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■ノンフィクションの本  
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書名 著者 発行 備考
将棋カメラマン
大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」
弦巻勝 '23.10  
観る将のすすめB
 ルポ 将棋ソフト不正使用冤罪事件

 三浦弘行九段はなぜ疑われたのか
葵あすか '23.2 〔電子書籍〕
将棋・棋士の素顔 知られざる千駄ヶ谷の魔境 青野照市 '22.6  
将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学 村瀬信也 '22.1  
将棋であった 泣ける話   '21.9 アンソロジー
書名 著者 発行 備考
等身の棋士 北野新太 '17.12  
角川つばさ文庫版 聖の青春(角川つばさ文庫) 大崎善生/著
YUME/イラスト
'16.10 小学上級向け
透明の棋士 北野新太 '15.5  
羽生と渡辺 新・対局日誌傑作選 河口俊彦 '15.3  
羽生世代の衝撃 対局日誌傑作選 河口俊彦 '14.8  
怒涛の関西将棋 谷川浩司 '14.3  
オール・イン 実録・奨励会三段リーグ 天野貴元 '14.3  
最後の握手 昭和を創った15人のプロ棋士 河口俊彦 '13.12  
大山康晴の晩節(文庫版) 河口俊彦 '13.12 2003年の再文庫版
勝負という生き方 将棋棋士32人の肖像 高橋呉郎 '13.6 32棋士のエピソード
升田幸三の孤独 河口俊彦 '12.8 升田幸三ほか10棋士のエピソード
盤上の人生 盤外の勝負 河口俊彦 '12.8 11棋士のエピソード
実録 名人戦秘話
〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜
田丸昇 '11.12  
最強羽生善治と12人の挑戦者 山田史生 '11.10  
真剣師 小池重明(再版) 団鬼六 '11.5 1995年の再版
書名 著者 発行 備考
編集者T君の謎(文庫版) 大崎善生 '06.7  
大江戸将棋所 伊藤宗印伝 湯川博士 '06.5  
大山康晴の晩節(文庫版) 河口俊彦 '06.3 2003年の文庫版
奇跡の一手
〜サラリーマン・瀬川晶司が将棋界に架けた夢の橋
上地隆蔵 '06.3  
瀬川晶司はなぜプロになれたのか 古田靖 '06.3  
将棋八大棋戦秘話 田辺忠幸/編著 '06.2  
将棋界の事件簿 田丸昇 '05.10  
最善手を求めて 藤森規思雄 '04.1 野田澤彩乃/監修
西からきた凄い男たち 中平邦彦 '03.11  
最古参将棋記者 高みの見物 田辺忠幸 '03.8  
升田幸三物語(文庫版) 東公平 '03.8 1996年の文庫版
将棋の子(文庫版) 大崎善生 '03.5 2001年の文庫版
聖の青春(文庫版) 大崎善生 '03.4 2000年の新訂文庫版
大山康晴の晩節 河口俊彦 '03.3  
編集者T君の謎 大崎善生 '03.1  
新対局日誌 第八集 七冠狂騒曲【下】 河口俊彦 '02.12  
新対局日誌 第七集 七冠狂騒曲【上】 河口俊彦 '02.9  
将棋名勝負の全秘話全実話 山田史生 '02.7  
新対局日誌 第六集 大山伝説 河口俊彦 '02.6  
聖の青春(文庫版) 大崎善生 '02.5 2000年の文庫版
新対局日誌 第五集 升田と革命児たち 河口俊彦 '02.4  
新対局日誌 第四集 最強者伝説 河口俊彦 '01.12  
新対局日誌 第三集 十年後の将棋 河口俊彦 '01.9  
新対局日誌 第二集 名人のふるえ 河口俊彦 '01.6  
将棋の子 大崎善生 '01.5  
新対局日誌 第一集 二人の天才棋士 河口俊彦 '01.4  
名人は幻を見た 東公平 '00.10  
升田式石田流の時代 東公平 '00.9  
放浪の真剣師 宮崎国夫 '00.9  
棋神・阪田三吉(文庫版) 中村浩 '00.9 1980年の文庫版
孤高の棋士 坂田三吉伝 岡本嗣郎 '00.3 1997年『9四歩の謎』の改題文庫版
聖の青春 大崎善生 '00.2  
書名 著者 発行 備考
人生の棋譜 この一局(文庫版) 河口俊彦 '99.12 1996年の文庫版
[証言]将棋昭和史 加藤治郎・原田泰夫
・田辺忠幸
'99.9  
名棋士81傑ちょっといい話 原田泰夫/編著 '98.12  
修羅の棋士(文庫版) 宮崎国夫 '97.12 1995年の文庫版
飛翔 中平邦彦 '97.11 谷川浩司関連
天才羽生善治神話 小室明 '97.10  
真剣師 小池重明(文庫版) 団鬼六 '97.4 1995年の文庫版
9四歩の謎 孤高の棋士・坂田三吉伝 岡本嗣郎 '97.3  
将棋界奇々快々 河口俊彦 '96.10 1993年の新訂版
升田幸三物語 東公平 '96.3  
人生の棋譜 この一局 河口俊彦 '96.1  
名局紀行 週刊将棋/編 '96.1  
波乱盤上 池畑成功/監修 '95.6  
いまだ投了せず 嶋崎信房 '95.3  
修羅の棋士 実録裏将棋界 宮崎国夫 '95.3  
真剣師 小池重明 団鬼六 '95.2  
一局の将棋 一回の人生(文庫版) 河口俊彦 '94.4 1990年の文庫版
谷川浩司がゆく 福本和生 '93.11  
昭和「将棋指し」列伝 天狗太郎 '93.10  
将棋界奇々快々 河口俊彦 '93.7  
名人の譜 大山康晴 井口昭夫 '92.11  
一局の将棋 一回の人生 河口俊彦 '90.8  
棋士ライバル物語 中平邦彦 '90.1  
書名 著者 発行 備考
将棋 アマ強豪烈伝 炬口勝弘 '89  
プロ棋士誕生 将棋四段の瞬間 福井逸治 '87.4  
昭和将棋風雲録 倉島竹二郎 '85.7 『近代将棋の名匠たち』('71)を訂正加筆
名人谷川浩司 中平邦彦 '84.1  
現代真剣師物語 岸本王晴 '82.9  
将棋戦国史 村松喬 '81.2  
名人中原誠 三浦昇 '80.10  
棋神・阪田三吉 中村浩 '80  
書名 著者 発行 備考
棋士の世界 山本亨介 '77.2  
将棋好敵手物語 天狗太郎 '76.6  
勝負師人生 倉島竹二郎 '76.1  
名棋士名勝負(増補改訂版) 天狗太郎 '75.7 1965年の増補改訂版
中原誠 名人への棋譜 三浦昇,能智映 '74  
将棋百話 わが観戦記 升田幸三伝 勝負師・大山康晴 藤沢恒夫 '74 観戦記
近代将棋の名匠たち 倉島竹二郎 '71.10  
書名 著者 発行 備考
名棋士名勝負 山本亨介 '65  

 

将棋カメラマン 大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」
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将棋カメラマン
大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」
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弦巻勝
小学館
ISBN:978-4-09-825459-0
2023年10月
\1,320(10%税込)
240p/cm
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序章 「棋士の世界」に魅せられて
第1章 大山康晴の豪放、升田幸三の美学
第2章 米長邦雄の狂気、中原誠の自然体
第3章 異能の奇人・変人 かくも魅力的な将棋指し
第4章 ネット将棋の先駆者から伝説の美少女まで 個性派棋士たち「それぞれの輝き」
第5章 羽生善治から藤井聡太へ 研究者的思考の新時代
第6章 渡辺淳一、団鬼六、小池重明……将棋を愛し、将棋に愛された人々
第7章 将棋界の「思想」はどこへ向かうのか
・【特別対談】羽生善治×弦巻勝 将棋界の「伝統と未来」
・あとがき 珠玉のタイトル戦写真25枚

◆内容紹介
将棋界50年の秘蔵写真・秘話が満載

いまでこそ藤井聡太ブームによってオープンな印象を与えるが、50年前の将棋界は伝統と格式を重んじる“閉鎖的な世界”だった。

そんな将棋界の魅力に惹かれた筆者は、棋士たちの懐に飛び込むスタイルで信頼を得て、棋士のプライベートにも密着。鋭い眼光で勝負に臨む姿だけでなく、名棋士たちの「生き様」を写真に収めてきた。

大山康晴、中原誠、米長邦雄ら伝説の棋士、天才と呼ばれた谷川浩司や羽生善治、そして今秋には史上初の「八冠」に手が届くと目される藤井聡太──。彼らの貴重な写真と弦巻氏だけが知る秘話は「将棋界の貴重な記録」でもある。

2023年夏に将棋連盟の新会長に就任した羽生善治氏との特別対談も収録。
 

 

観る将のすすめB ルポ 将棋ソフト不正使用冤罪事件 三浦弘行九段はなぜ疑われたのか
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観る将のすすめB
ルポ 将棋ソフト不正使用冤罪事件
三浦弘行九段はなぜ疑われたのか
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葵あすか
ジャパンパブリッシャーズ
(電子書籍)
ISBN:-
2023年2月
\580(10%税込)
122p/約1.5MB
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疑惑
砲撃
交錯
潔白
収束
回生

◆内容紹介
2016年10月、将棋の三浦弘行九段が突如、将棋ソフトの不正使用をしたとして日本将棋連盟から一方的に処分を言い渡された。
三浦弘行九段は、竜王戦という将棋界の最高棋戦の挑戦権を一方的に剥奪されその機会を失った。
その後、調査が行われ不正は行われていないことが明らかになった。
つまり、無罪。潔白であった。冤罪である。
しかし、当時挑戦者に決まっていた竜王戦の出場は果たせなくなってしまった。
これは将棋界における最大の事件である。
そして、2023年現在、当時のこの事件について振り返ってみようとしても、当時の記録をまとめた書籍やドキュメンタリー等が全く存在しないことに気づいた。

将棋界は現在、近年は藤井聡太竜王の影響もあり空前のブームになっている。
映画に関しては、最近のものだけでもかなり多く制作されている。また、漫画やライトノベルなども将棋を題材にしたものは非常に多い。
それにも拘わらず、近年の将棋界最大の事件であった本件に関しては全く何も存在していない。
これは「なかったこと」にしようとしているようにしか思えてならない。

将棋界はしばしば「将棋村」と揶揄される。
これは、将棋連盟を頂点とした序列構造が形成されて、古くからの秩序を保った排他的な社会が色濃く残っているとされているためである。
それは将棋連盟だけでなくメディアや記者にも及んでいる。
例えば、それは本件の加害者の一人であった久保利明王将に対するメディアの質問の姿勢からも垣間見ることができる。
「昨年から続いている将棋ソフトの問題ですが、王将戦七番勝負が終わった区切りということで、コメントをいただきたいのですが」
この質問自体がまるで及び腰である。将棋界にはジャーナリズムが存在しないことを象徴している。
本事件の全貌を書き記した書籍の発行をしようとしても、恐らく将棋連盟側が拒否をしているのだと推察している。

本書は、当時の事件の状況を記録として残すものである。
勘違いして頂きたくないのは、私は決して将棋界をダメ出しするために本書を執筆したのではない。
むしろ、将棋界を応援しており、将棋の普及、発展を強く望んでいる将棋のひとりのファンであると自認している。
だからこそ、この事件を決して闇に葬らないようにするために、このような形で残しているのである。

これは『観る将のすすめ』シリーズの3巻目です。
 

 

将棋・棋士の素顔 知られざる千駄ヶ谷の魔境
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将棋・棋士の素顔
知られざる千駄ヶ谷の魔境
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青野照市
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-8061-0
2022年6月
\935(10%税込)
288p/cm
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第1章 時代を飾る棋士の素顔   96p
第2章 将棋界のエピソード   82p
第3章 将棋界を支える棋戦の数々   78p
第4章 棋士人生あれこれ   22p

