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■いまさら聞けない将棋Q&A

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いまさら聞けない将棋Q&A
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スーパー将棋講座
いまさら聞けない将棋Q&A
[総合評価] A

難易度:★★
  〜★★★☆

図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)A
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
初級〜上級向き

【著 者】 畠山成幸
【出版社】 創元社
発行:2006年7月 ISBN:4-422-75106-9
定価:1,260円(5%税込) 224ページ/19cm


【本の内容】
・棒銀で、いつも飛車先を破られてしまいます。最適の受け方を教えてください。
・相矢倉で、右四間飛車でつぶされることがよくあります。つぶされない手はないでしょうか。
・横歩取り後手4五角には、どんな対策があるでしょうか。
・ほか 〔
質問一覧はこのページの下部へ

◆内容紹介
今さら人に聞けないようなやさしい質問から、有段者レベルの高い質問まで、序盤・中盤・終盤に分けてアマチュアの101の質問に答えた。Q&A形式で読みやすく、ユニークな質問と解説で将棋の疑問がすぐわかる。


【レビュー】
さまざまな将棋の疑問に回答する本。

将棋を指していて、いろんな疑問にぶつかることがある。そんなときは、自分より強い人に聞くとか、本を読むとか、Webで探すとか、いろいろ方策はあるのだが、なかなか求める答えにたどり着くとは限らない。本書は、そのような「ちょっとした疑問」に答えていく本である。

見開き2ページに1つの質問と回答・解説というのが基本構成。質問内容は、格言、序中盤、囲い崩しの手筋、プロがよく使う慣用句、など。⇒質問一覧

モノによっては「他書に詳しく書いてあるよ」と思うものもあるが(例:Q3-横歩取り△4五角対策など)、「ほほう!」と感心するような質問もある。たとえば、Q40のポンポン桂対策。ポンポン桂は載っている本が少ない上に、居飛車側(ポンポン桂側)の視点で書かれている場合が多い。

初段クラスを目指している人には勉強になること受けあいだ。有段者でも読んで損はない。

不満点としては、見開き完結にこだわりすぎたため、質問によっては図面不足だったり、解説が尻切れトンボ気味になっていること。「見開き完結」は我々読者にとってマストではないので、次回作では解説量に応じて柔軟に対応してほしい。また、質問のレベルがバラバラなので、「初級編」「中級編」「上級編」などに分けるとさらに良いと思う(商業的には良くないのかも…)。

このような本が、今後も定期的に出版されるといいなぁ。そのたびにブラッシュアップしていけば、棋書の一ジャンルを築けるだろう。(2007Jun09)


◆『いまさら聞けない将棋Q&A』質問一覧

※右側にあるリンクは、参考棋書です。
 「この本を読めばもっと詳しく書いてある」というものを、わたしが分かる範囲で添えておきました。

はわたしが特に面白いと思った質問です。

Q01 棒銀でいつも飛車先を破られてしまいます。最適の受け方を教えてください。
Q02 相矢倉で、右四間飛車でつぶされることがよくあります。つぶされない手はないでしょうか。⇒『
現代矢倉の思想』など
Q03 横歩取り△4五角には、どんな対策があるでしょうか。⇒
横歩取りの本、『横歩取り道場 第三巻 4五角戦法』など
Q04 「矢倉囲いに端歩を突くな」という格言がありますね。端歩を受けるといけないのですか。⇒
格言の本
Q05 矢倉を組むまでに原始棒銀をされます。うまい対策はないものでしょうか。⇒『
最新 棒銀戦法』『矢倉急戦道場 棒銀&右四間』等
Q06 △3四歩▲7六歩△8八角成▲同銀△6五角の筋違い角には、どう指すのが最適ですか。(3手目角交換)⇒『
武市流力戦筋違い角の極意』等
Q07 △8四歩▲2六歩△8五歩▲2五歩△8六歩とされました。ここで最善手はなんでしょうか。(相掛かり五手爆弾)⇒『
仕掛けのチャンスがわかる将棋の本』等、多数
Q08 駒落ちで矢倉囲いや振り飛車など、平手と同じ戦法を使うのは上手に失礼でしょうか。⇒『
駒落ち新定跡』『新・駒落革命』等
Q09 プロの相矢倉の将棋で、飛車先の歩を伸ばすのを後にするのはどういう理由からですか。
Q10 相矢倉の出だしから陽動振り飛車をされて囲いに困りました。うまい対策はありますか。

