|
書名 | 著者 | 発行 | 純正 | 一手損 | 備考 | |||||||
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
||||
角換わり腰掛け銀の探求 | 徳田拳士 | '24.7 | ◎ | |||||||||
角換わり右玉を知る10の戦型 | 沢田綱吉 | '24.5 | ◎ | |||||||||
1冊でわかる!角換わり早繰り銀の基本 | 真田圭一 | '22.7 | ◎ | |||||||||
速攻で勝つ!ノーガード角換わり | 小林裕士 | '22.4 | ○ | ○ | ○ | △3三金型早繰り銀も | ||||||
サザンハヤクリ △3三金型早繰り銀 | 千葉幸生 | '21.7 | ○ | △3三金型早繰り銀 | ||||||||
進化する角換わり▲4五桂 | 北島忠雄 | '21.7 | ○ | ○ | ▲4五桂の仕掛け | |||||||
これだけで勝てる 角換わりのコツ | 大平武洋 | '21.6 | ○ | ○ | ||||||||
羽生流右玉 〜棒銀・早繰り銀は怖くない!〜 | Fukurogi | '21.4 | ○ | ○ | 〔電子書籍〕 | |||||||
最強の破壊力 角換わり▲4五桂戦法 | 高崎将棋チャンネル | '21.2 | ○ | 〔電子書籍〕 | ||||||||
大夢流一手損角換わり 〜受け師直伝の受け将棋〜 | 渡辺大夢 | '21.1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
1手ずつ解説する 角換わり棒銀 | 真田圭一 | '20.12 | ◎ | |||||||||
33金型早繰り銀を指しこなす本 基本編 | 西村駿 | '20.10 | ◎ | △3三金型早繰り銀、〔電子書籍〕 ⇒次の一手問題集(定跡習得系) |
||||||||
最速で敵陣突破!角換わり早繰り銀 | 大石直嗣 | '20.6 | ◎ | ◎ | ||||||||
斎藤慎太郎の 角換わり腰掛け銀研究 | 斎藤慎太郎 | '20.3 | ◎ | ▲4八金-2九飛型メイン | ||||||||
書名 | 著者 | 発行 | 腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
備考 |
現代角換わりのすべて | 池永天志 | '19.12 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
神速!角換わり▲2五歩型 必勝ガイド | 長岡裕也 | '18.12 | ○ | ○ | ||||||||
角換わり新定跡 〜▲4五桂速攻〜 | つる | '18.4 | ○ | ○ | 〔電子書籍〕 | |||||||
角換わり 初段の常識 | 塚田泰明 | '18.4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
角換わりの新常識 ▲4八金・2九飛型徹底ガイド | 小林裕士 | '17.7 | ○ | ▲4八金-2九飛型メイン | ||||||||
角換わり腰掛け銀最前線 | 日浦市郎 | '15.11 | ◎ | |||||||||
早分かり 角換わり定跡ガイド | 所司和晴 | '15.9 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
山崎隆之の一手損角換わり | 山崎隆之 | '15.8 | ○ | ○ | ○ | |||||||
中村太地の角換わり | 中村太地 | '14.8 | ○ | ○ | ||||||||
これからの角換わり腰掛け銀 | 吉田正和 | '14.1 | ◎ | |||||||||
現代将棋の思想 〜一手損角換わり編〜 | 糸谷哲郎 | '13.1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ダイレクト向飛車も | |||||
よくわかる角換わり | 西尾明 | '11.8 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
佐藤康光の一手損角換わり | 佐藤康光 | '10.8 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
羽生の頭脳(4) 角換わり・ヒネリ飛車 (将棋連盟文庫) |
羽生善治 | '10.7 | ○ | ○ | ○ | ○ | 1993年の合冊文庫版、⇒相居飛車総合 | |||||
定跡道場 一手損角換わりVS腰掛け銀 | 所司和晴 | '10.2 | ◎ | |||||||||
書名 | 著者 | 発行 | 腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
備考 |
定跡道場 一手損角換わりVS早繰り銀 | 所司和晴 | '09.11 | ◎ | |||||||||
後手番一手損角換わり戦法 | 青野照市 | '09.8 | ○ | ○ | ○ | |||||||
谷川の21世紀定跡(1) 角換わり編 | 谷川浩司 | '00.11 | ○ | ○ | ||||||||
書名 | 著者 | 発行 | 腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
備考 |
新版角換わり腰掛け銀研究 | 島朗 | '98.9 | ◎ | 1994年の増補版 | ||||||||
角換わり腰掛け銀研究 | 島朗 | '94.10 | ◎ | |||||||||
角換わりの基礎知識 | 所司和晴 | '94.4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
羽生の頭脳 7 角換わり最前線 | 羽生善治 | '93.9 | ○ | ○ | ○ | |||||||
書名 | 著者 | 発行 | 腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
備考 |
角換わりガイド | 田中寅彦・協力 | '89.3 | ○ | ○ | ○ | ○ | 角換わり筋違い角なども | |||||
九段 芹沢博文の 棒銀・腰掛銀戦法 | 芹澤博文 | '88.8 | ○ | ○ | 1966年のDELUXE版 | |||||||
青野流近代棒銀 | 青野照市 | '83.8 | ○ | ○ | ⇒実戦集 | |||||||