◆内容紹介
「私より弱い人の記録係はやりたくありません」
当時はまだ奨励会員だった、芹沢博文九段の言葉です。今では考えられない話ですが、昭和の時代にはこういった個性的な棋士がたくさんいました。

本書は青野照市九段が大山時代から現代まで、棋士や将棋界のことについて語った本です。
現在、五冠となった藤井聡太竜王の話にはじまり、心に残る先輩棋士の話や、将棋界を支える棋戦の話などを詳しく紹介しています。
ぜひ本書を通して、「魔境」の奥をのぞいてください。

 

 

将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学
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将棋記者が迫る 棋士の勝負哲学
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村瀬信也
幻冬舎
ISBN:978-4-344-79064-3
2022年1月
\1,650(10%税込)
248p/cm
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第1章 天才棋士の異次元の強さ 藤井聡太  
第2章 最強棋士だけに見える前人未到の世界 渡辺明/羽生善治  
第3章 時代を築いたトップ棋士の新たな戦い 佐藤康光/森内俊之/谷川浩司  
第4章 勝負師たちの苦悩と矜持 木村一基/藤井猛/先崎学/深浦康市/久保利明/山崎隆之  
第5章 若き将棋指しの不屈の闘志 豊島将之/永瀬拓矢/佐藤天彦/広瀬章人/
斎藤慎太郎/佐々木勇気/里見香奈
 
第6章 語り継がれるレジェンドの勝負哲学 米長邦雄/加藤一二三  

◆内容紹介
史上最年少で四冠となった藤井聡太をはじめとする棋士たちは、なぜ命を削りながらもなお戦い続けるのか――。
「幻冬舎plus」の人気連載『朝日新聞記者の将棋の日々』に大幅加筆をし、書き下ろしを加えてついに書籍化。
藤井聡太の登場から激動の5年間、数多くの戦いを最も間近で見てきた将棋記者・村瀬信也が、棋士たちの胸に秘める闘志や信念に迫ったノンフィクション。

 

 

将棋であった 泣ける話
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ファン文庫Tears
将棋であった 泣ける話
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田井ノエル
水城正太郎
桔梗楓
溝口智子
矢凪
その他

マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-7696-5
2021年9月
\792(10%税込)
200p/cm
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◆内容紹介
将棋に関する12編のアンソロジーです。

・田井ノエル『盤上の記憶』
・水城正太郎『勝ってくれ』
・桔梗楓『将棋を忘れなかった人』
・溝口智子『どこまでも高く駆け上れ』
・矢凪「成駒のごとく」
・猫屋ちゃき『一番強い龍になる』
・朝来みゆか『小さな森で眠る鳥たち』
・日野裕太郎『一緒に違う場所を見て』
・編乃肌『ふたりの歩』
・澤ノ倉クナリ『白い昼と月の夜のエチュード』
・他二編収録
 


等身の棋士
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等身の棋士
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北野新太
ミシマ社
ISBN:978-4-909394-01-9
2017年12月
\1,728(8%税込)
209p/cm
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序 台風下の棋士
T 神域へ
U 想いの航跡
V 途上の夢
W 戴冠の時
終 路上の棋士

◆内容紹介
藤井聡太、加藤一二三、羽生善治――2017年、彼らがいた。

極限の状況で「最善」だけを探る。高潔な棋士たちの群像を描く、傑作・将棋ノンフィクション!!

棋士という二文字は「将棋を指す侍」を示している。…一六〇人いる棋士たちは皆、自らが信じた将棋という勝負において光り輝くために戦っている。日夜の研鑽を積み、策略を謀り、勝利という絶対を追い求めている。」――本文より
 


角川つばさ文庫版 聖の青春(角川つばさ文庫)
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角川つばさ文庫
角川つばさ文庫版
聖の青春
病気と戦いながら将棋日本一をめざした少年
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大崎善生/著
YUME
/イラスト
KADOKAWA
ISBN:978-4-04-631659-2
2016年10月
\778
p/cm
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◆内容紹介
元気いっぱいの子どもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。「命をかけても、ぼくは名人になる!」11歳で中国地区ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!?

病気と戦いながら夢をおいかけた少年の実話!

小学上級から。
 


透明の棋士
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透明の棋士
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北野新太
ミシマ社
ISBN:978-4-903908-63-2
2015年5月
\1,080
112p/19cm
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発端 生まれた理由/夢、遠くても/涙する強さ/里見香奈の青春/棋士が棋士であるために/復活の日/敗れてもなお/真夏の超克/星々の街/after the fight 戦いの後で/二人/闘志について語る時に羽生の語ること/羽生について語る時に渡辺の語ること/羽生について語る時に森内の語ること/先駆者の訪問/奪還 震える夜/
夢のつづき 生きていく理由/透明の棋士

◆内容紹介
今の私にとって、 将棋以上に魂の震える対象はない―
将棋とは無縁の人生を歩んできた著者が出会った、ひとりの棋士。その出会いをきっかけにのめりこんだ将棋には、静かに燃える数々のドラマがあった。 羽生善治、渡辺明、森内俊之、里見香奈...... 報知新聞社の熱き記者が描く、今までにない将棋の世界!
ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」で圧倒的な支持を誇る人気連載が、ついに書籍化!

◆著者について
1980年、石川県生まれ。学習院大学在学時に雑誌『SWITCH』で編集を学び、2002 年に報知新聞社入社。以来、記者として編集局勤務。運動第一部読売巨人軍担当などを経て、文化社会部に在籍。
2010 年より主催棋戦の女流名人戦を担当。2014年、NHK将棋講座テキスト「第63回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝 丸山忠久九段 対三浦弘行九段 『疾駆する馬』」で第26 回将棋ペンクラブ大賞観戦記部門大賞受賞。
 


羽生と渡辺 新・対局日誌傑作選
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マイナビ将棋BOOKS
羽生と渡辺
新・対局日誌傑作選
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河口俊彦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5473-4
2015年3月
\1,663
240p/19cm
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第1章 羽生善治、七冠達成まで 新・対局日誌 第1回
羽生を追う若手達
内なる積み重ね
張り合う才能
孤高の人
ベテランの嘆き
祈る加藤
その子に羽生君はやられる
懐かしい場所
控室の戦い
米長の会心譜
妙手で乾杯
着想の問題
盤外の厚み
一手の差
昇級者は未だ決まらず
千駄ヶ谷、七冠狂想曲
七冠王の威光
 
第2章 七冠達成から渡辺明デビューまで 波乱のない最終局
しこりがほぐれる時
青春の耀き
江戸時代の天才たち
今後を占う一戦
驚愕の応酬
六十の手習い
変貌した森下将棋
恐ろしい姿
ドラマの伏線
勝負師の人生
振り飛車の講義
活気ある一日
諸君、脱帽したまえ
 

◆内容紹介
十月のある夜、私は順位戦を戦っていて秒読みに追われていた。といっても頭に血が上っていたわけではない。負けとあきらめているので、妙に醒めていた。深夜、午前零時を過ぎると、大広間のあちこちで戦いが終り、感想戦が聞えてくる―。」(新・対局日誌第1回冒頭部)

プロ棋士たちが織りなすドラマを、将棋界内部から見続け、描き続けた河口俊彦八段は2015年1月30日、78歳で亡くなりました。

本書は河口八段が遺した
「新・対局日誌」から選りすぐりの記事を集めた傑作選で、「新・対局日誌」がスタートした羽生七冠誕生前夜から、渡辺明二冠デビューまでの期間を扱っています。

 羽生七冠達成当時の将棋会館の様子
 森内、佐藤、丸山ら、羽生を追う若手
 衰えを見せない中原の妙手、米長の会心譜
 村山との別れ
 順位戦で奮闘するベテランたち
 変貌する森下将棋
 郷田、一手トン死のドラマ
 渡辺がデビュー戦で見せた才気

将棋界の名場面を、その現場に立ち会い明瞭な筆致で伝えた河口老師の文章で追体験してください。

 


羽生世代の衝撃 対局日誌傑作選
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羽生世代の衝撃
対局日誌傑作選
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河口俊彦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5140-5
2014年8月
\1,663
224p/19cm
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第1章 羽生善治デビュー 天才少年登場/十年に一度の天才/天才の真価を発揮/負けてなお強し/今が旬の将棋  
第2章 佐藤康光、
森内俊之登場
大器佐藤、まず一勝/チャイルドブランド達の特徴/強い者の寄せ/ほんのちょっとのテクニック/泉、羽生が昇級/羽生、17連勝/佐藤の勝負運/森内好発進/勝率8割の秘密/羽生善治と村山聖/羽生善治VS河口俊彦/森内の強さ/羽生の奇跡/男を上げた剱持  
第3章 村山聖、
丸山忠久、
郷田真隆来る
天賦の才/両天才の一騎打ち/羽生の強さ/羽生、まず一勝/羽生、勝負将棋に勝つ/本命が出てきた/羽生の投了/もう投げます/参考になる手順/大本命が敗れる/6月の技能賞/羽生は元の姿に戻った/負けなければよい、の自信/しっかりした勝ち方/新鋭がはばをきかす/今が旬の将棋/羽生が昇級に前進/森内、全勝で昇級/羽生の勝負度胸  

◆内容紹介
中村修と羽生善治の対局の有様は、今でもよく覚えている。それは終った後に、となりで指していた中原が、帰りがけに『谷川名人も長くないな』と言ったからである」(あとがきより)

1985年12月18日、羽生善治四段昇段。天才少年はデビュー1戦目を△4五銀の妙手で飾り、それからも好手、妙手を連発し8割近い勝率で勝ち続けた。そして驚くべきは天才少年は一人ではなかったこと。

佐藤康光、森内俊之が立て続けにプロ棋界に参戦し、こちらも鮮烈なデビューを飾る。さらに「寄せは村山に聞け」とその名を轟かせた、西の天才・村山聖。先崎学、丸山忠久、郷田真隆・・・。のちに「羽生世代」と呼ばれる若者たちが一つの群れとなって将棋界を席巻したのがこの時代である。

新四段が次々に棋戦優勝を果たし、タイトル挑戦を決める。順位戦を駆け上がっていく。それまで将棋界で暮らしてきた者たちにとって、彼らの暴力的な強さ、その衝撃はいかほどのものだったか。

本書ではその疾風の有様を将棋界内部から捉え続けた河口俊彦七段の連載「対局日誌」で振り返るものである。

今なお続く「羽生世代の衝撃」。将棋界にとって空前にして絶後であろう奇跡の世代の原点がここにある。

 


怒涛の関西将棋
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角川Oneテーマ21
怒涛の関西将棋
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谷川浩司
KADOKAWA/角川書店
ISBN:978-4-04-110745-4
2014年3月
\864
223p/cm
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第1章 関西に王将あり─阪田三吉という伝説 通天閣というメッカ/女性に不人気の「王将」/ほか  
第2章 竜虎相打つ─升田幸三と大山康晴 田舎へ帰って百姓せい/英才教育の幼少期/ほか  
第3章 停滞から興隆へ 関西から去った二強/空白の昭和三十年代/ほか  
第4章 関西将棋界とともに歩む 将棋道場へ/奨励会と研究会/ほか  
第5章 進撃!関西将棋界 関西に残る理由/横の結束力/ほか  

◆内容紹介
阪田三吉、大山康晴、升田幸三・・・関西出身の棋士たちはなぜこれほど強かったのか? 日本将棋連盟会長にして第一線で闘いを続ける著者が明かす勝負力の秘密。

 


オール・イン 実録・奨励会三段リーグ
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オール・イン
実録・奨励会三段リーグ
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天野貴元
宝島社
ISBN:978-4-8002-1937-4
2014年3月
\1,300(5%税込)
239p/cm
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1章 黄金の駒
2章 はるかなる名人位
3章 死闘−三段リーグ1
4章 盤死−三段リーグ2
5章 宣告
6章 出発

