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■MYCOM系・次の一手問題集 | < 2008/10/01 | 次 > |
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棋書ミシュランのレビューの中で、ときどき「MYCOM系・次の一手問題集」(または「週刊将棋系・次の一手問題集」)という言葉を使うことがあります。要は「週刊将棋に掲載されている次の一手問題を撰集した問題集」という意味です。 解説がかなり圧縮されているのが特徴で、 (1)問題の状況説明(「現在先手玉は詰めろ」「○○な手が必要」など) (2)正解手に対する後手の応手(数パターン) (3)その他の手の失敗パターン(2〜3パターン) という構成になっています。かなり文字数を絞っているので、どういう詰めろがかかっているのかまでは書いてないことが多いです。 また、2〜3年ごとにシリーズっぽく出版されますが、ヒント・選択肢の有無、おまけ要素、レイアウトなどが毎回少しずつ変更されています。 基本的に問題数が100問前後とあまり多くはなく、解説もイマイチなので評価が低めになっていることが多いのですが、とにかくたくさんの問題を解いていきたい人には有用です。対象棋力さえ合っていれば、基本的にどれを選んでも大差ないので、安価で手に入るなら古本でもまったく問題ありません。(たまに問題数が200問でお得なものなどもあります) なお、同じMYCOMから出版された次の一手問題集でも、解説がかなり充実したものもありますが、そういうものには「MYCOM系・次の一手問題集」という表現をしていません。 下表に、MYCOM系次の一手問題集を一覧にしてみました。参考にしてみてください。(画像は個別ページにリンクしています) ※〔2011Jan25追記〕2009年に日本将棋連盟発行の棋書がMYCOMに販売を委託されるようになったため、「将棋世界」の昇段コースの問題集が出版されるようになりました。それらも併せて掲載しています。 |
たくさん出版されている印象がありましたが、思ったよりは出てませんね(^-^; |