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■穴熊の本  
トップページ > 棋書ミシュラン! > カテゴリー > 穴熊


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※穴熊に特化した本のみまとめてあります。
 ・穴熊も含んだ振飛車全体を扱う本は「
振飛車総合定跡書 」へ、
 ・四間飛車穴熊専門の本は「
四間穴熊 」へ。

◆サイト内検索
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書名 著者 発行




備考
解明!相穴熊最先端 北島忠雄 '15.5      
振り飛車穴熊の最終進化 広瀬章人 '15.3    
居飛車穴熊の教科書 高橋道雄 '14.10      
全戦型対応 穴熊の戦い方 佐藤和俊 '14.2  
よくわかる振り飛車穴熊 佐藤和俊 '11.5    
西川流振り飛車 居飛車穴熊破り 西川和宏 '11.4    
書名 著者 発行


備考
とっておきの相穴熊 広瀬章人,遠藤正樹 '07.10      
ホントに勝てる穴熊 先崎学 '03.2  
振り飛車穴熊戦法 福崎文吾 '02.11    
実戦 居飛車穴熊戦法 田中寅彦 '01.4    
スーパー穴熊 完結編 小林健二 '00.3    
書名 著者 発行


備考
快勝!スーパー穴熊 小林健二 '98.2    
秘伝 穴熊王 美馬和夫 '95.9       その他の手筋
羽生の頭脳(4) 居飛車穴熊と左美濃 羽生善治 '92.10    
穴熊戦法 大内延介 '90.1 創元社
書名 著者 発行


備考
穴熊ガイド 櫛田陽一/協力 '88.3  
八段 北村昌男の 穴熊戦法 北村昌男 '88.1     北辰堂のDELUXE版
居飛穴なんかコワくない 神谷広志 '87.3      
田中流 鉄壁居飛車穴熊 田中寅彦 '86.5      
田中寅彦の居飛車穴熊入門 田中寅彦 '84.4      
穴熊戦法 大内延介 '83.5     筑摩書房
穴熊戦法 北村昌男 '82.4       北辰堂のポケット版
居飛車穴熊入門 田中寅彦 '80.12      
将棋・穴熊戦法 木村義徳 '80.8  
大内の穴熊戦法入門 大内延介 '80.1      
書名 著者 発行


備考
大山十五世名人の穴グマ振り飛車 大山康晴 '77.5      


解明!相穴熊最先端
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マイナビ将棋BOOKS
解明!相穴熊最先端
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北島忠雄
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5568-7
2015年5月
\1,663
224p/19cm
   
序章 タイトル戦における相穴熊戦    
第1章 対三間飛車 第1節 後手△4五歩型
第2節 後手△2二飛型
 
第2章 対石田流 第1節 △4二角に▲9九玉
第2節 △4二角に▲4六銀
 
第3章 対ゴキゲン中飛車 第1節 後手△5四銀型
第2節 後手△6四銀型
第3節 後手△6二銀型
第4節 後手△5四飛・5三銀型
 
第4章 ゴキゲン中飛車対超速 第1節 後手△4二角型
第2節 後手△6五歩交換型
 
第5章 対矢倉流中飛車    
第6章 対四間飛車▲6六銀型 第1節 ▲9九玉に△4五歩
第2節 ▲9九玉に△9一玉
 
第7章 対四間飛車▲6六歩型
VS△5二金型
第1節 後手△1四歩型
第2節 後手△6一飛型
第3節 後手△1二香型
 
第8章 対四間飛車▲6六歩型
VS△6一金左型
第1節 △7四歩に▲2四歩
第2節 △7四歩に▲3七桂
 
第9章 四間飛車△4四銀型 第1節 先手▲6七金型
第2節 先手▲6八金寄型
 
第10章 対角道オープン四間飛車 第1節 角交換型
第2節 先手▲5五歩型
第3節 先手▲6六歩型
 

・【コラム】(1)将棋教室 (2)関根茂先生 (3)記録係

◆内容紹介
相穴熊戦は居飛車有利――。

これが将棋界、特にプロ間では常識のように語られています。 しかし、実際に相穴熊に組んで居飛車穴熊がどうやったら勝つのか?と聞かれると、正確に答えられるアマチュアは限りなく少ないのではないでしょうか。

そのプロの最新研究とアマの知識のギャップを埋めるのが本書です。

現在は穴熊の時代といって過言ではないほど、穴熊の全盛期。そうであれば相穴熊戦が増えるのは必然の流れです。

本書では、三間飛車穴熊、中飛車穴熊、四間飛車穴熊と居飛車穴熊との戦いにおける勝敗の分岐点を詳しく解説しており、相穴熊戦で勝つための技術が数多く紹介されています。北島七段ならではの丁寧な解説で、居飛車、振り飛車どちらにも肩入れすることなく書かれているので、全ての穴熊党の方にとって、非常に参考になる内容となっています。

本書で相穴熊戦を得意戦型にして、バンバン穴熊を指してください。

 


振り飛車穴熊の最終進化
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振り飛車穴熊の最終進化
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広瀬章人
日本将棋連盟/発行
マイナビ/販売
ISBN:978-4-8399-5518-2
2015年3月
\1,663
224p/19cm
   
第1章 穴熊まで 第1節 穴熊対急戦
第2節 相穴熊
 
第2章 居飛車▲5五歩作戦    
第3章 居飛車▲6六銀作戦 第1節 △6四歩に▲5五歩
第2節 △6四歩に▲7八金
第3節 広瀬
 
第4章 居飛車▲6六歩作戦 第1節 △5二金型
第2節 △5一金型
 
第5章 先手振り飛車 第1節 △4四銀型
第2節 △5五歩型
 
第6章 頭のトレーニング    
第7章 振り飛車穴熊自戦記 第1局 渡辺明竜王戦
第2局 阿久津主税七段戦
第3局 屋敷伸之九段戦
 

・【コラム】(1)序盤の時代 (2)大切なと金 (3)ゼ (4)バランスも大切 (5)自分と穴熊

◆内容紹介
振り飛車穴熊は今や旧時代の将棋といわれるようになったが、まだ死んだわけではない。この本では、その可能性を示したいと思っている」(まえがきより)