◆内容紹介
プロ棋士を目指す若者たちが人生をかけた戦いを繰り広げる「奨励会」。
羽生善治を輩出した名門・八王子将棋クラブ出身で、小学生名人戦で準優勝した著者は、16歳で三段に昇段したものの、ついにプロ=四段になれず、26歳で年齢制限により退会を余儀なくされた。
失意のうちに漂流していたその1年後、今度は舌癌の診断を受け、完全に将棋の夢が断たれてしまう。
15年以上にわたる苦悩の青春と、当事者が見た過酷な奨励会の世界を本人が赤裸々に振り返る。
 


最後の握手 昭和を創った15人のプロ棋士
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マイナビ将棋BOOKS
最後の握手
昭和を創った15人のプロ棋士
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河口俊彦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4999-0
2013年12月
\1,575(5%税込)
224p/19cm
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第1章 大山康晴の時代 ・大山康晴 勝負に徹した巨人
・山田道美 その1 大山の厚い壁
・山田道美 その2 我が道を往く
・山田道美 その3 研究の限界
・二上達也 その1 二番手の強さ
・二上達也 その2 無事を貫く力
・丸田祐三 その1 三段跳びの才
・丸田祐三 その2 小太刀の名手
・丸田祐三 その3 秘めた対抗心
 
第2章 特別書き下ろし ・真部一男 その1 孤高の棋士
・真部一男 その2 敗北の美学
・〈追悼〉真部一男
・森下 卓 駒得は裏切らない
 
第3章 将棋界を支えた棋士たち ・高柳敏夫 その1 棋界一の名門
・高柳敏夫 その2 正常なる異常
・原田泰夫 その1 正座を貫く
・原田泰夫 その2 駒音高らかに
・原田泰夫 その3 鮮やかな引き際
・森安秀光 瞬時の輝き
・勝浦修 名三役の切味
 
第4章 現役棋士を語る ・森けい二 剃髪の名人戦
・南芳一 無口な男の謎
・深浦康市 相性を生かす
・屋敷伸之 お化けの牛歩
 
第5章 我が師 ・小堀清一 将棋学徒の泪  

◆内容紹介
本書に登場するのは、戦後の復興期以後の将棋界を内部から支えた人達である」(本文より)

大山、升田が表舞台で活躍し、加藤治郎、丸田祐三、原田泰夫といった人達が将棋界内部をしっかり支えていた、それが昭和の将棋界だったと著者は言っています。大山十五世名人は盤外戦術も駆使して山田道美、二上達也といった若手の前に立ちふさがり、丸田祐三は類稀なる事務処理能力で、棋界の帳簿を握っていました。
まだ日本が貧しく、将棋界の制度も確立されていなかった時代、そこには将棋界全体にも影響する個の力がありました。

本書ではその時代を実際に見てきた老師・河口俊彦七段が当時の人間模様を鮮やかに描いています。
さらに、特別書き下ろしとして加えた真部一男九段、森下卓九段編を追加。屋敷伸之九段、深浦康市九段といった現在のトップ棋士にまで筆は及びます。

本書で、将棋と時代に翻弄されながら個を貫いた15人のプロ棋士の人生に触れてみてください。

 


勝負という生き方 将棋棋士32人の肖像
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勝負という生き方
将棋棋士32人の肖像
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高橋呉郎
日本将棋連盟/発行
マイナビ/販売
ISBN:978-4-8399-4776-7
2013年6月
\1,575(5%税込)
240p/19cm
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第1章 勝負という愉しみ 楽しきかな「光速流」とつき合う法/羽生善治
もう技術だけで戦う年齢ではない/
森内俊之
怒って居直った「元天才」の芸/
谷川浩司
心ここにあらず、升田大先生との初対局/
大内延介
ポカとヤケ酒と兄弟子からの手紙/
井上慶太
 
第2章 勝負を分けた瞬間 観客の目で見た終局図/佐藤康光
「中原時代」に終止符を打った王将戦/
中原誠
せめて王手を――221手の敗局/
佐藤天彦
いちどは地獄を見た奇跡の昇段/
中座真
孤軍奮闘した「横歩取り伝道師」/
野月浩貴
 
第3章 大勝負に臨む心持ち 竜王位をもたらした敗局/渡辺明
ロマン派棋士は年を取らない/
阿部隆
「神に近い存在」が指させた敗着/
村山慈明
「いちばん長い日」のいちばん熱い戦い/
桐山清澄
カメかウサギか 不思議な棋士の足跡/
中田宏樹
祝勝大宴会をフイにした連続失着/
行方尚史
楽都ウィーンで産湯をつかった棋士/
金井恒太
 
第4章 勝負観と信念 投了直前「1分」の表と裏 /藤井猛
淡白派は、夏の借金を冬に返す/
島朗
将棋観が指させた名人戦の振り飛車/
郷田真隆
ようやくヤル気を出した旗手/
阿久津主税
「さばきのアーティスト」は"心"を重視する/
久保利明
プレッシャーにも負けず「山形の棋士」/
阿部健治郎
千日手にすれば、もう一局、勉強できる/
永瀬拓矢
 
第5章 勝負という人生 春夏秋冬、勝負は怖い/森下卓
父親失格まで考えた昇級局/
杉本昌隆
棋士生活十五年目の生涯最高の美酒/
沼春雄
三段リーグ16期目に出会った「福の神」/
北島忠雄
「針峰ドリュー」に挑んだ山男棋士/
小林宏
スロースターターは四十歳で折り返す/
飯塚祐紀
自己改造のための振り飛車転向/
小林健二
トーナメント男の悔いある青春譜/
櫛田陽一
 

◆内容紹介
羽生善治が、谷川浩司の光速流を目の当たりにした際の高揚を楽しげに語る。
佐藤康光が、タイトル戦の終局直後に思わず涙した理由を語る。
郷田真隆が、自らの信念と美学に裏打ちされた独特の将棋観を笑顔で語る。

トップ棋士だけではない。勝負に生きる者には、ひとりひとりに大舞台がある。
自らの哲学を、名誉を、人生を懸けて戦う棋士の姿にベテラン観戦記者が迫る。
将棋世界の人気連載
「感想戦後の感想」から、32編を抄録。

 


升田幸三の孤独
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升田幸三の孤独
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河口俊彦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4645-6
2013年2月
\1,575(5%税込)
240p/19cm
    この本をAmazonで見る
第1章 升田幸三の孤独 升田幸三  
塚田正夫
第2章 花村元司の侠気 花村元司  
灘蓮照
松田茂役
第3章 芹澤博文の直情 芹澤博文  
板谷進
第4章 郷田真隆の高邁 郷田真隆  
藤井猛
木村一基

・追悼 米長邦雄

◆内容紹介
升田幸三・米長邦雄・芹澤博文・花村元司・郷田真隆・藤井猛…
天才達には、その才気が溢れるゆえの孤独がある。
選ばれたものだけが辿り着く栄光と葛藤を描く「盤上の人生 盤外の勝負」シリーズ第2弾。

前著『
盤上の人生 盤外の勝負』が覇道を歩んだ棋士を描いたのに対し、本書は異能派の棋士が多く取り上げられている
彼らを語る老師の筆はひたすらに優しい。破滅主義的な危うさを漂わせつつも自らの才を恃みに生き、その才に殉じた数々の姿こそもっとも棋士らしいものであると語っているかのようである。
米長邦雄の追悼文を巻末に掲載。

 


盤上の人生 盤外の勝負
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盤上の人生 盤外の勝負
─将棋名棋士34の余話─
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河口俊彦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4389-9
2012年8月
\1,575(5%税込)
256p/19cm
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第1章 王者たちの系譜 中原 誠  
谷川浩司
羽生善治
第2章 華麗なる千両役者 加藤一二三  
米長邦雄
内藤國雄
木村義徳
第3章 現代棋士の流儀 佐藤康光  
森内俊之
丸山忠久
久保利明

◆内容紹介
著者の前著『
大山康晴の晩節』を家長の肖像とするならば、本書は家族の肖像である。
中原、米長、加藤を中心とした昭和の棋士たちの牧歌的で人間味あふれる逸話から、優等生が増えた羽生世代以降の現代棋士が垣間見せるそれぞれの信念まで、著者が見聞きした盤上盤外の余話を描く。
将棋界を覆う空気は大きく変わった。しかし、昔も今も変わらないのは、棋才こそが唯一絶対の基準であること。そして老師の筆は、才能とは何か、という根源的な問いに及んでいく。
将棋界という一風変わった大家族に籍を置き、六十年の長きにわたり内側から棋士の生態を見続けてきた河口俊彦が、古今の名棋士の知られざるエピソードを描いた、棋界人物評伝の集大成。

 


実録 名人戦秘話 〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜
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実録 名人戦秘話
〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜
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田丸昇
マイナビ
ISBN:978-4-8399-3984-7
2011年12月
\1,470(5%税込)
224p/19cm
    この本をAmazonで見る
第1章 名人戦契約交渉が決裂
1965年〜1976年
棋士たちに大きな影響力を及ぼした名人戦と順位戦制度
過去の名人戦の名勝負と盤上ドラマ
記録係を数多く務めた奨励会時代
連絡係、記録係として見た大山時代の名人戦
中原新名人が誕生した節目の年に田丸が四段昇段
将棋会館建設問題で理事会が総辞職して超大型内閣が発足
囲碁名人戦の契約金問題が将棋名人戦にも波及
名人戦の中原自然流と大内怒涛流の対決に大注目
痛恨の一手で名人位を取り逃がした大内
名人戦契約金問題の最中に中原―米長の名人戦
名人戦は連盟と朝日の交渉が決裂して古巣の毎日に復帰
 
第2章 幻の名人戦移籍案
1976年〜2003年
名人戦契約が終わった朝日のその後の将棋欄
朝日の将棋欄にプロ公式戦が4年ぶりに掲載
文化的な目玉事業として名人戦を守り育てた毎日
大山が連盟会長を退任して二上新体制に
連盟の渉外担当理事が朝日に名人戦復帰を打診
大山、中原、米長らの反対で朝日の名人戦問題は廃案
羽生世代の棋士たちが名人位を獲得して勢力図は様変わり
 
第3章 初の名人戦共催
2003年〜
二上が連盟会長を退任して後任に中原、米長
経営諮問委員会が朝日への名人戦移管を連盟に提言
連盟理事会が名人戦契約の解消を毎日に通告
連盟が苦肉の策として毎日、朝日の名人戦共催を提案
毎日が希望する名人戦単独主催案は臨時総会で否決
名人戦契約問題は毎日、朝日の共催で決着
初めて尽くしの共催名人戦で羽生が十九世名人を取得
名人戦の対局中に羽生にサインを頼んだ名観戦記者
将棋連盟と棋戦主催者の新聞社などとの関係
 
第4章 思い出の対局 2度目の「東西決戦」に勝って四段昇段
C級1組昇級と同時に相手の棋士の「首」を切った一戦
順位戦で最後の「師弟戦」となった佐瀬―田丸戦
名人経験者の塚田、升田と最初で最後の対局
夢うつつで考えた手法を用いて大山に初勝利
毎年のように降級の危機に陥ったB級1組時代
「羽生増刊号」で羽生の棋譜を並べて臨んだ羽生との対局
島との直接対決に勝って棋士20年目・41歳でA級昇級
A級順位戦の対局で兄弟子の米長の強さを痛感
B級1組に通算16期も在籍した実績が唯一の誇り
 
第5章 盤外エピソード 将棋雑誌に記事を書いたのを契機にカメラに興味
「カメラ小僧」になって写真を撮りまくった若手棋士時代
北海道・札幌での野外将棋イベントに参加
作家の山口瞳の自宅での将棋会はサロンの趣
将棋の国際普及事業で20日間にわたるアメリカ旅行
菅直人が厚生大臣室で好敵手の政治家と早指し将棋
『将棋世界』誌の編集長を2年間担当
今後の生き方は異能派の「桂香」のような持ち分
 

