀」 (61)「頭金」 (62)「尻金」 (63)「自陣角」 (64)「二枚飛車」 (65)「王手飛車」その1 (66)「王手飛車」その2 (67)「玉頭」
〔その他の将棋用語〕
(68)「こびん」 (69)「都詰め」「雪隠詰め」 (70)「トン死」 (71)「大局観」 (72)「定跡」 (73)「手合」 (74)「将棋用語」

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
「週刊将棋」のような将棋の専門紙はもちろん、将棋好き同士の会話の中などでも、いわゆる「将棋用語」と呼ばれるものが登場することがあります。ビギナーにとって、こうした専門用語は「聞くに聞けない」場合が多く、わからないままではその会話や記事を楽しむことはできません。
しかも、将棋用語はインターネット用語などとは異なり、ネット上に用語辞典などが豊富に揃っているわけでもありません。本書は、そんなニーズから誕生しました。
将棋用語を初心者向けに解説した本。「週刊将棋」紙の2009年10月21号〜22011年4月6日号に連載された「ご存じですか?」をまとめたもの。Kindle用電子書籍として配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。

将棋には、将棋界だけで使われている特別な専門用語がある。また、単語そのものは一般的にも使われているものの、意味やニュアンスが異なるものも多い。これらは、新聞観戦記などで当たり前のように使われているものの、その意味を知る機会は少なく、ネットで検索しても分からない場合が多い。

将棋の専門用語を解説した本には、例えば『日本将棋用語事典』(東京堂出版,2004)がある。この本は、非常にマニアックな語まで解説してあるものの、価格が高く(定価2,520円(5%税込))、初心者にはハードルの高い本だった。

本書は、代表的な将棋用語を、初心者向けに低価格で解説した電子書籍である。……レビューの続きを読む(2013Feb15)


将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?
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将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?
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安次嶺隆幸
講談社
ISBN:978-4-06-216602-7
2010年10月
\1,470(5%税込)
226p/19cm
   
第1章 日本文化の特徴である「型」から学ぶ ・将棋には「3つの礼」がある
・「負けました」とちゃんと言う
・ほか
 
第2章 対局の「心構え」から学ぶ ・対局前の控え室で見たもの
・準備してきたものをいったん捨てられるか
・ほか
 
第3章 勝つための「戦略」から学ぶ ・考え抜いた一手だから、結果に納得できる
・自分の好みと正しい道とは違うもの
・ほか
 
第4章 「戦術」の知恵から学ぶ ・銀が泣いている―駒と自分が一体化
・将棋は他力―相手に合わせて動けるか?
・ほか
 
第5章 一局の体験を通して学ぶ ・考え続けることで見えてくること
・駒が動かない「静の世界」にこそ真実がある
・ほか
 

◆内容紹介
我が子を羽生名人のように育てたいなら必読。

勝つことだけが人生ではない。負けた時の態度で人間の器がわかる。将棋が持つ健全な人間形成力をわかりやすくメソッドに仕立てて、日本中の親に提示する新教育術。

礼儀作法、根気、論理性、決断力―足りない「何か」を身につける最高の「教育」がここにある。

 


将棋と脳科学
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脳を知る・創る・守る・育む(12)
将棋と脳科学
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脳の世紀推進会議/編
クバプロ
ISBN:978-4-87805-109-8
2010年5月
\1,260(5%税込)
148p/26cm
   
T章 特別講演「脳の可能性」〔羽生善治〕=20p
U章 脳を知る「将棋棋士の直観を脳活動から探る」〔中谷裕教〕=34p
V章 脳を創る「経験を積んで直感を養う:コンピュータ将棋と機械学習」〔近山隆〕=26p
W章 脳を守る「統合失調症の脳病態と早期介入」〔笠井清登〕=28p
X章 脳を育む「発達期の神経回路機能の再編成」〔鍋倉淳一〕=23p

◆内容紹介
羽生善治氏は、局面に対峙したとき戦術を瞬間的に「直観」する。驚異的な創造性、思考法を名人自らが語る。名人の思考法に最新の脳科学はどこまで迫ったか。また、コンピュータ将棋はいつ名人を越えるか。名人と第一線の脳科学者との初めての共作。他に最先端の話題2編を収録。
 


読む将棋百科
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読む将棋百科
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羽生善治
河出書房新社
ISBN:978-4-309-27144-6
2009年12月
\1,680(5%税込)
277p/19cm

[総合評価]
B

難易度:-----
図面:随時挿入
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
中級〜向き
( )内の数字は項目の数。
I 戦法・囲い(60) 42p
II 将棋用語(312) 118p
III 用具(9) 12p
IV 格言(82) 34p
V タイトル戦・棋戦(20) 12p
VI 名棋士・対局の宿(44+30) 53p

◆内容紹介
戦法・囲い、用具、格言、タイトル戦など、将棋用語に加えて将棋に関する言葉や事柄を集め、基本的意味と著者が感じていることを「羽生の眼」として披瀝する。将棋ファン必携の書。

将棋用語の事典。

将棋には、独特の用語がたくさんある。将棋だけに使われる専門用語もあれば、一般にも使われるが将棋の場合は意味が異なるものもある。本書では、そのような将棋用語の意味を一つずつ解説し、各項目ごとに「羽生の眼」として羽生が補足を加えている。

同様のコンセプトの本としては、『日本将棋用語事典』(東京堂出版,2004)がある。両者を比較してみた。
『読む将棋百科』と『日本将棋用語事典』の比較

このように、ボリューム・構成・面白さともに少しずつ『日本将棋用語事典』の方が上である。ただし、本書では「羽生の眼」で羽生ユニークな解説が載っていることもある。

本書の特徴を挙げていこう。……レビューの続きを読む(2010Mar13)


将棋式数字記憶術
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将棋式数字記憶術
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青木明
文芸社
ISBN:978-4-286-06362-1
2009年6月
\840
59p/18cm
   
将棋式数字記憶術=14p
将棋式言葉記憶術=6p
具体例(「将棋式数字記憶術」と「将棋式言葉記憶術」の組み合わせ)=10p
我流英語ボキャブラリー拡張方=8p
我流スペイン語ボキャブラリー拡張方=8p
我流速記術その他=8p

◆内容紹介
将棋の盤面を応用して系統的に記憶力を高める。表題作のほか、「将棋式言葉記憶術」「我流英語ボキャブラリー拡張法」「我流スペイン語ボキャブラリー拡張法」などを収載。
 


将棋エッセイ&川柳
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将棋エッセイ&川柳
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天童竜馬
文芸社ビジュアルアート
ISBN:978-4-415-30578-3
2009年3月
\840(5%税込)
111p/cm
   
小池重明/プロ棋士の天才度/駒落ち/加賀敬治/アマ最強クラスと私の棋力/夢枕に立った棋士/棋書/霊粒子および霊磁波について/詰将棋/観戦記/〔ほか〕

◆内容紹介(週刊将棋2009年3月25日号より)
将棋界の裏話を語り、「素直になること」が将棋上達の秘訣と諭す。小池重明アマから羽生名人までの将棋エッセイと川柳を収録。著者の将棋への熱意がぎっちり詰まった一冊。
 


子どもが激変する将棋メソッド
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子どもが激変する将棋メソッド
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安次嶺隆幸
明治図書出版
ISBN:978-4-18-038515-7
2008年4月
\1,848(5%税込)
113p/22cm
   
※さらに詳しい内容は 個別ページ を参照してください。

推薦の言葉 「礼に始まり礼に終わる」(羽生善治)
はじめに 朝の会―将棋列車にご乗車ありがとうございます
T
一時間目
〈将棋パワー〉とは?
 ―一号列車の一年生と将棋クラブ
   
U
二時間目
将棋パワーを分析する
 ―二十一年前の子どもと今の子ども
  …高学年の列車では
(1)〈将棋の教育的意義〉の話
(2)将棋の心理学的特質
(3)データで見る、将棋と子どもたち ―今と昔
 
V
休み時間
図書室の名人戦
 ―駅の待合室(図書室)
   
W
三時間目
今、子どもに思考力・集中力を
 ―子ども・プロ棋士・プロ記者から見た将棋
  …各車両では
爽やかな風に
(1)プロ棋士から見た将棋パワー(女流棋士・早水千紗先生)
(2)プロ記者から見た将棋パワー(読売新聞記者・西條耕一先生)
 
X
四時間目
将棋のマジックパワー!
羽生さんとの会話から
 ―将棋の奥深さ
(1)羽生さんの学生時代はどうでしたか? ―十代の考え方、学び方
(2)では、どのようにしたら将棋が強くなれるでしょうか?
 