角道を止めて、四間飛車に振り、穴熊に潜る。バランスが良く、非常に堅い陣形に組めるため、アマチュアでは愛好者も多いこの戦法。しかし居飛車穴熊というあまりにも強力な対抗策が現れたため、プロ間では採用率が激減しています。

ただ、あきらめるのはまだ早い。

本書ではこの戦法を武器に王位のタイトルを獲得したスペシャリスト広瀬章人八段が振り飛車穴熊の可能性を限界まで探っています。居飛車穴熊に対抗するにはどうすればよいか?ただただこの一点を追求した広瀬八段の情熱と研究結果がこの本に詰まっています。

居飛車穴熊に勝つには序盤から一瞬たりとも気を抜くことはできません。銀を上がるタイミング、囲いの手順、形によって変わる仕掛けの成否…。本書では、居飛車の代表的な3つの形=▲5五歩作戦・▲6六銀作戦・▲6六歩作戦の3つに章を分けて広瀬八段の詳細な解説が展開されています。また、対急戦や先手振り飛車についても別の章で取り上げています。

広瀬八段の結論は「振り飛車も互角以上に戦える」です。

本書で最強の居飛車穴熊対策を体得してください。

 


居飛車穴熊の教科書
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居飛車穴熊の教科書
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高橋道雄
日本将棋連盟/発行
マイナビ/販売
ISBN:978-4-8399-5360-7
2014年10月
\1,663
224p/19cm
   
第1章 四間飛車VS▲6六銀型居飛車穴熊
第2章 四間飛車VS▲6六歩型居飛車穴熊
第3章 ゴキゲン中飛車VS居飛車穴熊
第4章 穴熊の崩し方、勝ち方

◆内容紹介
ほぼ全ての振り飛車戦法に対して、現在最も有力で、勝ちやすい作戦と言われる居飛車穴熊。本書は、堅い将棋を得意とする高橋道雄九段が、
居飛車穴熊の組み方、攻め方、受け方を分かりやすく解説した一冊です。

・基本の▲6六銀型
・振り飛車の早い動きに対応する▲6六歩型
・ゴキゲン中飛車対策としての穴熊

以上、3種類の穴熊について解説しており、基本的な穴熊の指し方については、十分マスターできるようになっています。

なんとなく穴熊に囲ってはみたものの、そこからどう指していいか分からない、という方は多いのではないでしょうか。本書はまさにそういった悩みをお持ちの方にこそ読んでいただきたい一冊。「なるほど、そう指すのか」と勉強になる手順がたくさん見つかるはずです。

あらためて居飛車穴熊の優秀性が分かり、指したくなる一冊。高橋道雄九段お勧めのイビアナでぜひ振り飛車を打ち破ってください。
 


全戦型対応 穴熊の戦い方
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マイナビ将棋BOOKS
全戦型対応 穴熊の戦い方
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佐藤和俊
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5016-3
2014年2月
\1,575(5%税込)
240p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★
  〜★★★★

図面:見開き4〜6枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
(テーマ図に網掛け、各図面下にショートコメント)
解説:A
読みやすさ:A
中級〜有段向き
第1章 振り飛車穴熊編 振り飛車穴熊序盤考察/序盤の駒組み/穴熊における端歩の考え方/形にとらわれない/Zを生かす基本編/Zを生かす その1/Zを生かす その2/Zを生かす その3/距離感をつかむ/急所をつかむ/手番を大切に/見切りのタイミング/穴熊攻略のカギ その1/穴熊攻略のカギ その2/自玉と相手玉の兼ね合いを読む/最新四間飛車穴熊事情 80p
第2章 居飛車穴熊編 駒組みの基本 その1/駒組みの基本 その2/隙あれば穴熊 居飛車穴熊編/無理攻めのとがめ方/玉頭を狙う攻め その1/玉頭を狙う攻め その2/堅陣を生かす発想の仕掛け/強気にさばく/玉を露出させない/寄せのスピードを上げる/Zを作る 基本編/Zを作る 実戦編/飛角よりも金銀 70p
特別講座 相穴熊、
終盤入口の考え方
  16p
第3章 相振り飛車編 囲いの比較/端攻めに注意/序盤戦の注意点/攻めの形の作り方/穴熊攻略の攻め/相振り穴熊、実戦から学ぶ/隙あれば穴熊 相振り飛車編 34p
第4章 相居飛車編 相居飛車における穴熊のメリット/穴熊に組めない形/相矢倉穴熊をめぐる攻防/角換わり最新穴熊事情/速度計算のコツ/両取り逃げるべからず/隙あれば穴熊 相居飛車編 32p

・【コラム】(1)私と穴熊@ 奨励会 (2)私と穴熊A 棋士になってから (3)私と穴熊B 穴熊に散る (4)趣味について

◆内容紹介
本書は現代将棋には欠かせない穴熊だけにスポットライトを当てて堅さを生かす戦い方から手筋を中心に書いた本です

現代将棋を語る上で、絶対に外せないワード、「穴熊」。その優秀さはプロ・アマ問わず広く認知されています。

これまでの将棋の戦術書はすべて「○○戦法」について解説するものでしたが、本書は相居飛車、対抗形、相振り飛車、あらゆる戦法を「穴熊」というキーワードを手に横断する、これまでにない画期的戦術書です。各戦法の序盤、中盤、終盤に分けてそれぞれ穴熊で勝つためのポイントが解説されています。
序盤の組み方を間違えず、中盤の戦い方や仕掛けを学び、穴熊特有の終盤の手筋をマスターすれば、それは現代将棋において最大の武器を手に入れたといって過言ではありません。

佐藤和俊五段が放つ渾身の穴熊指南書。穴熊に囲って、大駒をどんどん切って豪快に勝ちたい方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

穴熊戦に特化した戦術書。

かつて(約50年前〜約30年前)、穴熊は単なる囲いではなく、「穴熊戦法」といわれていた。これは、穴熊の特性を生かして戦うため、他の囲い(美濃囲いなど)とは似て非なる変化になるからである。

いつしか穴熊は、振り穴から居飛車穴熊へ、そして現在では「隙あらば穴熊」の名のもと、他の囲いからの組み替えも多く、全戦型に影響を及ぼしている。そのため、「穴熊戦法」という呼称は消滅した一方で、ほとんどの戦型においていつも穴熊を意識する必要があり、「穴熊は嫌いだから指さない」などとは言っていられない状況である。