◆内容紹介
1976年の名人戦契約社変更、1991年の幻の名人戦移籍案、そして2006年の名人戦契約騒動。棋史をしばしば賑わす名人戦問題の背景にあるのは、名人戦・名人位という言葉の格別の重みだ。
時には将棋連盟理事として、時には臨時総会の議長という立場で名人戦問題に直面した著者が、関係者の生の声を丹念に拾い集め、盤上で繰り広げられる華麗な攻防と、盤外で揺れる関係者の葛藤を描いた現場の名人戦史。

 


最強羽生善治と12人の挑戦者
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最強羽生善治と12人の挑戦者
激動!平成将棋界の今
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山田史生
新人物往来社
ISBN:978-4-404-04088-6
2011年10月
\1,680(5%税込)
p/cm
    この本をAmazonで見る
◆内容紹介
羽生善治登場以来、将棋界は同世代の佐藤康光・森内俊之・藤井猛ら「羽生世代」と言われるキラ星のごとき棋士達がしのぎを削ってきた。
しかし、渡辺明竜王を筆頭に、この層の厚い世代を突破しようと若い才能が台頭しつつある。将棋界の今を、ベテラン将棋ジャーナリストが語る。
 


大江戸将棋所 伊藤宗印伝
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小学館文庫
大江戸将棋所 伊藤宗印伝
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湯川博士
小学館
ISBN:4-09-408085-6
2006年5月
\580(5%税込)
296p/15cm
    この本をAmazonで見る
◆内容紹介
江戸中期の将棋名人伊藤宗印の生涯を描く
江戸中期の将棋5世名人伊藤宗印は、いかにして将棋三家を守り抜こうとしたか。養子ゆえに不当なあつかいに甘んじた青年期から、実力者多出の家系を作り上げた老年期まで、当時の棋譜をまじえて波乱の生涯を描く異色の実在時代小説。現代の棋士たちも驚嘆するという実力者が輩出した江戸期の隆盛を築いた宗印の実像と、将棋に賭ける男たちの矜恃将棋好きならずとも、その生き様と美学に心打たれる。
 


奇跡の一手〜サラリーマン・瀬川晶司が将棋界に架けた夢の橋 奇跡の一手
〜サラリーマン・瀬川晶司が将棋界に架けた夢の橋
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上地隆蔵
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-8399-1992-5
2006年3月
\1,449(5%税込)
224p/19cm
    この本をAmazonで見る
第一章 青春を懸けた12年 プロ棋士を夢見て/挫折  
第二章 将棋界を離れて 将棋熱再燃/プロになる道はないものか  
第三章 プロ熱望宣言 冗談じゃない!/ファンの声  
第四章 沸騰する議論 奨励会との整合性/プロの定義/実力の評価  
第五章 編入試験実施 嘆願書提出/運命の棋士総会/試験官発表  
第六章 注目の6番勝負 第1局・7月18日、佐藤天彦三段戦
第2局・8月14日、神吉宏充六段戦
第3局・9月17日、久保利明八段戦
第4局・10月10日、中井広恵女流六段戦
第5局・11月6日、高野秀行五段戦
 

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
2005年に将棋界だけでなく世間一般の大きな話題になった瀬川晶司のプロ入り問題。本書は瀬川が奨励会で経験した挫折や、アマチュアになってからの活躍、プロ棋士になりたいという諦められない夢、そして6番将棋での揺れ動く心境を描いたドキュメントである。元週刊将棋の記者で瀬川問題を担当した著者が、実現不可能と思われた「夢の橋」が架かるまでの一部始終を記す。

 


瀬川晶司はなぜプロになれたのか
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瀬川晶司はなぜプロになれたのか
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古田靖
河出書房新社
ISBN:4-309-26889-7
2006年3月
\1,470(5%税込)
256p/19cm
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挫折/始動/嘆願/思惑/説得/採決/挑戦/試練/結実/奇跡

◆内容紹介(河出書房新社HPより)
61年ぶりに実施されたプロ編入試験をみごとに突破してプロ棋士となった瀬川昌司。35歳のサラリーマンはなぜプロになることができたのか。将棋を愛する人々の知られざる奮闘記。
 


将棋八大棋戦秘話 将棋八大棋戦秘話
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田辺忠幸
河出書房新社
ISBN:4-309-26870-6
2006年2月
\1,890(5%税込)
272p/19cm
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第1章 名人戦―実力名人戦 毎日が創設、朝日主催を経て再び毎日に
第2章 王将戦―波乱万丈!男と男の戦いを見た
第3章 王位戦―盛夏の熱闘譜が彩るドラマ
第4章 棋聖戦―江戸時代後期の天才、天野宗歩にあやかる 一年二期制から一期制へ
第5章 棋王戦―敗者復活制を導入した最初の棋戦
第6章 王座戦―純粋なトーナメント方式を貫く
第7章 竜王戦―九段戦・十段戦を経て誕生した“序列一位の大型棋戦”
第8章 朝日オープン選手権―全日本プロ将棋トーナメントが発展した準タイトル戦
【付録】 八大棋戦優勝者一覧表


◆内容紹介
現代プロフェッショナル将棋の歴史は、昭和十年の「名人戦」創設に始まる。その後「王将戦」など大棋戦が産声を上げ、今や八大棋戦の時代となった。本書は各棋戦の経緯、現状を、秘められたエピソードを交え綴ったものである。
 


将棋界の事件簿 将棋界の事件簿
現役プロ棋士の実話レポート
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田丸昇
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-8399-1802-3
2005年10月
\1,449(5%税込)
224p/19cm
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※詳細は個別ページ
第1章 盤外騒然の激動期  
第2章 大山時代から羽生世代  
第3章 将棋界の仕組みと出来事  
第4章 プロ・アマ平手戦対局の変遷  
第5章 わが修業時代の思い出  

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
元将棋連盟理事、元将棋世界編集長の田丸昇八段が、将棋界で起きた事件の詳細を報告した本。
闘志をむき出しに打倒大山を掲げた山田道美九段、体を壊しても呑むことを止めなかった芹沢八段など個性的な棋士たちのエピソードや、総工費約6億円の新将棋会館建設の問題、棋士と新聞社の思惑がすれ違い決裂した名人戦の契約金交渉事件などを包み隠さずに記してある。
また現在注目されているプロアマ関係の歴史や、世間を騒がせた女流棋士の失踪騒動についてなどの事件についても当事者として詳しく伝えてある。

 


最善手を求めて 将棋・女流学生プロ
最善手を求めて
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藤森規思雄
野田澤彩乃/監修
文芸社
ISBN:4-8355-6906-7
2004年1月
\1,000
97p/19cm
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◆内容紹介(文芸社HPより)
現役の大学生で女流プロ棋士である野田澤彩乃氏。棋界きっての期待の星である野田澤氏は、著者が小学校教諭を務めていた時の、教え子の娘。天性のセンスを持ち、学業と将棋の両立に若き情熱を傾けながら、さらに確実な一手を追求する姿を、身近な者ならではの愛情あふれる筆致で描く。野田澤氏の輝かしい足跡に焦点を当てながら、対局数の問題など、将棋界が抱える問題にも言及し、活性化とさらなる普及にも寄与する貴重な一冊。
 


西からきた凄い男たち 西からきた凄い男たち
と金に懸けた夢
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中平邦彦
清流出版
ISBN:4-86029-057-7
2003年11月
\1,500
240p/20cm
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ポケットに夢を/嘘のような本当のこと/様々な晩餐会/花開く季節/優しい辛抱の目/色を変える花のように/ホップの効用/闘う中年たち/蝉は鳴く/普通から生まれる/〔ほか〕

◆内容紹介(清流出版HPより)
吹けば飛ぶような将棋の駒に、命を懸ける人とは一体どんな男たちなのか? 著者は昭和六年生まれ。元神戸新聞の副論説委員長である。将棋は昭和三十一年から担当し、自身、ジュニア向けの将棋の著書があるほどの棋界の大御所ライター。さすがに天才たちの人となりを余すところなく描いて見事だ。将棋の世界では西日本から有力棋士が現れている。夭折の天才棋士村山聖、史上最年少で公式戦千勝を達成した谷川浩司、七冠を手にした羽生善治、寂しがり屋・森安秀光、名人に香車を引いた男・升田幸三、“一輪の花”清水市代まで、多士済々である。
 


最古参将棋記者 高みの見物
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最古参将棋記者
高みの見物
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田辺忠幸
講談社
ISBN:4-06-272212-7
2003年8月
\840
231p/18cm
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第1章 忠幸、将棋界にもの申す 「国技将棋」と唱えよう/いつの日か「日本将棋会館」を/ほか  
第2章 名人名勝負よもやま話 木村義雄名人との縁/将棋堂参拝で強くなろう/ほか  
第3章 将棋にまつわる日本語講座 「ノータイム」の正しい使い方/呼称の違いに異議あり/ほか  
第4章 将棋界への提言 初手やり直しに「待った!」/発見!忠幸流振り駒の法則/ほか  

◆内容紹介
観戦記者として50年!盤側の御意見番が語る!棋王戦を中心に、名人戦・王将戦・王座戦・王位戦・竜王戦・棋聖戦など数多くの名勝負を見つめてきた現役最古参の将棋観戦記者だからこそ書ける秘話の数々。

 


大山康晴の晩節
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(新潮文庫版)
大山康晴の晩節(文庫版)
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(ちくま文庫版)
大山康晴の晩節(ちくま文庫版)
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大山康晴の晩節
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河口俊彦
飛鳥新社
ISBN:4-87031-542-4
2003年3月
\1,600
286p/20cm
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新潮文庫 (か-28-3)
大山康晴の晩節
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河口俊彦
新潮社
ISBN:4-10-126513-5
\580(5%税込)
2006年3月
366p/16cm
ちくま文庫
大山康晴の晩節
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河口俊彦
筑摩書房
ISBN:978-4-480-43127-1
\945(5%税込)
2013年12月
382p/15cm
1章 ガンとの闘い
2章 生い立ちから名人まで
3章 大山将棋の強さ
4章 早逝した天才棋士との闘い
5章 追われる身に耐えて
6章 会長就任と永世名人
7章 ガン再発後の粘り
終章 まだ引退できないのか

◆内容紹介
空前絶後の戦績を誇り、45年の長期にわたってトップの座に君臨しながらなぜか地味な印象につきまとわれた棋界の巨人、大山康晴。名人の器量、条件とは何か? 不世出の名人に肉迫し、その人間性の精髄を説き明かす。
 


編集者T君の謎
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(文庫版)
編集者T君の謎(文庫版)
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編集者T君の謎
将棋界のゆかいな人びと
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-211700-2
2003年1月
\1,500
268p/19cm
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講談社文庫
編集者T君の謎
将棋業界のゆかいな人びと
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-275418-5
2006年7月
\580(5%税込)
312p/16cm
1 天才たちのスーパーバトル
2 将棋中毒者の生活と意見
3 大棋士ここだけの話
4 今宵も女流は花ざかり
5 純情個性派に乾杯!
6 将棋は世界を駆けめぐる

◆内容紹介
ああ、将棋中毒。

彼は言った。「この飛行機が落ちたら、僕も大崎さんも、海の“もずく”だあ――」
大名人・大山康晴と著者はなぜ「イカソーメン」をめぐって激論をたたかわせたのか?
中倉シスターズの人に言えない秘密とは?

