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■最強の破壊力 角換わり▲4五桂戦法 | < 前 | No.---- | 次 > |
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最強の破壊力 角換わり▲4五桂戦法 | |||
【著 者】 高崎将棋チャンネル | ||||
【出版社】 (電子書籍) | ||||
発行:2021年2月 | ISBN:- | |||
定価:800円(10%税込) | 115ページ/約28MB |
【本の内容】 |
序章 革命前夜 第一章 超急戦編 第二章 急戦型 第三章 持久戦型 【番外編】 矢倉における△6五桂の驚異 自戦記 チャンピオンに勝った! ◆内容紹介 将棋の研究にコンピューターが導入されてから数年が経った。 テクノロジーの進化はあらゆる常識を変え産業構造を根本的に変えてしまった。地図はグーグルストリートビュー、電話はスマートフォンに変わり数十年後には、コンピューターが自動車を運転しているかもしれない。 将棋界にも最強のソフトが彗星の如く現れ様々な常識を変えてしまっている。 元々、定跡は日進月歩であり最新の変化を追うことは困難であった。しかし近年は日々新しい将棋が出現しこれまでの常識とはまったく異なる感覚を要する。居角左美濃や雁木の出現により純文学である矢倉が受難な時代が来るとは、誰も想像が出来なかったであろう。(とは言え矢倉も新しい「常識」で復活している。) デジタルデバイドとは情報格差を表しているが、将棋の研究もコンピューターを使用するのがあたり前になっている。誰でも高速道路に乗れる時代になったとは筆者が敬愛する羽生善治先生の言葉で、現在の将棋界をとても上手く表現していると思ったものである。 本書で解説する内容は角換わりでかなり攻撃的な戦型である。 角換わりはプロ棋士もコンピューターで深く研究している。これは一直線の変化になりやすく比較的研究しやすい形であるためだ。羽生先生の言葉を借りれば「高速道路」に最も乗りやすい戦型なのである。 しかしアマチュアがコンピューターを使用し高速道路を運転することは難しい。莫大な情報を取捨選択することはそれなりに労力と力を要するからである。AIが示す手は最善手を指し続ける前提で、少しでも誤るとたちまち奈落の底に突き落とされる。 果たしてアマチュアにそれが出来るのか? そこで、角換わり▲4五桂戦法を書籍に纏めることにした。趣旨としては、「攻める方(先手)、受ける方(後手)に肩入れすることなく」、「形勢を良くしつつ人間的に勝ちやすい展開を作ること」を目標としているがまずはその破壊力を知ってほしいと考え、先手の成功例を記載する。受け方、均衡のとり方は次巻にて紹介したい。 大まかに超急戦型、急戦型、持久戦型の3つにカテゴリ分けをしている。 筆者は角換わり▲4五桂戦法もまたコンピューターによる研究の賜物、革命が起きた戦型と考えている。従来では到底無理攻めと考えられていた仕掛けが奇想天外な一手、絶妙な駒組みの配置で復活した。当然、どの形にも一長一短があり万能で優秀、絶対に作戦勝ち出来ると言うことはありえない。しかし本書を読んだ後には最強かつ革命的な攻撃力が得られるだろう。 |
【レビュー】 |
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