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■エッセイの本 -1989  
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書名 著者 発行 備考
人生一手の違い 「運」と「努力」と「才能」の関係 米長邦雄 '89.12  
光速の決断 谷川浩司 '89.4  
ちょっと早いけど僕の自叙伝です。 谷川浩司 '89.4  
地獄は将棋指しに聞け ─9×9は日本人のクスリである 湯川博士 '89.1  
盤上のパラダイス 若島正 '88.12  
我が出会い 交遊録六十五年 大山康晴 '88.9  
「待った」をした頃 将棋八十一話 文芸春秋/編 '88.7  
将棋とっておきの話 山本亨介 '87.10  
決断するとき 大内延介 '87.6 1981年の文庫版
将棋かくしふで 蛸島彰子 '87.6  
指しつ刺されつ 芹沢博文 '87.5  
欧米を凌ぐ将棋発想 ─9×9は日本人のビジネス兵器である 湯川博士 '87.5  
勝つ!不動心 ─強靭な精神をつくる 大山康晴 '86.12  
女の長考 湯川恵子 '86.10  
ここで将棋と会いました ─9×9は日本人の文化である 湯川博士 '86.10  
依って件の如し 芹沢博文 '86.10  
なぜか将棋人生 湯川博士 '86.7  
背水の陣で生きる 大山康晴 '86.7  
どんと失敗 どんと成功 芹沢博文 '86.5  
無心の挑戦 名人位奪回の軌跡 中原誠 '86.2  
飛車角人生 広津久雄 '85.11  
昭和のコマおと(旺文社文庫) 加藤治郎 '85.10 1980年の文庫版
泥沼流人生相談 米長邦雄 '85.8  
芹澤博文の 娘よ 芹澤博文 '85.8  
人生、くそ度胸! 芹澤博文 '85.6  
昭和生まれの天才棋士たち 原田泰夫 '85.5  
大山流勝負哲学 大山康晴 '85.4  
王より飛車が好き 芹沢博文 '84.12  
八段の上 九段の下 芹沢博文 '84.12  
芹沢博文の破天荒盤外記 芹沢博文 '84.11  
自在流「先を読む」法 内藤國雄 '84.11  
名人一直線 谷川浩司 '83.7  
ひとりぼっちの対局 だから青春! 林葉直子 '83.7  
勝負強さの人間学 大山康晴 '83.4  
升田幸三名言集 勝負に強い男の教え 佐藤正忠 '83.2  
ボクは陽気な負け犬 木村義徳 '83.2  
決断するとき 大内延介 '81.7  
己れに勝つ 大山康晴 '81.6  
ビジネスマンの選択は 三手読んで一手打て 原田泰夫 '80.4  
自在流人生 内藤国雄 '80.3  
昭和のコマおと 加藤治郎 '80.1  
書名 著者 発行 備考
回想の駒音−あるサラリーマン八段の記録− 田健吉 '78.12  
菅谷北斗星選集 秘録篇 菅谷北斗星 '78.10  
歩の横ある記 芹沢博文 '77.3  
勝負のこころ 大山康晴 '76  
王手 升田幸三 '75  
人生勝負 升田幸三 '74.4  
人生に勝つ 新装改訂版 大山康晴 '74  
人生に勝つ 大山康晴 '72.4  
書名 著者 発行 備考
将棋野郎 升田幸三 '67.4  
歩を金にする法 升田幸三 '63.11  
勝負の虫 升田幸三 '60.12  
書名 著者 発行 備考
勝負に生きる 名人戦私記 金子金五郎 '59.4  
将棋一路 大山康晴 '56.12  
勝負の世界 木村義雄 '51.11  

 

將棋一代

≪Amazonにはありません≫
將棋一代
個別ページへ
木村義雄
世界社
ISBN:
1952年9月
\
473p/19cm
   
将棋一代(講談社版)
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≪Amazonにはありません≫
将棋一代
個別ページへ
木村義雄
講談社
ISBN:
1976年
\980
296p/20cm
   
ある勝負師の生涯(文春文庫)
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将棋タウンさんthx!

≪Amazonマーケットプレイス≫
文春文庫
ある勝負師の生涯
将棋一代
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木村義雄
文芸春秋
ISBN:4-16-752601-8
1990年11月
\388
302p/16cm
   


≪Amazonにはありません≫
大活字本シリーズ
ある勝負師の生涯
将棋一代(上)
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木村義雄
埼玉福祉会
ISBN:
1991年10月
\3,500
320p/22cm
   


≪Amazonにはありません≫
大活字本シリーズ
ある勝負師の生涯
将棋一代(下)
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木村義雄
埼玉福祉会
ISBN:
1991年10月
\3,500
333p/22cm
木村義雄 将棋一代

≪この本をAmazonで見る≫
人間の記録(157)
木村義雄 将棋一代
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木村義雄
日本図書センター
ISBN:4-8205-9581-4
2004年10月
\1,890(5%税込)
463p/20cm
   
町将棋/新天地/初奉公/転換期/好敵手/通勤/流寓時代/曙光/新機運/再転期/大成会/新修行/闘病/未断惑/新構想/再試練

◆内容紹介
下町の職人の家に生まれ、将棋の腕を頼りに成功への階段を上りつめて名人となり、将棋界に一時代を築いた棋士の自叙伝。1976年講談社刊「将棋一代」の改題。
 


人生一手の違い 「運」と「努力」と「才能」の関係

(文庫版)
人生一手の違い 「運」と「努力」と「才能」の関係(文庫版)
ノン・ブック
人生一手の違い
「運」と「努力」と「才能」の関係
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米長邦雄
祥伝社
ISBN:4-396-61024-6
1989年12月
\1,400
214p/20cm
    (オリジナル版)
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(文庫版)
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ノン・ポシェット
人生一手の違い
「運」と「努力」と「才能」の関係
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米長邦雄
祥伝社
ISBN:4-396-31055-2
1994年2月
\533
245p/16cm
第1章 空気の丸い家―二十一歳で名人になった谷川浩司が育った環境
第2章 勝負師にとっての親とは―同日に四段になった二人の弟子の修行時代
第3章 若手急成長の秘密―濁った空気を排除するシステムの重要性
第4章 勝負師を育てた土壌―私の人生を決定した恩人の一言
第5章 勝負と相場と日本経済―空前の大繁栄に向かう経済大国の株と為替の行方
第6章 スランプとの悪戦苦闘―いかにして運気の大底から脱出するか
第7章 人生の最善手、次善手―棋士の目に、企業および企業人はどう見えるか
第8章 大棋士・藤沢秀行の魅力―勝負師における“生き甲斐”の研究

◆内容紹介
“さわやか流”将棋名人が説く“泥沼流”で人生に勝つ知恵。
 


光速の決断
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光速の決断
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谷川浩司
リクルート出版
ISBN:4-88991-143-X
1989年4月
\1,068
225p/19cm
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第一章 『最年少名人』までの駒組
第二章 ライバルの研究
第三章 精神管理と持続力
第四章 名人復位への決断

◆内容紹介
向上心と自己克服の力によって、常にマイナスをプラスに転化し、"光速の終盤術"で栄光の座をめざす自己実現の書。
 


ちょっと早いけど僕の自叙伝です。
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(増補文庫版)
ちょっと早いけど僕の自叙伝です。(文庫版)
ミューブックス
ちょっと早いけど僕の自叙伝です。
谷川浩司の超特急将棋人生
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谷川浩司
毎日新聞社
ISBN:4-620-72031-3
1989年4月
\680
197p/18cm
    (オリジナル版)
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(増補文庫版)
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ちょっと早いけど僕の自叙伝です。
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谷川浩司
角川書店
ISBN:4-04-354602-5
2000年12月
\457
205p/15cm
文庫化のための序章(激動の十二年/パソコンの影響/ほか)
第1章 無限―子供の才能と可能性
第2章 光速―劇的な最年少名人誕生
第3章 飛翔―暗転挫折、不屈の勝負師魂
第4章 青春―その光と影と憧憬と…

◆内容紹介(オリジナル版裏表紙より)
五際のとき出会った「奇妙なゲーム─将棋」が人生を決めた。最短距離を突っ走って21歳で史上最年少の名人位。順風満帆の船出。しかし青春の嵐はその後にやってきた。苦しみ抜いた無冠の時代。プロの試練。巨峰中原名人から名人位を奪還したときの震える思い。青年谷川浩司が27年間の半生を振り返り、将棋への熱き想いと青春の揺れる心を語るちょっと早すぎるかもしれない自叙伝。
 


地獄は将棋指しに聞け
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センチュリープレス
地獄は将棋指しに聞け
9×9は日本人のクスリである
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湯川博士
情報センター出版局
ISBN:4-7958-1131-8
1989年1月
\880
220p/19cm
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第1章 転機の一瞬
 (無為徒食の日々を止めた仏像彫刻/神武以来といわれた天才棋士は42歳で晴れて名人位/棋聖戦2連敗のあと奇跡の3連勝/ほか)
第2章 勝負に挑む
 (名人のことは名人にこそわかる/勝ちたいのなら、眠っている時が勝負だ/名人は「間」の達人/ほか)
第3章 駒を支える人間関係
 (芸人は旦那なくして生きられぬ/困窮の極に八百長将棋を持ちかけられた阪田の三吉/ほか)

◆内容紹介
将棋の魅力は“敵を攻めて勝ち”“自分を責めて勝つ”ことである。それは500年の歴史が培った英知であり勝負の妙味である。棋士のひと言、たった一手を、人生の岐路を乗り切るヒントへと昇華させる本書は、“将棋三部作”堂々の完結である。
 


盤上のパラダイス 三一将棋シリーズ
盤上のパラダイス
詰将棋マニアのおかしな世界
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若島正
三一書房
ISBN:4-380-88239-X
1988年12月
\1,200
210p/19cm

[総合評価]
A

難易度:-
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
読みやすさ:A
将棋を愛する人に
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(序)詰将棋とは何か (1)詰パラとの出会い (2)鶴田主幹 (3)詰パラの歩み (4)詰将棋作家 (5)解答者 (6)検討者 (7)読者 (8)主幹の死 (9)新編集長の誕生

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
『詰将棋パラダイス』という小さな雑誌の存在を、その楽園に集う数千人のマニアたちの存在を、もっと多くの人々に知ってもらいたい──ただそれだけの動機で。この作品は生まれた。
・誰よりも詰将棋を愛し、誰よりも詰将棋に愛された故鶴田諸兄に本書を捧げる。
詰将棋──。このパズルの存在自体は、将棋を指さない人でもほとんど知っている。新聞の日曜版、スポーツ紙、週刊誌などさまざまなところに詰将棋は載っている。実際に詰将棋本を一冊以上持っている人となると激減するだろうが、社内報の五手詰を解くくらいの人はわたしの周りの“一般人”にも大勢いる。

そして、「詰将棋パラダイス」、略称「詰パラ」。この“詰将棋専門誌”は、一般の知名度はほぼゼロだ。将棋ファンでさえ、知らない人の方が多数だろう。なにせ、書店では売っていない、同人誌扱いの雑誌である。しかし“詰将棋ファン”であれば認知度はほぼ100%。詰パラを定期購読しているとなれば、詰将棋マニア確定だ。

 ※週刊将棋の定期購読でも、一般人から見れば将棋マニア確定ですが… ○| ̄|_

本書は「詰パラをめぐる、詰将棋マニアたちのエピソード集」である。著者の若島正も日本を代表する詰将棋作家であり、詰パラとともに人生を歩んできた一人だ。

 詰パラを創ってきたのはどういう人たちか…?
 詰パラを読むのはどういう人たちか…?
 読者は、そして投稿者はどのような気持ちで詰パラの到着を待つのか…?