人気棋士から名物業界人まで総登場、将棋マニア必読。いま注目度No.1作家の、抱腹絶倒のエピソード満載のエッセイ集。『週刊現代』掲載。
 


新対局日誌 第八集 七冠狂騒曲【下】
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新対局日誌 第八集
七冠狂騒曲【下】
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61438-8
2002年12月
\1,600
201p/20cm/H.C.
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夏の陣 無頼派と実力者
秋の陣 奇跡の再挑戦
冬の陣 千駄ケ谷、七冠狂騒曲

◆内容紹介
六冠王・羽生善治VS王将・谷川浩司。前人未到の七大タイトル完全制覇に挑む革命児と、震災を乗り越えて防衛に臨む孤高の天才。日本中を興奮の渦に巻き込んだ奇跡の時代を振り返る。『将棋世界』連載を大幅加筆・修正する。
 


新対局日誌 第七集 七冠狂騒曲【上】
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新対局日誌 第七集
七冠狂騒曲【上】
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61437-X
2002年9月
\1,500
190p/20cm/H.C.
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秋の陣―若者たちの天下
冬の陣―七冠戦と順位戦
春の陣―羽生を負かす者

◆内容紹介
羽生善治の七冠制覇が話題になり始めた平成6年の秋から翌年6月までの将棋界を描く。前人未到の大記録の前に、震災を乗り越えた天才棋士が立ちはだかる! 豊富なエピソードで贈る将棋クロニクル。
 


将棋名勝負の全秘話全実話 講談社プラスアルファ文庫
将棋名勝負の全秘話全実話
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山田史生
講談社
ISBN:4-06-256643-5
2002年7月
\880
325p/16cm
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プロローグ 羽生善治竜王大いに語る―本当に力のある、息の長い棋士に
第1章 新世紀の将棋界
第2章 世紀の巨匠大山康晴と升田幸三
第3章 奇人・変人・奇癖
第4章 十段戦を彩った棋士たち
第5章 竜王戦秘話
第6章 盤側つれづれ草

◆内容紹介
名人戦、十段戦、竜王戦、王位戦、棋聖戦、棋王戦、王座戦、王将戦…。四半世紀にわたり数々の名勝負を盤側で見続けてきた将棋観戦記者だからこそ書ける、名勝負にまつわるちょっといい話。大山、升田、中原、米長、加藤、谷川、羽生、佐藤、藤井、小池、大田、加賀ほか、プロ・アマを問わず数多くの棋士との公私にわたるつきあいのなかからわかった、対局だけでは知ることのできない棋士たちの人間味あふれる素顔にも迫る。
 


新対局日誌 第六集 大山伝説
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新対局日誌 第六集
大山伝説
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61436-1
2002年6月
\1,600
262p/20cm/H.C.
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春の陣 名人級の若手たち
夏の陣 なんと馬鹿なことを
秋の陣 棋神の如く
冬の陣 輝ける巨星
再び春の陣 突然の幕引き

◆内容紹介
大山こそ将棋を指すために生まれてきた男ではないか。癌におかされながら、残留争いから抜け出し、天才谷川をして「初めて将棋を教えて頂いた」と言わしめた晩年の名局。巨匠の最期を描く。
 


新対局日誌 第五集 升田と革命児たち
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新対局日誌 第五集
升田と革命児たち
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61435-3
2002年4月
\1,600
253p/20cm/H.C.
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春の陣 天才たちの足踏み
夏の陣 フランクフルト気分
秋の陣 巨人の存在感

冬の陣 運がわるすぎる[ほか]

◆内容紹介
大山残留を見届けるかのように升田が急逝する。一方、若い革命児たちは、新しい価値と技術を盤上盤外にもちこみ、棋界を席巻する。稀に見る世代交替劇を生き生きと描く。『将棋マガジン』連載「対局日誌」を加筆修正。
 


新対局日誌 第四集 最強者伝説 新対局日誌 第四集
最強者伝説
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61434-5
2001年12月
\1,600
273p/20cm/H.C.
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春の陣 勝ち方の流儀
夏の陣 時代の覇者
秋の陣 将棋観のゆらぎ
冬の陣 降級点の恐怖

◆内容紹介
バブルがはじけ、ベルリンの壁が崩壊した一九八九年、棋界もまた稀に見る激動を体験する。大山会長が退陣し、羽生が頂点に踊り出た。棋界の地殻変動はいよいよここに本格化する。その大巨人と超新星が生涯に一度だけ戦った本当の「勝負将棋」とは?そこで放たれた最高級の名手とは?その他、天才・加藤の史上最大級の痛ましいポカ、降級点を食らった棋士をおちょくる関西の強面など、将棋ファンならぜひとも記憶にとどめておきたいエピソードが満載。
 


新対局日誌 第三集 十年後の将棋
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新対局日誌 第三集
十年後の将棋
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61433-7
2001年9月
\1,600
270p/20cm/H.C.
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春の陣―三十代棋士の頑張り
夏の陣―十年後のタイトル戦
秋の陣―投げない精神
冬の陣―幸せをつかみそこねて

◆内容紹介
将棋界はさらなる激変にみまわれる。超大型棋戦・竜王戦が創設され、初代竜王に島朗が輝いた。大豪米長を4タテにしての載冠は世代交代を実感させた。羽生・村山・佐藤・森内ら新世代の才能が華やかに開花する。
 


新対局日誌 第二集 名人のふるえ 新対局日誌 第二集
名人のふるえ
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61432-9
2001年6月
\1,600
251p/20cm/H.C.
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春の陣・古い将棋、新しい将棋
夏の陣・複数の最強者
秋の陣・俺は三倍生きている
冬の陣・逃げる者と追う者

◆内容紹介
羽生善治が引き起こした棋界の地殻変動は佐藤康光、森内俊之、先崎学ら天才少年たちの登場によってさらに激化。その陰で、芹沢博文と板谷進が逝った。大山は?中原、米長は?新世代と旧世代の人間ドラマを描く将棋戦国史。
 


将棋の子
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(文庫版)
将棋の子
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将棋の子
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-210715-5
\1,700
2001年5月
301p/20cm/H.C.
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講談社文庫
将棋の子
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-273738-8
\590
2003年5月
352p/16cm
第1章 北へ
第2章 沈黙の海
第3章 夢への遡上
第4章 吹きあれる風
第5章 月光
第6章 再会の日
第7章 放浪
第8章 恋
第9章 勇気の駒

◆内容紹介
奨励会…。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る“トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の一冊。第23回講談社ノンフィクション賞受賞作。
 


新対局日誌 第一集 二人の天才棋士
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新対局日誌 第一集
二人の天才棋士
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河口俊彦
河出書房新社
ISBN:4-309-61431-0
2001年4月
\1,600
286p/20cm/H.C.
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春の陣 名人戦の陰で
夏の陣 新しい棋士
秋の陣 白星を求めて
冬の陣 運命の夜

◆内容紹介
プロ棋士の熾烈な勝負、将棋指しが演じる人間臭いドラマを、豊富なエピソードで生き生きと描く。第1集は、昭和61年4月からの1年。羽生善治が順位戦に初参加し、村山聖伝説が生まれた。『将棋マガジン』連載の単行本化。
 


名人は幻を見た
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最強将棋塾DX東公平コレクション 2
名人は幻を見た
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東公平
河出書房新社
ISBN:4-309-72266-0
2000年10月
\1,800
260p/20cm
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新手の条件/原田泰夫の気骨/将棋界の新しい太陽/敵の得意戦法で勝つ/昭和四十七年六月八日午後八時四十五分/十四年ぶりのA級順位戦/江戸っ子振飛車党、無念の降級/角頭歩突き、A級順位戦に登場/情熱の男・関根、升田のワザに屈する/ゼニになる将棋/ほか

◆内容紹介
大山康晴、升田幸三、塚田正夫、中原誠…。往年の名棋士がたったひとつの地位をめぐって熾烈な戦いを演じていた。将棋界ナンバー1の観戦記者が書きとめたある時代の記録。
 


升田式石田流の時代
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最強将棋塾DX東公平コレクション 1
升田式石田流の時代
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東公平
河出書房新社
ISBN:4-309-72265-2
2000年9月
\1,800
278p/20cm
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紳士棋士・二上の勝負根性/山田、千日手指し直し局を制す/同価値のふたつの手/升田、復帰戦を飾る/内藤新八段、A級デビュー戦を飾る/まさかの四連敗―「升田将棋」に殉ずる/病身の天才棋士/怪腕・花村、相振り力戦を制す/挑戦権を懸けて/妖刀・花村、理論家を翻弄/ほか

◆内容紹介
大山康晴、升田幸三、山田道美、花村元司…。勝負師たちの熱いドラマが迫真の観戦記で甦る。
 


続 修羅の棋士 放浪の真剣師 続 修羅の棋士
放浪の真剣師
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宮崎国夫
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-8399-0398-0
2000年9月
\1,500
263p/19cm
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◆内容紹介
実録裏将棋界『修羅の棋士』第二弾!青年闇太郎が足を踏み入れた真剣の道。そこはまさに修羅の世界だった。勝負にのめりこんでいく闇太郎を、平畑善介、大田学、加賀敬治ら巨人が温かく包み、厳しく鍛える。ひ弱だった男はいつしか骨の太い真剣師に…。闇の世界に生きる男たちを描いた長編小説。
 


聖の青春
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(文庫版)
聖の青春
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(復刻版)
聖の青春
聖の青春
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-210008-8
2000年2月
\1,700
333p/20cm/H.C.
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講談社文庫
聖の青春
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-273424-9
2002年5月
\648
419p/15cm
講談社青い鳥文庫 228-1
聖の青春
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大崎善生
講談社
ISBN:4-06-148614-4
2003年4月
\720
331p/18cm
第1章 折れない翼(発病/不思議なゲーム/ほか)
第2章 心の風景(師匠/奇妙な生活/ほか)
第3章 彼の見ている海(デビュー/天才と怪童/ほか)
第4章 夢の隣に(自立のとき/よみがえる悪夢/ほか)
第5章 魂の棋譜(帰郷/手術/ほか)

◆内容紹介
村山聖は5歳の頃から、腎ネフローゼという病気のために、途方もなく長い時間を病院のベッドの上ですごさなければならなかった。そんなある日、父が聖に「将棋」というゲームを教えてくれた。その日を境に彼の人生は一変する。「ぜったいに名人になってやる。」聖の夢への疾走がはじまった…!!癌のために29歳で亡くなった天才棋士の青春を描いた感動のノンフィクション。小学上級から。
 


〈証言〉将棋昭和史
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加藤治郎/述
原田泰夫/述
田辺忠幸/執筆
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-8399-0255-0
1999年9月
\1,900
292p/19cm
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第1章 加藤治郎名誉九段の証言(師山本樟郎と出会う/初の学士プロ棋士に/七カ月待った初対局/ほか)
第2章 原田泰夫九段の証言(見よう見まねで覚える/関根十三世名人の姿に感動/上京し、晴れて内弟子に/ほか)
第3章 将棋昭和史年表

◆内容紹介
日本将棋連盟の結成、実力名人戦の発足から始まり、相次ぐ新棋戦の誕生、TV対局のスタートなど、将棋界は昭和に入って近代化の道を歩み続け、苦難の時期を乗り越えながら飛躍的な発展を成し遂げた。その一部始終に立ち合い、変容を見つめてきた加藤治郎名誉九段と、その弟子原田泰夫九段。2人の元日本将棋連盟会長が自身の歴史を軸に激動の昭和棋界を語る。巻末に充実の将棋昭和史年表を併録。
 


名棋士81傑ちょっといい話
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講談社+α文庫
名棋士81傑ちょっといい話
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原田泰夫/編著
講談社
ISBN:4-06-256308-8
1998年12月
\1,000
417p/16cm
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第1章 名人
第2章 天才
第3章 異能
第4章 勝負師
第5章 読み
第6章 攻守の妙
第7章 名伯楽・知恵袋

◆内容紹介
名人、天才、勝負師、名伯楽、知恵袋…。関根金次郎、坂田三吉、木村義雄から、大山康晴、中原誠、谷川浩司、羽生善治まで、綺羅星のごとく輝く現代の棋界81傑を、原田泰夫九段と名勝負を見続けてきた将棋観戦記者たちが綴る、名勝負に秘められたドラマの数々。名棋士の素顔と、とっておきの話。将棋ファン待望の一冊。
 


