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■人生勝負

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人生勝負
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アインブックス(27)
人生勝負
戦いに負けたくない人のために
 

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【著 者】 升田幸三
【出版社】 学習研究社
発行:1974年4月 0330-166727-1002
定価:850円 261ページ/19cm


【本の内容】
第一章 わが家の百年の系譜 「ボロ着の関」と「鬼の小春」/道楽者の父と肝っ玉母さん/幸三という名前の由来/いたずら小僧の半生/武芸者と棋士との間/将棋見習い生 14p
第二章 人生の試練 出奔/将棋界制覇への夢/詰め将棋とめしの味/天ぷら屋奉公/アマチュア将棋指南/縁は縁を生む 16p
第三章 プロの修行 顔に名前は書いてない/プロの強さ/技術はみずから学びとるもの/闘志はいじめられてわく/大目標に向かって前進/坂田三吉翁の言葉/「確信のない手は指すな」/個性を伸ばす教育 22p
第四章 勝負師の魂 心の空白は進歩を促さない/負けて勝利への策を考える/挑戦への闘志/苦しいなかの勝負/病魔との戦い 10p
第五章 三冠王への道 王将戦とその余裕/ライバルを倒す執念/勝負と忍耐/二人の名人に勝つとき/たどり来て未だ山麓 16p
第六章 勝負をいどむとき 勝利への執念/着眼大局・着手小局/歩は金になる/死駒は害あって益なし 10p
第七章 攻めの極意 攻めに勝ちあり/攻めのタイプ/失敗と経験の違い/味方の王の位置を忘れるな/敵の手のうちを見る/定跡は変化する/虚々実々ということ/捨て駒のポイント─投資の効用/飛車と銀と歩と─組織のなかの各人の役割 16p
第八章 引きの極意 負けを知らない人間の弱さ/引きのタイミング/飛車すじと角すじ/局面打開の手法/潮のながれをみる 8p
第九章 守りの極意 攻防は一つということ/「待つ」ことを知る人は強い/おせん泣かすな馬肥やせ/プロとアマのちがい 10p
第十章 勝負の極意と職場の知恵 相手の動きを知る/各駒を使いこなすとき/みずからを鍛える/局面の変化に対処する/順調と逆調の調整/中盤の落とし穴/腹八分の好勝負/見せかけの段位はこわくない 12p
第十一章 あそびを生かすくふう 仕事とあそび/かっこいい飲み方/趣味は趣味/女の功徳/将棋とチェス/勝負師と家庭 10p
第十二章 人生に勝つ極意 勝ちの極意/経験してこそ強くなる/外国人のネバリ/借り方になるな/信長と家康/勝ちを勝ちにする極意 12p
第十三章 財界人にみる成功の条件 早起き/よく人に会う/耳学問による実力養成/時代感覚をつちかう/よく人の世話をする/会社優先/ボスにほれる/実学を学ぶ/得意の分野を伸ばす/課題をもつ/アイデアによる成長/遊ぶことを知る/積極性と踏み込む力/ひとの裏をいくユウキ/いい仲間をつくる/転身のうまさ/たくみな健康管理/女を制する/妻君の応援/慈悲の心/仕事を愛する 51p
第十四章 プロというもの 実力に応じた給料/プロとは何か/「読み」の深さ/十代で一人前にする/創造の世界へ/「気息」について/スピードとリズム/読みの原則/流れの先取り/王道の精神/客観的に見る/一点集中/天才と秀才/決断と信頼/間合いの取り方/フランス語/体にこれえるようにいう/おれは王様である/対話/精神教育/プロの根性 41p

※『私ならこう勝負する』(学研,1969)に追加補筆して改版発行したもの。

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
いまや人生の世界も、“日々これ勝負”といった心構えで、仕事をしなければならなくなってきている。将棋と人間──、場こそちがえ、やはり、勝負をすることには変わりがないのである。時に応じ、場に臨んでは勝負師と同じような鋭い気魄をもたないと、人間として大成することはもちろんのこと、生存競争にも負けてしまうのではないだろうか。
勝負師としてのわたしが、みずからの体験を通してつちかった言葉が、世の諸氏の生きるために参考になり、プロとしての意識を高めることに役立てば幸いである。


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【関連書籍】

[ジャンル] 
エッセイ
[シリーズ] 
[著者] 
升田幸三
[発行年] 
1974年

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