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弱いのが強いのに勝つ法 ─勝負の理論─ |
[総合評価] A 難易度:★★★☆ 図面:見開き2枚(実戦譜) 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:A 中級〜有段向き |
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【著 者】 木村義徳 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1980年9月 | 2076-10911-5892 | |||
定価:1,000円 | 227ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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【レビュー】 | |
棋力のブレについて考察した本。 誰にでも経験があるだろう。将棋倶楽部24のレーティング戦で、R400以上格下の相手に負けてしまったことが。31倍層のはずなのに、いいとこ3勝1敗ペース、ヘタすると2勝1敗ペースくらいだったり。相手は過少ではなく、はっきり実力差があるはずなのに、なぜなんだろう?と。 本書を読めば、その謎は大部分が晴れるはずだ。理論編では、実力差がある手合いでしばしば下手が上手を破る場合について考察している。大筋としては次のようになる。
この「○○」や「△△」を豊富な実例を用いて考察し、検証している。理論的にはややアイマイな部分も多いが、全体的には「一理あるかも」とうなずける。 |