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難問疑問解明シリーズ ゼったい詰まない Zの法則 |
[総合評価] B 難易度:★★★★ 図面:見開き6枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:B 解説:B 上級〜有段向き |
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【著 者】 日浦市郎 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1996年10月 | ISBN:4-89563-661-5 | |||
定価:1,165円 | 223ページ/19cm |
MYCOM将棋文庫(21) Zの法則 ゼったい詰まない 終盤の奥義 |
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【著 者】 日浦市郎 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年11月 | ISBN:4-8399-1307-2 | |||
定価:700円 | 223ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
自陣が絶対詰まない「Z(ゼット/ゼ)」の形をテーマにしているのが特徴的な、次の一手問題集。ほとんどの問題は著者の創作らしい。問題は結構難しく、有段者向け。 穴熊に代表される「Z」は、現代将棋の終盤には欠かせない考え方だ。いくつかの終盤本で取り上げられてはいるが、「Z」に絞った棋書は珍しい。それだけに、本書には高評価を与えたいところ…なのだが、割と普通の"次の一手問題集"になってしまっている。もちろん、解説はZに焦点を当てているのだが、もう少し体系的に分類してほしかった。たとえば、ある形AはZだが、A'はZではない、とか。構成を練り直して再版してほしい一冊だ。 ちなみにコラムは、実戦に現れたゼを解説。次の一手問題のような明快な正解手順はないが、Zを作りながら寄せる感覚が参考になる。むしろ問題部よりもこちらの方が役に立ちそうだ。(文章から察するに、コラム部分は日浦自身が書いたわけではなさそうだが…)(2002Dec11) |