これまで、「穴熊戦法」の本は何冊も出版されてきた。また、「相穴熊」に特化した本もあるし(『とっておきの相穴熊』(広瀬章人,遠藤正樹,MYCOM,2007)など)、「穴熊囲いの崩し方」や「Zを生かした攻め」などを解説した本もある。しかし、「穴熊の戦い方」自体を解説した本は少なかった。『秘伝 穴熊王』(美馬和夫,週刊将棋編,MYCOM,1995)くらいだろうか。この本も、基本的には対抗形に限定されている。

本書は、相居飛車戦を含む全戦型での穴熊での戦い方を、考え方をメインに解説した本である。



各章で学べる考え方を箇条書きにしてみた。なお、どの章においても「Zを生かした強攻」は必修課題である。……レビューの続きを読む(2014Jun05)


よくわかる振り飛車穴熊
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マイコミ将棋BOOKS
よくわかる振り飛車穴熊
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佐藤和俊
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3895-6
2011年5月
\1,470(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★
  〜★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜有段向き
第1章 四間飛車穴熊 ・四間飛車穴熊 対居玉棒銀
・四間飛車穴熊 対急戦
・四間飛車穴熊 対玉頭位取り
・四間飛車穴熊 対銀冠
・四間飛車穴熊 相穴熊
・四間飛車穴熊 対矢倉
142p
第2章 三間飛車穴熊 ・三間飛車穴熊 対急戦
・三間飛車穴熊 持久戦
 ├対左美濃
 ├相穴熊
 └後手番用作戦
・三間飛車穴熊 石田流
58p
第3章 穴熊の終盤講座 ・安定度の違い
・ゼットを生かす
・詰まない形を作る
・迫られる前に受ける
・穴熊の弱点を知る(1)〜(2)
・穴熊のテクニック実戦編(1)〜(3)
19p

◆内容紹介
よくわかるシリーズ第二弾!!
初段を目指す人に向けて、現在流行している戦型を解説する「よくわかるシリーズ」。その第二弾は振り飛車穴熊で、朝日杯将棋オープン戦2年連続ベスト4入りなどの実績を持つ佐藤和俊五段が
四間飛車穴熊と三間飛車穴熊を解説します。
穴熊は美濃囲いより堅く、終盤の寄せ合いでその力が発揮される戦法です。居飛車からの作戦は棒銀などの急戦や、玉頭位取り、左美濃、相穴熊といった持久戦などさまざまですが、それぞれについて適した組み方や穴熊らしい豪快なさばき方について、詳しく解説しています。
級位者でもわかりやすいように図面はなるべく多く用い、各戦型の最後にはポイントをまとめてあります。また終盤戦で競り負けないように、終盤に関する講座もご用意いたしました。是非本書を読んで、振り飛車穴熊で勝つ喜びを味わっていただきたいと思います。

振り飛車穴熊の総合指南書。「よくわかるシリーズ」の第2弾。▲四間飛車穴熊と▲三間飛車穴熊を解説。

2010年夏、広瀬が振飛車穴熊を駆使して王位を奪取したことで、にわかに振り穴ブームが到来している。最近までずっと、「振り穴は急戦には強いが、相穴熊では飛車先の歩が伸びている分だけ居飛車有利」という定説があり、トップ棋士が振り穴を指すことはほとんどなかったが、現在では若手やA級棋士にも採用されている。

ただし、目新しい手法が出現して従来の定説が覆った訳ではない。一応、「広瀬流」の駒組みはあるが、「振り穴を知り尽くした、強い人が使えば、十分に戦える」という状況になったくらいである。ちなみに広瀬は居飛穴を持っても強い。

本書は、現在流行中の振飛車穴熊について、級位者〜初段くらいにも分かるように解説した本である。

同シリーズの『よくわかる中飛車』(藤倉勇樹,MYCOM,2010)と同様、各節には次のような難易度表示がしてある。
 ★1 かなり易しい。(4〜5級)
 ★2 まだまだ易しい。(3〜4級)
 ★3 ちょっと難解。(2級〜3級)
 ★4 ぐっと難解。(1級〜初段)
 ★5 有段者向け。(有段者向け)

まずは各章の内容をチャートを添えて紹介していこう。結構盛りだくさんである。……レビューの続きを読む(2011Jun18)


西川流振り飛車 居飛車穴熊破り
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マイコミ将棋BOOKS
西川流振り飛車 居飛車穴熊破り
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西川和宏
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3855-0
2011年4月
\1,470(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4〜5枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
上級〜有段向き
序章 本書の概要   4p
第1章 先手三間飛車   48p
第2章 後手矢倉流中飛車   54p
第3章 相穴熊 ・後手番振り飛車穴熊
・先手番振り飛車穴熊
70p
第4章 実戦編 ・「実戦的な指し回し」 vs稲葉陽四段
・「穴熊にはと金攻め」 vs佐藤天彦五段
・「会心の一局」 vs横山泰明五段
42p

・【コラム】(1)得意戦法 (2)思い出の一局

◆内容紹介
角道を止める三間飛車、中飛車での居飛車穴熊に対する戦い方を解説した戦術書です。著者の西川和宏四段はこの戦法のスペシャリストであり、独自の研究や考え方が詰まった一冊となっております。また、第3章ではアマチュア間で人気の高い相穴熊の戦いも解説してあり、対抗形党は必携です。
本書で得意戦法を増やし、ライバルを驚かせましょう!