腰掛け銀・棒銀戦法 | 二上達也 | '82.11 | ○ | ○ | ○ | |||||||
必勝角換わり戦法 | 米長邦雄 | '82.9 | ○ | ○ | ○ | ⇒次の一手問題集(定跡習得系) | ||||||
角交換戦法の指南 | 升田幸三 | '80.2 | ○ | ○ | ○ | 角換わり筋違い角,阪田流向飛車 | ||||||
書名 | 著者 | 発行 | 腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
▲ 棒 銀 |
△ 棒 銀 |
そ の 他 |
腰 掛 銀 |
早 繰 銀 |
棒 銀 |
そ の 他 |
備考 |
棒銀・腰掛銀戦法 | 芹澤博文 | '66 | ○ | ○ | ポケット版 |
角換わり腰掛け銀の探求 | |
著者 | 徳田拳士 |
出版社 | マイナビ出版 |
発行年月 | 2024年7月 |
ISBN | 978-4-8399-8729-9 |
定価 | 1,903円(10%税込) |
ページ数 | 288ページ |
本の高さ | 19cm |
もっと詳しく見る |
角換わり右玉を知る10の戦型 | |
著者 | 沢田綱吉 |
出版社 | (電子書籍) |
発行年月 | 2024年5月 |
ISBN | - |
定価 | 1,000円(10%税込) |
ページ数 | 196ページ |
本の高さ | 約42MB |
もっと詳しく見る |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 1冊でわかる!角換わり早繰り銀の基本 |
真田圭一 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-8099-3 2022年8月 \1,694(10%税込) 256p/19cm |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
・【コラム】 野球観戦 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 速攻で勝つ!ノーガード角換わり |
小林裕士 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7973-7 2022年4月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
|||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)師匠 (2)今泉さんとの思い出 (3)神経衰弱 (4)ボウリング |
|||||||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS サザンハヤクリ △3三金型早繰り銀 2手早い銀の進出! 主導権を握って戦う 後手番角換わりの新機軸 |
千葉幸生 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7719-1 2021年7月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
|||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)どこから来たのかサザンハヤクリ (2)幻のサザンクロス (3)コロナ禍の新戦法 (4)1991年の出会い (5)桂香問答 (6)1992年の夏 (7)ダンゴムシ (8)カエラの話 |
|||||||||||||||||||||||||||
角換わり△3三金型早繰り銀の戦術書。 角換わりでは通常、3三の位置には「△3三銀」という符号が定番。「△3三金」という金の位置は、先手の桂跳ねに当たるなどデメリットがあり、悪形とされてきた。それが一部のソフトで△3三金型が指されたことで認識が改まりつつある。 △3三金型早繰り銀は、通常後手から角交換するところを先手から角交換させることで、△3三金の悪形と引き換えに手得し、後手から先攻してペースを握ろうという作戦である。△3三金のデメリットが出ないような戦い方をすれば問題ない、という発想だ。通常より2手早い銀の進出ができて、先手からの急戦は気にならず、相手に右玉にされることもない。 2020年度後半からプロ公式戦でも採用が増えている。プロ公式戦では2013年の▲増田康宏△千田翔太が1号局。2018年に少し指され、2020年には十数局指されている。本書の著者である千葉幸生七段がもっとも多く指しており、本書の出版の少し前には羽生善治九段も採用した。 本書は、この△3三金型早繰り銀を「サザンハヤクリ」と命名し、その戦い方を解説した本である。……レビューの続きを読む(2021Jul30) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 進化する角換わり▲4五桂 |
北島忠雄 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7706-1 2021年7月 \1,694(10%税込) 240p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 有段者向き |
||||||||||||||
◆内容紹介 |
||||||||||||||||||
角換わり▲4五桂速攻をメインとした、角換わり全般の戦術書。 角換わり▲4五桂速攻は、ここ数年で現れた作戦。形によっては、桂と歩の攻めで仕掛けが成立することが分かったため、角換わりの戦術全体に影響を与えている。 特に先手居玉型の変化は『神速!角換わり▲2五歩型 必勝ガイド』(2018.12)などで詳しく解説されていたが、その後、後手にも有力な指し方が見つかり、先手居玉型はあまり指されなくなっている。しかし、仕掛け筋自体は互いの陣形によっては成立するため、さまざまな形での仕掛けが試されている。 また、この▲4五桂速攻を警戒しながら駒組みを進めて相腰掛け銀にしたり、▲4五桂速攻を嫌って△早繰り銀で攻め合いにしたりと、▲4五桂速攻の仕掛けが発生しないパターンも出ている。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021Jul21) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS これだけで勝てる 角換わりのコツ |