そんな話が満載である。特に面白かったエピソードは下記の5つ。

 ・詰パラの創設者・鶴田諸兄(もろえ)
 ・スポンサー&解答王・七条兼三
 ・奇人(?)詰将棋作家・鳥越九郎(とりこしくろう)
 ・愛すべき解答者・大谷孫八と三好泰造
 ・検討者・(玉)(マルタマ)氏からの「余詰!」


わたしは詰パラを購読していないが、一冊丸ごと面白くて一気に読んでしまった。特に鶴田の話は、将棋ファンなら必読だと思う。わたしは500冊を越える棋書を読んできて、鶴田の名に出会ったのは2〜3度だ。指し将棋の世界では、Webでも雑誌でも鶴田の名を目にすることはほとんどない。しかし、本書を読めば「鶴田氏は歴代名人に匹敵する将棋功労者」であると知る。その鶴田はいまはいないが、詰パラの命脈は確実に引き継がれている。

詰将棋マニアよりも、むしろ一般の将棋ファンに読んでいただきたい一冊。(2006Feb23)


※なお、各章の扉には、詰め上がりが章番号になる曲詰めが掲載されている。
※本書のカバー裏にある近刊の紹介で「流行戦法グラフティ」というのがあるのだが、どうなってしまったのだろう…?


我が出会い
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我が出会い
交遊録六十五年
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大山康晴
リクルート出版
ISBN:4-88991-119-7
1988年9月
\1,200
257p/20cm/H.C.
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菊池寛―修業時代、文豪の思い出
松下幸之助―人生の父、知遇を謝す
渡辺武次郎―郷土を大切にする大先輩
横井克己―ケジメの人、私の後援者
緒方求也―九州の支え、将棋を後援
大西楢次―私を信じた浅沼組副社長
井伏鱒二―誇らしき隣人、文化勲章受章者
加藤芳郎―楽しい雰囲気の漫画家
川上哲治―勝つことに徹した巨人軍監督
二子山勝治・間垣勝則―稽古稽古の初代若乃花
星野仙一―中日優勝へ、ケンカ野球の監督
三沢あけみ―息長く歌いつづける演歌の星
吉永小百合―映画100本に刻んだ女優の道
神田山陽―将棋の恩人、講談協会会長
平井長之丞―私の最初の恩師、郷土の強豪
木見金治郎―多くの弟子を育てた名伯楽
大原総一郎―将棋を愛した文化人経営者
大本百松─岡山後援会の人たち
有吉道夫─師の心を知るよき協力者
七條兼三─将棋会館建設の恩人
駒師香月─将棋博物館にも作品のこす
大浦武生─タイトル戦六十回の銀波荘
永井英明─雑誌「近代将棋」にかける人生
飯塚紀文─温かさを感じたガンの主治医
勝間田清一─気さくな社会党の長老
鈴木俊一─がんばれ、マイタウン東京
江崎真澄・奥野誠亮─「検討する」と言わない政治家
将棋名人戦を生んだ土壌
将棋界若手群像

◆内容紹介
十五代永世名人の半生を彩った人びと。いかに出会い、交友を深めるか、―人生の成功の鍵は豊かな人脈にあり、を語る。特別書き下ろし!菊池寛賞受賞記念出版。
 


「待った」をした頃 ─将棋八十一話
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文春文庫
「待った」をした頃
将棋八十一話
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文芸春秋/編
文芸春秋
ISBN:4-16-721714-7
1988年7月
\400
349p/16cm
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◆内容紹介
修行時代「待った」を連発して嫌われた現役九段の告白から、気がつくと銀が五枚あったヘボ将棋の思い出まで、将棋に関する名随筆81話。
 


将棋とっておきの話
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将棋とっておきの話
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山本亨介
筑摩書房
ISBN:4-480-87108-X
1987年10月
\1,200
201p/19cm
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(1)坂田三吉の実像 (2)芥川賞作家の腕前 (3)名人位の箱根越え (4)消えた棋戦 (5)米長・谷川戦を観戦して (6)将棋会の二・二六 (7)敗戦無情 (8)虎ふ駒の由来 (9)古老・棋界秘話 (10)幻の早指し名人戦 (11)早慶教授戦と優勝カップ (12)観戦失敗記 (13)ファインダーから見た棋士像 (14)続・消えた棋戦 (15)評論家たちの娼妓(16)悲劇の棋士・花田長太郎 (17)落語を地でゆく落語家の将棋 (18)分裂騒動の真相 (19)対局場の思い出 (20)棋風に のぞく作家の顔 (21)早く逝った山田道美 (22)五十嵐さんと正田昭 (23)続・五十嵐さんと正田昭 (24)内藤さんとのおつき合い (25)出土駒の旅 (26)出土駒のロマン (27)名人かたぎの塚田名人 (28)ひたむきに生きた名匠 (29)菊の香や (30)観戦記とペンネーム (31)名誉名人・土居市太郎 (32)将棋史研究の第一歩 (33)西村英二と将棋(34)史料を教えられた人たち (35)将棋に殉じた熊谷達人 (36)さわやかに退場した原田さん (37)飲み友達でもあった二上・ガミさん (38)人間味豊かな十四世名人 (39)甚太郎さん物語 (40)升田・大山を育てた木見金治郎 (41)名将戦の誕生 (42)忘れ得ぬ将棋愛好者 (43)天下の大物・谷川浩司 (44)秋沢三郎と作家たち (45)観戦記で勇み足 (46)大阪の作家たち (47)史料発掘のうら話 (48)ついでにお祝いを (49)本日・一生零敗 (50)指し掛け図

◆内容紹介
しみじみと将棋が指したくなる、とびきりオモシロよみきり50話。消えた名棋士、文士との交遊、出土駒のロマン、敗戦の夜に耐える棋士の表情…。観戦記を書いて40年、今だから話せるエピソードがいっぱい。
 


将棋かくしふで
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将棋かくしふで
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蛸島彰子
講談社
ISBN:4-06-202913-8
1987年6月
\1,300
235p/20cm/H.C.
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T 駒の音 「駒」にわびる/「芸」の力/投了/心残り/「待った」なし/気くばり/かくし味/ふたつの「くり返し」/敗北の生きる日/マイペース/勝利への三条件/大逆転/プロになること、プロであること/誰のせいにもできない/時を賭け、時を駆ける 36p
U 盤上の戦士たち 名棋士なくて七くせ/定跡破り/ちょっとした思いの差/薄い手と厚い手/気分転換/中原名人のこと/「今日のわれに明日は勝つ」/「勝つと思うな」/プロは孤独/NHKと私/一感と六感/男の芸と女の感性/将棋の魅力と魔力 36p
V うき駒・くせ駒・はなれ駒 「続けば人生」/勝負と運/「大局観」/「一流・の条件/かくて人の世は/進歩の条件/意思のあるところ道あり/“勝てる人”の条件/真のライバルは真の友/思い出の一通/人生の調味料/才能ってなんだっけ 44p
W 色は匂へど 生い立ちの頃/青春の光の中で/牛歩/かくしてさすらいは/父の怒り/私の少女時代、青春時代/スランプと息抜き/似顔絵/遊び心/歩みきて道なお半ば/歩み半ば夫婦行脚/わが青春のモノディ 48p
X 他山の石 制服が好き/将棋とおしゃれ/ファッションと女ごころ/ショッピング/「同じ手を二度とはくいません」/気晴らし/電話と私/いのちの朝/将棋は頭の美容体操/「美しく老いる」とは/女性将棋教室/内面美容のすすめ/男と女/勝負を通して/わが家の「子育て」/“魂”を見つめて/教育の原点/動きすぎ/勝負哲学/競争だけの人生なんて/青春と希望/おしゃれ考/魅力的な食生活とは/涼風は心の中に吹く 60p

◆内容紹介
NHK将棋トーナメントの棋譜読み上げでおなじみの、蛸島彰子四段のさわやかエッセイ集。

 


指しつ刺されつ 芹沢九段の将棋界うら話
指しつ刺されつ
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芹沢博文
リイド社
ISBN:4-947538-63-5
1987年5月
\730
237p/19cm
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第1章 鬼よりコワイ、大先輩 屁1発、敗れたり升田先輩/木村名人、三道楽の教え/今は亡き花村先生の思い出/故灘9段と東福寺/板谷先生の厳しい言葉の裏に/"タコ取り名人"故金高8段/純な浪費家、清野8段/おおらかに1発、故大和久8段/"能筆"荒巻先生の免状  
第2章 みんな個性は、名人級 あの豆狸が…中原少年/見事な"米長荒事"/内藤国雄のスケールに驚嘆/恐るべき谷川浩司/超一流の笑顔、南8段  
第3章 我が人生、
将棋も酒も待ったなし
助かりました高松宮様/将棋指しの粋な飲み方/碁で後輩負かし快感!!/"破天荒"藤沢秀行の慧眼/愛すべき"変な記者"故能知映  
第4章 棋士の世界のいろいろ 免状について/将棋界のクラス分け/記録係は対局者と共に"読め"  
第5章 対談・苦労してます観戦記    

◆内容紹介
将棋界の大久保彦左衛門・芹沢博文9段が、歯に衣着せぬ痛快なタッチで、有名棋士の隠れたエピソード、将棋界の話などを描く。将棋ファンだけではなく、誰が読んでも、思わず笑い、なるほどとうなずく"うら話"がギッシリ!

