勝負師の条件 |
前向きの姿勢/詰まぬ将棋を詰められた私/人間と将棋との間隙 |
14p |
木村・升田の決戦 |
まえがき/昭和前期の時代/関西棋界の状勢/決戦の前/挑戦状を発す/分倍河原の夜/第一戦に名人完敗(第一局)/平手番も敗れる(第二局)/勝運に恵まれぬ名人(第三局)/均衡を保つ手、破る手/最高位者の考え方/木村十四世名人と推理小説 |
36p |
升田の武蔵時代
─文豪菊池寛と升田 |
古代名棋士の評価/たけぞうの断片 |
11p |
捨身の将棋行者
─升田幸三論 |
大山九段との名人戦対局/升田将棋における非寛容と寛容 |
8p |
高段者の考え方 |
木村将棋と升田将棋 |
10p |
木村名人王座を去る |
塚田の偉業/近代将棋の欠点/木村名人敗北す |
11p |
塚田名人と升田八段 |
勝負師の十字架 |
7p |
「待った」の話 |
第一話/第二話 |
10p |
アマチュアの中から産れた棋士
─花村元司八段論 |
街の賭将棋で鍛える/花村の妖剣/八方破れの均衡/自己放棄の心境/大衆の処女性の中で |
12p |
将棋の虫花田八段 |
著者のたいへんな儲け/予言的中、坂田を破る/名人戦開幕の対局─手をつけるな |
10p |
土居先生の闘魂 |
優勝経験ということ/土居先生のがんばり/振駒の悶着 |
9p |
南禅寺対局余話
坂田三吉翁のこと |
自称名人のいきさつ/力将棋と近代将棋の対戦/立会人の問題 |
14p |
千日手今昔物語 |
由井正雪と将棋名人/宗古と是安の対局/立法精神について/現代の解釈はプロ的である/争い将棋に現れた千日手─神田七段出世将棋/千日手の判定/現行規定について/孤独感に陥った私 |
26p |
金井和尚の想い出話 |
第一話 富士を木村名人に見立てて/第二話
将棋行脚 |
11p |
ボクシングを見て悟る |
カウンター戦法で |
4p |
勝負師から托鉢の道へ |
他人の犠牲なしではいられぬ/対手の手に乗る/将棋の連鎖反応/ほんとうに勝ったらどうしよう/技術以外のへんな迫力/負けることを知りたい/三分は運命に任せる |
18p |
棋友N氏への手紙 |
将棋の浄化について |
17p |