ノーマル三間飛車or矢倉流中飛車vs居飛車穴熊の定跡書。

西川は、戦後初めての「現役親子棋士」。父は西川慶二七段である。まだ目立った活躍はないが、現代では少数派となっている「角道を止める振り飛車」を愛用する一人である。本書のコラムには、奨励会時代には相穴熊(振飛車側)を得意にしていたとの記載がある。

本書は、その西川Jr.が「角道を止める振り飛車で居飛車穴熊に対抗する作戦」を書いた本である。

各章の内容を、チャートと図面を添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2011May16)


とっておきの相穴熊
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とっておきの相穴熊
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広瀬章人
遠藤正樹

毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-2622-9
2007年10月
\1,449
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1章 相穴熊の基本的な戦い ・四間飛車基本1図 振り飛車5二金型
・四間飛車基本2図 振り飛車6一金型
・三間飛車基本図 守備金の寄せ方
40p
第2章 相穴熊における
終盤戦の考え方
・穴熊の特性 ゼットと速度計算
・相穴熊仮想A図 6八金、6二金型
・相穴熊仮想B図 7八金、7二金型
・相穴熊仮想C図 5六歩、5四歩型
28p
第3章 実戦における考え方 (1)定跡形からの仕掛け
(2)桂香を簡単に取らせない
(3)終盤の入り口からの速度計算
(4)飛車先の受け方
(5)負担になりそうな駒のさばき方
(6)強襲の成否1
(7)強襲の成否2
(8)有利な側の指し方と不利な側の指し方
(9)苦戦を強いられたときの考え
(10)後手の穴熊で狙う駒はどこか
(11)ビッグ4攻略法
(12)わかりやすい寄せ形を狙う
(13)逆転を許さない寄せの構図
(14)と金攻めを間に合わさない
(15)後戻りできない攻め合いでの考え方
(16)食い付ける形の認識
(17)大駒の働きの重要性
(18)手抜くべき場面とは
(19)形を決めて優勢から勝勢へ
(20)決めどころを逃さない寄せ
(21)一気の寄せと回り道の寄せ
(22)相手の駒の働きを抑える受け
(23)終盤戦の詰めろの掛け方と考え方
(24)攻め合いか受けきりか
(25)手数を稼ぐ受け
(26)ゼットを作る受け方
133p

・思い出の相穴熊戦=7p
・参考棋譜=7局

◆内容紹介
本書のテーマは相穴熊です。昔からの人気戦法ですが、藤井システムの勢いが一段落した現在、居飛穴の堅さに対抗する手段として注目を浴びています。
 振り穴を得意とするプロ棋士広瀬五段と、「アナグマン」と呼ばれるほど穴熊を得意としている遠藤アマ七段が、相穴熊の序・中・終盤それぞれのテーマ図に対してそれぞれの形勢判断と狙い筋を示し意見をかわしています。
 広瀬五段は
プロらしい鋭い着手と正確な速度計算を披露。いっぽう遠藤アマは時間の短いアマ大会で鍛えられた、実戦的な指し回しを随所に見せています。相穴熊を指しこなすコツが満載で、勝率アップ間違いないでしょう。

相穴熊についてアマとプロのスペシャリストが語る本。

相穴熊という戦型は、わずかに居飛車が有利であると言われている。その理由は、「玉型が同じで堅さが同じなら、飛車先の歩が伸びている分だけ居飛車良し」というものだ。しかし実戦ではそう単純なものではなく、どちらかといえば「相穴熊に熟練した人」「相穴熊独特の感覚を持っている人」の方が勝ちやすい。序盤研究も大事だが、相穴熊感覚はもっと大事なのである。

本書では、その「相穴熊感覚」について、遠藤アマと広瀬五段(出版時)が語る。遠藤アマは「アナグマン」と呼ばれる穴熊スペシャリスト。プロとの対局も多く、何度も勝利を得ている。一方の広瀬五段は出版時若干20歳の若手の有望株。やはり穴熊のスペシャリストで、居飛穴側を持つことも結構多い。

第1章は、序中盤のテーマ図3つ。指し手の候補がいくつもある局面で、遠藤・広瀬が指したい手とその根拠を検証していく。テーマ図は結構メジャーな局面で、有段者の穴熊党なら「ああ、あれか」とピンと来るだろう。しかしそこまでの手順は載っていないので、分からない人は他書(『四間飛車道場 第七巻 相穴熊』など)で補う必要がある。よって本書の中では少し難しい。

第2章は、相穴熊終盤戦の基本的な考え方について。この章は対談形式ではなく、講座。筆者は週刊将棋の講座担当者と思われる。「ゼット」(絶対詰まない形)という超大事な感覚と、同じ玉型での急所について書かれた基礎講座なので、必ずこの章は読んでおくこと。(第3章を読むためには、第1章は読まなくてもよいが第2章は必須)

第3章は本書のメインで、実戦の中終盤をテーマに検討していく。読みがかなり必要ではあるが、感覚も相当大事にされていて、さながら『読みの技法』や「絶対感覚シリーズ」のようである。

第1章と第3章は基本的に対談形式。各テーマ冒頭1ページで、テーマ図とその状況説明が入り、その後だいたい遠藤が切り出す形でスタートする。遠藤が思っている大局観、読みを述べた後、広瀬が詳しい読みを披露して、テーマ図に対する大局観と指し方の指針に結論を出すというパターンになっている。

広瀬の読みの精密さは遠藤を上回っていることが多いが、遠藤もときどき広瀬を感心させるような発言をする。しかし、これは「広瀬>遠藤」という意味ではない。もちろん、プロの舞台で広瀬vs遠藤の相穴熊戦を行えば広瀬が勝ち越すと思われるが、遠藤の感覚はアマの舞台(短時間&一発勝負)に基づいたものであり、我々アマはむしろ遠藤の感覚の方が参考になるだろう。

対談形式なので、かなり読みやすいのは○。発言をそのまま載せているわけではなく、棋書での講座を意識して編集されているので、検討の臨場感はやや失われているが、読みやすさは抜群である。

本書と似たようなコンセプトの本で『秘伝 穴熊王』(美馬和夫,MYCOM,1995)があるが、本書の方が2人分の感覚と読みを味わえるし、個人的には好きだ。ただし、アマ二段〜四段くらいを狙った作りになっているので、ディープな読み合いを期待していた高段者には物足りない感じがするかもしれない。(2008Mar11)


ホントに勝てる穴熊
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先崎式将棋レクチャー&トーク
ホントに勝てる穴熊
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先崎学
河出書房新社
ISBN:4-309-72273-3
2003年2月
\1,300
201p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜上級向き
第1講 堅さを生かすテクニック―居飛車穴熊必勝法 56p
第2講 堅陣は阻止すれど―それでも強い居飛車穴熊 40p
第3講 肉を斬らせて骨を断つ―振り飛車穴熊VS斜め棒銀 28p
第4講 機を見て玉頭から反撃―振り飛車穴熊VS棒銀 18p
第5講 理想形から細かく攻めろ―振り飛車穴熊VS銀冠 16p
第6講 と金を制する者は穴熊を制す―相穴熊 27p

◆内容紹介
今の将棋の本は難しすぎて――万年初段から抜け出せない正しい将棋ファンに贈る画期的な熱血講義録。居飛車穴熊と振り飛車穴熊、さらには相穴熊まで取り上げ、勝ち方を徹底的にレクチャー!