飛翔
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飛翔
谷川浩司永世名人への道
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中平邦彦
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0065-0
1997年11月
\1,500
209p/20cm
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出発―名人戦第六局・伊香保
桜花―名人戦はじまる
逆転―再び戦場・伊香保
彷徨―はるかな道のり
宿敵―羽生との激突
忍受―負け続けて
畏怖―きっと彼が来る
死地―地球が動いた!
無冠―屈辱の2・14
復活―「ああ、やっと…」
晴天―名人就位式

◆内容紹介
史上最年少記録で名人位を獲得した谷川浩司。しかし、永世名人への道のりは決して平坦ではなかった。宿敵羽生善治との激闘。大震災を乗り越え、失意の無冠からの復活。その軌跡を描いた、感動のドキュメント。
 


天才羽生善治神話 三一将棋シリーズ
天才羽生善治神話
谷川光速流との対決
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小室明
三一書房
ISBN:4-380-97288-7
1997年10月
\1,400
223p/19cm
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第1章 羽生善治を解剖する
第2章 羽生将棋の源流をたどる―修業時代の熱戦譜
第3章 棋譜から読み取る強さの秘密
第4章 羽生善治・谷川浩司物語

◆内容紹介
七冠達成の真相とは何か。アマチュアから奨励会時代の棋譜を分析、四段昇段後の選りすぐりの対局をあらゆる角度から検証するなど、羽生将棋の本質に迫る。ドラマ仕立ての谷川浩司との名勝負物語も併載。
 

 

9四歩の謎
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(文庫版)
孤高の棋士
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9四歩の謎
孤高の棋士・坂田三吉伝
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岡本嗣郎
集英社
ISBN:4-08-781146-8
1997年3月
\1,700
350p/20cm
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集英社文庫
孤高の棋士
坂田三吉伝
個別ページへ
岡本嗣郎
集英社
ISBN:4-08-747172-1
2000年3月
\571
354p/16cm
第1章 端歩突き
第2章 武者修行
第3章 西の坂田、東の関根
第4章 二人の名人
第5章 9四歩の謎

◆内容紹介
坂田三吉はなぜ名人を自称したのか!?南禅寺の端歩は何だったのか!?なぜ名人挑戦者リーグに老齢も顧みず参加したのか!?そのリーグ戦で良い成績を収めながら一期限りで引退したのは、なぜか!?四つの謎を追いかけるうちに、坂田三吉の実像が浮かび上がってきた!!演劇、映画、歌の世界にも登場する伝説の棋士坂田三吉の素顔に迫るドキュメント。
 


升田幸三物語

(文庫版)
升田幸三物語(文庫版)
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升田幸三物語
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東公平
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0063-4
\1,942
1996年3月
425p/20cm
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講談社文庫
升田幸三物語
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東公平
角川書店
ISBN:4-04-371401-7
\857
2003年8月
397p/15cm
数奇な生い立ち|兄に将棋を習う|最初の夢は剣の名人|棋士を志して家出|広島市を放浪|クリーニング屋|大深五段に会う|木見八段の内弟子に|内弟子生活の哀歓|道で転んで悟る|ほか

◆内容紹介
「新手一生を」旗印に、昭和の将棋界を駆け抜けていった天才棋士升田幸三。打倒木村義雄に情熱を傾け、宿命のライバル・大山とのあくなき戦いを繰り広げた升田の盤上で見せた数々の神技に、ファンは酔った。将棋に生きた鬼才の生涯を、東公平が滔々と語る。

将棋界の頂点に立つべく十三歳で家を飛び出し、以来、独創的な戦法の考案に命を削りつづけた棋士・升田幸三。時の名人への「ゴミ」発言、日本刀を持っての対局場乗り込み、タイトル戦での対局拒否など、その人生は型破りなものだった。生涯、死闘を繰り広げた弟弟子・大山名人との確執や、政財界の著名人たちとの知られざる数々のエピソード。升田番記者として盤側で彼を見つめてきた著者が綴る、升田伝記の集大成。生涯対局記録、特選棋譜五十一局もあわせて収録。
 


(オリジナル版)
人生の棋譜 この一局
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(文庫版)
人生の棋譜 この一局(文庫版)
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人生の棋譜 この一局
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河口俊彦
新潮社
ISBN:4-10-377202-6
1996年1月
\1,553
313p/20cm
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新潮文庫
人生の棋譜 この一局
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河口俊彦
新潮社
ISBN:4-10-126512-7
\620(5%税込)
1999年12月
429p/16cm
1989年度(手を渡す/C級2組/ほか)
1990年度(大勝負直前の一週間/谷川が変った/ほか)
1991年度(昨今中国将棋事情/出るか、将棋界のロッキー/ほか)
1992年度(不世出の大名人/新人類は、今/ほか)
1993年度(米長の大パーティーと羽生/本格的女性進出の胎動/ ほか)

◆内容紹介
升田幸三、大山康晴両巨星の死、米長邦雄の50歳にしての名人位獲得、そして羽生名人の誕生など、’90年から’94年にかけての激動の将棋界をつぶさに実況中継。歴史に残る数々の名勝負に留まらず、「恐がられるようでなければ勝負に勝てない」「弱みを握られたらお終い」など、盤外勝負も満載。一般の社会以上に人間くさい天才棋士たちの知られざる日常を軽妙に映し出す。
 


名局紀行
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名局紀行
初代宗桂から将棋四〇〇年
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週刊将棋/編
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-649-6
1996年1月
\1,359
223p/19cm
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第1章 江戸黎明期 家康が見た御前将棋/朝露のごとく/将棋隆盛の江戸時代
/棋聖天野宗歩/宗歩御城将棋へ
36p
第2章 明治の将棋界 徳川幕府の崩壊後 8p
第3章 激突 関根と阪田 出会いと行き違い/ライバルの対決/名人位を巡って/関根名人誕生 24p
第4章 名人を目指して 不運の天才棋士土居(上)(下)/棋界の政治家 大崎熊雄
/名将花田長太郎(上)(下)
30p
第5章 孤高の名人 前代未聞のスピード出世/異名“常勝将軍”
/初代実力制名人就位/返り咲き、そして退位
28p
第6章 竜虎相討つ 邂逅(かいこう)から戦争時代/高野山の決戦/先陣争い
/よみがえる鬼才/升田三冠を独占/機関車升田と石炭車大山
/白眉の勝負/棋風-受けと攻め/大山独走時代の幕開け
/大山五冠王に挑む/第30期、最後の名人戦/病魔との闘い
62p
第7章 名匠たちの棋譜 新時代の象徴 塚田正夫/九段戦始める/永世九段そして名誉十段に
/不敗将軍に挑んだ丸田/ベテラン二上達也の快挙
26p

※1993年6月から「週刊将棋」に連載された『名局紀行』を加筆訂正して単行本化したもの。

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
初代大橋宗桂名人から約四百年の歴史を持つ将棋・名人。他の国の将棋には類を見ない特異なルールを持ち、江戸時代の将棋家、昭和に入っての順位戦や奨励会の制度など・・・将棋の文化はそのまま日本の文化でもあります。そしてそれは盤上に激しい火花を散らす戦いの歴史でもありました。

 


波乱盤上
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あすか将棋読本
波乱盤上
〜将棋界の光と影〜
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池畑成功/監修
あすか書房
ISBN:4-317-80047-0
1995年6月
\1,300
235p/19cm
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第1部 谷川王将VS羽生名人7冠の臨界点―将棋界を震憾させた、長く熱い1日
第2部 羽生名人を裸にする
第3部 封じ手を開いた女流棋士・林葉直子―「あの事件」以後の変貌
第4部 天才集団・奨励会の夢と現実
第5部 バイプレイヤーたちの神話―『月下の棋士』と能条純一

◆内容紹介
谷川王将vs羽生名人7冠の臨界点、羽生名人の強さの秘密、痛恨の敗戦譜、ライバルから見た羽生名人、天才集団・奨励会の夢と現実、バイプレイヤーたちの神話など、盤上、盤外の人間ドラマ。
 


いまだ投了せず
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いまだ投了せず
将棋に命を賭けた男たち
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嶋崎信房
朝日ソノラマ
ISBN:4-257-03420-3
1995年3月
\1,456
240p/20cm/H.C.
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1 幻の名人 ─大内延介─ 24p
2 包丁一本駒に代えて ─永井嘉─
止まり木の王将 ─小滝元靖─
自戒の譜 ─古作登─
煙が目にしみる ─鈴木英春─
52p
3 たどりきてなお山麓 ─富岡英作─
女神が最後に ─伊藤能─
デジタル勝負師 ─岡崎洋─
女流開花の陰で ─豊川孝弘─
天才の蹉跌(さてつ) ─先崎学─
82p
4 最後の真剣師 ─小池重明─ 40p
5 若き獅子王 ─羽生善治─ 33p
 


(オリジナル版)
修羅の棋士
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修羅の棋士
実録裏将棋界
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宮崎国夫
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-627-5
1995年3月
\1,165
221p/19cm
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青字はオリジナル/文庫で共通のものです。
【オリジナル版】
最後の真剣師・大田学/日本一のくすぶり・加賀敬治/悪いやつ・小池重明/加賀VS小池死闘十五番勝負/アマ・プロ指し込み三番勝負/逃避行/将棋だけが人生/史上最強のアマ名人・平畑善介/こぼれ話・三崎巌VS加藤一二三/本物の真剣師・上田久雄
(文庫版)
修羅の棋士(文庫版)
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幻冬舎アウトロー文庫
修羅の棋士
実録裏将棋界
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宮崎国夫
幻冬舎
ISBN:4-87728-554-7
1997年12月
\520(5%税込)
269p/16cm
   
青字はオリジナル/文庫で共通のものです。
【文庫版】
最後の真剣師・大田学/日本一のくすぶり・加賀敬治/悪いやつ・小池重明/史上最強のアマ名人・平畑善介/本物の真剣師・上田久雄/真剣師の心得/真剣師の裏技/術/通しの功罪/謎の大道詰将棋

◆内容紹介
万が一負ければ、有り金すべてとプライドを失う…。将棋に自らの存在意義を賭けた男たちがいた。「新宿の殺し屋」の異名を取った小池重明、その実力はプロにも恐れられた加賀敬治、そして映画のモデルにもなった大田学。裏将棋界に身を置いた、伝説の真剣師の壮絶な生きざま、真剣勝負の一局一手を息遣いまで蘇らせた迫真のドキュメント。
 


(オリジナル版)
真剣師 小池重明
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(文庫版)
真剣師 小池重明(文庫版)
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(再版)
真剣師 小池重明
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真剣師 小池重明
“新宿の殺し屋”と呼ばれた将棋ギャンブラーの生涯
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団鬼六
イースト・プレス
ISBN:4-87257-043-X
1995年2月
\1,748
315p/20cm
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幻冬舎アウトロー文庫
真剣師 小池重明
個別ページへ
団鬼六
幻冬舎
ISBN:4-87728-459-1
1997年4月
\571
326p/16cm
真剣師 小池重明
“新宿の殺し屋”と呼ばれた将棋ギャンブラーの生涯
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団鬼六
イースト・プレス
ISBN:978-4-7816-0637-8
2011年5月
\1,835(5%税込)
318p/19cm
◆内容紹介
その夏のはじめ、天賦の才と破滅の運命に抱擁された伝説の男が死んだ。アマ棋界の異端の強豪・小池重明。「この男の記録だけは残したい」と、89年の断筆後はじめての書下ろし。真摯な目が男の哀しみを見事にとらえる。

◆内容紹介(再版)
巨匠、逝く─。団鬼六が遺した伝記文学の最高傑作!!
羽生義治をして「不思議な魅力を感じた」「どう評価していいのかわからない」と言わしめた、不世出の天才棋士・小池重明の波乱に満ちた生涯─。
「小池重明の遺書」、「小池重明名勝負棋譜」収録!!