大平武洋 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7560-9 2021年6月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 〜★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A(一部B) 中級〜有段者向き |
|||||||||||
・【コラム】将棋めし1〜4 |
|||||||||||||||
角換わりの戦術書。 「これだけで勝てるシリーズ」は本書で9冊目となるが、今回初めて相居飛車を取り上げている。相居飛車はかつては、プロでは局数が多いがアマではあまり指されない感じだったが、近年はアマでの相居飛車もよく見かけるようになり、相居飛車を解説した本の需要が増えているようだ。 また、「これだけで勝てるシリーズ」としては初めて、各図面に形勢評価値が入るようになった。全体を100点として、互角なら50-50というように、点数を振り分けている。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021Jul07) |
zoom |
羽生流右玉 〜棒銀・早繰り銀は怖くない!〜 |
Fukurogi (電子書籍) ISBN:- 2021年4月 \500(10%税込) 53p/約12MB |
|||
◆内容紹介 右玉という戦法がある。この戦法はアマチュアの方に人気である。その右玉の中で、「7二金型右玉」という戦法が存在する。またの名を「羽生流右玉」という。一時期、羽生善治が指して高い勝率を上げた戦法である。将棋の神様・羽生さんが採用したのでアマチュアにも非常に人気である。「羽生流右玉」というワードを入れただけで動画の再生数が爆上がりするほどである。 本書は、「羽生流右玉」を個人的に研究した内容を述べているものである。 相居飛車戦で後手番から角交換すると一手損角換わりになる。これに対して先手は棒銀や早繰り銀で攻めてくる。そういった対局時に、神様・羽生さんが指して勝率が高い戦法を自分も指してみたいが、いかんせん解説書がない。前作の「脇システム研究」と同じ理由で、「世の中にないなら自分で研究して本を出版してみよう」と思ったがこの本の発売理由である。 |
|||||
zoom |
最強の破壊力 角換わり▲4五桂戦法 |
高崎将棋チャンネル (電子書籍) ISBN:- 2021年2月 \800(10%税込) 115p/約28MB |
|||
序章 革命前夜 第一章 超急戦編 第二章 急戦型 第三章 持久戦型 【番外編】 矢倉における△6五桂の驚異 自戦記 チャンピオンに勝った! ◆内容紹介 将棋の研究にコンピューターが導入されてから数年が経った。 テクノロジーの進化はあらゆる常識を変え産業構造を根本的に変えてしまった。地図はグーグルストリートビュー、電話はスマートフォンに変わり数十年後には、コンピューターが自動車を運転しているかもしれない。 将棋界にも最強のソフトが彗星の如く現れ様々な常識を変えてしまっている。 元々、定跡は日進月歩であり最新の変化を追うことは困難であった。しかし近年は日々新しい将棋が出現しこれまでの常識とはまったく異なる感覚を要する。居角左美濃や雁木の出現により純文学である矢倉が受難な時代が来るとは、誰も想像が出来なかったであろう。(とは言え矢倉も新しい「常識」で復活している。) デジタルデバイドとは情報格差を表しているが、将棋の研究もコンピューターを使用するのがあたり前になっている。誰でも高速道路に乗れる時代になったとは筆者が敬愛する羽生善治先生の言葉で、現在の将棋界をとても上手く表現していると思ったものである。 本書で解説する内容は角換わりでかなり攻撃的な戦型である。 角換わりはプロ棋士もコンピューターで深く研究している。これは一直線の変化になりやすく比較的研究しやすい形であるためだ。羽生先生の言葉を借りれば「高速道路」に最も乗りやすい戦型なのである。 しかしアマチュアがコンピューターを使用し高速道路を運転することは難しい。莫大な情報を取捨選択することはそれなりに労力と力を要するからである。AIが示す手は最善手を指し続ける前提で、少しでも誤るとたちまち奈落の底に突き落とされる。 果たしてアマチュアにそれが出来るのか? そこで、角換わり▲4五桂戦法を書籍に纏めることにした。趣旨としては、「攻める方(先手)、受ける方(後手)に肩入れすることなく」、「形勢を良くしつつ人間的に勝ちやすい展開を作ること」を目標としているがまずはその破壊力を知ってほしいと考え、先手の成功例を記載する。受け方、均衡のとり方は次巻にて紹介したい。 大まかに超急戦型、急戦型、持久戦型の3つにカテゴリ分けをしている。 筆者は角換わり▲4五桂戦法もまたコンピューターによる研究の賜物、革命が起きた戦型と考えている。従来では到底無理攻めと考えられていた仕掛けが奇想天外な一手、絶妙な駒組みの配置で復活した。当然、どの形にも一長一短があり万能で優秀、絶対に作戦勝ち出来ると言うことはありえない。しかし本書を読んだ後には最強かつ革命的な攻撃力が得られるだろう。 |
|||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 大夢流一手損角換わり 〜受け師直伝の受け将棋〜 |
渡辺大夢 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7557-9 2021年1月 \1,694(10%税込) 240p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B+ 解説:A 読みやすさ:B 有段者向き |
|||||||||||||||||||
・【コラム】(1)尊敬する棋士 (2)お世話になった棋士 (3)つながる縁 (4)ジャイアンツ愛 |
|||||||||||||||||||||||
一手損角換わりの戦術書。 一手損角換わりは、2000年代前半から指され始め、当時行き詰りかけていた横歩取り△8五飛戦法に替わる作戦の一つとして流行したが、現在はスペシャリストが指す戦法になってきている。 本書は、一手損角換わりのスペシャリストの一人である渡辺大夢五段が、戦法の全体像から最新形までを解説する本である。 一手損角換わりには、さまざまな角交換のタイミングがあるが、本書では相居飛車での[8手目角交換]を「旧型」、[4手目角交換]を「新型」として扱う。 本書の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2021Feb24) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 1手ずつ解説する 角換わり棒銀 |