居飛車穴熊と振飛車穴熊の解説書。「ホントに〜」シリーズの第三弾(最終巻)。

本書は四間飛車vs居飛車の構図がベースで、(1)居飛車が穴熊 (2)振飛車が穴熊 (3)双方が穴熊 の3種類をテーマにしている。藤井システムなどの「そもそも穴熊には組ませない」という戦型は除外され、「ちゃんとした(?)穴熊戦」を扱う。

前著『ホントに勝てる振り飛車』と比べて、解説が「感覚重視」寄りに戻ったのがうれしいところ。特に場合に応じて豪快に捌いたり、細かく手をつないでいく感覚が、今まで読んだ本の中でもかなりいい感じで書かれていると思う。

第1項〜第2項は『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』(渡辺明,2005)の第1章〜第2章と内容がよく似ているので、『四間飛車破り〜』が難しかった人は本書を先に読むと良い。

特筆は第6講の相穴熊。アマチュアでの出現率が高い割には、初段クラス向けに解説した本は今までほとんどなかった。p198に相穴熊独特の大局観が書いてあり、特に「5筋の…(※以下は実際に読んでください)」は今までまったく意識しておらず、非常に参考になった。

ただ堅いというだけで漫然と穴熊を指していた人にとっては、目からウロコが落ちると思う。もちろん「敵を知る」ためにアンチ穴熊派にもオススメ。(2007Apr03)

※まえがきには、「相穴熊をさらに詳しく」「“ホントに勝てる”の居飛車編」をやるかもしれないとのこと。期待してますよ。
※オビには「穴熊に勝つ。」とも書いてあるのだが、穴熊破りの内容はあまりなかったような…


振り飛車穴熊戦法
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将棋必勝シリーズ
振り飛車穴熊戦法
軽快にバランスよく攻める
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福崎文吾
創元社
ISBN:4-422-75084-4
2002年11月
\1,200
223p/19cm
   
第1章 穴熊の囲い方 ・いろいろな穴熊の形
・四間飛車穴熊の組み方
・三間飛車穴熊の組み方
・中飛車穴熊の組み方
・向飛車穴熊の組み方
20p
第2章 急戦の戦い方 ・四間飛車穴熊編(対△斜め棒銀/対△6五歩早仕掛け/△対棒銀)
・三間飛車穴熊編(対△斜め棒銀/対△7三桂早仕掛け/対△棒銀)
・中飛車穴熊編
 (対△7二飛・5三銀右型/対△斜め棒銀/対△7二飛・5三銀左型)
・復習問題=10問
72p
第3章 持久戦の戦い方 ・▲四間飛車穴熊vs△居飛車穴熊
・▲三間飛車穴熊vs△居飛車穴熊
・▲中飛車穴熊vs△居飛車穴熊
・▲四間飛車穴熊vs△左美濃(銀冠)
・復習問題=10問
48p
第4章 中盤の攻防 ▲三間穴熊vs△7三桂早仕掛け/▲四間穴熊vs△棒銀が6四に出る
/▲四間穴熊vs△右6四銀/▲中飛車穴熊〜袖飛車/▲三間穴熊vs左美濃
/▲石田流穴熊vs△銀冠
・復習問題=10問
48p
第5章 終盤のテクニック ・例題=5問
・練習問題=12問
30p

◆内容紹介
玉の堅さと攻撃力をそなえた振り飛車穴熊。なかでも福崎流は、躍動的な攻めが特長だ。序盤の駒組から中盤のさばき方、そして終盤のテクニックまで、福崎流フリアナの神髄を解説する。

 


居飛車穴熊戦法
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将棋必勝シリーズ
実戦 居飛車穴熊戦法
必殺!振り飛車破り
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田中寅彦
創元社
ISBN:4-422-75077-1
2001年4月
\1,200
222p/19cm
   
第1章 居飛車穴熊 対三間飛車
第2章 居飛車穴熊 対中飛車
第3章 居飛車穴熊 対四間飛車
第4章 居飛車穴熊 対振り飛車穴熊
第5章 居飛車穴熊 対矢倉

◆内容紹介
振り飛車に対して絶対の強さを誇る居飛車穴熊。自陣を堅く囲い、後顧の憂いなくあばれる痛快さは他にはない。著者の実戦から解説した本書で勝負のカンを養おう。
 


スーパー穴熊 完結編 スーパー穴熊 完結編
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小林健二
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-8399-0188-0
2000年3月
\1,200
223p/19cm
   
第1部 定跡編(振り飛車穴熊のルーツを探る/激闘!相穴熊)
第2部 実戦編=5局

◆内容紹介
堅い穴熊はアマチュアの方だけではなく、我々プロも持ち時間の短い対局では、より安心して戦えて精神的に良いのである。そんな意味も含めて、玉の堅い振り飛車を好む方々に、振り穴の最新の指し方を中心に、その堅さが生きて実戦ですぐに使える指し方を詳しく解説していくことにした。
 



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快勝!スーパー穴熊
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小林健二
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-698-4
1998年2月
\1,400
263p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1部 定跡編 第1章 四間飛車穴熊vs居飛車急戦=76p
第2章 中飛車穴熊=36p
第3章 相穴熊=26p
第4章 陽動振り穴=22p
162p
第2部 実戦編 第1局 「相穴熊戦のねじり合いを制す」 対△井上慶太七段/相穴熊
第2局 「強襲が功を奏す」 対▲福崎文吾八段/相穴熊
第3局 「勝ちを決めた飛車引き」 対△畠山鎮五段/対銀冠
第4局 「意表の一手で快勝」 対福崎文吾八段/対急戦
第5局 「失着に乗じて勝負形に」 対△森下卓八段/対急戦
第6局 「理想的にさばけた一局」 対△森内俊之八段/対銀冠
第7局 「絶好の切り返しが決まる」 対△有吉道夫九段/相穴熊
第8局 「堅さには技で対抗」 対△平藤眞吾五段/相穴熊
第9局 「角切りの強襲が炸裂」 対▲東和男七段/相穴熊
95p


