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■勝負に生きる 名人戦私記

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勝負に生きる
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勝負に生きる 名人戦私記  

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【著 者】 金子金五郎
【出版社】 東都書房
発行:1959年4月 ISBN:
定価:280円 240ページ/19cm/H.C.


【本の内容】
勝負師の条件 前向きの姿勢/詰まぬ将棋を詰められた私/人間と将棋との間隙 14p
木村・升田の決戦 まえがき/昭和前期の時代/関西棋界の状勢/決戦の前/挑戦状を発す/分倍河原の夜/第一戦に名人完敗(第一局)/平手番も敗れる(第二局)/勝運に恵まれぬ名人(第三局)/均衡を保つ手、破る手/最高位者の考え方/木村十四世名人と推理小説 36p
升田の武蔵時代
─文豪菊池寛と升田
古代名棋士の評価/たけぞうの断片 11p
捨身の将棋行者
─升田幸三論
大山九段との名人戦対局/升田将棋における非寛容と寛容 8p
高段者の考え方 木村将棋と升田将棋 10p
木村名人王座を去る 塚田の偉業/近代将棋の欠点/木村名人敗北す 11p
塚田名人と升田八段 勝負師の十字架 7p
「待った」の話 第一話/第二話 10p
アマチュアの中から産れた棋士
─花村元司八段論
街の賭将棋で鍛える/花村の妖剣/八方破れの均衡/自己放棄の心境/大衆の処女性の中で 12p
将棋の虫花田八段 著者のたいへんな儲け/予言的中、坂田を破る/名人戦開幕の対局─手をつけるな 10p
土居先生の闘魂 優勝経験ということ/土居先生のがんばり/振駒の悶着 9p
南禅寺対局余話
坂田三吉翁のこと
自称名人のいきさつ/力将棋と近代将棋の対戦/立会人の問題 14p
千日手今昔物語 由井正雪と将棋名人/宗古と是安の対局/立法精神について/現代の解釈はプロ的である/争い将棋に現れた千日手─神田七段出世将棋/千日手の判定/現行規定について/孤独感に陥った私 26p
金井和尚の想い出話 第一話 富士を木村名人に見立てて/第二話 将棋行脚 11p
ボクシングを見て悟る カウンター戦法で 4p
勝負師から托鉢の道へ 他人の犠牲なしではいられぬ/対手の手に乗る/将棋の連鎖反応/ほんとうに勝ったらどうしよう/技術以外のへんな迫力/負けることを知りたい/三分は運命に任せる 18p
棋友N氏への手紙 将棋の浄化について 17p

◆内容紹介(「まえがきに代えて」より抜粋)
棋士という勝負師が勝負に生きるのは、非情に徹して、それをわが身の運命として受け取り、その業に生き抜くという諦観のうえにたつことでもある。現代の名人と呼ばれる人々もみな、それぞれの在り方で、この諦観の前に、日々、立たされていることであろう。
(中略)これが私の勝負師観である。(中略)本書はある意味で、上述したような考えに達するまでの私の心のさまよいを語ったものとしてお読みくだされば、それが私のなによりの喜びなのである。


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【関連書籍】

[ジャンル] 
エッセイ
[シリーズ] 
[著者] 
金子金五郎
[発行年] 
1959年

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