Y
お弁当の時間
プロの将棋 対局室
 ―プロの棋士の思考力、集中力
   
Z
帰りの会
将棋を通じて、今の子どもたちに伝えたいこと      

あとがき 放課後の職員室

◆内容紹介
礼儀、頑張る気持ち、集中力―いま、求められる将棋の教育的効用
将棋の持つマジックパワーともいうべき力を学校に取り入れると、子どもがどう変わるか。暁星小学校での取り組みが、絶大なる効果を証明。では、どうアプローチするか。誰でも、どこでも活用できる手立てを丁寧に論述。あなたの学級の子どもも集中力が大きくUP!

 


小学生将棋名人戦公式ガイドブック
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日本将棋連盟公認
小学生将棋名人戦
公式ガイドブック
個別ページへ
小学館
ISBN:978-4-09-227119-7
2008年3月
\1,260(5%税込)
228p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★☆
図面:随時
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
小学生名人戦に参加したい小学生、または子どもを小学生名人に参加させたい人向け
第1章 秘伝インタビュー 羽生善治二冠 7p
第2章 小学生名人への道   5p
第3章 名人からの挑戦状 前編 森内俊之名人/鈴木大介八段/田村康介六段/村山慈明五段
/中井広恵女流六段/山崎隆之七段/中村太地四段
21p
第4章 こうすれば強くなって
小学生名人戦で勝てる!
  9p
第5章 これが奨励会員だ   7p
第6章 基本戦法と流行形のマスト変化 石田流三間飛車/ゴキゲン中飛車
/相掛かり棒銀/相矢倉3七銀戦法
40p
第7章 秘伝インタビュー 渡辺明竜王 8p
第8章 名人からの挑戦状 後編 佐藤康光二冠/野月浩貴七段/窪田義行六段/村田智弘五段
/ア一生四段/西尾明五段/久保利明八段
18p
第9章 “将棋を指すと頭がよくなる!?”
大研究
・陰山英男インタビュー「脳力と学力と将棋の関係は!?」
・高学歴対談 片上大輔×廣瀬章人
15p
第10章 将棋脳活性化クイズ   15p
第11章 小学生将棋名人戦
名勝負プレイバック
SELECT(10)
(1)高谷新也vs中井広恵 (2)山下雄一vs羽生善治
(3)窪田義行vs金沢孝史 (4)野月浩貴vs上田純一
(5)久保利明vs鈴木大介 (6)北浜健介vs田村康介
(7)村田智弘vs片上大輔 (8)長生治彦vs渡辺明
(9)村山慈明vs大下彗香 (10)船江恒平vsア一生
41p
第12章 将棋楽々上達ガイド ・小学生でも行ける安心道場&教室ガイド
・全国将棋道場問い合わせ先
・将棋ゲームガイド
・インターネット対局ガイド
・その他の小学生将棋大会ガイド
23p

・【付録】(1)プロ棋士について=10p (2)小学生将棋名人リスト=4p

◆内容紹介
小学生将棋名人戦を目指す全小学生、必読の書!羽生善治、渡辺明インタビュー。森内俊之、佐藤康光はじめ、小学生将棋名人戦ベスト4進出者から、小学生へ挑戦状!勝ち抜くためのこれだけは知っておきたいマスト変化を徹底解説。

名前のとおり、小学生将棋名人戦のガイドブック。

「小学生名人戦」──。1976年から始まった小学生の将棋全国大会である。みなさんご承知のとおり、将棋は頭脳競技なので、大人と子どもの体格差が明確に出るスポーツとは違い、小学生でも相当レベルは高い。そして、いつのころからか「小学生名人戦はプロへの登竜門」と言われるようになった。歴代優勝者一覧日本将棋連盟)を見ると、特に羽生が優勝した1982年から田村が優勝した1987年までは、現在活躍中のプロ棋士がずらりと並ぶ。

当初は東京のみでの開催だったため、地方在住者はよほど腕に自信がなければ(最低でもアマ三段くらいか)参加もかなわなかった。しかし、1998年から各都道府県での大会が行われ、県小学生名人が東日本と西日本に分かれて各2名の代表が選ばれ、計4名がNHKスタジオで決勝トーナメントを行う形式になっている。県大会の導入により、ハードルがかなり下がり、2007年の参加者は1709人にもなっている。(総参加者が3〜4倍増えた)

本書は、小学生名人戦についてさまざまな角度からまとめた初のガイドブックである。

棋譜以外のすべての漢字はルビ付きで、小学生なら誰でも読めるようになっている。写真や図、挿絵もふんだんに使われており、読みやすい。内容はバラエティに富んでもりだくさんなので、一つずつ紹介していこう。……レビューの続きを読む(2008Jun05)


棋神─中野英伴写真集
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棋神─中野英伴写真集
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中野英伴/写真
大崎善生
/文
日本将棋連盟
/推薦・協力
東京新聞出版局
ISBN:978-4-8083-0880-3
2007年10月
\2,800(5%税込)
127p/31*31cm/H.C.

[総合評価]
-

難易度:−
写真:見開き1〜2枚
大崎の寄稿:6稿
棋士ファン向き
【写真】 ※( )内はカット数。(1)の場合は省略。巻末の「KISHIN・LIST」(p126〜p127)に従う ※写真は全てモノクロ
羽生善治(14)/佐藤康光(3)/森内俊之(4)/郷田真隆(3)/森下卓/屋敷伸之・森下卓/屋敷伸之/島朗/丸山忠久/三浦弘行/鈴木大介/藤井猛/米長邦雄(3)/中原誠・米長邦雄・升田幸三/米長邦雄/中原誠・米長邦雄/米長邦雄(2)/中原誠(4)/加藤一二三(4)/谷川浩司(4)/森けい二/大内延介(2)/内藤國雄/桐山清澄/有吉道夫/二上達也/西村一義/勝浦修/高橋道雄/田中寅彦/南芳一/青野照市/中村修/塚田泰明/石田和雄/淡路仁茂/深浦康市/福崎文吾/村山聖(2)/脇謙二/森下卓・小林宏/日浦市郎/佐藤紳哉/久保利明/木村一基/中川大輔/富岡英作/豊川孝弘/先崎学/行方尚史/山ア隆之/阿久津主税/中村亮介/渡辺明(2)/対局室/大山康晴(4)/羽生善治

【文章「思考を写す人」】
まえがき(米長邦雄)
影/耳/光/彷/白/聖(以上、大崎善生)
あとがき(中野英伴/)

◆内容紹介(表紙より)
30年にわたり、将棋界を撮り続けてきた中野英伴カメラマン。その集大成とも言える写真集が完成しました。
羽生善治、森内俊之、佐藤康光の最強世代に始まり、中原誠・米長邦雄・加藤一二三。そして谷川浩司、さらには故村山聖、トリを飾るのは大山康晴。総勢51名の棋士の対局姿が、そこにあります。
棋士の対局姿を集めた写真集。写真はすべて中野英伴(なかの・えいはん)撮影。

中野英伴に撮られるような棋士になれ」これは勝浦修九段が弟子を励ますときに言った言葉である。─(中略)─“中野英伴に撮られる”ということは即ち、タイトル戦出場を意味している。」(p42)

中野氏に撮影してもらえたら、やっと棋士として本当に認められたということだ。いくら一流棋士と対局できたとしても、中野氏に認められていなければレンズは自分の方に向かないのである。本書に載っているのは、中野氏に認められた棋士たちの写真である。……レビューの続きを読む(2008Mar25)


将棋駒の世界
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中公新書 1869
カラー版
将棋駒の世界
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増山雅人
中央公論新社
ISBN:4-12-101869-9
2006年10月
\1,029(5%税込)
192p/18cm