 


欧米を凌ぐ将棋発想
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センチュリープレス
欧米を凌ぐ将棋発想
9×9は日本人のビジネス兵器である
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湯川博士
情報センター出版局
ISBN:4-7958-1011-7
1987年5月
\880
198p/19cm
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悪いときには前へ進め/両取りは逃げるな、取らせろ/動きまわるだけが攻めではない/才能は、継続して発揮せよ/1手で2手分が受けの極意/勝者の事なかれ主義をつけ/危険思想が勝ちへと導く/攻めは受けるな、攻めかえせ/強敵は追い込むな、包み込め/苦手なものは近づけよ/〔ほか〕

◆内容紹介
将棋は勝ちと負けしかない厳しいゲームだ。だから1枚1枚の駒の緊迫した動きを追っていけば、単に将棋を超えた、普遍的な「勝利術」が必ずや見えてくる。金も欲しい、名誉も欲しい。そんな欲望を満たしてくれるビジネス訓を待っていた。
 

 

(1986年版)
勝つ!不動心
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将棋タウンさんthx!
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(2017年版)
不動心論 あるがままに身を置いて心ゆるがず
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ムックの本
勝つ!不動心
強靭な精神をつくる
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大山康晴
ロングセラーズ
ISBN:4-8454-0221-1
1986年12月
\730
210p/18cm
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不動心論
あるがままに身を置いて心ゆるがず
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大山康晴
KKロングセラーズ
ISBN:978-4-8454-5024-4
2017年5月
\1,080
p/cm
1章 揺がず、動ぜず逆境をはね返す!
2章 土壇場でこそ氷のように冷静であれ!
3章 ツキを呼び込め!強運を手に入れろ!
4章 攻防一如にすべてを賭けろ!
5章 求めず、とらわれずあるがままに構える!
6章勝つための心・技そして体
7章 我かく闘えり!―中原誠名人VS「63歳の挑戦者」

◆内容紹介
勝つための要諦とは何か、と問われるなら「不動の信念をもって、苦しさを耐え忍ぶこと」と答えるだけである。人生に勝つか負けるかの分岐点。


◆内容紹介(2017年版)
3月のライオン昭和異聞』の田中七郎名人のモデル、プロ将棋棋士:大山康晴(十五世名人/永世十段・王位・棋聖・王将)が、自らの「強靭な精神を磨く思考術」を伝授。

勝負強さの秘訣は「不動心」にあり!不運に取りつかれた時、あきらめてはいけない。あきらめは心の乱れであり、不動心を失っている状態である。
 


女の長考
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週将ブックスグリーンシリーズ(1)
将キチおばさん奮戦記
女の長考
個別ページへ
湯川恵子
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-508-2
1986年10月
\780
230p/18cm
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(1)なによ帯くらい (2)夜の新宿真剣二枚落ち (3)長老 (4)商売っ気なし (5)負け惜しみ (6)ツキって何 (7)男と女の間には (8)鬼のいぬ間 (9)長崎の人 (10)愛するはひとり (11)またひとつ (12)「子供」の幻影 (13)内藤國雄 (14)幸福感と自己嫌悪 (15)棋界の天皇陛下 (16)梅雨の憂鬱 (17)落とし穴 (18)秋風 (19)アンバランス (20)ユーアー将棋シック (21)あぐらの母 (22)ダサイ…タマ (23)おーい裏方さん (24)イメージ時代 (25)私流(秘)上達法 (26)女の早指し (27)夕べのお願い (28)私流美人論 (29)海辺にて (30)ヨネさんの千日手 (31)道徳真剣クラブ (32)湘南の女子高生 (33)穴場 (34)ゼンゴ逆 (35)世界最強の男 (36)責了

・【対談】喜ばれるものを書きたい(湯川恵子vs夢枕獏)
 


ここで将棋と会いました センチュリープレス
ここで将棋と会いました
9×9は日本人の文化である
個別ページへ
湯川博士
情報センター出版局
ISBN:4-7958-0991-7
1986年10月
\880
230p/19cm
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第1章 趣味に貴賎なし、人に貴賎はあるか
第2章 将棋の旦那は鉄火の香り
第3章 新手一生、料理に生きる
第4章 おたまじゃくしに父の影
第5章 永遠なり、873手
第6章 異常に暮らし、美学に遊ぶ
第7章 全米将棋連盟のクレイジー・ラリー
第8章 仕事と金だけじゃ満たされへん
第9章 喧嘩しないで健常者

◆内容紹介
知らぬ間に使っている将棋用語は、「先手を取る」「成金」「一枚も二枚も上手だ」「王手がかかる」「段違いに強い…」など、実にたくさんある。また、駒の形も生活の中にずいぶん入っている。質屋の看板、道中手形もそうである。社寺の絵馬もだ。私たちは意識しないほど自然になじんできた将棋だが、それゆえにこそ執拗で、人間を「溺れながらもシビレさせる」奇妙な妖しさがある。そんな世界をトコトン探っていく。
 


依って件の如し
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将棋タウンさんthx!
依って件の如し
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芹沢博文
ケント出版
ISBN:4-87643-004-7
1986年10月
\800
230p/19cm
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第1局 芸能界をすっぱ抜き、諫める
第2局 「スポーツバカ」を笑い、励ます
第3局 作家を評し、檄する
第4局 世相を嘆き、ぶつ
 


なぜか将棋人生
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将棋タウンさんthx!
なぜか将棋人生
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湯川博士
朝日新聞社
ISBN:4-02-255545-9
1986年7月
\1,200
265p/19cm
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その後の13人/大道将棋ボーナス55万円強奪事件/泪橋のバラード/プロの将棋、アマの将棋/観戦記最前線/将棋に憑かれた男/ミドルプレイヤーもうひとつの戦い/華麗なだけじゃ将棋は勝てん/新宿将棋事情/こんなサービスしています/好きでなくては―将棋雑誌盛衰記/ライターの世界/三浦三崎のマグロ名人―アマ将棋大会の裏方さん/『南紀・将棋の旅』同行記/ロスアンゼルス将棋の旅/囲碁と将棋はどう違う?/棋具―盤の見方、買い方、使い方/棋具―駒の見方、買い方、扱い方

◆内容紹介
好きが高じて…プロ棋士、その卵の奨励会員、観戦記者や編集者、将棋クラブ経営者、真剣師―将棋に憑かれた人生を歩んだ人びとの生活と哀歓を描いた新鋭ライターの異色ルポルタージュ。
 


背水の陣で生きる
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KAPPA HOMES
背水の陣で生きる
ガンを克服した六十三歳の挑戦者
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大山康晴
光文社
ISBN:4-334-05129-4
1986年7月
\700
205p/18cm
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1 年齢に勝つ
2 病気に勝つ
3 日常に勝つ
4 相手に勝つ
5 自分に勝つ

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
背水の陣とは、なにも破れかぶれの悲愴な気分になることではない。むしろギリギリのところまで自分を追い詰めてひらきなおると余裕が生まれてくる。その余裕が、自分の状態、相手の状態、物事の形勢を正しく判断させるから、大きな戦果をもたらす。この方法は、日常の生活でも生かせる場面がいくつもある。私がガンにとりつかれたときもそうであった。
 


どんと失敗 どんと成功
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カリバーヒューマン
どんと失敗 どんと成功
大きく人生を切り開く
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芹沢博文
交通タイムス社
0276-860344-2380
1986年5月
\680
232p/18cm
    Not found at Amazon.co.jp
※より詳しい内容は個別ページをご覧ください。
第1章 神さまが造ったすごい人
第2章 酒飲んで出世する人と、飲み過ぎの怖さ
第3章 ギャンブルと金持ちになる才能
第4章 女との不思議な関係
第5章 いろいろな失敗とその生かし方
第6章 仕事に勝ち、勝負に勝つ

◆内容紹介(「はじめに」より抜粋)
今、五十に手が届く時になり、生活は普通に安定している。昔のことを思い、こう思ってこうした、こうなった。どれが失敗でどうなった、どれがどう成功した、というふうに体験したことを書き、これからこうしたいと思うことを本書に誌したつもりである。
 


無心の挑戦
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ライフ&ワーク シリーズ
無心の挑戦
名人位奪回の軌跡
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中原誠
シーズ
ISBN:4-7950-0102-2
1986年2月
\1,300
254p/20cm/H.C.
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第一章 私が歩んだ名人への軌跡 一、名人と呼ばれた夜
二、私を将棋界に導いた塩釜の風土
三、厳しかった専門棋士への道
四、私の初タイトル「棋聖」
五、私の絶頂期=三冠・そして五冠時代=
六、五冠王から無冠へ、そして再出発
七、三年ぶりの名人位
112p
第二章 私を育んだ人たちと環境 一、故郷、そして将棋との出会い
二、学生時代
三、内弟子時代
四、ありがたかった母の協力
五、名人位に挑戦
六、私の結婚
84p
第三章 私のプライバシーと人生雑感 一、私のエピソード
二、忘れ得ぬ恩師たち
三、私のプライバシー
四、対局雑感
45p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
このたび、初めて棋譜の入らない本を刊行することになりました。半生の記です。私にはまだ早すぎるとは思いましたが、名人位にカンバックしたという区切りの時期でもあり、思い切ってまとめてみた次第です。(中略)私はただいま三十八歳、棋士として一番良い時期です。(中略)本書の題名どおり、無心の気持ち、挑戦の気持ちを忘れず、さらに一層の精進をするつもりです。

 