Q11 ▲7六歩△3四歩▲7五歩に△4二玉とされました。もう石田流はできないでしょうか。⇒『
島ノート 振り飛車編』等
Q12 ▲7六歩△3四歩▲7五歩に△3五歩とされました。この後どう指すのがよいですか。⇒『
超急戦!!殺しのテクニック』『〔定跡〕相振り飛車』等
Q13 振り飛車党です。△3四歩▲7六歩△1四歩には、同様に▲9六歩を突くべきでしょうか。
Q14 プロの指す相矢倉にあこがれています。正しい矢倉囲いの組み手順を教えてください。⇒『
現代矢倉の思想』など
Q15 横歩取り△3三角戦法で気になる変化があります。本に載ってないのですがどう進めますか。
Q16 対中飛車で5五の位を取られると、居飛車が窮屈に感じます。対策を教えてください。
Q17 ひねり飛車に有効な囲いはなんですか。振り飛車相手のように堅い囲いができないのですが。
Q18 右玉にされて困りました。右玉に対する対策はなにがよいですか。
Q19 相振り飛車をよく指します。いちばん良い囲いはなんでしょうか。
Q20 相矢倉の玉を囲う前に△7五歩▲同歩△同角とされました。すでにまずいでしょうか。

Q21 中飛車や三間飛車で、銀は▲6七銀型と▲5七銀型のどちらがよいですか。
Q22 後手番で立石流にするとき、6筋と7筋の歩が間に合わず失敗します。なぜでしょうか。
Q23 四間飛車をよく指しますが、対5筋位取りの勝率が悪いです。うまい対策はありますか。⇒『
四間飛車の急所(1)』等
Q24 玉を固めて戦うのが好きです。堅い囲いを教えてください。⇒『
序盤戦!!囲いと攻めの形』等
Q25 居飛車穴熊が好きですが、よく藤井システムでつぶされます。よい対策はないですか。
Q26 5筋位取り中飛車で▲7六歩△3四歩に▲5六歩だと、角交換から△5七角で馬を作られます。
Q27
横歩取りで▲3四飛のとき△8八角成▲同銀△3三角とされました。この対策が分かりません。
Q28 中座飛車をしたときに角交換をされて、△1四角から4七に馬を作られます。⇒『
横歩取り△8五飛戦法』『8五飛を指してみる本
Q29 振り飛車対居飛車急戦の△6四銀戦法でいつもつぶされます。この対策を教えてください。⇒『
四間飛車の急所(1)』等
Q30 対立石流で飛車交換すると、飛車の打ち場所がなく苦戦します。飛車交換はダメですか。

Q31 振り飛車穴熊で、居飛車に地下鉄飛車をされるとすぐにつぶされます。どう指すべきですか。
Q32 矢倉中飛車で攻められて負けます。ひじょうにくやしいです。対策を教えてください。
Q33
初手△7四歩とされたときは、どう対応するのがよいですか。
Q34 相横歩取りでは大駒を取り合う変化と、飛車を逃げる変化のどちらが良いですか。
Q35 矢倉からの△8六歩は、歩と銀のどちらで取るのがいいですか。
Q36 居飛車対振り飛車で、居飛車側の飛車先をいつ突き捨てるかを教えてください。
Q37 銀の成り、不成の使い分けがよく分かりません。使い分けの例を教えてください。
Q38 振り飛車のコツは、戦いの位置に飛車を移動すると聞きました。具体例を教えてください。
Q39 四間飛車をすると、いつも右四間飛車でつぶされます。どう対抗するのがいいですか。⇒『
杉本流四間飛車の定跡』など
Q40
振り飛車党です。いつも桂捨てから角交換されて飛車先を破られます。対策はありますか。(ポンポン桂対策)