[総合評価]
A

難易度:-
図面:なし(写真と文章)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
将棋ファン全般向き
第1章 駒の基礎知識
―基礎知識を学んで、
駒の魅力にふれる
子供のころに遊んだ駒/並彫り・中彫り・上彫り
/日本将棋の起源と駒の出現/中将棋/駒の製法四種
/自由な駒銘の入れ方/基本的な駒の作り方/実戦!駒の作り方
/駒木地となる黄楊/黄楊の駒木地の種類/駒に使われる漆
/駒の漆あれこれ/駒の魅力とは
26p
第2章 バラエティーに富んだ書体
―駒に彩を添える
駒字考察─「玉将」から「と金」まで
/駒に使われる書体と駒銘の成り立ち
●駒の書体ライブラリー ─代表的な十五書体を鑑賞する
 (1)錦旗 (2)巻菱湖 (3)水無瀬 (4)源兵衛清安 (5)宗歩好
 (6)金龍 (7)清定 (8)長録 (9)鵞堂 (10)董仙(董齊)(11)無劍
 (12)淇洲 (13)関根名人書 (14)阪田好 (15) 木村名人書
 /その他の書体
新書体は今も生まれ続けている/名工たちの書体の比較考察/
作者の違いでさまざまな表情を見せる玉将
66p
第3章 名工たちの軌跡
―「五人の名工」を中心に
時代の潮流─名工の出現へ/黎明期の駒
/おもな駒師の出現と活動時期
●名工作品ライブラリー
 (1)豊島龍山 (2)奥野一香 (3)木村文俊 (4)宮松影水 (5)金井静山
昔も今も技は受け継がれている/将棋の町・天童の駒師たち/
将棋駒研究会で活動中の駒師たち
38p
第4章 使われてこそ名駒
―傷ついても、
いやます魅力
●名人駒二景
 (1)関東の名人駒「宗歩好」 (2)関西の名人駒「菱湖」
●公式戦使用駒
 プロ棋士が対局で使う駒/奨励会使用駒
●旅館・料亭
 (1)鶴巻温泉・陣屋 (2)東京・福田家 (3)大阪・芝苑
 (4)天童市・滝の湯ホテル
●棋士愛用駒
 (1)升田幸三 (2)大山康晴 (3)米長邦雄 (4)中原誠
 (5)森内俊之 (6)羽生善治
●作者・書体不詳
 駒銘不詳(なし)の駒
32p
第5章 将棋用具とのつきあい方
―いい駒・いい道具に
めぐり合うために
いろいろな材質で作られた駒/黄楊以外で駒になる木材
/盤・駒台・駒箱/盤・駒台・駒箱のさまざま
/将棋用具の手入れ(駒と盤)/いい駒にめぐり合うために
13p


◆内容紹介
インターネットを介したオンライン将棋が盛んだ。しかし、盤駒を使う将棋の魅力が減じたわけではない。木の宝石といわれる黄楊に、美しい漆で文字をあしらった将棋駒は、遊具を超えた工芸品としての魅力をもっている。材質や書体をはじめ、鑑賞やコレクションに必要な知識を美しい写真とともに紹介。

将棋駒の解説書。「NHK将棋講座」に連載されたものをベースに再構成し、新たに書き下ろされたもの。

このページをご覧のみなさんは、将棋を指すのはネットが多いだろうか。中にはネットオンリーの方もいるだろうが、「できれば木の盤駒でピシッと指したい」と思う人はかなり多いと思う。わたしも実戦・棋譜並べともPCを使うことが多いのだが、練習会や公式戦でリアルの木の駒で指すのはやっぱりいいものだと思う(プラ駒・ペラ盤の職○戦は正直好きではない…あの「ペチっ」という音と感触が…)。

とはいえ、多くの人は駒の書体とか作者とかをあまりじっくり気にしたことはないだろう。ただ、「昨日道場で使ったあの駒は良かったな」とか、「今日のタイトル戦で使ってた駒は好みだな」とか、そのくらいの感想は持っているはずである。

本書では、そういう駒の世界を入門レベルの基本からマニアックな部分まで写真入りで詳しく解説。一通り読めば、今まで「将棋の道具」でしかなかった駒を知り、魅力をしっかりと認識できる。構成は、見開き2頁のカラーページ(おもに写真)と同2ページのモノクロページ(おもに解説)が交互。カラー印刷部はすべてフルカラーで、ややマット調(つや消し)の美麗な印刷。駒の質感や輝きまではどうしても表現しきれていないが、美しい駒への憧れを感じるには十分である。

筆者の増山氏は、本業は棋書編集者だが、もうひとつの顔は「酔棋(すいき)」の号で知られるアマチュア駒師。……レビューの続きを読む(2006Dec16)


棋士 瀬川晶司
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棋士 瀬川晶司
─61年ぶりのプロ棋士編入試験に合格した男
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日本将棋連盟出版部
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0231-9
2006年1月
\1,680(5%税込)
192p/21cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き0〜4枚
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
上級〜有段向き
・巻頭カラー写真(直筆「嘆願書」の写し入り)=16p
・【まえがき】夢の実現(米長邦雄)/時代の波(森下卓)=計2p
・プロ棋士編入試験規定=1p
瀬川晶司ロングインタビュー「将棋〜かけがえのないもの」(聞き手 女流棋士・大庭美夏)=18p
・「瀬川さんと私」(野月浩貴七段)=13p
・【寄稿】「開かれた将棋界」(西篠耕一)/「関西からの見方、感じ方」(池崎和記)/「“瀬川問題”のてんまつ」(角建逸)/「森下チームの発足から」(木村明弘)/「アマとプロの懸け橋に」(遠藤正樹)/「しょったん、おめでとう!」(渡辺健弥)=計22p
・祝福メッセージ(NEC関係者<伊藤雅明、林隆弘、清水上徹、加藤幸男、長岡俊勝>)=5p
・【解説】
瀬川将棋の強み(藤井猛九段、深浦康市八段、鈴木宏彦/構成)=16p
【「将棋世界」誌 連載観戦記(瀬川アマ/プロ編入試験六番勝負)】=計51p
  第1局 佐藤天彦三段 vs 瀬川晶司アマ 「戦いは終わらない」(古作登)
  第2局 神吉宏充六段 vs 瀬川晶司アマ 「神吉残念、瀬川さん勝つ」(内藤國雄)
  第3局 久保利明八段 vs 瀬川晶司アマ 「プロの時間 アマの時間」(山岸浩史)
  第4局 中井広恵女流六段 vs 瀬川晶司アマ 「ドラマは起こった」(先崎学)
  第5局 野秀行五段 vs 瀬川晶司アマ 「プロの世界へ」(瀬川晶司・自戦記)

・瀬川さんおめでとう!〜合格に寄せて〜=計2p
  加藤幸男/遠藤正樹/古作登/野月浩貴七段/深浦康市八段/松本佳介五段/
  森内俊之名人/渡辺明竜王/羽生善治四冠/佐藤康光棋聖/米長邦雄会長
・プロ編入試験六番勝負 対局者の談話(日本将棋連盟HPより)=2p
・瀬川晶司コメント集(特設ブログより)=5p

・(瀬川晶司アマ時代の)実戦29局のポイント解説=29p
  対プロ戦=26局、アマ名人戦優勝局・角落戦・アマ王将戦優勝局=各1局

・(瀬川在籍時の)奨励会三段リーグ表=8p


◆内容紹介
嘆願書提出から「棋士 瀬川晶司」誕生までのすべてを、瀬川のひととなり、その将棋の強みや、瀬川ブームの意義、今後の展開など、さまざまな角度から活写した話題騒然の一冊!

2005年の「プロ編入試験」を合格した瀬川晶司・新四段のトリビュート本。

奨励会を年齢制限で退会、しばらくしてアマ棋界に復帰した瀬川。気分が吹っ切れたのが良い方向に向かい、アマ棋戦で優勝、そして銀河戦で現役プロを連破。「プロに7割勝つのにプロになれないのはおかしい」という機運が高まり、瀬川自身が将棋連盟に「嘆願書」を提出したのが2005年2月。プロ将棋の存続危機感も併せて、ネットでもプロ同士でもさまざまな議論がなされた。そして戦前の花村元司以来、61年ぶりのプロ編入試験が実現。瀬川は連盟が課した「六番勝負」を3勝2敗で突破し、見事プロ四段となった。

本書は大きく分けると「読み物パート」と「解説パート」に分かれる。
  読み物 : 瀬川ロングインタビュー、お祝いメッセージ、対局者談話、ブログコメント等。
  解説  : 瀬川将棋の分析、観戦記、銀河戦などの棋譜解説。


読み物部分には、一応「瀬川問題」の年表や経緯も少し書いてあるが、全体的には「合格おめでとう」の雰囲気。……レビューの続きを読む(2006Feb08)


将棋「次の一手」読本 別冊宝島 1191
将棋「次の一手」読本
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宝島社
ISBN:4-7966-4803-8
2005年8月
\1,155(5%税込)
127p/21cm
   
・強さの秘密 羽生善治四冠
・独占インタビュー 渡辺明竜王
[独占インタビュー]森内俊之名人/佐藤康光棋聖/・千葉涼子女流王将/先崎学八段/片上大輔四段
[プロ試験に挑む]瀬川晶司 アマ  インタビュー
[モノローグ]石橋幸緒女流四段/矢内理絵子女流四段
[棋士が書く!]太平武洋四段/大庭美夏女流2級
[若手有力棋士たち]山崎隆之六段/阿久津主税五段/橋本崇載五段/宮田敦史五段/松尾歩五段
・大好評 ザ・アンケート 現役棋士100人に聞きました

◆内容紹介(宝島チャンネルHPより)
天才たちの素顔と本音が溢れ出す!“羽生世代”vs“新世代”、強いのはどっちだ!?
 