飛車角人生
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飛車角人生
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広津久雄
静岡新聞社
ISBN:4-7838-1212-8
1985年11月
\1,200
206p/19cm
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泥沼流人生相談
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NESCO BOOKS
泥沼流人生相談
あなたの人生に「実力」をつける本
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米長邦雄
ネスコ
ISBN:4-89036-008-5
1985年8月
\720
219p/18cm
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第1章 想像力とは脳ミソに汗をかくこと ・一日三時間の勉強で東大に入れるか
・女性を意識しすぎて話ができません
他、計13テーマ
30p
第2章 男が後ろを振り返ってはならない ・かつての名声を取り戻すのは無理?
・定年退職後でも働くべきでしょうか
他、計14テーマ
30p
第3章 女の幸せは不幸の始まりである ・40歳になった主婦が愛されるには?
・友人の奔放な生き方に首をかしげる
他、計15テーマ
30p
第4章 女と別れるのは男の実力である ・二人の愛人と同時に分かれる方法は?
・せっかくのチャンスに不能だった彼
他、計15テーマ
30p
第5章 自分が思ったとおりの手を選べ ・都会へ出るべきか親元に残るべきか
・管理職になったものの、さて何を?
他、計17テーマ
30p
第6章 人生の運気をつかまえよ ・勝負に強い弱いとはどういうことか
・息子がゲームセンターに行きたがる
他、計17テーマ
30p

・[人生相談・次の一手]の回答=10p
・解説対談 井上光晴vs米長邦雄=10p

 


芹澤博文の娘よ
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Human Library
芹澤博文の
娘よ
嫁ぐ娘に奏でる親父の哀歌
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芹澤博文
パン・ニューズ・インターナショナル
ISBN:4-938190-39-7
1985年8月
\980
205p/19cm
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花嫁の父 去って行く娘/錯乱状態/挙式前夜/酒に逃げた/夢うつつ/男親の情/いけない歌/しっかりやるんだぞ! 26p
嫁ぐ日まで 修行も積んだはずなのに/縁とは異なもの/交際宣言!/男同士の見合い/酔って放言/グアムへ一人旅/修羅場!/結婚記念日/娘の気持 36p
娘の青春 ヒデコ姉ちゃんの頃/三人旅/社会人/性教育/娘の性生活/娘のやさしさ 20p
娘の亭主は将棋指し 親父の願い/棋士の妻/亭主の力になるんだ/将棋への愛/真の男に/同じ轍を踏むな/似合いの夫婦 22p
私とカミさんの頃(1) 新進気鋭の棋士/「お父さん、ご飯よ!」/お茶屋の娘/酒への思い/妻の両親/沼津の両親 20p
私とカミさんの頃(2) 親父の立場/新婚生活/長女誕生/三人家族/わが家/家族/妻に感謝 22p
子育て 思うがままに/進路決定/父娘喧嘩/親父とは?/もう一人の娘 20p
娘よ 深情け/喜びも悲しみも/嫁・妻・母/“いい女”/母のように/家庭の意志/心許せる友を/夫唱婦随 26p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
娘の結婚、これくらい父親の気持ちを複雑にするものはない。さまざまな思いが交差し心は乱れる一方なのである。相手の男に不満があるわけではない。好ましき若者である。娘も、この男と一緒になれば幸福になれるだろう。だから嬉しい。しかし、なんとはなしに哀しく、腹の立つのもまた事実なのである。

 


人生、くそ度胸!
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ムック・セレクト(238)
人生、くそ度胸!
肝っ玉がどんどん太くなる本
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芹澤博文
KKロングセラーズ
ISBN:4-8454-0195-9
1985年6月
\730
215p/18cm
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プロローグ 何ごとにもヘコたれぬ“気合い”で生きろ!
一章 これが勝つための“度胸”だ!
二章 “臆病”に徹する奴ほど勝負強い!
三章 度胸一発、“強運”をもぎとれ!
四章 もっと奔放に、もっと豪快に生きる!
五章 わがケンカ道─男なら命がけで“筋”を通せ!
六章 最後に笑うのは誰か!

◆内容紹介(見返しより)
男なら、危険な道に敢然と踏み込め!戦いの場には相撃ち覚悟で挑め!勝負の世界を初めからアキラめたような度胸無しは、早いとこくたばっちまえ!
“修羅場”を誰よりも知る勝負師・芹澤九段が、人生イザというときに「くそ度胸」をいかに発揮させるかを、ときにはビシリと、ときにはペーソスあふれる筆で説いた。
いま、男にとっていちばん大切なものは何か──こんな問いに、本書はズバリと解答を与えてくれるはずである。
 


昭和生まれの天才棋士たち
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初段に挑戦する将棋シリーズ(10)
昭和生まれの天才棋士たち
将棋界のスーパースター17人
その横顔を原田節で語る
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原田泰夫
創元社
ISBN:4-422-75060-7
1985年5月
\680
190p/18cm
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(1)堂々たる若名人─谷川浩司 (2)天下のだるま流─森安秀光 (3)身についた自然流─中原誠 (4)一分将棋の神様─加藤一二三 (5)荒々しい黒潮流─森けい二 (6)鍛え抜いた強さ─桐山清澄 (7)当代一のさわやか流─米長邦雄 (8)可愛い優等生─青野照市 (9)紋別の天才少年─勝浦修 (10)豪快と繊細─佐藤大五郎 (11)イビアナの寅ちゃん─田中寅彦 (12)年代をこえたポン友─内藤国雄 (13)闘争心のかたまり─有吉道夫 (14)棋界一の頑張り屋─石田和雄 (15)終盤の怒涛流─大内延介 (16)美青年登場!─二上達也 (17)タレント棋士─芹沢博文

◆内容紹介(はしがきより抜粋)
本書は昭和生まれの名棋士17名を選び、思い浮かぶままご紹介したものである。いうなれば、原田が見た秀才・天才棋士のプロフィールといったところであろうか。
 


大山流勝負哲学
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大山流勝負哲学
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大山康晴
産業能率大学出版部
ISBN:4-382-04856-7
1985年4月
\1,200
230p/19cm
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入門 一年だけ様子を見て/思いやり/運にめぐまれて/「忍」 14p
修行 金銭哲学/盤上一途/勝負と技術 14p
戦争 丙種不合格/徴用/召集令状/基本づくりの修練/負け方が大事/およばれ/恥を知る/敗戦 26p
再出発 軍隊生活で得たもの/生の哲学/勝負手/将棋が指したい/順位戦の開始 18p
勝負 非情の世界/生活の安定/木村名人/なれるかもしれない/高野山の一戦/箱根の山/平常心 28p
日本一 大天狗/投了/大山後援会/名人戦、朝日新聞へ/真相/木村名人のカムバック/敗退/王将戦陣屋事件/日本一/初防衛/永世名人 36p
絶頂 スランプ/しあわせだよ/健康も実力のうち/マージャンと人生/運とツキ/空白時代/競争原理/三十五勝一敗 26p
成熟 結婚/大天才中原名人/本物の強さ 24p
経営 将棋会館/人間観察/純粋な心/雑音/大阪将棋会館/欠けたるもの/理事の役目 26p
天声 好事魔多し/道は開ける  
 


王より飛車が好き
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Sankei Books
王より飛車が好き
名物九段のスーパー・オモシロ・エッセー
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芹沢博文
サンケイ出版
ISBN:4-383-02351-7
1984年12月
\690
270p/18cm
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第1章 中飛車中央突破 (1)棋士ちょっと可笑しな話 (2)我が師、我が友
(3)アイアイ・ファミリー交遊録
52p
第2章 エセ文化を見破れ (1)腹立たしきことども (2)“角栄裁判”に物申す
(3)文化について考える
42p
第3章 出たがり屋人生 (1)何でもやってやろう (2)酒を飲むのも修行のうち
(3)ギャンブルは楽し (4)神様がくれた女運
78p
第4章 勝つに作法あり (1)将棋を学び情を知る (2)観戦記表は料理人 44p
第5章 第40期棋聖戦観戦記 (1)文学の域に達した破天荒な観戦記(福本一生)
(2)第40期棋聖戦第1局(二上達也vs森けい二)
35p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
三度も死にそこなった。今、我が命、おまけである。おまけと思うと、大事に生きたくなる。長く生きるということでなく、その与えられた時間を、どのことにしても一所懸命生きようということである。遊びにしても一所懸命遊ぼうと思う。思ったように生きようと思う。正しいと思うように生きようと思う。(中略)ここに収めたものは、この思いで書き連ねたものである。

 


八段の上 九段の下
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将棋タウンさんthx!
八段の上 九段の下
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芹澤博文
講談社
ISBN:4-06-201601-X
1984年12月
\1,200
247p/20cm/H.C.
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T 地獄の一丁目でUターン 48p
U 将棋とは耐えることと見つけたり 32p
V プロ魂と勝負師かたぎ 32p
W ああ、友情 24p
X 忘れ得ぬひと、思い出のひと 26p
Y 縁は異なもの、味なもの 24p
Z 「アイ・アイゲーム」楽屋うら 28p
[ チョメチョメ先生「いいたい放題」 26p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
思ったとおり書いた。正しいと思っていることを書いた。
私は将棋のプロである。ある局面で、自分は正しいと思って指すが、残念ながら過つことしばしばである。いちばん知識があるはずの将棋ですら、まちがうことしばしばなのだから、他のことでまちがうのはあたりまえのような気もする。
だが、正しいと思っていることを言ったり書いたりする以外、私には“手”がない。(中略)この本は、そうした思考のもとに書きあげたものである。

 


芹沢博文の破天荒盤外記
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芹沢博文の破天荒盤外記
野風増の詩
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芹沢博文
日本コンサルタント・グループ
ISBN:4-88916-097-3
1984年11月
\1,200
267p/19cm
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勝負 豪気で、優しい勝負師たち/大天才出現/博打精神なるもの/高利の金/“耐える”の心/勝負の心構え/真の勝負師 48p
ワインの三段活用/アルコール修行/梅原画伯の心くばり/酒場百景/狂い酒/威張り酒/命がけの酒/友を呼ぶ酒/酒を愛する哲学/酔えない酒/酒、万歳! 64p
修行 男女中/晩酌やる内弟子/一人前/わがカミさん/強運を掴む勝負師/情念の世界/真似の真意/学ぶ心/いい奴、いやしい奴/豊かなイイ顔 54p
芹沢式発想術 “いいかげん”な動き/少しの我慢/金の快い遣い方/おまかせします/作法なき時代/セックス・カウンセラー/欲心は進歩の糧/三倍精神/個性強きもの 52p
世事考々 偽善者たちの化けの皮/男失格・女失格/一所懸命な人/私の愛国心/日本の美/マスコミ報道の怪/最後の決断 36p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
学ぶということ、はじめは真似である。真似るのがイヤなどと思ってはいけない。本職の将棋でわかり易くいおう。矢倉囲いがある。形を見て「ああ、そうか」と思い、自分で組んでみる。誰でも簡単にでき上がる。次は組む手順を正しく知る。これを、正しくできるだけで初段の腕前である。次はちょっとむつかしい。その手順の意味を知るのである。これがわかれば県代表くらいである。“人生の県代表”になるように、手順よく学んでみたら?