その夏のはじめ、天賦の才と破滅の運命に抱擁された伝説の男が死んだ。団氏の真摯な目は男の哀しみを見事にとらえている。─伊集院静氏
 


谷川浩司がゆく 谷川浩司がゆく
平成の将棋界
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福本和生
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0062-6
1993年11月
\1,456
238p/20cm
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将棋の師匠は百科事典/二番目の"師匠"/神戸の天才少年/「この子は名人候補や」/プロの第一歩を踏み出す/厳しい奨励会時代/谷川を"つぶす会"/十四歳四段のタイ記録/順位戦初参加/母心/〔ほか〕

◆内容紹介
今年の盛夏、将棋界のタイトル保持者は激変といっていいほど大きく様変わりした。米長邦雄名人の登場、羽生善治五冠王の誕生…。21歳で名人となり、羽生竜王とタイトル争いを展開した谷川浩司の快進撃と将棋界の記録。
 


昭和「将棋指し」列伝
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将棋タウンさんthx!
昭和「将棋指し」列伝
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天狗太郎
時事通信社
ISBN:4-7887-9335-0
1993年10月
\1,748
282p/20cm
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1 関根金次郎
2 坂田三吉
3 木見金治郎
4 金易二郎
5 金子金五郎
6 木村義雄
7 大野源一
8 塚田正夫
9 花村元司
10 升田幸三
11 大山康晴

◆内容紹介
放らつの人・関根金次郎、「王将」坂田三吉の真実、棋界の双葉山・木村義雄、大山康晴v.s.升田幸三など、昭和を生きた伝説の棋士11人の将棋と実像を、初めて明かされた証言で綴る棋界の内幕。
 


将棋界奇々快々

(増補版)
将棋界奇々快々(増補版)
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将棋界奇々快々
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河口俊彦
日本放送出版協会
ISBN:4-14-08116-6
1993年7月
\1,262
254p/20cm
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NHKライブラリー 41
将棋界奇々快々
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河口俊彦
日本放送出版協会
ISBN:4-14-084041-2
1996年10月
\1,068
397p/16cm
第1章 時代を生きた棋士たち
第2章 棋士はみんな凝り性
第3章 勝負師の美学
第4章 棋は人なりと言うけれど
第5章 自分に甘い人は勝負に弱い

◆内容紹介
升田、大山から羽生まで、希代の棋士たちの素顔を描く吟醸のエッセイ。新世代棋士台頭などの変化を追い、一方、昔かわらぬ棋士たちの生きざまや個性を活写する。ライブラリー化にあたり、時代の顔たる升田や大山、さらに異能の棋士らの将棋と姿を増補した将棋界今昔物語。
 


名人の譜 大山康晴
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名人の譜 大山康晴
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井口昭夫
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0061-8
1992年11月
\1,553
288p/20cm/H.C.
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(1)入門まで (2)木見道場のころ (3)戦中戦後 (4)高野山の対決 (5)二度の名人挑戦に失敗 (6)名人になる (7)頂点から悲運へ (8)不滅の大山時代 (9)迫りくる足音 (10)将棋会館の建設 (11)ファンあってこそ (12)がんと戦う (13)奇跡の復活 (14)大名人の最後

・【付表】大山康晴十五世名人全成績表=60p

◆内容紹介
「祝大山少年木見八段入門」。仕立ておろしのカスリの着物に、小倉のハカマをつけた大山少年は「自分は棋士になるんだ」と何度も言いきかせながら、未知の世界に心細さを感じていた。将棋に生き、将棋に殉じた最強棋士の足跡を綴る。
 


(オリジナル版)
一局の将棋 一回の人生
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(文庫版)
一局の将棋 一回の人生
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一局の将棋 一回の人生
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河口俊彦
新潮社
ISBN:4-10-377201-8
1990年8月
\1,553
270p/20cm/H.C.
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新潮文庫
一局の将棋 一回の人生
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河口俊彦
新潮社
ISBN:4-10-126511-9
1994年4月
\552
365p/16cm
※下記のページ数は、オリジナル版のものです。
第一部 新人類の鬼譜 恐るべき子どもたち/羽生にはかなわない/無表情な天才
/羽生の試練/村山少年の天才ぶり/先崎学には美学がある
/女性棋士の感情/勝負の「思いやり」/付き合いが悪い
/島朗六段の生活と意見/今年の将棋界はどうなる?
/急所の勝負運/反射神経と持ち時間/チャンスの処方
/名人の器/情報の功罪/いじめの構図/世代の明暗
/交代劇の一瞬/ここ一番でなぜ負ける/日浦五段の突っ張り
/自己表現も技のうち/ある種の頼りなさ/将来を占う
128p
第二部 運命の棋譜 美しき敗者/どん底からの脱出/大雪の日の名人挑戦者決定戦
/大山の強味と弱味/大悪手の瞬間/土壇場のひらめき
/敗戦はこやしならず/なんとなく不気味/羽生は強い
/インテリのひ弱さ/第十期名人戦 木村対升田
/木村名人の残したもの/大山流の現実主義/新人類の強さ
/名勝負、大山対中原戦/大山必敗を招いた「錯覚」
/米長大ポカの「原因」/地蔵様の情報処理能力
/人が悪くないと勝てない
60p
第三部 待ったをしたい棋譜 第一局〜第二十四局 72p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
第一部は(中略)昭和63年5月号より開始し、平成元年3月号で終わった。奇しくも、平成を代表する棋士になるであろう羽生善治のデビュー時代から、棋界最高の位である竜王位を獲得するまでの期間と重なった。あらためて読み返してみると、その恐るべき早熟ぶりに驚かされる。
第二部は(中略)陣屋事件などよく知られた話に、一局の勝敗と運命とのかかわりという視点から、わたしなりの新解釈・書かれざるエピソードを加えた。
第三部は(中略)連載時「新人類の鬼譜」と対になるよう書いたものだが、プロが大悪手を指した場面の、心のありようを書いてみたかった。対局者の心理は、大ポカをやったとき、よく判るからである。

※「小説新潮」誌に連載された「新人類の鬼譜」「運命の棋譜」をまとめたもの。

 


棋士ライバル物語
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棋士ライバル物語
強者たちの盤上盤外
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中平邦彦
主婦と生活社
ISBN:4-391-11228-0
1990年1月
\1,214
230p/20cm/H.C.
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第1章 叩き、叩かれ、はい上がり 谷川浩司/高橋道雄 18p
第2章 盤上盤外に火花を散らして 内藤国雄/有吉道夫 18p
第3章 将棋だってクリスタル気分で 島朗/塚田泰明 18p
第4章 友よ、タイトル戦で逢おう 森けい二/勝浦修 18p
第5章 「次期名人」候補を止めるのは僕だ 羽生善治/森内俊之 16p
第6章 追いつ、追われつ、並びつつ 桐山清澄/森安秀光 18p
第7章 存在の軽さを怒りに 青野照市/真部一男 18p
第8章 華麗さと激しさ―女王の争い 林葉直子/中井広恵 18p
第9章 そうではあるけれど、上を向いて 沼春雄/桐谷広人 16p
第10章 地蔵流と不思議流が放つ冬の火花 南芳一/中村修 18p
第11章 一路白頭に至るとも戦わん 二上達也/加藤一二三 16p
第12章 君がいるだけで僕は強くなれる 中原誠/米長邦雄 18p

・棋士たちの略歴と主な戦歴=12p

◆内容紹介
意地と闘志がぶつかり合う。にもかかわらず心に通い合う何かがある。好敵手がある幸せ。強者たちの確執が生む盤上盤外のドラマ。

 


将棋 アマ強豪烈伝
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おさぽんさんthx!
将棋 アマ強豪烈伝
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炬口勝弘
日本アマチュア将棋連盟
ISBN:
1989年
\
302p/22m
    Not found at Amazon.co.jp
※おさぽんさん情報thx!
1 谷川俊昭「アマ棋界の星」
2 沖 元二「頂点に立つ寂寥」
3 加部康晴「準棋士なんて」
4 湯川恵子「駒落ちの快感」
5 若島 正「永遠の将棋少年」
6 内田昭吉「内気・将キチ」
7 小林純夫「運天流の理論派」
8 中村千尋「将棋社長の光と影」
9 若林久雄「いまだ衰えを知らず」
10 金子タカシ「走る定跡書」
11 関 則可「ダスビダーニア青春」
12 大木和博「花川戸妖しのサムライ」
13 田中 保「越前将棋岬」
14 桜井亮治「将棋王国、北海道のドン」
15 高野明富「さいはての名人」
16 野藤鳳優「駒と数珠」
17 赤木文造「玄海育ちの優しい闘士」
18 小池重明「超強豪の昨日今日明日」
19 松田 隆「花咲く日本海」
20 柳浦正明「中国の雄」
21 村井義夫「魔界巡礼」
22 滝 源太「眠れる巨人」
23 菱田正泰「シャイで陽気な将棋先生」
24 山田和子「遊星少女」
25 西沢玄章「みちのく将棋寺」
26 土岐田勝弘「100%几帳面」
27 野山知敬「心優しき賞金男」
28 竹内俊男「道場の修羅」
29 大田学「 最後の真剣師」
30 加賀敬治「あした吹く風」

◆内容紹介
(おさぽんさん情報提供thx!)
アマ強豪30人の取材と詳しいプロフィール、そして「自慢の1局」の棋譜を掲載。
 


プロ棋士誕生
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将棋タウンさんthx!
プロ棋士誕生
将棋四段の瞬間
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福井逸治
三一書房
ISBN:4-380-87228-9
1987年4月
\1,800
334p/19cm
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名人谷川浩司
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将棋タウンさんthx!
名人谷川浩司
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中平邦彦
池田書店
ISBN:4-262-10181-9
1984年1月
\1,200
270p/20cm/H.C.
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名人戦第六局・箱根 出発/作戦負けか/先端開く/矢は放たれた/あっと叫ぶ/東京・大阪/そして神戸/報道陣/不覚の一手/泥試合に/この馬鹿、この馬鹿!/地を這う/勝ち!にあえぐ/青白い顔/広がる波紋/言葉を失って 73p
生い立ち 天才少年/誕生/傷だらけの駒/藤内一門/内藤八段との出会い/ゆめはしょうぎ名人/母と子の北畠通い/滝川は日本一の学校/ダッシュをかける 44p
棋士として 中学生四段誕生/足踏み/“地獄”を見る/快進撃始まる/十戦全勝で七段に/中原を破る/鬼の棲家の試練 38p
前進流の開花 十代八段は加藤以来/名人挑戦リーグ/四連勝で騒然/単独トップ/世紀のプレーオフ/とうとう名人挑戦 28p
名人戦始まる 心憎い落ち着きぶり/強運で押し切る/あれよの三連勝/強攻は無理だった/流れが悪い二敗目 25p
二十一歳の名人 再び箱根/周囲が支えた/無限の可能性/就位式 18p
巻末別項棋譜 ・素人縁台将棋大会谷川少年敢闘譜(アマ初段時,vs内藤国雄八段(二枚落))
・奨励会対局昇段譜(三段時,vs中藤誠初段(香落))
・第19期王位戦予選第6局(四段時,vs有吉道夫八段)
・がんばれ新鋭戦第4局(六段時,vs米長邦雄棋聖)
・第23期王位戦紅白リーグ(八段時,vs加藤一二三十段)
36p

◆内容紹介(はしがきより抜粋)
私(谷川)が名人になったことで、将棋をよく知らない人は「これからの人生、どうするのか」と聞いたりする。もちろん、名人位は、将棋を覚えたときからの憧れであり、将棋界の最高位である。だが、私の目標は、あくまでも、将棋を極める、であり、その意味では、これからが本当のスタート、といえる。本書は、そのスタートラインにつくまでの道程なのである。

 