将棋川柳 将棋川柳
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天童竜馬
新風舎
ISBN:4-7974-6447-X
2005年4月
\1,365(5%税込)
110p/19cm
   
◆内容紹介(新風舎HPより)
将棋の魅力や勝つコツが分かる!将棋が好きな人すべてに送る、著者が魂を込めて作った将棋川柳の数々。老若男女すべての人に薦める!勢いや躍動感あふれる作品は必見。「二兎を追い 両手に掴む 勝負の師」(本文より)
 


囲碁/将棋にかかわる仕事
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知りたい!なりたい!職業ガイド
囲碁/将棋にかかわる仕事
囲碁棋士/将棋棋士/用具製作者
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ヴィットインターナショナル企画室/ 編纂
日本将棋連盟・日本棋院・山形県将棋駒協同組合
/協力
ほるぷ出版
ISBN:4-593-57186-3
2005年3月
\2,310(5%税込)
142p/22cm/H.C.

[総合評価]
E

難易度:−
図面:−
内容:(質)C(量)C
レイアウト:B
解説:−
読みやすさ:A
小中学生向き
イントロコミック 伝統のゲームをささえる人たち 17p
将棋棋士 ・【people】中川大輔七段
・コミックガイド
・【だから私はこの仕事】村中秀史四段
・適正診断
40p
囲碁棋士 ・【people】大淵盛人九段
・コミックガイド
・【だから私はこの仕事】大橋拓文三段
・適正診断
44p
用具製作者 ・【people】國井天龍(駒彫り師)
・コミックガイド
・【だから私はこの仕事】桜井亮(淘水)(駒彫り師)
・適正診断
34p

◆内容紹介
本シリーズでは、さまざまな分野の職業が取り上げられ、その範囲は社会、文化、芸術、スポーツ、環境などさまざまな世界にわたっている。ひとつのテーマで3つの職業が紹介され、その仕事のようすやその職業につくための方法などがコミックと文章でガイドされている。

将棋プロ棋士・囲碁プロ棋士・駒師という職業を紹介した本。

一冊で紹介される職業は3つ。各章は以下のような四部構成になっている。
 (1)その職業のベテランによる紹介文
 (2)コミックガイド(漫画と文章で職業を解説)
 (3)その職業の若手インタビュー(経験2〜3年)
 (4)適正診断(性格チェック)

ベテランと新人を取り上げたところは面白いと思う。特に若手に「なぜこの仕事を選んだのか?」という視線をぶつけたのはかなり興味深い。その一方で、なぜトップクラスを取り上げないのだろうか?と疑問に思った。また、タイトルが「囲碁・将棋にかかわる仕事」なのに、紹介されているのが棋士と駒彫り師だけなのは不満。連盟職員や観戦記者、雑誌や棋書の編集者、道場の席主or従業員などの方がよほど数が多いはずだが…。

全体的にまずい点が多い。将棋も囲碁も昇段規定についてはこまごまと書かれているが、棋士を目指すことのリスクとリターンや、実際の生活ぶりなどはほとんど記述なし。

また、冒頭のイントロコミックで、いきなり初期盤面の飛角が逆で萎え。さらに初手▲3八銀、追加で「こりゃ先手の勝ちじゃな」と言う爺さん登場で激萎え(-_-;) まったく将棋を知らない人が書いたことがモロバレ。囲碁で大手合を唯一の昇段戦として挙げたり(大手合は2003年廃止)、将棋で「満21歳までに四段になるのが条件」(「21歳までに初段」が正しい)とするなど、内容そのものの間違いも多し。

最後まで読んだあと、「………で、棋士っていう職業は実際どうなの?」という感想が残った。正直あまり面白くなかったし(特にマンガ部分)、それでこの値段はちょっとおかしい。職業としての棋士について知りたければ、『棋士になるには』の方が良いと思う。(2005Jun26)


香菜子―北京・夏の記憶
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香菜子
―北京・夏の記憶
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森川昇/撮影
アップフロントブックス
ISBN:4-8470-2835-X
2004年12月
\2,100(5%税込)
96p/18cm(横26cm)

[総合評価]

坂東香菜子ファン限定
◆内容紹介(アップフロントブックスHPより)
夏雲のした、
迷路のように
曲がりくねった
フートンの道を、
自転車で駆けていった、
どこまでも。
坂東香菜子女流2級の写真集。

坂東は出版当時18歳。美人棋士として人気が高く、「バンカナ」の愛称で親しまれている。本業の将棋対局以外にも、将棋ソフトの読み上げなど幅広い仕事をこなす。
 ・日本将棋連盟HPでの紹介
 ・女流棋士会公式HPでの紹介
 ・Kanako's Room

本書はそんなバンカナの写真集。中国・北京で撮影されたもの。全部で78枚の写真が収録されている。そのうち、本人が写っているものは60枚くらい。アップの写真が結構多く、綺麗に撮られていると思う。中国将棋を指している写真は「らしさ」が出てる感じで素敵だった。全体的に「清純派アイドルの写真集」(イメージです)という感じで、どこかの誰かが期待しているようなショットはない(笑)。2〜3枚ほど、胸元や脇腹が気になる写真はあったけど。

撮影は森川昇。これまでの写真集作品は、広末涼子(!)、バレーボールの中田久美、牧瀬里穂、七代目市川染五郎、GLAYなど非常に幅広い。検索してみたら、キヤノンの広告写真などの仕事もあった。HPは発見できず。
 ・森川昇の他の作品

わたしは写真集を買ったことがないので、どういう人が買うのか、価格相場はこれで妥当なのか、よく分からない。「ファンなら買い」というしかない。(ごめんなさい、わたしは立ち読みで済ませました(>_<。) そもそも棋書じゃないような気がしますが…ある書店ではちゃんと将棋コーナーにありました)(2005Jan12)


日本将棋用語事典
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日本将棋用語事典
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森内俊之・他/編纂
原田泰夫
/監修
東京堂出版
ISBN:4-490-10660-2
2004年12月
\2,520(5%税込)
212p/21cm

[総合評価]
A

難易度:-----
図面:-
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
中級〜向き
愛棋家必携
【編集委員】 森内俊之,佐藤康光,島朗,池畑成功,荒木一郎
【編集協力】 中原誠,米長邦雄,羽生善治
【監修】 原田泰夫
【プロデュース】 荒木一郎

・上段2/3=用語辞書、索引つき
・下段1/3=【インタビュー】名棋士の談話室
中原 誠 (1)相掛かり (2)永世 (3)桂馬 (4)中座飛車 (5)中原囲い
(6)矢倉▲4六銀戦法
島  朗 (1)朝練 (2)石田流本組 (3)大盤解説 (4)角換わり腰掛銀 (5)カマボコ
(6)研究会 (7)5七銀左戦法 (8)島研 (9)藤井システム (10)竜王
米長邦雄 (1)アナログ将棋 (2)鷺宮定跡 (3)盤外戦術 (4)文化芸術振興基本法
(5)矢倉 (6)米長玉 (7)米長道場
森内俊之 (1)一分将棋 (2)風車 (3)カニカニ銀 (4)禁じ手 (5)光速の寄せ
(6)ゴキゲン中飛車 (7)千日手 (8)大局観 (9)震える (10)森下システム
佐藤康光 (1)居飛車穴熊 (2)上座 (3)次の一手 (4)封じ手 (5)振り飛車 (6)ミレニアム
(7)持ち時間 (8)読み
羽生善治 (1)王将戦 (2)金、銀 (3)金底の歩 (4)駒損 (5)小学生名人戦 (6)多面指し
(7)七冠 (8)羽生マジック (9)歩 (10)目隠し将棋 (11)横歩取り△4五角戦法

・【棋戦歴代優勝者一覧】竜王戦/名人戦/棋聖戦/王位戦/王座戦/棋王戦/王将戦

文字通りの“将棋用語事典”。なぜ「日本」と付いているのかは不明。

不思議なことに、これまで将棋用語事典はなかった。入門書には用語の説明があるが、もちろん大した量ではない。『将棋ガイドブック』(日本将棋連盟,2003)では用語解説と雑学あわせて70pくらいがあったが、「一冊丸ごと将棋用語事典」は本書がはじめて。

まずは、凡例を引用しておく。これを見れば、おおよその内容は分かると思う。……レビューの続きを読む(2005Mar12)