◆内容紹介
堅い、攻めてる、切れない。これが穴熊の必勝パターン。穴熊将棋の心得を、講座と自戦記で徹底的に解説する。

(まえがきより抜粋)
これまで相穴熊は振り飛車が不利と言われていたが、果たして本当にそうなのだろうか。居飛車の急戦に対しての応接はどうしたら良いのか。また先手、後手の差で似た形であっても微妙に考え方や指し方が違うことなどを紹介している。

振飛車穴熊の定跡書・解説書。

小林は、「スーパー四間飛車」によって「四間飛車再興の祖」として知られる棋士である。当初は「穴熊嫌悪症の影」(まえがき)があって、振り穴を指していなかったが、他の振飛車も指すうちにバリエーションを広げ、ついには振り穴についてもいくつかの「小林流」といえそうな作戦を編み出している。1996年末ごろから穴熊を組み入れたことで、指し手から単調さが消えたという。

本書は、小林が振飛車穴熊の基本定跡と新しい指し方を提案する本である。


各章の内容を、チャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2016Jun08)



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羽生の頭脳 4
居飛車穴熊と左美濃
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羽生善治
日本将棋連盟
ISBN:4-8197-0313-7
1992年10月
\971
222p/19cm

[総合評価]
B

難易度: ★★★★
図面:見開き
4
内容:(質)
A(量)B
レイアウト:A
解説:A
上級〜有段向き
第1章 居飛車穴熊vs三間飛車 42p
第2章 居飛車穴熊vs四間飛車 42p
第3章 居飛車穴熊vs中飛車 18p
第4章 居飛車穴熊vs向飛車 22p
第5章 左美濃vs三間飛車 20p
第6章 左美濃vs四間飛車 32p
第7章 実戦編(4局) 40p
対振飛車の左美濃・居飛車穴熊を解説した本。持久戦調の将棋がテーマなので、定跡書というよりはガイダンス本のような感じがする。シリーズでおなじみの「羽生の結論」も、本書に限り「羽生の選択」となっていてやや弱気だ(笑)。

実は本書は、羽生の頭脳シリーズ全10巻の中で、もっとも評価が下がってしまったものの一つである。藤井システムに代表されるように、ここ数年で四間飛車側の左美濃・居飛穴対策が急速に進歩した。よって、研究家の四間飛車党相手には、本書の戦い方はまず出現しなくなり、「使えなく」なってしまったのだ。

しかし、対三間・中飛車の戦いは劇的な変貌はないし、対急戦向飛車は基礎知識として知っておいて損はない(居飛車の立場で向飛車を解説した本は少ない)。 シリーズのほかの本同様、三段〜四段くらいまでは本書は十分読む価値があると思 う。(2002Sep24)


穴熊戦法
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初段に挑戦するシリーズ(22)
穴熊戦法
イビアナ・振り飛車穴熊のすべて
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大内延介
創元社
ISBN:4-422-75072-0
1990年1月
\850
228p/18cm
   
居飛車穴熊戦法 ・居飛車穴熊の囲い方のポイント
・居飛車穴熊の基本の戦い方
・居飛車穴熊対中飛車
・居飛車穴熊対四間飛車
・居飛車穴熊対三間飛車
・居飛車穴熊対向い飛車
・居飛車穴熊戦法のポイント
108p
振り飛車穴熊戦法 ・振り飛車穴熊の囲い方のポイント
・振り飛車穴熊の基本の戦い方
・中飛車穴熊
・四間飛車穴熊
・三間飛車穴熊
・振り飛車相穴熊
・振り飛車穴熊戦法のポイント
112p

◆内容紹介(表紙より)
なぜ穴熊戦法か──答えは簡単、勝てるからである。玉を固めて思い切り攻める、そして勝つ。爽快な勝ちを決めるのに、穴熊にまさるものはない。対振り飛車に絶対の強さを誇るイビアナはもちろん,穴熊の基本ともいうべき振り飛車穴熊。現在もっとも強力な2つの定跡が、本書で完全にマスターできる。

 



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定跡百科(2)
穴熊ガイド
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週刊将棋/編
櫛田陽一/協力
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-520-1
1988年3月
\883
212p/18cm
   
第1章 居飛車穴熊 (1)居飛穴vs持久戦 (2)居飛穴vs石田流 (3)居飛穴vs△6四銀
(4)居飛穴vs風車 (5)居飛穴vs急戦 (6)右四間穴熊 (7)神吉流穴熊
42p
第2章 振飛車穴熊
vs急戦
(1)中飛車穴熊vs急戦 (2)三間穴熊vs急戦 (3)四間穴熊vs5七右銀
(4)四間穴熊vs棒銀 (5)四間穴熊vs斜め棒銀 (6)四間穴熊vs引き角棒銀
(7)四間穴熊vs▲4五歩 (8)四間穴熊vs5筋位取り
(9)端からの鬼襲(角田流端棒銀戦法|吉田流地下鉄飛車)
76p
第3章 振飛車穴熊
vs持久戦
(1)玉頭位取り (2)天守閣美濃 (3)△6二飛型vs銀冠
(4)△7二飛型vs銀冠 (5)△4四銀型vs銀冠 (6)石田流vs銀冠
(7)6筋位取り左美濃 (8)中飛車穴熊 (9)向飛車穴熊
64p
第4章 相穴熊 (1)△6四銀型 (2)△5四銀型 (3)銀冠穴熊vs石田流四枚穴熊 22p

・【コラム】穴熊名勝負(1)〜(4)

 