Q41 早石田から△5五角の飛車銀両取りをかけられました。この局面は先手悪いのでしょうか。
Q42 相手が振り飛車の出だしから飛車を7二として玉頭を攻めてきます。対策はありますか。
Q43 振り飛車穴熊をしたいのですが、いつも急戦を仕掛けられます。どう受けたらいいですか。
Q44 矢倉の▲2六歩型で、▲2五桂からの攻めがうまくいきません。どう攻めたらいいですか。
Q45 スズメ刺しで角を捨てた後の指し方がよく分かりません。教えてください。⇒『
速効!矢倉の手筋』など
Q46
四間飛車をしたら△6四銀型ではなく金型で負けました。この対策を書いた本がないのですが…。
Q47 「二枚換えなら歩ともせよ」と格言がありますが、大駒を捨てるタイミングが分かりません。⇒
格言の本
Q48 振り飛車のとき、居飛車側からの△8六歩は、角と歩のどちらで取ったらいいですか。
Q49 振り飛車党です。対玉頭位取りで飛車交換しても堅さ負けします。どう戦ったらいいですか。
Q50 振り飛車党です。銀冠に組替えるときに攻められます。切り抜けるコツを教えてください。

Q51 振り飛車で、囲いの反対側の端歩を突くのには、どんな意味があるのですか。
Q52
振り飛車のとき、玉と反対側の香車の位置は、9八と9七のどちらがよいのでしょうか。
Q53 居飛車穴熊をすると、向かい飛車から△2四歩と速攻されます。対策はありますか。
Q54 矢倉で▲4六角△6四角になった場合、先に角を取ると相手の銀が進み一手遅れる気がします…。
Q55 相矢倉での仕掛けのパターンをいくつか教えてください。⇒『
速効!矢倉の手筋』『失敗しない仕掛け』など
Q56 相矢倉で、仕掛けられずに穴熊に組まれて負けました。穴熊に組ませない方法はありますか。
Q57 ひねり飛車で、△1三角に▲2一飛成とするのはまずいですか。⇒
相掛かり・ひねり飛車の本
Q58 「桂は控えて打て」と格言にありますね。この具体例を教えてください。⇒
格言の本
Q59 端攻めのパターンを教えてください。⇒『
将棋・端攻め全集
Q60 「両取り逃げるべからず」というのは実際に有効ですか。どんなケースがありますか。⇒
格言の本

Q61 両取りを手抜きされました。強い駒を取るほうがよいでしょうか。
Q62 対振り飛車で、玉を固めすぎると仕掛けにくくなります。仕掛け方を教えてください。
Q63 角道をとめない穴熊から△6四銀、△7五歩と攻められて負けます。なにが悪いのですか。
Q64 自ら角交換すると一手損なのに、最近プロの実戦でよくこれを見ます。なぜですか。
Q65 「八方にらみの角」といいますが、どういう働きの角のことですか。
Q66 「前もって当たりを避けた手」といいますが、どういう手のことをいうのでしょうか。
Q67 居飛車の持久戦で△8六歩▲同歩△同角の筋をされます。どう対応したらいいですか。
Q68 「玉の早逃げ八手の得あり」とよくいいますが、本当に八手も得するのでしょうか。⇒
格言の本
Q69 高美濃囲いで、終盤に桂頭(△3五歩)を攻められると困ります。どうすればよいですか。
Q70 「プロは手厚さを好む」と観戦記で読みました。「手厚い」ってなんですか。