米長邦雄の本
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米長邦雄の本
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米長邦雄
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0229-7
2004年4月
\1,470(税込)
175p/21cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
図面:見開き0〜4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
有段者向き
巻頭カラー 写真 16p
米長邦雄ベスト自戦記 生涯をかけた一局(米長邦雄) 22p
特別書き下ろし 若者を語る(米長邦雄) 4p
思い出の一局 ・双方一分将棋の激闘(中原誠)
・勢いと厚みの米長将棋(谷川浩司)
・乱戦の一局(羽生善治)
30p
米長邦雄小伝 米長邦雄の魅力(福本和生) 16p
弟子が語る米長邦雄 ・師との30年(伊藤能)
・勢いのいい将棋を(先崎学)
・人生の師(中川大輔)
12p
米長将棋の大分析 永遠に健在(佐藤康光) 16p
米長将棋名場面集20 (伊藤能) 23p
米長邦雄名局名勝負14 (解説・米長邦雄) 32p
米長邦雄・記録集   2p

◆内容紹介
さわやか流とも泥沼流とも呼ばれた棋士、米長邦雄。生涯をかけた一局、五十歳名人を成し遂げた秘密など、本人が縦横無尽に読者に語りかける。そして、羽生が谷川が米長将棋の魅力に迫る、全編書き下ろし充実の一冊。

2003年12月に引退した米長邦雄永世棋聖のトリビュート本。

米長引退後に出版された本は、復刊やまとめ本が多かったが、本書は正真正銘の新本。しかも全編書き下ろし。米長自身の自戦記、ライバル中原や現役トップ棋士(谷川、羽生、佐藤康)からの寄稿、そして弟子(伊藤能、先崎、中川)からのエッセイで構成される。

棋譜は全部で20くらいあり、「米長ベスト」といってもいい内容。ファンならずとも、一度は並べてほしいものばかりだ。谷川も語っているが、思い切りが良くて玉頭の厚みを重視する棋風に必ず魅了されると思う。ファンでない方は「米長バンザイ」的なスタンスが気になるかもしれないが、トリビュート本なのでそこは我慢してください(笑)。

ちなみに表紙の写真は、『米長流必ず勝つ基本手筋』(有紀書房,1986)と同じ。これも撮り下ろしor未公開モノにしてほしかった!(2005Jan30)



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日本将棋連盟公式
将棋ガイドブック
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日本将棋連盟開発課/編纂
沼春雄・堀口弘治/協力
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0080-4
2003年11月
\1,400
207p/21cm

[総合評価]
A

難易度:-----
図面:-
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
中級〜向き
愛棋家必携
第1章 総則 将棋説明/基本ルール 10p
第2章 将棋用具   8p
第3章 将棋ルール ルール説明の前に/駒の名称とその動き方
/駒の動きと符号/ゲームの進め方/対局マナーと常識
26p
第4章 棋譜 棋譜の表記法 10p
第5章 大会運営 対戦方式/持ち時間制/宣言法と助言 14p
第6章 プロ棋士対局規定 14p
第7章 将棋の歴史 期限から戦後の新しい幕開け/家元三家計図/棋士系統図/棋士番号 12p
第8章 写真で見る将棋博物館 10p
第9章 将棋用語と基礎知識 52p
第10章 将棋雑学   14p
第11章 社団法人 日本将棋連盟 概要 30p

◆内容紹介(日本将棋連盟HPより)
将棋のルールをはじめ、基本的なことを解説。初心者はもちろん、将棋を教える人にとっても必携の一冊。

日本将棋連盟公式の将棋ガイドブック。「そのまんまやん!」という声が聞こえてくるが(笑)

本書は全部で11章まであるが、大きく3つに分かれている。

第1章〜第6章が「ルール・規定・規則」などに関するもの。将棋の基本ルールは入門書にはたいてい載っているが、本書ではできるだけ厳密なルールを掲載している。これは、通称“堀口ルールブック”(1993年の『将棋世界』誌付録)をベースに再構成したもの。「まだまだ厳密性に欠ける」という声も多いが、現状では最高レベルのルールブックになっている。また、棋譜の表記法や大きなアマ大会のルールなども詳細に書かれており、ここまで明文化した物を単行本で見たのは初めてだ。

第7章〜第10章は「将棋の知識」に関するもの。棋力アップには全く関係ない(笑)。将棋史関係はダイジェスト。江戸時代からの流れをざっくりと書いてある。この辺は他に詳しい本が多数出ているので、そちらを参照されたし。気合が入っているのは「将棋用語」で、ちょっとした辞書のようだ。他の棋書を読んでいてわからない用語があったら、ためしに調べてみるといい。有段者ならさすがに知らない用語はほとんどないだろうが…(σ(^-^)はありませんでした)

ラストの第11章は、「日本将棋連盟の紹介」というか宣伝(?)。「連盟って、こんな活動してますよ〜」と写真をまじえて紹介している。

全体的に、今までの棋書にはあまり詳しく載っていなかったものが多く、「よくこれだけのものをまとめたな」と思う。まだまだ不備が残る部分も多いが、いずれ改訂版が出るだろう。愛棋家を自認する方ならまさに“ガイドブック”として所持しておきたい一冊。大会運営者や指導者は必携。ちなみに初心者には不要かと…(内容紹介参照)(2004Feb28)


初めてのチェス1手・2手詰集 将棋ファンにも楽しめる
初めてのチェス1手・2手詰集
湯川博士/著
若島正/監修
山海堂
ISBN:4-381-10482-X
2003年10月
\1,300
158p/21cm
   
◆内容紹介
本格的チェスファンはもちろん、将棋ファンにも楽しめるチェス練習問題集。実戦のための練習問題を、なじみの深い将棋風の説明で紹介。後半には正統な「プロブレム」を掲載し、正式なチェスの世界が体験できる。
 


女流棋士の本
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鉄人68号さんthx!
女流棋士の本
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日本将棋連盟女流棋士会/編
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0228-9
2003年3月
\1,400
173p/21cm
   
中井広恵ロングインタビュー―少女として、妻として、女流棋士として
清水市代ロングインタビュー―ひたむきに頂点をみつめて
女流棋士30年の歴史
なんでもレポートします
女流棋士ホンネ座談会
インタビュールーム

◆内容紹介
将棋ファンも知らない女流棋士の世界。勝負の世界に身をおく彼女たちの本音がぎっしり。インタビュー、エッセイ、ダイアリー、談話、アンケート、Q&Aなど女流棋士の世界が満載。
 



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棋士と扇子
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山田史生
里文出版
ISBN:4-89806-175-3
2002年6月
\2,500
202p/27cm

[総合評価]

扇子・揮毫マニア向け
・棋士と扇子の歴史=2p
・棋士と扇子=181p
・棋士の扇子−つれづれ草=4p
・将棋関連年表=4p/棋士系統図=2p
・プロ公式戦優勝者一覧(H14年度)=1p/参考資料=1p

写真数=約320(カラーは7p) 
収録揮毫一覧

◆内容紹介
大正、昭和の鬼才坂田三吉から平成の羽生善治に至る102人の棋士の横顔と扇子のほか、竜王戦記念扇子、名人戦記念扇子など320点以上を掲載。将棋史年表・棋士系譜図付き。
棋士が揮毫(きごう)した扇子の写真集。観戦記者の山田史生氏が所有する扇子の写真に、棋士のプロフィールを添えてある。連盟が公式に販売しているものもあれば、山田氏が個人的に揮毫してもらった世界にただ一本のものもある。

棋士の書く字は、達筆のものもあれば、お世辞にも上手いといえないようなものまで様々だが、その文字と言葉の意味には棋士の個性がよく出ていると思う。揮毫一覧から好きな言葉を捜してみるのも面白い。ちなみに島八段の「性感」のエピソードは笑えます。(扇子の揮毫は通常、右から左へ書く。本当は「感性」と書いたのだが、一般人は左から右へ読んでしまうため)

本書を見たい人がどれくらいいるかは分からない。わたしは図書館で借りてきたが、ほとんど開かれた跡がなかった。資料的価値は結構あると思う。なお、本書はあくまでも「山田史生コレクション」であり、「連盟公式扇子集」ではないのでお間違えのなきよう。(2003May03)


棋士の行動学
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棋士の行動学
盤外、燃ゆ
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表谷泰彦
河出書房新社
ISBN:4-309-26352-6
1998年9月
\1,600
229p/20cm
   
第1章 盤上の泣き笑い会図 大長考の今昔/棋史を彩るポカ/ほか  
第2章 盤側の曼陀羅華 不戦敗の悲喜劇/感想戦でにじむ個性/ほか  
第3章 近くて遠い囲碁・将棋 2手目から独創の世界/囲碁・将棋の対局風景/ほか  
第4章 棋士の"行動学" 無冠の三強/対局以外のプロの仕事/ほか  
第5章 異名でたどる昭和棋史 院社対抗から十番碁へ/タイトル戦全盛時代へ/ほか  

◆内容紹介
その人、その棋風。一目・一手に命を賭ける、超人たちの横顔。ベテラン囲碁・将棋観戦記者が、その石音と駒音に耳を澄ませ書か綴る、棋士たちの人間味あふれる姿。

 


駒のささやき
将棋タウンさんthx!
駒のささやき 駒研出版会
(代表・北田義之)
駒研出版会
ISBN:
1996年12月
\5,000
222p/19cm/H.C.・箱入り
    Not found at Amazon.co.jp
プロとアマの駒作品(カラー)|将棋駒の歴史と変遷|駒の作り方(駒木地・道具・実践)|駒の書体の種類|駒の見方・選び方・買うための目安|盤の見方・選び方・買い方|駒箱の見方と作り方etc.

