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■将棋盤外情報

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将棋盤外情報
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将棋盤外情報
将棋がますますおもしろくなる73の奥義
[総合評価] C

難易度:★★☆

図面:随時挿入
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
将棋が好きな人向き

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【著 者】 百々由紀男
【出版社】 大陸書房
発行:1985年7月 ISBN:4-8033-0915-9
定価:1,200円 287ページ/19cm


【本の内容】
将棋に強くなる秘訣は?/駒の並べ方にも作法がある/秒読みの最中、駒を落としたら…/歩のない将棋は負け将棋だ!/道場“初体験”ノウハウ/将棋大会で勝つ盤外作戦は/ほか
目次一覧

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
将棋が一部のマニアの独占物ではいけないと思う。将棋のルネサンスが今こそ必要である。それには棋士の生き生きとした人間味、勝負魂といったものをもっと面白くファンに伝える責任が、将棋ジャーナリズムにはあるはずだ。そんなことを考えながら、日ごろ感じたり、調べたり、取材したりしてまとめたのが本書である。


【レビュー】
将棋雑学の本。『将棋狂に捧げる本』(1984)の続編。前著に続いて、棋士のエピソードや将棋史上のできごとなど、さまざまな将棋雑学を収録。

前著に比べると、少し専門的な話がまざっているので、難度もわずかにアップ。とはいえ、新聞の観戦記を眺めるレベルがあれば、十分である。

また、レイアウトが若干変更あり。下段の4分の1が「フリースペース」になっていて、ここに小さな字でミニコラムやプチ情報が書かれている。ただ、何も書かれていない無駄スペースの方が多い。

時期的には、「ベンチがアホやから野球できへん」で阪神を辞めた江本孟紀が『プロ野球を10倍楽しく見る方法』シリーズを流行らせたあとで、この頃はこういう業界暴露本がたくさん出版された。本書でも第67項のタイトル「将棋論説を10倍面白く読む方法」に傾向が見られる。

他の本からの寄せ集め的な内容が多いので、将棋マニアであれば知っている内容が多い。ちょっと古さを感じるものの、これから将棋マニアを目指す人にはちょうどよさそう。(2006Apr10)



【関連書籍】

[ジャンル] 
その他
[シリーズ] 
[著者] 
百々由紀男
[発行年] 
1985年

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