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■実録 名人戦秘話 〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜

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実録 名人戦秘話 〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜
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実録 名人戦秘話
〜棋士生活40年 田丸昇の将棋界見聞記〜
 

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【著 者】 田丸昇
【出版社】 マイナビ
発行:2011年12月 ISBN:978-4-8399-3984-7
定価:1,470円(5%税込) 224ページ/19cm


【本の内容】
第1章 名人戦契約交渉が決裂
1965年〜1976年
棋士たちに大きな影響力を及ぼした名人戦と順位戦制度
過去の名人戦の名勝負と盤上ドラマ
記録係を数多く務めた奨励会時代
連絡係、記録係として見た大山時代の名人戦
中原新名人が誕生した節目の年に田丸が四段昇段
将棋会館建設問題で理事会が総辞職して超大型内閣が発足
囲碁名人戦の契約金問題が将棋名人戦にも波及
名人戦の中原自然流と大内怒涛流の対決に大注目
痛恨の一手で名人位を取り逃がした大内
名人戦契約金問題の最中に中原―米長の名人戦
名人戦は連盟と朝日の交渉が決裂して古巣の毎日に復帰
 
第2章 幻の名人戦移籍案
1976年〜2003年
名人戦契約が終わった朝日のその後の将棋欄
朝日の将棋欄にプロ公式戦が4年ぶりに掲載
文化的な目玉事業として名人戦を守り育てた毎日
大山が連盟会長を退任して二上新体制に
連盟の渉外担当理事が朝日に名人戦復帰を打診
大山、中原、米長らの反対で朝日の名人戦問題は廃案
羽生世代の棋士たちが名人位を獲得して勢力図は様変わり
 
第3章 初の名人戦共催
2003年〜
二上が連盟会長を退任して後任に中原、米長
経営諮問委員会が朝日への名人戦移管を連盟に提言
連盟理事会が名人戦契約の解消を毎日に通告
連盟が苦肉の策として毎日、朝日の名人戦共催を提案
毎日が希望する名人戦単独主催案は臨時総会で否決
名人戦契約問題は毎日、朝日の共催で決着
初めて尽くしの共催名人戦で羽生が十九世名人を取得
名人戦の対局中に羽生にサインを頼んだ名観戦記者
将棋連盟と棋戦主催者の新聞社などとの関係
 
第4章 思い出の対局 2度目の「東西決戦」に勝って四段昇段
C級1組昇級と同時に相手の棋士の「首」を切った一戦
順位戦で最後の「師弟戦」となった佐瀬―田丸戦
名人経験者の塚田、升田と最初で最後の対局
夢うつつで考えた手法を用いて大山に初勝利
毎年のように降級の危機に陥ったB級1組時代
「羽生増刊号」で羽生の棋譜を並べて臨んだ羽生との対局
島との直接対決に勝って棋士20年目・41歳でA級昇級
A級順位戦の対局で兄弟子の米長の強さを痛感
B級1組に通算16期も在籍した実績が唯一の誇り
 
第5章 盤外エピソード 将棋雑誌に記事を書いたのを契機にカメラに興味
「カメラ小僧」になって写真を撮りまくった若手棋士時代
北海道・札幌での野外将棋イベントに参加
作家の山口瞳の自宅での将棋会はサロンの趣
将棋の国際普及事業で20日間にわたるアメリカ旅行
菅直人が厚生大臣室で好敵手の政治家と早指し将棋
『将棋世界』誌の編集長を2年間担当
今後の生き方は異能派の「桂香」のような持ち分
 

◆内容紹介
1976年の名人戦契約社変更、1991年の幻の名人戦移籍案、そして2006年の名人戦契約騒動。棋史をしばしば賑わす名人戦問題の背景にあるのは、名人戦・名人位という言葉の格別の重みだ。
時には将棋連盟理事として、時には臨時総会の議長という立場で名人戦問題に直面した著者が、関係者の生の声を丹念に拾い集め、盤上で繰り広げられる華麗な攻防と、盤外で揺れる関係者の葛藤を描いた現場の名人戦史。


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【関連書籍】

[ジャンル] 
ノンフィクション
[シリーズ] 
[著者] 
田丸昇
[発行年] 
2011年

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