◆購入申込先
「駒研出版会」代表・北田義之 〒153-0061 東京都目黒区中目黒4-9-15
価格/5000円(送料500円) 郵便振替口座/00150-0-726865
※将棋連盟販売部(東京・大阪)でも販売
 


オンライン対局将棋 オンライン対局将棋
NIFTY-Serve〈将棋&チェスフォーラム〉オペレーションガイド
いつでも、どこでも、だれとでも★パソコン通信で将棋を指す!
個別ページへ
NIFTY-Serve将棋&チェスフォーラム
共同通信社・出版局
ISBN:4-7641-0353-2
1995年12月
\3,200
109p/24cm
   
1 将棋&チェスフォーラムへようこそ
2 パソコン通信の基礎知識
3 実践!将棋対局
4 dharma/WとKifu/Wの基本機能と操作
5 付録ソフトのインストールとニフティサーブへのサインアップ

◆内容紹介
リアルタイム対局ソフトなど、Windows対応の通信将棋関連ソフト6本を収録。パソコン通信を使って将棋を指す人のために必要な知識を解説する。
 


パソコン通信で将棋を楽しむ本
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将棋タウンさんthx!
パソコン通信で将棋を楽しむ本
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武者野勝巳
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-423-X
1995年5月
\1,800
160p/21cm
   
第1章 ネット駒音へのお誘い
第2章 通信環境の作り方
第3章 将棋ネットのご紹介
第4章 各種ソフトのリファレンス

◆内容紹介
将棋を指したいが、相手がいない、又は時間がないという人へ。パソコン通信でそんな悩みも解決。94年に開局した将棋専門ネット「アマプロ交流ネット“駒音”」へアクセスして将棋を楽しみましょう。
※2007年2月現在、「ネット駒音」はありません。
 


将棋界が分かる本
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将棋界が分かる本
棋界のしくみ・不思議が分かるガイドブック
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島朗
たちばな出版
ISBN:4-88692-477-8
1995年4月
\1,456
301p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★
図面:見開き0〜2枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
プロ棋界に興味がある人向き
※詳しい内容は個別ページを参照。
※下記の目次は正確なものではなく、多少ハショってあります。(長いため)
第1章 なぜにせまって
─Q&Aで棋界を案内
(1)奨励会とは? (2)棋士の昇段システム (3)タイトル戦の仕組み
(4)テレビ対局の予選 (5)遠征時の交通費・宿泊費 (6)対局料
(7)棋士の年間休日数 (8)持ち時間 (9)棋士の定年?
(10)棋士にマネージャーはつく?
・・・ほか
108p
第2章 棋士の本音を
(エッセイでたのしむ)
師匠・高柳敏夫/奨励会入会/二手指し/プロ棋士のミス
/森安秀光先生の思い出/げんの担ぎ方/大山・升田戦と今
/憧れる棋風/棋士の本籍地/ベテランの活躍
・・・ほか
112p
第3章 図面をつかって
(棋界を解説)
早投げの美しさ/感想戦を考える/羽生善治論
/6年前の観戦記(佐藤康光四段vs富岡英作五段,新人王戦)
36p
第4章 わかるとたのしい
(棋界人?にインタビュー)
[聞き手:橋口勉]
(1)道場編 名門、高柳道場席主にきく
  「変わり行くファン層と棋界の未来」
(2)道場編 新興、上野道場席主にきく
  「道場の苦しい経営状態」
(3)百貨店編 “将棋まつり”の東急百貨店・催事担当者にきく
  「将棋まつりの舞台裏と進行あれこれ」
(4)テレビ編 NHK囲碁・将棋班ディレクターにきく
  「NHK杯トーナメントこぼれ話」
27p

・【付録】棋士出身地マップ(現役棋士、女流、退役棋士)/全国・棋士一人当たり人口比マップ/プレゼントが当たるしょうぎクロスワードパズル 

◆内容紹介
現代の将棋界をいろいろな角度から解説したガイドブック。Q&A形式で棋界を案内、図面を使って棋界を解説、棋界人のインタビューなど、ここまでわかれば将棋が100倍たのしい。

現役A級棋士が書いた、将棋界を紹介する本。

第1章では、基本的な棋界のシステムから、ファンが知りたくなるような雑多な情報まで盛りだくさん。A級棋士が書いているので、記者では分からないような裏話や、トップ棋士ならではの知見も見え隠れする。棋界紹介本には『棋士になるには』や『将棋ガイドブック』などがあるが、本書の解説がもっとも過不足なくてバランスが良いようだ。

第2章・第3章は島のエッセイ集。棋士の本音が聞けるが、多少レベルが高い部分があるので、新聞の観戦記やテレビ将棋などである程度は棋士を知っている人向き。とはいえ、第2章は特に図面もなく、将棋の技術的な話ではないので、肩肘張らずに読んでいける。第3章は図面が入るので、有段者向け。

第4章は棋士以外の棋界関係者へのインタビュー。百貨店担当者など、かなりレアなところを衝いているのはなかなかおいしいが、ここはもっと、観戦記者や編集者など、さまざまな人の話を聞きたかった。

何度も読む本ではないのでBでとどめたが、全体的に結構面白かったと思う。24やYahoo!等で将棋にハマり、「プロの世界ってどうなってるんだろ?」と思い始めたくらいの方には、ちょうどいい「プロ棋界入門書」となるだろう。(2006Jul20)


棋翁戦てんまつ記
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棋翁戦てんまつ記
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逢坂剛 ほか
集英社
ISBN:4-08-774125-7
1995年3月
\1,456
285p/20cm
   
序の戦 筆戦・相撲を見に行く
1の戦 誕生・井の頭公園
2の戦 壮絶・新宿、空中戦
3の戦 秘打・太閤おろし
4の戦 神域・昼下がりの対決
5の戦 血煙・銀座八丁目
番外の戦 挑戦・一人対三人がかり
6の戦 決戦 たそがれの銀座
終の戦 仰天・トランプ将棋

◆内容紹介
逢坂剛、船戸与一、夢枕獏、黒川博行ら8人がくり広げる棋翁戦。裏将棋界に突如誕生した第8のタイトル、棋翁位のチャンピオンベルトをめぐって始まる将棋バトルロイヤル。
 


王手!将棋戦国絵巻
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王手!将棋戦国絵巻
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炬口勝弘
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-598-8
1994年5月
\1,359
127p/22cm

[総合評価]
-

難易度:-
内容:(質)-(量)A
レイアウト:A
解説:-
読みやすさ:-
プロ棋士好きな人向き
将棋戦国絵巻 '81〜'88=42p
将棋戦国絵巻 '88〜'92=52p
将棋戦国絵巻 '92〜=20p
女流棋界戦国絵巻=10p

◆内容紹介
谷川名人誕生から、羽生の名人戦まで、激動棋界の歩みを豊富な写真で振り返る、週刊将棋創刊10周年特別企画。20年近くの間に撮った20万枚に及ぶ写真の中から選びに選んだものを収録。
棋士たちのスナップショットを集めた写真集。写真はすべてモノクロ。

著者の炬口(たけのくち)氏は、棋士の写真を撮り続けて20年(当時)。タイトル戦での記念写真的なものから、対局中の苦吟の表情を捉えたもの、棋士の日常の顔をすばやく切り取ったものなど、さまざまな場面で撮影し続けている。その膨大な写真たちの中から、200枚を厳選して撰集した。

本書に載っている写真の例をいくつか挙げておくと、

・タイトル戦での棋士の表情
・重要対局に向かう棋士の、駅ホームや路上でのスナップショット
・一流棋士の奨励会時代
・女流棋士の子ども時代
・愛煙家棋士がたばこを燻らす姿
・物故棋士の現役時代

などなど。

注目はp86〜p87の加藤一二三特集「加藤先生が、好きです。(加藤のさまざまな表情が20枚)、これは一二三ファンならずとも将棋ファンなら必見!他には、p114〜p115の村山聖九段(故人)の部屋、p74の中学1年の高橋和(引退)などが個人的なオススメ。(2007Mar09)



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(改訂版)
棋士になるには
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なるにはBOOKS 72
棋士になるには
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大矢順正
ぺりかん社
ISBN:4-8315-0618-4
1994年3月
\1,165
171p/19cm