真田圭一 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7494-7 2020年12月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★ 〜★★★☆ 図面:見開き2〜3枚 内容:(質)A(量)B+ レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 初級〜上級向き (一部有段者向き) |
|||||||||||||||||||||||
・各章のまとめ=6p |
|||||||||||||||||||||||||||
角換わり▲棒銀を1手ずつ解説する本。 角換わり棒銀は古くから指されている。 (※弊HPで把握している最古の角換わり棒銀の本は『居飛車を中心とした平手将棋の指し方』(山川次彦,田中書店,1957)で、すでに大友流▲2六飛、花村流▲3六歩突き捨て、升田流▲3八角、木村流△4二角などが載っています。章が割り当てられていないレベルであれば、『やさしい基本戦法』(原田泰夫,ハンドブック社,1955)など、もっと古い本もあるようです。) 30年ほど前(1990年前後)にピークを迎え、棒銀側がハッキリ良くなる順は見つからず、定跡の進化も停滞した。しかし、2000年代から流行した一手損角換わりの登場により、棒銀が再び注目されたこともあり、いまなお姿かたちを変えて生き残る戦法である。 角換わり棒銀は、手筋の宝庫で、攻撃側・守備側ともに学ぶべき手筋が満載。入門書や初級者向けの本にもよく角換わり棒銀は載っている。ただ、いずれも後手に緩手を指させて先手成功としている場合が多く、角換わり棒銀の全体像をしっかりと解説した本は、近年はあまりなかったかと思う。 本書は、角換わり▲棒銀の基本からさまざまな定跡型、さらにマイナーな形や新しい工夫までを、全ての手に解説を加えた本である。 各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2020Dec26) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 最速で敵陣突破!角換わり早繰り銀 |
大石直嗣 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7361-2 2020年6月 \1,694(10%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)C+ レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段者向き |
|||||||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)地元での普及活動 (2)最近始めた趣味 (3)12年目へ |
|||||||||||||||||||||||||||||||
角換わり▲早繰り銀の戦術書。純正角換わりと、一手損角換わりの両方を扱う。 角換わりでの早繰り銀は、かつてはプロでも多く指されていた。『青野流近代棒銀』(1983)では、棒銀とともに数多くの実戦と試行錯誤がみられていたが、その後「腰掛け銀に対して苦しい」というのが共通認識になって、プロ将棋では相腰掛け銀だけが残ることとなっていった。 しかし、一手損角換わりに対して▲早繰り銀が有力と分かり、また雁木などさまざまな戦型に対して早繰り銀が有力視されだして、角換わり早繰り銀も見直されることになった。そして従来の結論が覆されたり、新しい指し方・考え方が生まれたりして、角換わり早繰り銀は現在ホットな戦型になっている。 本書の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2020Jul11) |
zoom |
斎藤慎太郎の 角換わり腰掛け銀研究 |
斎藤慎太郎 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7224-0 2020年3月 \2,464(10%税込) 384p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★★ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)S レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B (棋譜入力ソフト推奨) 高段者向き |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)勝負好き (2)スポーツについて (3)念願の遠征先 (4)対局と運 (5)人前で話すこと |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
角換わり相腰掛け銀の最前線を解説した本。 相居飛車の四大戦型は、矢倉・角換わり・相掛かり・横歩取りであるが、他の戦型の事情もあって、現在は角換わりが主流になっている。△6二金-△8一飛型(▲4八金-▲2九飛型)のバランスの良さが認識されたこともあり、この数年間で角換わりは大きな進化を遂げた。 本書は、角換わりの最新テーマとなっている局面を12に分け(正確には14)、それぞれプロの実戦例と斎藤の研究を交えながら解明していく本である。 各テーマの内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2020Apr15) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 現代角換わりのすべて |
池永天志 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7134-2 2019年12月 \2,024(10%税込) 352p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★★ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)S レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B+ 有段〜高段者向き |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)雑記 (2)言葉 (3)教訓 (4)雨間(あまあい) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