現代真剣師物語
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将棋実録シリーズ(4)
現代真剣師物語
賭け将棋に憑かれた男たちのロマン
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岸本王晴
東京書店
ISBN:4-88574-474-1
1982年9月
\1,100
188p/19cm
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第一の章    
第二の章    
第三の章 東海の鬼・花村元司 (11)賭け将棋の経済構造 (12)漂泊の旅棋士 (13)時代のアダ花
(14)東海の鬼・花村元司 (15)突出し五段でプロ入り
 
第四の章 さすらいの日々 (16)壮絶なり十二倍層 (17)群雄割拠の東都真剣界
(18)敗北の美学 (19)弘前にトン死す
 
第五の章 男を賭けた大一番勝負 (20)“化け物”の昼飯代かせぎ (21)竜虎相搏つ
(22)八十一番勝負で全国を縦断
(23)将棋ブームの片隅に追われた男たち
(24)アマ将棋連盟に取り組む●の気骨
 
第六の章    
第七の章    

◆内容紹介
この物語は、公的記録も名誉もなにもなく、ただ無数の戦士たちが闇の世界で雄叫びをあげ、精一杯闘い、辛い時代を生き抜いた、いわば真剣師たちの墓碑銘である。

 


将棋戦国史
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将棋戦国史
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村松喬
独楽書房
0093-100001-2466
1981年2月
\1,500
261p/20cm/H.C.
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第一章 巨星、落つ ─長い戦国の幕開き 12p
第二章 怨念の炎 ─升田、高野山の決戦に敗れる 14p
第三章 不死鳥のごとく ─木村名人、奇蹟のカムバック 18p
第四章 名人戦窃盗事件 ─首謀者はだれだったのか 44p
第五章 名人を指込むのだ! ─毎日、王将戦で反撃 12p
第六章 凄惨なる落日 ─名人、指込まれる 14p
第七章 「陣屋事件」暴発の真相 ─升田、理非を読みちがえる 42p
第八章 「陣屋事件」の後段 ─連盟の危機と木村裁定 22p
第九章 宿命の死闘 ─大山時代の確立 26p
第十章 名人戦、古巣に帰る ─今後も要警戒・朝日新聞の体質 30p

・【付】戦国死闘九譜=19p
・年表=9p

◆内容紹介(オビより)
将棋記者怨念の証言。“名人戦窃盗事件”の仔細、“陣屋事件”暴発の真相、棋戦争奪の内幕。
毎日から朝日へ。朝日から毎日へ。因果はめぐる名人戦の小車──いま、30年ぶりに明かす。

 


(オリジナル版)
棋神・阪田三吉
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(文庫版)
棋神・阪田三吉
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棋神・阪田三吉
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中村浩
講談社
0023-458014-2253
1980年6月
\1,200
253p/20cm/H.C.
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棋神・阪田三吉
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中村浩
小学館
ISBN:4-09-403026-3
2002年9月
\552
272p/16cm
※下記のページ数はオリジナル版のものです。
人間・阪田三吉 阪田三吉の登場/阪田三吉の手習い/三吉のお伴
/天衣無縫/風変わりな義理
32p
T 専門棋士への道は険しく 宴席からの失踪/悲喜こもごもの三軒長屋/飢えて妻子は 32p
U 銀が泣いてる 通天閣を睥睨す/幼い日の百舌鳥野
/決死の東京乗り込み/銀を泣かせて勝つ
46p
V 関西名人への道 名人襲位への障害/一つの挫折/失明の危機
/望まざる関西名人への道/妻コユウの死
44p
W 誇り高き孤独 春嵐の天竜寺/こぼれ梅の味 45p

・阪田三吉 奇言・警句・哲話集=18p
・阪田三吉 関係年譜=7p
・阪田三吉 棋戦目録=19p

◆内容紹介
戦後、歌にうたわれ、映画やテレビ、舞台で何度も描かれた『王将』の阪田三吉。だが、彼はほんとうはあんな人間ではなかった!晩年の交友から将棋名人阪田三吉の実像を活写する名著復活。

 


棋士の世界
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山本亨介
時事通信社
ISBN:
1977年2月
\980
268p/20cm
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T 棋士の素顔とその世界 棋士の実像と虚像/素顔の棋士/奨励会員の光と影/苦悩する青春 40p
U 棋界を生きる人びと 棋界を支える仕組み/揺らぐ師弟制度/名人戦始末記 44p
V 対局・その風景 黙々と指しつづける老棋士/対局のルールと棋士の経済基盤/対局と棋士の運命/大盤解説のことども 52p
W 観戦記者の眼 将棋記者の立場/対局とは勝つための創作活動と見つけたり/将棋史研究の軌跡/忘れ得ぬ対局/運命を刻む手 100p
X 揺れる勝負師像 消えた棋士像/共同研究の限界/精密機械の「読み」と「ポカ」/闘争本能と復讐本能の交錯/プロとアマの本質的相違/新しい棋士像 28p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
将棋の世界とは何か。正面切って問いかけることは、長年その中で「仕事」(観戦記)をつづける私には、たいそう厄介で困難な課題であった。棋士とは何者か。将棋の世界とは、一体、何なのであろうか。
近頃、プロ棋界の世界を評して、「狂の世界」とか、「仙人部落」というのを耳にした。それは、驚嘆すべき芸の力を讃える言葉とも受け取れるが、単純にそうだと決め付けることに私は少なからず抵抗を感じた。

 


将棋好敵手物語
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将棋好敵手物語
激闘争覇の五十年
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天狗太郎
光風社書店
0076-078501-2265
1976年6月
\750
268p/19cm
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勝負師・坂田三吉   46p
宿命の対決
─升田と大山と─
木見門の出会い/両雄並び立たず/戦塵にまみれて
/戦後の角逐/升田・大山の抗争/大山名人誕生
/升田名人誕生/大山の天下取り
156p
名人大山に勝てなかった人達   20p
大山・中原の三番勝負   40p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
本書は雑誌に連載したものの中から、特に興味を惹く棋士像を選び出した。『名棋士名勝負』『勝負師の門』と併せて、「名棋士名勝負」の三部作と考えている。(中略)今度の本は、はからずも名人位をめぐる群像というテーマとなった。現代史へのささやかな証言となることができれば、著者としてはこれにすぐる喜びはない。

※「勝負師・坂田三吉」:『近代将棋』誌に「坂田三吉聞書」として連載。(1974)
※「宿命の対決」:『新評』誌に連載したものに、「長崎の名人戦」と『朝日新聞』に掲載した観戦記を追加したもの。
※「名人大山に勝てなかった人達」:『オール読み物』に書かれたもの。
※「大山・中原の三番勝負」:『週刊文春』掲載。

 


勝負師人生
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勝負師人生
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倉島竹二郎
光風社書店
0093-051101-2265
1976年1月
\580
265p/19cm
    Not found at Amazon.co.jp
・勝負師 小菅剣之助=202p
(笠寺小僧/甦る血/将棋の神様/股倉王手/勝負勘/真剣師/淫奔女/宗印三羽烏/小菅道場/米相場師/一代の大博奕/八段格で勝負/株屋名人/悠々自適/棋界の分裂/先師を憶う/景仰碑/一夢茫々)
・王将 坂田三吉=38p
・名匠 花田長太郎=21p
 

 

中原誠名人への棋譜
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将棋タウンさんthx!

(改訂文庫版)
名人中原誠
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中原誠 名人への棋譜
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三浦昇/著
能智映
/著
金井厚/棋譜解説
講談社
ISBN:
1974年
\780
238p/20cm
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新潮文庫 草234=1
名人中原誠
個別ページへ
三浦昇
新潮社
ISBN:4-10-123401-9
0195-123401-3162
1980年10月
\280
238p/16cm
青字は文庫版のみの加筆部分です。
※文庫版『名人中原誠』は、「能智氏の了解を得て三浦の著作となっているが、内容は共著である」とのこと。
第1章 みちのく 才能の誕生/縁台/天使の微笑/脚のある盤/蚊帳/地獄を見た一家/駒を買う/強くなりたい/“絵”を読む/師との出会い/佐貝式教育/好きなもの/強情っぱり/鳳凰の相/学校生活/プロと指す/縁台将棋との別れ/仙台へ通う/塚田九段との対局/師匠探し/東京へ
・中原誠実戦譜その1(vs鈴木久男アマ初段(飛香落)/vs高柳敏夫八段(飛落))
75p
第2章 開花前の苦悩 小さな狛犬/芹沢との出会い/日曜爆撃/金易二郎名誉九段/将棋に生きる/“シンケン”/将棋指しの学問/長く暗いトンネル/マコちゃんとコロン/“山田教室”/不安と自信/“運”を呼んだ三枚の歩/
・中原誠実戦譜その2(vs田辺一郎二段(香落)/)
50p
第3章 花開く才能 ライバル・米長邦雄/破竹の十八連勝/十年目の門出/山田棋聖に挑む/実戦心理/シューベルト『冬の旅』/中原“自然流”/日本一強い六段/鷲とヒナ/内藤国雄八段/運命の対決/
・中原誠実戦譜その3(vs米長邦雄五段/vs山田道美棋聖)
57p
第4章 名人になる 大山“五冠王”/二十四歳の名人誕生/王者の風格/第三十三期名人位
・中原誠実戦譜その4(vs大山康晴名人/vs内藤国雄王位)
29p
  七年後   14p
 

 

近代将棋の名匠たち
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角川選書(49)
近代将棋の名匠たち
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倉島竹二郎
角川書店
0320-703049-0946
1971年10月
\760
384p/19cm
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※本書は『昭和将棋風雲録』(1985)で改題・再構成されて出版されています。
盤側四十年 ─名匠の系譜─ 292p
鬼才・升田幸三 62p
大山対中原 ─新旧勢力の激突─ 24p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
現在、将棋人口は千万人を越えるといわれている。ことに若い人たちの間に将棋ファンが加速度的に増加していることは同慶の至りである。が、専門家─棋士たちの生活や在り方は案外知られていないようだ。本書は四十年来の将棋界のドキュメンタリーであり、ある部分は将棋をテーマにした私小説といえるかもしれない。

昭和将棋風雲録
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昭和将棋風雲録
名棋士名勝負物語
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倉島竹二郎
講談社
ISBN:4-06-201087-9
1985年7月
\1,400
332p/20cm/H.C.
   
※『近代将棋の名匠たち』を訂正加筆、改題したもの。

第一章 かけだし観戦記者のころ
第二章 実力名人戦創設
第三章 戦時下の将棋界
第四章 終戦直後の棋界の動き
第五章 木村名人復活まで
第六章 大山・升田時代の幕開け
第七章 二人の名人
第八章 大山対中原
第九章 将棋界最近の動向

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
現在、将棋人口は二千万人を越えるといわれている。ことに若い人たちの間に将棋ファンが加速度的に増加していることは同慶の至りである。が、専門家─棋士たちの生活や在り方は案外知られていないようだ。本書は五十年来の将棋界のドキュメンタリーであり、ある部分は将棋をテーマにした私小説といえるかもしれない。
 


(オリジナル版)
名棋士名勝負
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(増補改訂版)
名棋士名勝負(増補改訂版)
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名棋士名勝負 天狗太郎
文芸春秋新社
ISBN:
1965年
\
271p/18cm
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名棋士名勝負
(増補改訂版)
天狗太郎
光風社書店
3076-077501-2265
1975年7月
\750
273p/19cm
木村義雄/花田長太郎/土居市太郎/関根金次郎/坂田三吉/小野五平/木見金治郎/神田辰之助/渡辺東一/大崎熊雄/金易二郎/関澄伯理

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
明治の維新は、わが将棋界にとっても苦しい転換期である。保護者であった江戸幕府が亡び、将棋界はにわかによりどころを失った。(中略)私は、この変革期に生きた棋士に大きな興味をもつ。あわただしく回転する歯車の中に消えていった人びとのことは、もう歴史という概念を越えて、あたかも一編の小説を読むような感動を呼び起こすのである。

※昭和39年9月から12回にわたって「文芸朝日」に連載されたもの。
 


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