[総合評価]
B

難易度:−
図面:−
内容:(質)A(量)B
レイアウト:B
解説:−
読みやすさ:A
中学生以上向き
就職指導者必読

棋士になるには
個別ページへ
大矢順正
ぺりかん社
ISBN:4-8315-0773-3
1999年7月
\1,170
179p/19cm
1章 ドキュメント
世代交代の主役たち
・史上最年少名人の誕生(谷川浩司さん・将棋)
・十代で初のタイトル保持者(羽生善治さん・将棋)
・仮免棋士がタイトル奪取(中沢彩子さん・囲碁)
58p
2章 棋士になるには
将棋の世界
・【将棋─世界に誇る盤上遊戯】
  コンピュータでも勝てないプロ棋士の実力
・【将棋のルーツとあゆみ】
  将棋は、複雑で奥深い頭脳ゲームとして発展してきた
・【プロとアマの違い─級と段位】
  プロとアマの実力差がはっきり違うゲームは世界でも類をみない
・【対局】
  棋士の最も重要な仕事は将棋を指すこと、すなわち対局である
・【棋士の収入】
  収入の基本である対局料は、順位戦とほかの棋戦に大別される
・【棋士の仕事】
  一番多いのは指導対局と将棋の普及活動である
・【将棋連盟で将棋を勉強するには】
  東西の将棋開館や、全国各支部などで勉強できる
・【女流将棋界】
  林葉女流名人誕生を機に、十代の少女たちが将棋界入りした
・【棋士になるには】
  奨励会に入会して厳しい条件をクリアする
62p
3章 棋士になるには
囲碁の世界
・【囲碁のルーツとあゆみ】
  実戦の戦略に似ているため、戦国時代の武将たちも好んだ
・【国際交流】
  囲碁は高等頭脳ゲームとして世界中に普及している
・【日本棋院の仕組み】
  囲碁の伝統を守り、棋士の技芸の向上と普及を使命としている
・【規約とルール】
  囲碁は、盤面の「地」の多い、少ないを争うゲームである
・【段位と免状】
  プロとアマの実力差がはっきり違うのは、将棋と同じである
・【棋士の収入】
  対局料やプロ棋戦の賞金などが収入源となる
・【棋士になるには】
  院生となってプロ棋士をめざす
40p

将棋、碁は、小学生から大人まで男女を間わず共に楽しめる頭脳ゲームです。また、世界に誇れる日本の文化の一つでもあります。しかし、そのプロである棋士たちは実力次第の厳しい勝負の世界で生きています。本書では、あまり知られていない棋士の世界と、第一線で活躍中の棋士たちの激しい攻防戦を紹介。あわせてなるための道のりを解説しています。

将棋プロ棋士・囲碁プロ棋士という職業を紹介した本。

まず将棋界・囲碁界の若いスター棋士のエピソードを紹介し、次に職業としての棋士を解説している。一般人にとっては、将棋棋士と囲碁棋士は似たようなものだろう。しかし本書を読めば、実際は全く別の組織による独立した世界だということがわかる。

プロ棋士になるための仕組みや手順が分かるのはもちろんのこと、将棋界と囲碁界のシステムの違いを理解するのに最適の資料である。特に、奨励会制度(将棋)と院生制度(囲碁)の違いは、はっきり区別して把握しておきたい。

本書は「なるにはBOOKS」シリーズの一つ。「なるにはBOOKS」は、さまざまな職業の紹介をした本のシリーズである。中高生で自分の将来が漠然としている方は、一覧から興味のあるものをピックアップして、ぜひ一読していただきたい。また、進路指導関係者は、必ず全巻目を通しておいてほしい。なお、本によっては改訂版が出ている(一部が最新情報に修正されている)ので、できるだけ最新版を読むべし。(2004Mar29)

参考:「なるにはBOOKS」既刊一覧


将棋ファン読本U
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将棋タウンさんthx!
将棋ファン読本U
個別ページへ
週刊将棋/編
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-581-3
1993年6月
\1,748
255p/21cm
   
1 独占インタビュー
2 週刊将棋ダイジェスト
3 将棋ファン宣言
4 美しい終局
5 データは語る
6 女流ファン宣言
7 アマチュアの夢

◆内容紹介
大山康晴十五世名人死去、郷田真隆王位の誕生、羽生善治の竜王返り咲きなど、いろいろな出来事があった平成4年の将棋界を、インタビューなどで綴る。
プロ棋士の本音を満載。収束か?戦国か?激動棋界の一年を振り返り、その行方を占う。
 


将棋ファン読本
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将棋ファン読本
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週刊将棋/編
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-568-6
1992年6月
\1,748
255p/21cm
   
第1部 プロを楽しもう
第2部 週将を楽しもう
第3部 アマも楽しもう

◆内容紹介
谷川が「羽生くん以外は考えていません」と言えば、羽生は「目標はA級、三冠」。では森下は?大山は?そんな話が大好きなあなたのための将棋界の“いま”がいっぱい詰まった「読本」。
 


将棋NEWS '90-'91
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将棋NEWS '90-'91
個別ページへ
週刊将棋編集部/編
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-551-1
1991年7月
\2,330
247p/30cm
   
巻頭グラビア(升田幸三逝く/’90年の顔)
ニュース・ハイライト’91特集(谷川と羽生 投了図なき戦い/棋士なんでもベスト5/’90年戦法)
チャイルドブランドに挑戦 第4回週将アマプロ平手戦
ニュース事典’90

◆内容紹介
将棋ファン必携の年間ニュース特集登場。週刊将棋がニュースデータ中心に全く新しい切り口で将棋界の1年を振り返り、その行方を占う。
 


将棋盤外情報
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将棋盤外情報
将棋がますますおもしろくなる73の奥義
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百々由紀男
大陸書房
ISBN:4-8033-0915-9
1985年7月
\1,200
287p/19cm

[総合評価]
C

難易度:★★☆
図面:随時挿入
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
将棋が好きな人向き
将棋に強くなる秘訣は?/駒の並べ方にも作法がある/秒読みの最中、駒を落としたら…/歩のない将棋は負け将棋だ!/道場“初体験”ノウハウ/将棋大会で勝つ盤外作戦は/ほか
目次一覧

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
将棋が一部のマニアの独占物ではいけないと思う。将棋のルネサンスが今こそ必要である。それには棋士の生き生きとした人間味、勝負魂といったものをもっと面白くファンに伝える責任が、将棋ジャーナリズムにはあるはずだ。そんなことを考えながら、日ごろ感じたり、調べたり、取材したりしてまとめたのが本書である。
将棋雑学の本。『将棋狂に捧げる本』(1984)の続編。前著に続いて、棋士のエピソードや将棋史上のできごとなど、さまざまな将棋雑学を収録。

前著に比べると、少し専門的な話がまざっているので、難度もわずかにアップ。とはいえ、新聞の観戦記を眺めるレベルがあれば、十分である。

また、レイアウトが若干変更あり。下段の4分の1が「フリースペース」になっていて、ここに小さな字でミニコラムやプチ情報が書かれている。ただ、何も書かれていない無駄スペースの方が多い。

時期的には、「ベンチがアホやから野球できへん」で阪神を辞めた江本孟紀が『プロ野球を10倍楽しく見る方法』シリーズを流行らせたあとで、この頃はこういう業界暴露本がたくさん出版された。本書でも第67項のタイトル「将棋論説を10倍面白く読む方法」に傾向が見られる。

他の本からの寄せ集め的な内容が多いので、将棋マニアであれば知っている内容が多い。ちょっと古さを感じるものの、これから将棋マニアを目指す人にはちょうどよさそう。(2006Apr10)


将棋おもしろミニ知識
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将棋おもしろミニ知識
個別ページへ
能智映
誠文堂新光社
ISBN:4-416-68505-X
1985年4月
\880
150p/19cm

[総合評価]
C

難易度:★☆
図面:見開き0〜3枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
初級〜向き
内容一覧(目次)
将棋雑学の本。

将棋のルーツ、エピソード、実戦での基本テクニック、囲いの種類など、幅広いジャンルから将棋の雑学を紹介。ルールしか分からない人でも十分読める。

文章は平易で読みやすいが、やや煩雑な部分がある。たとえば駒の並べ方(大橋流・伊藤流)は図面一つで済むところを文章で説明していたり。全体的に多くのイラストが使われているが、効果的に使われていないのが残念。また、初級者向けなのに将棋専門用語が普通に使われている。

初級者向けの将棋雑学なら、『将棋のひみつ』(安恵照剛監修,学習研究社,2003)の方が万人向けでオススメだ。ただし、本書にもいくつかレア話があるので、トリビアマニアな方は一読してみると良い。(2005Jan06)