(ポケット版)
穴熊戦法(ポケット版)
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(DELUXE版)
穴熊戦法
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将棋タウンさんthx!
王将ブックス ポケット版
─実戦振飛車シリーズT
穴熊戦法
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北村昌男
北辰堂
ISBN:4-89287-076-5
1982年4月
\380
158p/15cm
    (DELUXE版)
王将ブックス DELUXE版
実戦振飛車シリーズ(1)
八段 北村昌男の 穴熊戦法
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北村昌男
北辰堂
ISBN:4-89287-080-3
1988年1月
\880
158p/19cm
第1章 穴熊の戦い方 基本的な駒組み/△1二飛型/△4一飛型/▲6六角型 68p
第2章 位取り対穴熊   44p
第3章 石田流穴熊   42p

◆内容紹介
穴熊戦法といえばアマチュア独自の戦型とみられてきました。手広い指し手を好むプロとしては、進展性に欠ける穴熊を避けたのは当然のことなのでしょう。それが最近ではプロの対局にもその勇姿をしばしば見かけるようになり、またかなりの勝率を上げているのです。ということは、どんな駒組みでも、局面の均衡さえ保たれていれば互角に指せるということなのです。

 


居飛穴なんかコワくない
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週将ブックスオレンジシリーズ(8)
振り飛車の逆襲
居飛穴なんかコワくない
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神谷広志/著
中原誠/監修
毎日コミュニケーションズ
ISBN:4-89563-510-4
1987年3月
\780
214p/18cm

[総合評価]
A

難易度:★★★☆
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1章 三間飛車戦法 4六銀型の狙い/7四歩の対策/4六銀型の実戦 56p
第2章 向かい飛車戦法 基本的な駒組み/9六歩の指し方/7五歩の指し方
/7四歩の対策/4四歩の対策/8四歩型の指し方/6四歩型の指し方
52p
第3章 四間飛車戦法 △4四銀型/△4四歩型/4八飛からの急戦/最後の手段4二飛 38p
第4章 中飛車戦法 4四銀型/角交換型/4四歩型 24p
第5章 石田流戦法 8四歩型/5六銀の指し方/8五歩・6二銀型
/8五歩・5三銀型
・居飛穴に組ませない法
 (乱戦中飛車/筋違い角四間飛車/升田式石田流)
38p

◆内容紹介(表紙見返しより抜粋)
居飛車穴熊にいじめられて困っている方、居飛車穴熊をいじめたくてうずうずしている方お待たせしました!独創的な感覚で有名な神谷五段が、居飛穴退治の方法を戦型別に分かりやすく徹底解説しました。いまアマチュアの間では居飛穴が全盛期。この一冊を参考書に、あなたも群がる居飛穴党を次から次へと退治してみては!

居飛車穴熊対策の定跡書。週刊将棋に連載された「居飛穴いびり」を収録したもの。

プロの公式戦で居飛穴が指されるようになってから約10年。あっという間に猛威を振るい始め、一時は振飛車党が駆逐されるほどだった。その間に出版されたのは、ほとんどが居飛穴を指しこなすための本。居飛穴対策本はほとんど無かった。本書が居飛穴対策のパイオニアとなる。

本書で解説される戦法は次の5つ。

 (1)三間飛車…4六銀型を目指す形(真部流?)。『コーヤン流三間飛車の極意 持久戦編』でほぼ同じ形が詳しい。
 (2)向飛車…三間飛車から転戦した急戦向飛車。△8五歩を決めさせるために三間飛車に振る。『小倉流向飛車の極意』に同様の戦法あり。
 (3)四間飛車…▲3九玉型で居飛穴を上から狙う。△4四歩と止めたら▲4八飛と回る。
 (4)中飛車…△1二香のタイミングで角交換を要求する。
 (5)石田流…三間飛車から本組にし、▲6六銀or▲5六銀と出て攻撃をかける。

基本的にできるかぎり速攻にこだわった戦法を収録。プロ的な作戦をとてもやさしく噛み砕いて解説してあるので、非常に分かりやすい。読んでいるだけでも面白かった。いずれも先手番の作戦なので、後手番ではまったく同じようには使えないが、応用は利くと思う。もちろん、部分的に古くなっている箇所はあるがアマトップクラス以外には十分通用するだろう。

結構濃い内容をうまくコンパクトにまとめてあると思う。藤井システムに疲れた人は、一度使ってみては?(2005Jun30)


田中流 鉄壁居飛車穴熊
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一手決断☆将棋戦法(6)
田中流 鉄壁居飛車穴熊
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田中寅彦
筑摩書房
ISBN:4-480-67006-8
1986年5月
\780
206p/18cm
[総合評価]
C
難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
中級〜上級向き
T ▲6六歩型 (1)最強の陣形
 /▲6六歩型の特徴/
(2)徹底トレーニングT・U・V
 /突き捨てのチャンス/穴熊の攻め筋/角よりも「と金」が大事
 /中飛車に対する穴熊/相穴熊の考え方
68p
U ▲6六銀型 (1)理想の▲6六銀型
 /玉の堅さくらべ/
(2)徹底トレーニングT・U
 /後手の居飛車穴熊/後手でも同じ狙い/
60p
V 居飛車穴熊熱戦二局 2局
(1)田中寅vs谷川(第16期将棋連盟杯記念対局),△四間飛車▲居飛車穴熊
(2)田中寅vs大山(第11期棋王戦予選),△三間飛車▲居飛車穴熊
70p

◆内容紹介(表紙より)
スーパー囲いで振り飛車を粉砕!若きファイターが心血を注いだ超優秀戦法の総決算──最新研究をふまえた決定版。

▲居飛車穴熊の解説書。実戦譜をベースに解説。後手側は三間・四間・中飛車とさまざま。

居飛車穴熊の序盤から終盤までを丁寧に解説している。定跡手順よりも考え方重視の解説になっているのは良い。特に王手がかからない特長を生かした指し手や、中盤の細かい動きは参考になる。同シリーズの『中原流 最強左美濃』(中原誠,1986)と違って、はっきり囲いの特長を生かした実戦譜が採用されているのはポイント高し。

ただし、藤井システム登場前なので、序盤の組み方は明らかに古い。また、このシリーズはどうしても分量の少なさがネックになっている。他にも居飛穴本はたくさん出ているので、本書を読む必要性は少ないかも。

なお、本シリーズは「ですます調」で文体が統一されているのだが、なぜか本書では「○○だが、△△なのです」という混在した表現がたくさん出てくる。田中流の話し方?(2005Aug18)