角換わり最前線を解説した本。 角換わりは、かつては「狭く、深く」で、一部の求道者が指すイメージだった。また、先手がかなり勝率が高い時代が長く、後手番を持つのは大変だった。 現在では、▲4八金-2九飛型(△6二金-8一飛型)が主流になったことで、テーマ局面が非常に広がりを見せており、プロの居飛車党の多くが参入する「ど真ん中の戦型」になっていて、棋譜中継でも毎日のように角換わりを見かける。また、先後の勝率もいい勝負になっており、かなり指し甲斐のある戦型になっているようだ。 それに伴い、角換わりの定跡も大きな変化を遂げた。あまりに複雑化していて、我々ファンが把握するのは大変な状況の中、現代角換わりを一冊にまとめたのが本書である。 各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2020Jan06) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 神速!角換わり▲2五歩型 必勝ガイド |
長岡裕也 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6797-0 2018年12月 \1,663(8%税込) 214p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段〜高段者向き |
|||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||
角換わり▲2五歩型の最新形を徹底解説した本。 2018年は、プロ公式戦で角換わりが大流行した。居飛車党同士の対戦では、横歩取りは青野流と勇気流の隆盛で後手が避ける傾向があり、さらに矢倉は後手急戦が研究されて先手が避けるようになって、自然と角換わりに戦型が集中するようになっている。 現在の角換わりで最も多く見かけるのは「▲4八金-2九飛型vs△6二金-8一飛型の先後同形」であるが、先手が右桂を早く跳ねて速攻を狙う形は、相腰掛け銀の駒組みに影響を与えるため、その成否は重要となる。 本書は、早い段階で▲2五歩と突き越し、先手が先攻を狙う形に限定して、角換わりの最先端を解説していく。 各章の内容を図面を添えて紹介していこう。(なお、チャートは最後にまとめて掲載する。超長いのでご注意ください。分かる範囲でプロ実戦例も添えてみました。)……レビューの続きを読む(2018Dec30) |
zoom |
角換わり新定跡 〜▲4五桂速攻〜 超速攻▲4五桂定跡 1部 △7二銀型 2部 △6二銀型 腰掛け銀を目指す相手を桂跳ね速攻で叩き潰す本 |
つる (電子書籍) ISBN:- 2018年8月 \445(10%税込) p/約40MB |
|||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||
zoom |
角換わり
初段の常識 |
塚田泰明 日本将棋連盟/発行 マイナビ出版/販売 ISBN:978-4-8399-6177-0 2018年4月 \1,663(8%税込) 224p/19cm |
|||||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)山本さんの気迫 (2)中原VS加藤戦 (3)中村、島、塚田 (4)禁酒と詰将棋 |
|||||||||||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 角換わりの新常識 ▲4八金・2九飛型徹底ガイド |
小林裕士 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-6278-4 2017年7月 \1,663 224p/19cm |
|||
第1章 ▲4八金・2九飛型
第2章 ▲9五歩型 第3章 △6二金・8一飛型 第4章 ▲4五桂急戦型 第5章 実戦編 ◆内容紹介 角換わりの王道といえば先後同型。互いに腰掛け銀にして、玉を先手は7九、後手は3一まで囲い、それから戦いが始まるのが基本定跡でした。 しかし、現在のプロ棋界ではその常識は通用しません。玉は6八でとどめ、▲4八金・2九飛型を作りいきなり▲4五桂と跳ね出す。そんな将棋が当たり前になりました。 いったいプロ棋士の間でどんな研究が行われ、どんな結論に至ったのか。その真相がアマチュアに知られないままこの「新型角換わり」が指され続けているのが現状です。 そこで本書の出番となります。 本書では現在プロ棋界を席巻している▲4八金・2九飛型をめぐる角換わりの定跡を幅広く収録しています。 ▲4八金・2九飛型の基本から始まり、先手が▲9五歩と端を詰める作戦や後手が△6二金・8一飛型にする指し方などが詳しく解説されています。 最新の角換わりを学びたい全ての方に読んでいただきたい一冊です。 |
|||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 角換わり腰掛け銀最前線 いま、プロが注目する三つの指し方 |
日浦市郎 マイナビ ISBN:978-4-8399-5766-7 2015年11月 \1,663 224p/19cm |
|||||||||||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 早分かり 角換わり定跡ガイド |
所司和晴 渡辺明/推薦 マイナビ ISBN:978-4-8399-5727-8 2015年9月 \1,717 272p/19cm |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 山崎隆之の一手損角換わり |
山崎隆之 マイナビ ISBN:978-4-8399-5668-4 2015年8月 \1,663 224p/19cm |
|||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)一手損角換わりを指すきっかけ (2)NHKのキャスターのこと (3)近況と気分転換 |
|||||||||||||||||||||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 中村太地の角換わり 最先端への道案内 |