 


自在流「先を読む」法
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自在流「先を読む」法
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内藤國雄
講談社
ISBN:4-06-200388-0
1984年11月
\1,200
236p/20cm/H.C.
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第一局 勝負といういうこと 「勝ってもともと」/投了態度に姿勢が表れる/プロのミス/プロになる厳しさ/賞金/コンピューター棋士/チェスと将棋/勝負の前に勝つ/プロは負けてもこたえないフリをする/「苦しんで勝つ」ことの魅力/八百長/将棋未亡人/私の棋歴書 70p
第二局 先を読む、裏を読む 先を読む/優位な勝負を勝つ難しさ/投了/敗局は師なり/潔さということ/指し切り/最強の駒/実戦型・研究型/上手はごまかし上手/初めの一手で負け/王手は最後の一手と心得よ/勝負の「勢い」/心理的誤差/盤外作戦/闘志をわかせる法/人間万事塞翁が馬 70p
第三局 己に勝つ 投了を早まるなかれ/「銀が泣いている」/「将棋を習う」心/千日手/のびのびしみじみ/「努力」が「天才」をつくる/驕ることなかれ/コクのある人、ない人/敵の打ちたいところへ打て/良い道具は己の格式を上げる/気配り/気分はライオン/どうコンディションをつくるか/スランプ脱出法/積極的ものの見方のすすめ 48p
第四局 ものを見る目、
人を見る目
人間だから過ちをくり返す/集中力/三手の読みの法則/「川の中で馬を乗りかえるな」/将棋─見えざる巨人/悪い王様/名前と顔の記憶/過剰在庫/相談将棋・相談政治/無意味な決闘/悪しきプロ登場/信念の士/棋風/意識してなお無意識/“平均”の重み/視聴率と統計/アマチュアルール/人間関係は人知及ばず/盛者不遇時代到来/本物と偽者を区別する目/将棋は人生である 46p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
本書は、ここ数年いろいろな機会に書いたものを集めた、いわば“雑文集”です。

 


名人一直線
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名人一直線
谷川浩司将棋名人誕生までの告白的85日
個別ページへ
谷川浩司
竢o版社
ISBN:
1983年7月
\700
225p/18cm
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ひとりぼっちの対局
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ご有志thx!
ひとりぼっちの対局
だから青春!
15歳の女流将棋名人
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林葉直子
ノラブックス
ISBN:4-88981-001-3
1983年7月
\980
207p/19cm
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第一章 駈(か)けて青春! あたらしい朝/恋人/出発(たびだち)/涙/TOKYO/どしゃ降り 32p
第二章 耐えて青春! 出会い/挑戦/王将戦/二冠王/弱点ノート/燃える/十五歳の決断/試練/道はひとつ/闘い 44p
第三章 泣かないで青春! 夜空/秘密/嘘/敗北/ライバル 28p
第四章 負けるな青春! ファミリー/父/母/林葉直子/内弟子/先生/福岡第一高校/卒業/夢/私の詩(うた) 46p
第五章 だから青春! 旅/ときめき/髪/聖子ちゃん/オンチ/煙草/信念/ありのままの私/米長先生へ/娘、直子へ(林葉恵男) 46p

◆内容紹介(表紙見返しより)
いま、もっとも注目される15歳。「女流王将」「女流名人」の二冠王、林葉直子(はやしば・なおこ)のデビュー・エッセイです。熱い闘いに挑むNAOKO──、熱い夢を抱くNAOKO──、少女棋士の熱い青春はあなたを、さわやかな感動の世界へと誘(いざな)います。

 


勝負強さの人間学
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PHP BOOKS
勝負強さの人間学
名人になれる人、なれない人
個別ページへ
大山康晴
PHP研究所
ISBN:4-569-51817-6
1983年4月
\680
209p/18cm
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第1章 勝負に生きる人間学 勝負とは勝つこととみつけたり/勝負の鬼となれ/賭けることの意味/勝ちつづけるのは偉いことだ/日日、新たなり 24p
第2章 ライバルにみる人間学 一番と二番を争うライバル/ライバルを持つ喜び/骨身にこたえる勝負/ライバルは求めて探せ/意地を貫け/ライバルが根性を養う 32p
第3章 勝負強さの人間学 横型と縦型の棋風のちがい/悲観論者と楽観論者の戦い方/ツキは己れで探せ/「負けるかも」では必ず負ける/誰でも勝てるチャンスがある/職業意識に徹せよ/戦いは創造と修正の繰り返し/若さは年齢ではない/名人になり得る条件/大局観を養え 50p
第4章 攻防の人間学 人真似は「ここ一番」で負ける/天才は一番にはなれない/天狗になるな/受けでは勝てない/攻めに出るとき落とし穴がある/泳がせて釣り上げるのが大山流 28p
第5章 修行時代の人間学 内弟子生活の修行/からだで覚えた強み/大きな将棋を指せ/関西将棋の力指し/将棋は礼に始まって例に終る/私の子育て法 30p
第6章 転機の人間学 余力を残して引退した木村名人/「耐える負け方」は勝ちにつながる/プロはうまい手が当たり前/悔いのない負け方もある/長くタイトルを維持するコツ/勝負しに年齢はない/頭は使えるだけ使え/過去の栄光に酔うな 32p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
勝負強さというのは、執念、根性、闘志を抜きにしては、蝉の抜け殻同然のものである。しかも、そうしたものは口先で唱えているだけでは決して身につくものではない。こつこつ努力し、忍耐を積み重ねる修練の中で、少しずつ勝負強さの人間学が身についていくものだと思う。それが私の体験から得た結論である。

 


升田幸三名言集 勝負に強い男の教え
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RYU BOOKS
升田幸三名言集
勝負に強い男の教え
人生、仕事、己に勝つ99言
佐藤正忠/編
経済界
0200-0290-1995
1983年1月
\730
233p/18cm
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ボクは陽気な負け犬
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ワニの本 ベストセラーズ
ボクは陽気な負け犬
強いばかりが人生じゃない
個別ページへ
木村義徳
KKベストセラーズ
ISBN:4-584-00493-5
1983年2月
\690
244p/18cm

[総合評価]
C

負けが多くなり始めた
年配の将棋ファン向き?
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第1章 ボクは三流の勝負師 弱い奴がバカにされる/名人の斬られ役
/弱さを人にうつす
30p
第2章 勝つも負けるもたかが将棋 「待った」をさせなかった親父/弱い奴とやるのが楽しい
/負けたときの気分転換法
30p
第3章 ヘボとスランプ 十八連敗、二つの反則負け/反則負けの真相
/強い奴はここが違う
36p
第4章 俗手の好手 必勝の将棋がなぜ負ける/油断大敵 24p
第5章 弱いのが強いのに勝つ方法 運を頼りの浮き沈み/わが輝ける十二番勝負
/弱いのが強いのに勝つ方法
44p
第6章 盤外の争い 将棋界で生きる法/朝日対毎日、升田対大山 30p
第7章 努力しても強くなれない 飢えと強さの関係/四十過ぎたら金のある奴が勝つ 22p
第8章 負けをプラスにする極意 恩返しとは師匠に負けることだ/身のほど知って長生きしよう 15p

◆内容紹介(裏表紙より)
私はプロ将棋界という勝負の世界の住人だ。もともと浮き沈みの激しいところだが、最近激しい浮き沈みを経験した。特に沈み方が激しかったので、棋界の窓際族として週刊誌が特集してくれたほどだ。(中略)勝負の世界に限らないが、勝者・成功者の発言ばかりがめにつく。まことに不愉快ではないか。敗者・失敗者にも言い分があるはずなのに、なぜかあまり日の目を見ない。不公平だ。その意味で本書はユニークな存在理由がある。(後略)

木村八段のエッセイ集。

木村八段は、木村義雄十四世名人の息子で、史上初の親子棋士。B2が定位置の中堅棋士だった木村七段(当時)が、1978〜1979年に突然B1→A級と昇級し、ちょっとした話題を集めた。彼は自分自身でその理由を分析し、A級昇級ついでに(?)『弱いのが強いのに勝つ法』(1980)として一冊にまとめた。この本には、プレッシャーを抑え自分の力をできるだけ100%に近づける精神的な方法と、自分より勝る相手と互角に戦うための盤上の作戦などが書かれている。部分的に微妙な理論も混じっているが、全体的には面白い本だった。

ところが、1980〜1981年には、順位戦18連敗を含む1勝20敗という散々な成績で、B1→B2と連続降級して定位置に戻ってしまった(木村義徳八段の順位戦成績順位戦データベース内))。この状況を自分自身で分析し、エッセイとしてまとめたのが本書である。

今年(2004年)は「負け犬女」という言葉がプチ流行した。「30代・未婚・子なしの女性」のことらしいが、本書の「負け犬」は文字通り「負けが込んでしまった棋士」の話である(とはいえ、B2なら全体の中では上位だが…)。「負け犬にだって言い分はあるし、たかが将棋、勝ちに執着するばかりの人生じゃ大変じゃないか。勝ち組になれなかったのだから、ある程度あきらめの境地に至ったほうが精神的にも楽だよ」というのが本書の基本的姿勢。なにかホントにダメなようだが、本人や他棋士のエピソードを交えて語られているので、文章自体はなかなか面白く読める。特に、何度も出てくる西村七段(当時)やほかの中堅棋士の「率直発言(失言)」から将棋界の一部を垣間見ることができる。