Q71 相穴熊戦は普通の戦型と感覚が違うと聞きました。具体的な例を見せてください。⇒『
羽生善治の終盤術(3)』など
Q72 「絶対詰まないZの法則」というのを聞きました。これはどういう法則ですか。⇒『
Zの法則
Q73 解説で「後手不敗の陣形になりましたね」といっていました。どういう陣形ですか。
Q74 プロは秒読みになると「時間かせぎをする」ことがありますが、どの程度効果がありますか。
Q75 ▲2四桂は矢倉崩しの手筋だといわれますが、桂を捨てるので不安があります。⇒『
速効!矢倉の手筋』『光速の寄せ(3) 矢倉崩し初級編』など
Q76 穴熊を崩す効果的な例を教えてもらえますか。⇒
寄せ・囲い崩しの手筋の本
Q77 美濃囲いの崩し方で、おすすめの手を教えてください。⇒
寄せ・囲い崩しの手筋の本
Q78 矢倉囲いはどう崩すのが効果的でしょうか。⇒『
速効!矢倉の手筋』『光速の寄せ(3) 矢倉崩し初級編』など
Q79 相振り飛車で二枚金にすると終盤すぐに詰まされます。どう対応するのがよいでしょうか。
Q80 二枚飛車で攻めるのですがうまくいきません。なにかコツがありますか。

Q81 「馬は自陣に引け」とよくいいますが、攻めに使いたいのでピンときません。⇒
格言の本
Q82 「三桂あって詰まぬことなし」といわれるのに、三枚あってもなかなか詰まないのですが…。⇒
格言の本
Q83 「玉頭の桂寄せにくし」という格言の意味がよくわかりません。どういうことですか。⇒
格言の本
Q84 千日手とは引き分けのことだと漠然と考えていました。くわしいことを教えてください。
Q85 「玉は下段に落とせ」といいますが有効とは思えません。どういった局面での格言ですか。⇒
格言の本
Q86 プロの将棋では王手飛車をかけても、勝利につながることが少ないようですが、なぜでしょう。
Q87 玉を追いかけすぎて入玉されることが多いです。上下の挟み撃ちのコツを教えてください。
Q88 テレビ将棋で「玉のコビン」という言葉を聞きました。コビンってなんですか。
Q89 終盤の端攻めで好例があれば教えてください。⇒『
将棋・端攻め全集
Q90 振り飛車党です。敵陣に飛車を進入できますが、その後の舟囲いの崩し方がわかりません。⇒『光速の寄せ(2) 振り飛車で勝て!』

Q91 二枚角で舟囲いが攻略できません。うまい例はないですか。
Q92 美濃囲いで△1五歩▲同歩△1七歩と攻められます。この歩はなんで取るのがよいですか。
Q93 「勝負手を放つ」とよくいいますね。具体的にはどういうのが勝負手なのですか。
Q94 解説で「片側だけ終盤になる展開」といっていました。これはどんな展開のことですか。
Q95 質駒ってなんですか。
Q96 金底の歩はその筋に歩が使えないので効率が悪いと思いますがどうでしょうか。
Q97 詰めろとは、また必至とはなんですか。この二つはどう違うのでしょうか。
Q98 「詰めろ逃れの詰めろ」ってなんですか。
Q99 プロ棋士が「保険をかける」と解説していました。この保険をかけるとはなんですか。
Q100 「王手は追う手」になってよくないと聞きますが、本当にそうなのでしょうか。⇒
格言の本

Q101 「堅い、攻めてる、切れない」とは、どういう展開のことですか。⇒『
秘伝穴熊王
Q102 「四枚の攻めは切れない」といいますが、盤上に攻め駒が二枚のときはどうするのですか。⇒
格言の本



【関連書籍】

[ジャンル] 
総合書
[シリーズ] 
スーパー将棋講座
[著者] 
畠山成幸
[発行年] 
2006年

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