中村太地 マイナビ ISBN:978-4-8399-5305-8 2014年8月 \1,663 216p/19cm |
|||
第1章 角換わりの変遷を知る 第2章 △7四歩型 第3章 △7三歩型 第4章 △6五歩型 第5章 先手穴熊一気作戦 第6章 後手棒銀 ◆内容紹介 現在、角換わりの世界では腰掛け銀の同型が少なくなり、それにともなって後手の工夫が次々と生み出されてきています。 タイトル戦でもよく指されている形でありながら、その変化は非常に緻密かつ複雑でアマチュアが理解し、指しこなすのは日々難しくなっている戦型になっています。 そのような中、王座戦で絶対王者羽生善治をぎりぎりまで追い詰め、今後の活躍がますます期待される次世代のエース、中村太地六段が非常に丁寧かつ詳細な角換わりの戦術書を完成させてくれました。 サブタイトルに「最先端への道案内」とあるように、本書はただ現在の流行形だけを追ったものではありません。角換わりの歴史の最初までさかのぼって、そこからの戦法の変遷を一つ一つ解説していきます。 これを読むことで、なぜ今この形に至っているのかまで含めた、「角換わり」という一つの戦法に対する深い理解を得ることができます。 そのようにして得た知識は決して付け焼刃にはなりません。 本書を読んで角換わりを指せば、相手の変化にも十分対応できるはずです。 また、戦法の変遷のあとは当然最新形の解説が続きます。こちらは中村太地六段のタイトル戦の実戦なども題材になっており、説得力は抜群です。プロの、しかもトップレベルの最先端まで誘ってくれる内容になっています。 ぜひ本書を読んで角換わりへの理解を深め、皆さんの得意戦法の一つに加えてください。 |
|||||
zoom |
マイナビ将棋BOOKS これからの角換わり腰掛け銀 |
吉田正和 マイナビ ISBN:978-4-8399-5015-6 2014年1月 \1,575(5%税込) 240p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B+ 有段向き |
|||||||||||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)一手損角換わりの現在・前編 (2)一手損角換わりの現在・後編 (3)奨励会のころ (4)フリークラスのころ、そして現在 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
角換わり腰掛け銀の定跡書。 居飛車党にとって、角換わりはチャンスを迎えている戦型である。ここ20年くらい、角換わり腰掛け銀はプロの居飛車党同士の主要戦型の一つとして指されてきたものの、「研究によって勝負が決まる」とか、「先手が攻めてばかりで後手の楽しみがない」という受け止め方をされてきたと思う。それゆえアマでは人気がなく、人気がないので関連書籍が少ない…という、悪いスパイラルに陥っていた。 それが、2009年に「富岡流」が指され、同型腰掛け銀に「先手有利」の結論が出た。これで角換わり腰掛け銀は指されなくなる…と思いきや、実はそこから先に大海原が広がっていたのである。 本書は、「角換わりの仕掛けと最新形の駆け引きを、なるべく丁寧に解説したもの」(まえがき)である。 後手は同型腰掛け銀を避けるため、いろいろな工夫をするようになった。後手から先攻する、桂頭の傷を作らない、飛のコビンを空けない、穴熊に潜る、先手に理想形で仕掛けさせないために金や飛の位置を調整する……など。従来は消極的と思われていた形にも、積極的な意味が見い出されており、「工夫のし甲斐のある戦型」に生まれ変わったのである。 本書は、“角換わりの魅力”を伝えるべく、富岡流以降のさまざまな工夫を非常に詳しく解説している。内容が高度なので、どうしても符号が多くなってしまっているが、各節の冒頭には考え方がしっかり描かれているし、本ページのチャートも参考にしてほしい。 各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2014Apr23) |
zoom |
マイナビ将棋BOOKS 現代将棋の思想 〜一手損角換わり編〜 |
糸谷哲郎 マイナビ ISBN:978-4-8399-4573-2 2013年1月 \1,575(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
|||||||||||||||||||||||
・【コラム】(1)一手損角換わりの楽しみ
(2)新研究の誕生 (3)インターネットと将棋 (4)将棋の訓練法
(5)棋士とコンピュータ |
|||||||||||||||||||||||||||
一手損角換わりの戦術書。 一手損角換わりがプロで流行してからおよそ10年経つ。これまで「手損してはいけない」と言われてきたのに、どうしてこの戦法が受け入れられているのだろうか? また、後手番が選ぶ戦法にはいろいろな選択肢がある中で、一手損角換わりを採用するのはどのような理由からなのだろうか? さらに、一手損角換わりは、角交換するタイミングによって、飛先の歩の位置や金上がり(△3二金or▲7八金)の有無にいろいろな組み合わせがあったはずなのに、なぜ現在のプロ将棋では4手目角交換(▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角成)が主流になってきているのだろうか? 本書は、一手損角換わりの歴史をたどることによって、上記の疑問に答えるとともに、一手損角換わりの最新事情までを解説した本である。……レビューの続きを読む(2013Mar25) |
zoom |
マイコミ将棋BOOKS よくわかる角換わり |
西尾明 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3985-4 2011年8月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 〜★★★★ 図面:見開き4〜6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 中級〜有段向き |
|||||||||||||||||||
・【コラム】角換わりの名局 |
|||||||||||||||||||||||