なお、木村八段は棋士としての諦めの決断も早く(?)、1990年度にB2で降級点を取った時点で引退している。

内容的にはBでもいいかと思ったんですが、「1回読んだらもういいや」と思ったのでCにしました。(2004Sep17)


(オリジナル版)


(ちくま文庫版)
決断するとき(ちくま文庫版)
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将棋タウンさんthx!
ちくま少年図書館 創造の広場56
決断するとき
将棋に生きる
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大内延介
筑摩書房
ISBN:4-480-04056-0
1981年7月
\1,398
228p/20cm
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(文庫版)
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ちくま文庫
決断するとき
将棋に生きる
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大内延介
筑摩書房
ISBN:4-480-02129-9
1987年6月
\379
241p/15cm
1 将棋がぼくをとらえた日
2 専門棋士を志して
3 自立するとき
4 風雪に耐えて
5 勝負に生きる日々
6 初めて棋王位についたとき
7 将棋のルーツをもとめて

◆内容紹介
野球好きの少年が、ふとした機会から専門棋士を志し、ついに棋王位をとるまでの物語。いまや、棋界の高峰九段となった若者が、決断のゲーム・将棋のおもしろさと、人生の「決断するとき」の大切さを説いた、ユニークな読物。
 


己れに勝つ
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己れに勝つ
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大山康晴
PHP研究所
ISBN:4-569-20582-8
0012-582600-7159
1981年6月
\1,200
267p/20cm/H.C.
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第1章 五十歳の再出発 戦う目標をたてて/十段位に復帰した日/棋聖位にも復帰/百回優勝を達成/さらに記録更新を目ざして/百十回優勝を達成/スランプに襲われて/早く歩くことを実行した/再び無冠の身となって/スランプとの戦いのなかで/復調を自覚した/五十六歳でタイトル奪取/十二年ぶりに王座につく/五十七歳で王将位を防衛 114p
第2章 思い出の名場面 高野山の挑戦者争い/初の名人戦出場/初の名人位を手にするまで/名人位防衛の日々/名人位を失った日/名人位に復位するまで/初の五冠王を目ざして/再度五冠王を目ざして/古定跡にいどんだ王将戦 62p
第3章 財界将棋交友抄 妙術を持つ人(水野久男氏)/「助からないと思っても助かっている」(大原総一郎氏)/攻めよりも守り(横井克己氏)/勝つまで戦いつづける(緒方求也氏)/「実力者は“長”にはなっていません」(松下幸之助氏)/信用の厚さが財産(市村茂人氏)/「一打一打で勝負」(大西楢次氏)/「ケチ」に徹する(吉本晴彦氏)/八十五の手習い(渡辺武次郎氏) 44p
附録 実戦名局集 17局 35p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
この本では、五十歳の新人宣言から王将位奪取と防衛の日までの戦いの跡を、ありのままに書いてみた。世間では、とっくに棋士寿命が尽きた年齢で王将位に復位したことを「驚異」とみたようであったが、私としては体力を養いつつ、こつこつとわが道を歩いてきただけである。ひたすら勝負に打ち込み、一所懸命に戦ってきた。
(中略)この本では新しい試みとして重要な対局の図面を掲載して苦しみに打ち勝つ実戦心理を語り、あわせて実戦譜を巻末に収録した。

 


ビジネスマンの選択は三手読んで一手打て
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ビジネスマンの選択は 三手読んで一手打て
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原田泰夫
山手書房
0095-550102-8534
1980年4月
\960
218p/19cm
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第1章 人生すべて勝負の世界 捨ててこそ浮かぶ瀬もある攻め将棋/「読む」よりも「直感」にこそ生命がある/才能は混戦のなかで発揮される/一人の社員が城を生かす/盤上に近道なく、ビジネスにも近道なし/事故の可能性を試す勇気/わずかのミスが逆転につながる/あらゆるところに情報をみる/負けるが勝ち/敗軍の将は人格を現す/力なき者は去れ 36p
第2章 実力とは何か 礼儀作法も実力のうち/隠すほど現れる実力/一手のなかに人生を知る/やり直しのきかない人生将棋/好調の裏に陥し穴がある/あとで有利になる手を狙え/勝負どころで決断実行/なによりも大局観を鍛えよ 28p
第3章 アマに甘えずプロになれ アマ天才もプロでは駄才/己れに勝つ/寝ているときでも強くなれる/正座は心の節度を鍛える/少しのちがいは絶対の差である/難局を打開してこそ喜び/田中角栄元総理にみる盤上の性格/中間管理職は職分に徹せよ/坂田三吉にみた「王将の顔」 34p
第4章 三手読んで一手打て 手を読むとは何か/「読み」の深さと浅さ/相手の心を読み切る/迷ったときは頭を冷やせ/敬して恐れず、闘志を持って/鍛えられた芸に衰えはない/肉を切らせて骨を断つ 24p
第5章 駒に学ぶ人の動かし方心得 ヘボ将棋玉より飛車を可愛がり/二丁飛車に追われる悪夢/自陣の角に好手あり/金なし将棋に受け手なし/金底の歩岩より堅し/銀は千鳥に使え/銀は成らずに使え/桂の高飛び歩の餌食/一歩千金/と金の威力は歩の六倍 42p
第6章 戦法に学ぶビジネスの知恵 寄せは駒の損得より速度/直感を尊べ/敵の打ちたいところに打て/捨てる手筋を考えよ/公卿の位倒れ/端に手あり/攻めるは守るなり 22p
第7章 古今の人間の生き方を見る ・非凡な才を平凡な衣に包んだ天才児 自然流─中原誠名人
・クロスオーバー人間 自在流─内藤国雄九段
・魅力に溢れた勝負師 さわやか流─米長邦雄王位
対局、そして気魄/闘志と気魄の人、上杉謙信/過熱した頭を冷やす良寛和尚の達観
19p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
三手先を考えて次の一手を指す。三手一組で物事を考えよ。
三手の読みの急所は二手目、すなわち相手がどんな手を打ってくるか、その手を一手目で予測し、三手目に打開の手を用意しておく。こうやる、こうくる、そこでこう指す。これが三手の読みの基本であり、これは将棋の世界だけでなく、人生の、あるいはビジネスの、いろいろな分野で応用できるのではないか。

 


自在流人生
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自在流人生
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内藤国雄
筑摩書房
ISBN:4-480-87043-1
1980年3月
\980
233p/20cm
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1. 自叙伝風に・・・ /人生に無駄はない/負けたかてかまへん/勝つよりほかに”道”はなし/気楽うにやってみ/母の死/反対を押し切り七段で結婚/棋は対話/常勝大山にぶつかる/勝負師の心─第十三期王位戦/孔子の言葉─中原名人の強さ/習う心横第二十三期棋聖戦/”おゆき”誕生/新人歌手/坂田三吉/大道詰将棋/真剣勝負/天才教育/先を読む/プロとアマ/長考/一分将棋/天分  
2. 酒と演歌と駒の音 ”名人”詐称/夢は紅白出場/きびしい役者の世界/将棋と碁はちがうのです/将棋は九段、酒は十段/美女のつもりが/苦かった「禁酒禁煙」の計/色紙に書くのは/レコードが儲かるなんて/あこがれの三橋美智也さんと/民謡名誉五段/新人歌手残酷物語@/新人歌手残酷物語A/新人歌手残酷物語B/新人歌手残酷物語C/これぞプロの心構え/近ごろ、困ったこと/棋士の酒@豪快な升田九段/棋士の酒Aマイク二上/棋士の酒B酒品特級の原田八段/棋士の酒C勝因は酒!?/棋士の酒Dホメ天宮本直毅九段/『殺人の棋譜』/ドラマと将棋/本番前@将棋と歌では/本番前A素顔のスター/本番前Bプロもミス/可愛い弟弟子/四時のバカッ晴れ/体力の差/正直すぎた森八段/敗者に何もやるな/アントニオ猪木のこと/”待った”のすすめ/ほめられて/棋士のタマゴ/それだけは、いいたくない/女性と将棋/実数六十万枚を突破/八代亜紀さん/立会人/婚約の記者会見/酒場にて/タクシー2題/ああ!結婚式/二上九段の通風/偶然上田監督と/五味康祐さんの占い/コンピューターと将棋/紅白発表が間近/厳しさの種類/江川卓投手  
 


(オリジナル版)
昭和のコマおと
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(旺文社文庫版)
昭和のコマおと(旺文社文庫)
昭和のコマおと
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加藤治郎
日本経済新聞社
ISBN:4-532-09209-4
0076-9209-5825
1980年1月
\1,200
222p/20cm
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(文庫版)
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旺文社文庫
昭和のコマおと
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加藤治郎
旺文社
ISBN:4-01-064347-1
1985年10月
\370
233p/16cm
1 将棋ごころ 将棋ごころ/道場破り/山本道場と恩人中島富治さん/奨励会の発足/早稲田の鬼加藤/大学将棋の草分け/塚田七段の恋/プロ入りを決意 30p
2 実力名人制へ つけ出し三段/棋士生活スタート/初対局で“マッタ”事件/ゲンと怨念/新手二法/実力名人戦スタート/大学将棋リーグ誕生 24p
3 連盟の分裂と統一 将棋革新協会の旗揚げ/加藤将棋道場開設/将棋大成会に再統一/阪田三吉翁の挑戦/結婚とスランプ/「楽」こそ唯一の味方/敬老野球部 30p
4 棋界近代化への歩み 指し将棋と詰将棋/不死身の快男児/薄命の天才少年/将棋界の囲碁番付/囲碁より将棋の方がシビア?/棋士の気分転換/昇降段戦スタート/皇軍慰問で中国へ/長江をみて悟る/スランプ脱出/大成会幹事/朝日番付戦で西横綱に 38p
5 戦争から復興へ 車中対局に名人が賞金/新聞棋欄は縮小・廃止/順位戦発足/大正時代の名棋士たち/「将棋世界」復刊/「将棋は歩から」の出版/塚田名人誕生、木村名人復位/三十九歳で引退 30p
6 発展する将棋界 名人戦掲載紙移行/混乱の第九期名人戦/観戦記者三十年/ラジオ将棋の思い出/歴史を変えた?セキ払い/丁々発止の盤外戦/アウンの呼吸/陣屋事件の背景/秩父宮さまと将棋/大山時代に咲いた升田三冠王/将棋会館の建設/棋界の宿題 36p
7 私の生い立ち 生家は麻布の酒屋/母の再婚で武田家へ/ついにわからぬ母の消息/祖母と姉/ベエゴマと将棋/中学に入って劣等感に気づく/身内の“と金” 22p