将棋狂に捧げる本
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将棋狂に捧げる本
個別ページへ
百々由紀男
大陸書房
ISBN:4-8033-0837-3
1984年8月
\980
247p/19cm

[総合評価]
C

難易度:★☆
図面:随時挿入
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
将棋が好きな人向き
なぜ王将と玉将があるのか?/棋士は何手先まで読むか/将棋の先手後手はどうして決めるか?/コンピューターは人間に勝てるか/棋士の対局中のクセはこんなにある/他
目次一覧

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
本書は将棋に対する筆者の熱い想いを、とりとめもなく綴ったものである。(中略)ただ一将棋マニアから、こんな話もあっては面白いのではないかと、気楽な気持ちで書いた。
将棋雑学の本。

棋士のエピソードや将棋史上のできごと、変則将棋に至るまで、さまざまな将棋雑学を収録。棋譜解説など専門的な内容はほとんどないので、将棋が好きであればルールさえ知らなくても楽しく読んでいける。

ただ、20年以上も前の本なので、情報が古くなって価値がなくなったものも多い。たとえば、本書では「1000手超の詰将棋はまだ出ていない」「七冠を独占した棋士はいない」とあるが、いずれも後年に達成されている(1995年に橋本孝治氏が「ミクロコスモス」(1525手詰)を発表、1996年に羽生善治が七冠達成)。また、微妙な小ミスや誤植も多い。(将棋の初手は34通りとあるが、実際は30通り、など)

タイトルは「将棋狂に捧げる本」であるが、どちらかといえば「将棋狂予備軍」の人にピッタリ。現役の将棋狂ならだいたい知っている内容が多いかと。(2006Mar03)

※ところで、最近「将棋狂い」とか「将キチ」とか言わなくなりましたね。いろいろな事情があるんでしょうね。


将棋パズル
zoom
将棋パズル
脳ミソをシェイプ・アップする本
個別ページへ
加納敏
文潮出版
0076-0210-7432
1981年10月
\690
212p/18cm

[総合評価]
?

難易度:★★?
 〜★★★☆?

見開き1問
内容:(質)?(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:C(解答のみ)
駒の動きを知っている人向き
・将棋パズル=計99問
第1章 駒を動かすパズル 取らずの駒並べ,駒の動ける総数を最大化,81格全てに駒を利かすには,金1枚で駒を全て取るには,○○の形を作るには…etc. 24問
第2章 ひとり遊びパズル 入れ替えパズル 23問
第3章 頭脳プレイパズル 跳び替えパズル,押し替えパズル,桂馬跳びパズル 26問
第4章 おもしろパズル 裸玉パズル,ハノイの塔パズル,ペグ・ソリティアのパズル…etc. 26問

◆内容紹介(表紙見返しより)
ゆかいなパズル遊びがいっぱいの本!
(1)この本を読んでも棋力は上達しません。
(2)この本は駒の動かし方さえ知っていれば楽しく遊べます。
(3)この本は今までの将棋ゲームを一変するパズルがいっぱいです。
(4)ひとりでも、二人でも遊べる新しい頭の体操です
(5)電車の中で読みだすと、乗り越してしまいますから気をつけましょう。
(6)推理小説も顔マケの、知的ゲームがもりだくさんです。
(7)この一冊で何も手のつかないパズル狂にしてしまう、きわめて危険な本です。

将棋の駒を使ったパズルの本。

将棋の駒を使うパズルといえば、なんといっても詰将棋だ。正統的な詰将棋のほかに、ルールの一部を変えたフェアリー詰将棋などもある。ただし、これらはいずれも相当ディープな世界であり、普通の一般人にはなかなかハードルが高い部分がある。

本書は、あくまでも「将棋の駒を使ったパズル」。基本知識は、「駒の動き」のみ。いくつか紹介しよう。

利かずの駒並べ系
他の駒に取られないように(他に駒の利きに入らないように)すべての駒を並べるパズル。本書では「どの駒を入れ替えれば、全部置けるようになりますか」というスタイル。

動ける総数を最大化
盤上に配置した駒が動ける枡目の総数をできるだけ増やす。本書では「ある駒を入れ替えて、総数が○○になるようにしなさい」。

入れ替えパズル
並べられた駒を、指定の配置に最短手数で並べ替える問題。駒の繰り替え。

すべては紹介しきれないが、他にもいろいろなパズルがある。「詰将棋は飽きたなぁ、指し将棋もちょっとなぁ…」という方はやってみると面白いかも。ただ、解説は一切なく、解答のみなので、解けなかったときはスッキリできない可能性大。

また、一応駒を使っているが駒の動きとは全然関係ない問題が半分くらいある(99問中48問。問41〜問73,問84〜問98)。「将棋パズル」を名乗るからには、将棋の駒ならではのパズルで埋め尽くしてほしかったなぁ。(2007Sep11)


弱いのが強いのに勝つ法
zoom
弱いのが強いのに勝つ法
─勝負の理論─
個別ページへ
木村義徳
日本将棋連盟
2076-10911-5892
1980年9月
\1,000
227p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★☆
図面:見開き2枚(実戦譜)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:A
中級〜有段向き
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理論篇 第1章 将棋のこわさ 弱いのが勝つ/瞬間的な大幅低下/テングの必然性 14p
第2章 将棋のむずかしさ 強いのが勝つ/直感と形勢判断/上達法 22p
第3章 プレッシャー プレッシャーとふるえ/形勢判断と油断/直感と見落とし 23p
第4章 謙譲と無心 謙譲の美徳/無心とおかめ八目/無心の危険性 25p
第5章 執念と闘志 執念の修行/執念の読み/執念の危険性 16p
第6章 強いのに勝つ 当たって砕けろ/短期決戦/強攻策 22p
実戦譜 (1)vs佐藤大五郎八段 (2)vs関根茂八段 (3)vs有吉道夫九段 (4)西村一義七段
(5)vs大内延介八段 (6)vs中原誠五段 (7)vs大山康晴名人
104p
棋力のブレについて考察した本。

誰にでも経験があるだろう。将棋倶楽部24のレーティング戦で、R400以上格下の相手に負けてしまったことが。31倍層のはずなのに、いいとこ3勝1敗ペース、ヘタすると2勝1敗ペースくらいだったり。相手は過少ではなく、はっきり実力差があるはずなのに、なぜなんだろう?と。

本書を読めば、その謎は大部分が晴れるはずだ。理論編では、実力差がある手合いでしばしば下手が上手を破る場合について考察している。大筋としては次のようになる。


「○○の場合は100%に近い力を発揮することができ、逆に△△の場合には瞬間的に棋力が大幅低下する。下手が実力を発揮し、上手が棋力低下したとき、両者の棋力は接近し、下手が上手を破る現象がしばしば発生する。」

「特に自分より強い相手にぶつかるときは、心理的には謙遜の境地が良い。それが困難なら、逆に執念を燃やすのも良い。また、戦術的には急戦で短期決戦を狙ってガンガン行くのが良い。」

この「○○」や「△△」を豊富な実例を用いて考察し、検証している。理論的にはややアイマイな部分も多いが、全体的には「一理あるかも」とうなずける。

実はこの本、著者がA級に上がった直後に書かれたもの。通算勝率が5割を切っていて、B2が定位置であった中堅棋士がB1→Aとトントンっと上がったので、周囲に軽い驚きを与えたようだ(本文中にもこの話が何度か出てくる)。「中堅棋士である自分がなぜ上がれたのか」という話を絡めて、「弱いのが強いのに勝つ方法」を述べているので、微妙に説得力がある(笑)。(ちなみにこの後、A→B1→B2とすぐに定位置に戻ってしまうのだが…)⇒参考:木村義徳八段の順位戦成績順位戦データベース内)

全体的に文章は長めだが、割とスラスラ読んでいけると思う。内容も面白いので、常に全力を尽くしたい実戦派の人には、ぜひともご一読いただきたい一冊だ。

なお、自戦記編の文章も理論編と関連があるので、本書を読むときは必ず前から順番に読んでいくべし。(2004Aug24)


プロ棋士─その強さの秘密
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プロ棋士─その強さの秘密 奥山紅樹
晩聲社
ISBN:4-89188-039-2
1978年12月
\880
217p/19cm
   
 
 


棋士・その世界
将棋タウンさんthx!

(文庫版)
棋士・その世界
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鉄人68号さんthx!
棋士・その世界 中平邦彦
講談社
ISBN:
1974年
\850
288p/20cm
   
講談社文庫
棋士・その世界
中平邦彦
講談社
ISBN:4-06-134100-6
0176-341002-2253
1979年7月
\380
312p/15cm
 
 


Memo:
「名駒大鑑(めいくたいかん)」熊沢良尊、名駒大鑑刊行会、1981年1月、\3,800、241p/22cm

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