角換わりの総合指南書。「よくわかるシリーズ」の第3弾。純正角換わりと一手損角換わりを手広く解説。 角換わりは戦前から指されている戦法だが、一時の浮き沈みはあっても、現代までプロの本格居飛車党の間で好んで指されている。純正角換わりは▲7六歩△8四歩からスタートするため、角換わりの成否は矢倉の採用率にも大きな影響を与える。2011年現在は、純正角換わりの同型腰掛け銀がかなり煮詰まってきており、後手が変化技を探している段階である。 また、ここ数年で指されるようになった「一手損角換わり」は、▲7六歩△3四歩という出だしで、△8八角成▲同銀という「後手の手損」が生じる角交換将棋である。当初は「後手で手損して良いわけがない」と顧みられなかったが、次第に見方が変わり、「△8五桂の余地が残っている」ことが認知されるに至り、純正角換わりとは似て非なる戦法だということが分かった。先後の飛先の歩の位置の組み合わせによってパターンも多く、現在では居飛車党の重要な選択肢の一つになっている。 ただ、角換わりはアマには人気のない戦法である。元々は「互いの合意が必要」「難解で研究勝負or知識勝負」「そもそもこの戦型にならない」などの理由で不人気だったが、「人気がない→棋書の売上見込みが低い→出版が企画されない→指したくても参考棋書がない→ますます人気がなくなる…」のスパイラルに陥っていた。一方で、プロ将棋の中継などが増え、角換わりの露出が増えるに従って、興味を持っているアマも少なからず存在した。 本書は、そのような期待に応えるべく、角換わり戦法を基本から解説した本である。 各章の内容をチャートを交えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2011Aug30) |
zoom |
SATO Yasumitsu's SHOGI 佐藤康光の一手損角換わり |
佐藤康光 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3640-2 2010年8月 \1,575(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 有段向き |
|||||||||||||||
・参考棋譜9局=9p |
|||||||||||||||||||
一手損角換わりの指南書。 一手損角換わりが世に出てから数年が経過した。振飛車模様の展開もあって、もう一つの戦法ではくくれない大きなうねりとなっているが、初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲7八金△8四歩▲2五歩△8八角成と進めば、居飛車系の一手損角換わり。本書ではこの序盤が基本となっている。 居飛車系の戦型としては、「先手が手損をとがめようと早く仕掛ける早繰り銀と棒銀」と、「やや持久戦模様に展開する▲右玉と腰掛銀」に大別される。本書では、相居飛車系の一手損角換わりの4戦型について、佐藤康光の見解と実戦解説を行っていく。 各章の内容をチャートと図面で見てみよう。……レビューの続きを読む(2010Sep11) |
zoom |
新・東大将棋ブックス 定跡道場 一手損角換わりVS腰掛け銀 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3464-4 2010年2月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き6枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段者向き |
|||||||||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
後手一手損角換わり・相腰掛け銀の定跡書。 一手損角換わりが世に出て早6年。後手が手損をすることで、飛車先の歩を△8四歩で保留できることのメリット─すなわち△8五桂と跳ねることができるメリットは、比較的早くから知られていた。そのメリットが最大限に生かされるのが相腰掛銀である。 純正角換わり相腰掛銀の形では、桂頭を狙う▲7五歩は仕掛けに必ず含まれる定跡の一手であり、桂頭を守るための△6三金も必要な一手であるが、一手損角換わりは△8五桂とできるため、必ずしも桂頭を守る必要がないのである。よって、先手の仕掛けの形も、後手の反撃の形も純正とは違うものになる。わずか一手の違いが、非常に大きな違いになっている。 これまで、一手損角換わり相腰掛銀は『将棋定跡最先端 居飛車編』(所司和晴,MYCOM,2005.12)『後手番一手損角換わり戦法』(青野照市,創元社,2009.07)などで部分的に解説されているが、一冊丸ごと一手損角換わり相腰掛銀を解説しているのは本書が初めて。 目次を見ただけで図面が浮かぶ人はほとんどいないと思うので、チャートを作成してみた。……レビューの続きを読む(2010Nov16) |
zoom |
新・東大将棋ブックス 定跡道場 一手損角換わりVS早繰り銀 |
所司和晴 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3374-6 2009年11月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
zoom |
スーパー将棋講座 後手番一手損角換わり戦法 一気に敵陣撃破! |
青野照市 創元社 ISBN:978-4-422-75114-6 2009年7月 \1,260(税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:B 有段向き |
|||||||||||||||
◆内容紹介 |
|||||||||||||||||||
△一手損角換わり(相居飛車)の定跡書。 「△一手損角換わり」とは、後手がわざわざ手損をして角交換の将棋にする戦法のこと。通常の角換わり(いわゆる「純正角換わり」では、△8五歩▲7七角の交換をしてから△7七角成とするため、互いに手損はない(先手が角を上がる手と後手が角交換する手が見合い)。しかし一手損角換わりでは先手が角を動かしていない状態で後手から角交換するため、後手が一手損をするのである。 従来は、「手損したほうが形勢も損ねている」という考え方だったため、この戦法は単なる奇襲、目くらましの類と思われた。しかし、「手損よりも△8五歩を決めない得(△8五桂と跳べる余地がある)の方が大きい」という考え方が広がり、居飛車党の後手番での閉塞感や角交換振り飛車の流行との相乗効果もあって、近年は大流行している。 本書は、△一手損角換わり・相居飛車の初めての専門書となる。……レビューの続きを読む(2009Sep15) |