・【付録】昭和将棋史年表

 


回想の駒音 −あるサラリーマン八段の記録−
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回想の駒音
−あるサラリーマン八段の記録−
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田健吉
鉄鋼新聞社
ISBN:
1978年12月
\980
213p/18cm
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第1章 遠い日の「わが戦争と人間」
第2章 回想の駒音
第3章 棋譜で綴る回想の駒音
第4章 恩師金易二郎先生
第5章 相補性の時代

◆内容紹介(a-sakaさんによる解説、thx!)
裏表紙より
恩師金易二郎名誉九段より贈られた将棋の駒を腰に結んで中国大陸に転戦、生死の間をさまようこと六年、帰還後木村義雄十四世名人の知遇を得て、昭和二十九年全国ただ一人といわれるアマチュア破格の七段の実力を認められた著者が、渾身の力をこめてだれにも分かり易く書いた将棋の真理と実戦、思想と哲学を探求した異色の棋書。愛棋家必読の書。

なお著者は鉄鋼の会社に勤務する役員で木村十四世名人、金名誉九段に香落ちで勝利を収めたことがある実力者です。
 


菅谷北斗星選集 秘録篇
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菅谷北斗星選集 秘録篇
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菅谷北斗星
日本将棋連盟
2076-11011-5892
1978年10月
\1,800
190p/23cm/H.C.
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T 争い将棋/詰将棋の話/将棋名人考/名人問題に就いて/棋界壁談義(素人玄人の弁/坂田問題/再び坂田問題/棋界雑信/棋譜の統一/棋譜の著作権/対局料金の制定/手合制度に就いて/「指し掛け」の規則)/棋界漫談/棋界よ考えろ/創意を縛るな/誰れが強いか?/降段説是非/この一戦!/師匠と弟子)/将棋と駒の考証(日本将棋の再認識を強調す/日本将棋の母胎/象戯の駒の話/神輿の駒の解釈)/盤足の考証/家元の印鑑/慰問使の収穫/夢の世界/古棋書探行(二宮尊徳翁の象戯/伊藤家口伝書「察気法十カ条」/大橋宗桂「象戯百カ条之伝」/大橋宗桂「象戯之心得」/算砂遺訓の和歌)/天野宗歩に就いて 58p
U 棋道茶話/将棋の強弱/棋界チャンピオンの信心ぶり/内幕噺し/将棋盤の怪/芸道を想う/桃二十四個/寿命第一/棋界無駄話/将棋問答/棋界の回顧と現状/我流会の記/炉辺棋話/古棋書風景/将棋漫談(賭将棋漫筆/将棋の駒の旗差物/棋士は如何して眠ったか?/将棋家元は何処にいたか?) 44p
V 東西棋神譜(十三世関根金次郎名人(東京)/阪田三吉名人(関西))/観戦秘話/まごころ居士/人間坂田/観戦十年 20p
W 所沢の藤吉/棋聖天野宗歩/棋道三昧(関根金次郎)/象戯名人気質/小野五平略伝/大矢東吉略伝 54p

・「菅谷北斗星の六十六年」(菅谷久江)=2p
・巻末付録・参考図版=7p

◆内容紹介(裏表紙見返しより)
昭和の将棋界に燦として光芒をはなつ大観戦記者菅谷北斗星(すがやほくとせい)は文人であり、将棋史研究家であり、棋戦企画者であり、読売新聞に最も多くの記事を書いた男であった。北斗星逝いて十七年、その代表的作品を選集としていま蘇えらせる。続刊の「観戦記篇」にも御期待を乞う。

 


歩の横ある記
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歩の横ある記
並八酔話
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芹沢博文
宝友出版社
0095-75912-7812
1977年3月
\800
258p/19cm
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T わたしと将棋 決戦前後/四十歳を悼む会/服装と将棋指し/佐藤七段の結婚/斎藤栄氏を励ます会/政治の名人/車中雑感/絃の音は…/プロ棋士の教育/長考/英雄はいらない?/A先生からの手紙 64p
U 人生の旅 語呂合わせ/結婚と仕事/努力は報われる/人間模様/建部先生を偲ぶ/人の運命/酒とバクチと秀行さん/のむ打つ買う?/中原と米長/寝ごとたわごと/男の幸せ 60p
V 生きるとは 映画観戦記/A先生に宛てた手紙/日記から/ハワイ将棋祭り/休酒始末記/悠久の“時”/今やってます/親しい友の手紙/飛島紀行/五日間の入院 42p
W 対談集 ・ビンイキな世界─井上ひさし
・勝負師の喜びと悲しみ─石垣純二
56p
X 観戦記 ・第15期王位戦第3局 米長邦雄八段vs中原誠王位
対局開始前/米長のこと/中原のこと/千日手の形/4七金の意味/長考の応酬/苦しそうな両者/大山名人の読み/米長、有利に/狂ったか米長/中原有利/決めに出る中原/米長、形作りか/中原勝ち越す
24p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
並八とは寿司でいえば上・中・並の並八段の事です。威張っているのか、卑下しているのか、単に並八とすると判らないところがミソだと思っているんですがどんなもんでしょう。一編一編がそのときの気分で書きましたので、馬鹿にはしゃいでいるかと思うとグッとウツ病的になる所もあり、読者はとまどうかも知れません。願わくば読者には、並八の書いたときの心境で読んで頂けたらと思います。

 


(オリジナル版)
勝負のこころ
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(文庫版)
勝負のこころ(文庫版)
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(新装文庫版)
勝負のこころ(新装文庫版)
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勝負のこころ
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大山康晴
PHP研究所
ISBN:4-569-51084-1
1976年
\750
204p/18cm
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(文庫版)
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(新装文庫版)
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PHP文庫
勝負のこころ
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大山康晴
PHP研究所
ISBN:4-569-56507-7
1992年11月
\447
205p/15cm
勝負のこころ
[新装版]
個別ページへ
大山康晴
PHP研究所
ISBN:978-4-569-70677-1
2009年1月
\1,050(5%税込)
271p/15cm
名局のこころ/助からないと思っても助かっている/こころの姿勢を正せ/肩書きより実力を/ムダな労力を惜しむな/楽観ムードは赤信号/ライバルを持て/幻の自分に騙されるな/まず結論を出せ/おのれに克つ/棒ほど望めば針ほど叶う/〔ほか〕

◆内容紹介
本書は、将棋界に屹立した巨人・大山康晴が、その四十余年の戦いの日々からつかみ取った“勝つための極意”を惜しみなく明かす、人生指南の書である。

◆内容紹介(新装文庫版より)
羽生善治氏推薦。「勝負の世界に必要不可欠なものがここにある」

勝負の世界では、自分だけが頼りである。それは将棋に限らず、すべての職業についてもいえることだ。その頼りになる自分を鍛え上げていくのが、プロになる条件であり、勝ち続けるための条件である。昭和を代表する棋士は、勝ち続けるために何を考え、実行してきたのか?
勝ち続けるための極意を説いた永遠の名著。先行き不透明な現代にこそ、その真価は発揮されるはずである。
 


(オリジナル版)
王手
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(新訂版)
王手
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(文庫版)
王手(文庫版)
王手
“ここ一番”の勝負哲学
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升田幸三
サンケイ新聞出版局
ISBN:
1975年
\780
258p/19cm
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(新訂版)
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(文庫版)
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王手
ここ一番の勝負哲学
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升田幸三
成甲書房
ISBN:4-88086-117-0
2001年4月
\1,800
285p/20cm
王手
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升田幸三
中央公論新社
ISBN:4-12-204168-6
2003年2月
\686
286p/16cm
第1章 処世のすべ
第2章 王手
第3章 わが家の系譜
第4章 勝負師たち
第5章 人さまざま

◆内容紹介
(1975年刊の再刊)「私の場合は、将棋指しだから、すべてものごとを、将棋をとおして、みる。人事百般を、盤上の形勢におきかえてみるわけだ」―人生の達人でもあった不世出の棋士・升田幸三が、鋭い観察眼と歯に衣着せぬ語り口で、人事百般を斬る。ここ一番の勝負哲学と珠玉の人生哲学がちりばめられた痛快な大放談。
 


人生勝負
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アインブックス(27)
人生勝負
戦いに負けたくない人のために
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升田幸三
学習研究社
0330-166727-1002
1974年4月
\850
261p/19cm
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※より詳しい内容は個別ページ参照
第一章 わが家の百年の系譜
第二章 人生の試練
第三章 プロの修行
第四章 勝負師の魂
第五章 三冠王への道
第六章 勝負をいどむとき
第七章 攻めの極意
第八章 引きの極意
第九章 守りの極意
第十章 勝負の極意と職場の知恵
第十一章 あそびを生かすくふう
第十二章 人生に勝つ極意
第十三章 財界人にみる成功の条件
第十四章 プロというもの

※『私ならこう勝負する』(学研,1969)に追加補筆して改版発行したもの。

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
いまや人生の世界も、“日々これ勝負”といった心構えで、仕事をしなければならなくなってきている。将棋と人間──、場こそちがえ、やはり、勝負をすることには変わりがないのである。時に応じ、場に臨んでは勝負師と同じような鋭い気魄をもたないと、人間として大成することはもちろんのこと、生存競争にも負けてしまうのではないだろうか。
勝負師としてのわたしが、みずからの体験を通してつちかった言葉が、世の諸氏の生きるために参考になり、プロとしての意識を高めることに役立てば幸いである。
 


