第一局 |
勝負といういうこと |
「勝ってもともと」/投了態度に姿勢が表れる/プロのミス/プロになる厳しさ/賞金/コンピューター棋士/チェスと将棋/勝負の前に勝つ/プロは負けてもこたえないフリをする/「苦しんで勝つ」ことの魅力/八百長/将棋未亡人/私の棋歴書 |
70p |
第二局 |
先を読む、裏を読む |
先を読む/優位な勝負を勝つ難しさ/投了/敗局は師なり/潔さということ/指し切り/最強の駒/実戦型・研究型/上手はごまかし上手/初めの一手で負け/王手は最後の一手と心得よ/勝負の「勢い」/心理的誤差/盤外作戦/闘志をわかせる法/人間万事塞翁が馬 |
70p |
第三局 |
己に勝つ |
投了を早まるなかれ/「銀が泣いている」/「将棋を習う」心/千日手/のびのびしみじみ/「努力」が「天才」をつくる/驕ることなかれ/コクのある人、ない人/敵の打ちたいところへ打て/良い道具は己の格式を上げる/気配り/気分はライオン/どうコンディションをつくるか/スランプ脱出法/積極的ものの見方のすすめ |
48p |
第四局 |
ものを見る目、
人を見る目 |
人間だから過ちをくり返す/集中力/三手の読みの法則/「川の中で馬を乗りかえるな」/将棋─見えざる巨人/悪い王様/名前と顔の記憶/過剰在庫/相談将棋・相談政治/無意味な決闘/悪しきプロ登場/信念の士/棋風/意識してなお無意識/“平均”の重み/視聴率と統計/アマチュアルール/人間関係は人知及ばず/盛者不遇時代到来/本物と偽者を区別する目/将棋は人生である |
46p |