zoom |
谷川の21世紀定跡(1) 角換わり編 |
谷川浩司 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0364-1 2000年11月 \1,300 214p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 読みやすさ:B 上級〜有段向け |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
角換わりの定跡書。 定跡部は、ほとんどが角換わり腰掛銀。第4章で、すこし△棒銀を扱っている。羽生の頭脳とほぼ同じ構成で、各章の初めにテーマ局面に対する「光速の見解」が記されている。木村定跡から最新定跡に至るまで順に解説されている。 『羽生の頭脳 7』以来、さまざまな新手も現れたので、新・標準定跡書として活用するのが吉だ。 |
zoom (新版) zoom |
角換わり腰掛け銀研究 |
島朗 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-89563-607-0 1994年10月 \1.942 399p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★★ 図面:見開き3〜4枚 内容:(質)S(量)S レイアウト:B 読みやすさ:B 有段者〜高段向け |
||||||||||||||
新版 角換わり腰掛け銀研究 |
島朗 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-8399-0066-3 1998年9月 \2,000 430p/19cm |
|||||||||||||||||
太字は新版で追加された項目です。
|
||||||||||||||||||
角換わり腰掛銀オンリーの研究書。 角換わり腰掛銀の本としては、本書が現在の最高峰であることは間違いない。非常に精密な研究が書かれ(これでも思っていたことの7割しか書けなかったそうだが)、ウソ手は一切なし。資料としてもかなりの価値がありそうだ。 多くの実戦手順も紹介されているが、残念ながら棋譜(総譜)は掲載ナシ。棋譜を並べて体で覚えることができないのがちょっと残念だ。 内容は非常に高度であるし、アマの実戦でこの戦型が現れることは稀なので、よほどの研究家か棋書コレクターにだけ薦める。 |
zoom |
将棋の定跡(3) 角換わりの基礎知識 |
所司和晴/著 週刊将棋/編 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-89563-596-1 1994年4月 \1,165 222p/19cm |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
zoom |
羽生の頭脳 7 角換わり最前線 |
羽生善治 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0316-1 1993年9月 \971 222p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 読みやすさ:A 上級〜有段向け |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
角換わりの定跡書。 第1章は先手棒銀。1970年代〜80年代には盛んに指されており、初級者向けの棒銀解説本にもよく出てくる戦型だ。少し前に出版された『角換わりガイド』(週刊将棋編,田中寅彦協力,MYCOM,1989.03)には後手の工夫がいろいろ書かれているが、本章では△5四角vs▲3八角にほぼ絞られている。……レビューの続きを読む(2002ct11,2011Mar09大幅改訂(チャート等)) |
zoom |
定跡百科(7) 角換わりガイド |
週刊将棋/編 田中寅彦/協力 毎日コミュニケーションズ ISBN:4-89563-529-5 1989年3月 \883 213p/18cm |
|||||||||||||||||||||||||
・角換わり名勝負(1)〜(6) |
|||||||||||||||||||||||||||
zoom |
現代将棋講座(3) 腰掛け銀・棒銀戦法 |
二上達也 筑摩書房 ISBN:4-480-69803-5 0376-69803-4604 1982年11月 \880 204p/19cm |
|||||||||||||||||
◆内容紹介(裏表紙より) |
|||||||||||||||||||
zoom |
升田の将棋指南シリーズ(3) 角交換戦法の指南 |
升田幸三 大泉書店 ISBN:4-278-08123-5 0276-8123-0701 1980年2月 \650 231p/18cm |
|||||||||||||||||
◆内容紹介(はしがきより抜粋) |
|||||||||||||||||||
(ポケット版) zoom (DELUXE版) |
王将ブックス ポケット版 ─居飛車シリーズW 棒銀・腰掛銀戦法 |
芹沢博文 北辰堂 ISBN:4-89287-004-8 1966年 \380 158p/15cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き2枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
|||||||||||||||||||||
王将ブックスDELUXE版 ―居飛車シリーズ(4) 九段 芹沢博文の 棒銀・腰掛銀戦法 |
芹沢博文 北辰堂 ISBN:4-89287-010-2 1988年8月 \800 158p/19cm |
||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介(はしがきより抜粋) |
|||||||||||||||||||||||||
角換わりの定跡書。 戦後まもなく、角換わりが流行した時期がある。「角換わりでなければ将棋にあらず」と言われるほどで、その中で棒銀や腰掛銀がある程度洗練され、現代へつながる布石となっている。 本書は、戦後から約20年ほどの間で固まった角換わり定跡を解説したもの。「棒銀編」と「腰掛銀編」に大きく分類されている。……レビューの続きを読む(2010Mar28) |
トップページ > 棋書ミシュラン! > カテゴリー > 角換わり |
|