田中寅彦の居飛車穴熊入門
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田中寅彦の居飛車穴熊入門
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田中寅彦
日東書院
ISBN:4-528-00485-2
1984年4月
\700
191p/19cm
   
居飛車穴熊とその利点 猛威ふるう「居飛車穴熊」戦法/  
振飛車別駒組みの基本 駒組みのポイント
/対三間飛車(1)石田流/対三間飛車(2)石田流拒否編
/対四間飛車(持久戦)/対中飛車戦/対向い飛車戦
 
実戦居飛車穴熊作戦 なぜ、居飛車穴熊がいいか/実戦に学ぶ居飛車穴熊戦法  
初心者向き“居飛車穴熊”の戦い 将棋界のしくみ
/名人挑戦者決定リーグと昇降級リーグ
/大内延介八段との対局から
/居飛車穴熊の流行と棋士別にみる居飛車穴熊採用率
/加藤一二三九段がはじめて“穴熊”にこもった日
 
 


穴熊戦法
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現代将棋講座(9)
穴熊戦法
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大内延介
筑摩書房
ISBN:4-480-69809-4
0376-69809-4604
1983年5月
\880
204p/19cm
   
1 穴熊戦法の長所 (1)穴熊戦法の長所
(2)穴熊囲いのいろいろ
(3)穴熊囲いの短所
13p
2 穴熊戦法 (1)穴熊本組み
(2)穴熊・△6三金型
(3)四間飛車・穴熊本組み
(4)相振飛車・穴熊
(5)石田流穴熊
(6)超急戦
149p
3 向飛車の長所 (1)向飛車の長所
(2)向飛車のいろいろ
10p
4 向飛車戦法 (1)先手の向飛車(先手急戦型/升田流向飛車)
(2)後手の向飛車
24p

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
私は早くから穴熊囲いに着目して、これをいかにして新感覚の穴熊戦法に発展させようかと考え続け、大内流穴熊戦法を開拓する努力を続けてきました。大内流はこの本で示しましたように、玉を堅く囲っておいて、大胆に力強く捌いて出ます。その場合、どこかに位を占めておくのが大内流の特徴です。

 


居飛車穴熊入門
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居飛車穴熊入門
これを知らないと勝てない
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田中寅彦/編著
竢o版社
1076-1113-0651
1980年12月
\800
238p/19cm
    Not found at Amazon.co.jp
第一章 基本的な戦い (1)基本の駒組み
(2)完全持久戦の戦い
(3)対銀冠型持久戦
32p
第二章 いろいろな戦い (1)対三間飛車
(2)対石田流
(3)対△5四銀型中飛車
(4)対中飛車繰り銀型(△6四銀型)
46p
第三章 少し変わった
居飛車穴熊
(1)腰掛銀右四間飛車型-1
(2)腰掛銀右四間飛車型-2
(3)対ひねり飛車型
31p
  自戦譜 自戦譜5局にみる中原誠名人の居飛車穴熊論(聞き手:葉村中) 36p
  対談 居飛車穴熊・その華麗なる活躍(西村一義七段vs田中寅彦四段) 22p
  チャート これを知らないと勝てない 居飛車穴熊のチャート(奥山紅樹) 24p
  指定対局 奨励会対アマ選抜 居飛車穴熊指定対局(4局) 38p
 


将棋・穴熊戦法
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将棋・穴熊戦法
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木村義徳
成美堂出版
ISBN:4-415-04618-5
1980年8月
\500
190p/16cm
   
第1章 穴熊の基本知識 穴熊囲いの発生の原因/穴熊囲いのいろいろ/穴熊の長所と欠点 14p
第2章 急戦に対する指し方 (1)棒銀 (2)左銀速攻型 30p
第3章 持久戦に対する指し方 (1)左美濃位取り型-T (2)左美濃位取り型-U
(3)駒組みの急所 (4)▲7五歩位取り型
58p
第4章 居飛車穴熊 (1)相穴熊 (2)居飛車穴熊の指し方 (3)失敗例 46p
第5章 相振穴熊 (1)相振穴熊の指し方 (2)失敗例 24p
第6章 穴熊の再認識 穴熊のすすめ/穴熊の泣きどころ 16p

◆内容紹介(はしがきより抜粋)
以前は奇襲戦法とみなされ、日陰者扱いされていた穴熊も、いまやスター。それも玉が堅く実戦的で、第一に勝率がいいのが人気の原因でしょう。(中略)本書では急戦・持久戦2つの実戦譜を参考にして解説してみました。

 


大内の穴熊戦法入門
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必勝将棋シリーズ(2)
大内の穴熊戦法入門
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大内延介
新星出版社
0076-90021-3151
ISBN:4-405-06514-4
1980年1月
\600
222p/18cm
   
1章 振飛車定跡の変遷と
穴熊出現の必然性
  6p
2章 穴熊四つの基本系   4p
3章 穴熊の最大の敵   6p
4章 穴熊自戦解説 大内の振り穴自戦記=10局 198p
 


大山十五世名人の穴グマ振り飛車
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大山十五世名人の将棋シリーズ(1)
大山十五世名人の穴グマ振り飛車
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大山康晴
池田書店
0276-044016-0316
1977年5月
\600
254p/18cm
   
玉の囲いについて/穴熊囲いについて
穴グマで勝つ ・三間飛車穴熊囲いで敵を圧倒
・穴熊崩しを見破る
・反撃する穴熊
・端歩突きの穴熊囲いで勝つ
121p
穴グマを破る ・四間飛車の穴熊囲いを破る
・急攻で穴熊囲いを破る
・穴熊を破る二枚角
・石田穴熊崩し
120p

◆内容紹介(はしがきより抜粋)
穴熊囲いは戦法ではなく、玉の囲い方の一手段であって、振飛車戦法のときに一番多く用いられる。だから、穴熊を退治するには、まず振飛車破りを心がけなければならない。(中略)次に大切なのは、穴熊囲いの性格をよく見極めることである。性格をよく知るには、穴熊の成功・不成功の場面を多く見る必要がある。穴熊の成功形を四つ、不成功の場面を四つ取り上げたのはその意味である。

 


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