(オリジナル版)
人生に勝つ
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(1974年版)
人生に勝つ(新装改訂版)
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(1999年版)
大山康晴 人生に勝つ
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人生に勝つ
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大山康晴
PHP研究所
0012-016701-7159
1972年4月
\580
268p/19cm
    (オリジナル版)
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(1974年版)
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(1999年版)
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人生に勝つ
新装改訂版
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大山康晴
PHP研究所
ISBN:
1974年
\780
268p/20cm
人間の記録(107)
大山康晴 人生に勝つ
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大山康晴
日本図書センター
ISBN:4-8205-5767-X
1999年12月
\1,800
250p/20cm
第一章 永世名人への道 若竹 茶色の駒袋/入門の日/内弟子の修行/攻めから受けへ/五段売り出し 122p
開運 二等兵物語/精米所を開業/新婚のころ/高野山の決戦
名人 名人戦初出場/大山後援会/木村名人に挑む/名人位を得る
目標 兄デシの挑戦/全棋戦制覇/フラッシュ・ランプ/スランプとの戦い/永世名人の座/五冠王を目ざして/歴代名人の系譜
第二章 将棋の人生 勝負 チャンス/自分が頼り/スランプ/日常心/攻めと受け/己に勝つ/勝負のカン/記録/縁起をかつぐ/棒ほど望めば/高校生に贈る 138p
人間 木見先生/兄デシの升田さん/続・兄デシの升田さん/北海道の開拓者/郷土の人々/先輩・後輩
旅行 東南アジア/アメリカ/北海道
講演 将棋と人生

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
私は将棋ひとすじに生きてきた。これからも、もっとけわしい道がつづくだろう。へこたれずに、自分をむちうち、さらに自分を鍛えぬいてゆきたいと思っている。
この本で、私は自分の歩いてきた道をありのままに語ってみた。同時に、日ごろ考えていることを率直に述べてみた。世の人びとに、どのように受けいれられるであろうか。

 


将棋野郎
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サンデー新書
将棋野郎
人の使い方・駒の使い方
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升田幸三
秋田書店
ISBN:
1967年4月
\290
216p/18cm
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第一章 わが家の系譜 (1)わが家の百年 (2)自分のこと (3)私の人生観 40p
第二章 人のはなし (1)坂田三吉翁の激励 (2)ひと・人・ひと
(3)木見先生の温情 (4)同門の仲間たち
28p
第三章 将棋の世界 (1)将棋と人生 (2)将棋の本質 (3)勝負の世界
(4)勝負を勝ちとる瞬時の決断 (5)碁と将棋 (6)将棋の目
74p
第四章 対談 (1)勝負師は、自分で道をひらく(with 巨人軍投手・金田正一)
(2)駒の使い方、人の使い方(with 三愛社長・市村清)
34p
第五章 インタビュー
“実戦”教育論
先生は自信を持て/才能を引き出すコツ/校長“王将”論
/すぐれた教師の条件/がんばりのきく人間を
16p
第六章 自戦記 ・第5期王将戦第4局 升田香落将棋 13p

◆内容紹介(まえがきより抜粋)
棋士生活三十五年、指した番数は、はたしてどのくらいになっているか。とにかく、今までの生涯の全てを、僕は将棋一筋に生きてきた。世の中のことも、みんな将棋を通じてでなければ、見分けがつかぬ僕らしい。この本が、何よりもはっきりと、僕にも、そのことを教えてくれている。

 


(オリジナル版)
歩を金にする法(オリジナル版)
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将棋タウンさんthx!

(文庫版)
歩を金にする法
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歩を金にする法
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升田幸三
講談社
ISBN:
1963年11月
\
196p/19cm
    (オリジナル版)
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(文庫版)
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小学館文庫
歩を金にする法
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升田幸三
小学館
ISBN:4-09-403036-0
2002年9月
\520(5%税込)
232p/16cm
将棋の目
勝負の世界
人生雑感
自分のこと
名人戦前後
事業と人間(対談)
勝負と人生(講演)

◆内容紹介
『将棋も人生も変化があるからおもしろい。変化のないものに妙味はない』
『「歩」が「金」になり、「金」の働きをするようになるところに、将棋のおもしろさの一面がある』
―既成の常識を覆し、数々の新たな定跡を創り上げた“将棋の鬼”が40年前に著していたエッセイ集。人の性格や長所・短所を見抜く目の鋭さを持ち、毒舌を放ちながらも常に愛情深く周囲と接してきた著者が、駒それぞれの活かし方、戦法の妙味に、人間としての生き方を重ね合わせたサラリーマン必読の珠玉の人生論。
 


勝負の虫
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勝負の虫
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升田幸三
朝日新聞社
ISBN:
1960年12月
\190
232p/18cm
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紺絣のころ わんぱく時代/少年の夢/木見門に入る/初陣のころ(棋譜解説・角落▲升田幸三初段△飯塚勘一郎六段)/坂田翁の激励/南の孤島で 42p
名人への道 高野山の決戦/運命の第三局(棋譜解説・▲升田幸三八段△大山康晴七段)/陣屋事件/除名の前後/対木村名人戦(棋譜解説・▲木村義雄名人△升田幸三八段)/病気との闘い/名人になって 60p
新手一生 えぐるということ/勝負の心理/日日これ勝負/新手の創造/千日手の課題/アマチュア棋談/序盤・中盤・終盤/囲碁の効用/猫の妙術/好日好局/両親を語る 74p
わが師・わが友 吉川英治先生を訪ねて/梅原龍三郎画伯との問答/藤沢桓夫先生/木見先生の温情/親友・塚田九段/同門の仲間たち/ある対談 48p

◆内容紹介(あとがきより抜粋)
将棋とは何か? 勝負とは何ぞ?──これはすべての棋士にとって永遠の課題であろう。わたしは、少年の日から将棋の創作を心がけて今日までこの道一すじに歩んできた。幸い、名人に香を引くという少年の夢も実り、最高の栄誉である名人位につくことも得た。望外の喜びである。
わたしは、病気欠場の日々を通じて、もういちど静かに過去の勝負の数々をふり返ってみた。

 


勝負に生きる
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勝負に生きる
名人戦私記
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金子金五郎
東都書房

1959年4月
\280
240p/19cm/H.C.
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勝負師の条件 前向きの姿勢/詰まぬ将棋を詰められた私/人間と将棋との間隙 14p
木村・升田の決戦 まえがき/昭和前期の時代/関西棋界の状勢/決戦の前/挑戦状を発す/分倍河原の夜/第一戦に名人完敗(第一局)/平手番も敗れる(第二局)/勝運に恵まれぬ名人(第三局)/均衡を保つ手、破る手/最高位者の考え方/木村十四世名人と推理小説 36p
升田の武蔵時代
─文豪菊池寛と升田
古代名棋士の評価/たけぞうの断片 11p
捨身の将棋行者
─升田幸三論
大山九段との名人戦対局/升田将棋における非寛容と寛容 8p
高段者の考え方 木村将棋と升田将棋 10p
木村名人王座を去る 塚田の偉業/近代将棋の欠点/木村名人敗北す 11p
塚田名人と升田八段 勝負師の十字架 7p
「待った」の話 第一話/第二話 10p
アマチュアの中から産れた棋士
─花村元司八段論
街の賭将棋で鍛える/花村の妖剣/八方破れの均衡/自己放棄の心境/大衆の処女性の中で 12p
将棋の虫花田八段 著者のたいへんな儲け/予言的中、坂田を破る/名人戦開幕の対局─手をつけるな 10p
土居先生の闘魂 優勝経験ということ/土居先生のがんばり/振駒の悶着 9p
南禅寺対局余話
坂田三吉翁のこと
自称名人のいきさつ/力将棋と近代将棋の対戦/立会人の問題 14p
千日手今昔物語 由井正雪と将棋名人/宗古と是安の対局/立法精神について/現代の解釈はプロ的である/争い将棋に現れた千日手─神田七段出世将棋/千日手の判定/現行規定について/孤独感に陥った私 26p
金井和尚の想い出話 第一話 富士を木村名人に見立てて/第二話 将棋行脚 11p
ボクシングを見て悟る カウンター戦法で 4p
勝負師から托鉢の道へ 他人の犠牲なしではいられぬ/対手の手に乗る/将棋の連鎖反応/ほんとうに勝ったらどうしよう/技術以外のへんな迫力/負けることを知りたい/三分は運命に任せる 18p
棋友N氏への手紙 将棋の浄化について 17p

◆内容紹介(「まえがきに代えて」より抜粋)
棋士という勝負師が勝負に生きるのは、非情に徹して、それをわが身の運命として受け取り、その業に生き抜くという諦観のうえにたつことでもある。現代の名人と呼ばれる人々もみな、それぞれの在り方で、この諦観の前に、日々、立たされていることであろう。
(中略)これが私の勝負師観である。(中略)本書はある意味で、上述したような考えに達するまでの私の心のさまよいを語ったものとしてお読みくだされば、それが私のなによりの喜びなのである。

 


将棋一路
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サンケイ新書
将棋一路
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大山康晴
産業経済新聞社
ISBN:
1956年12月
\140
229p/18cm
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勝負の世界
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(恒文社版)
勝負の世界 将棋随想
勝負の世界
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木村義雄
六興出版社
ISBN:
1951年11月
\
254p/19cm
    (恒文社版)
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勝負の世界 将棋随想
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木村義雄
恒文社
ISBN:4-7704-0848-X
1995年11月
\1,748
264p/19cm
勝負の世界 名人位を落ちた前後/私の棋歴/名人戦の回想/坂田三吉翁との一戦/長考の内容/時間制の話/時間の使い方/将棋は総合の戦い/運の問題/謀略、苦手、睡眠、貫禄/縁起をかつぐ話/影響を受けた人々/後援者について/私の健康法/リクリエーションと趣味/真実一路/私の念願/名局について 131p
自戦記 ・対大山戦(第九期名人戦第六局)
・対升田戦(第十期名人戦第六局)
120p

◆内容紹介
双葉山とともに“無敵将軍”とうたわれた木村十四世名人が、自ら筆を執って名人戦を回想し、さらに時間制が導入されたあとの苦労、長考の内容についてなど、勝負の世界の背景を率直に語っていく。とりわけ坂田三吉翁との対戦を述べたくだりや、大山、升田両挑戦者を退けた名人戦の自戦記は貴重で、将棋ファンにはまさに興味の尽きない書である。昭和26年刊の再刊。

 


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