休日の午後に解く 三段次の一手 | [総合評価] C 難易度:★★★★ 見開き1問 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:C 上級〜有段向き |
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【編】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年11月 | ISBN:4-8399-1291-2 | |||
定価:1,000円 | 224ページ/18cm |
【本の内容】 |
・はじめに ・問題編(110問) ◆内容紹介(MYCOMホームページより) 本書は、週刊将棋に掲載された段級位認定次の一手問題の中から、三段クラスの問題をまとめたものです。三段クラスの問題になると、有段者の方でも一目で解ける問題は少なくなってきます。しっかりとした読みの裏づけを取るための訓練として最適です。掲載時の正解率から、難易度を五段階で表示しています。ヒントを見ずに、8割以上の正解率なら、実力三段は保証します。 |
【レビュー】 |
次の一手問題集。週刊将棋の「段級位認定次の一手・三段コース」に出題されたものを撰集したもの。ヒントを見ずに80%以上正解なら三段認定。 三段問題になってくると、ぐっと難易度が上がった感じがする。最終盤の問題が8割以上になり、問題の内容も「詰めろ逃れの詰めろ」や「詰みを含みにした受け」など、逆転ワザが多くなっている。アマの実戦ではこのレベルの妙手はなかなか出現しないかもしれない。 ヒントは週刊将棋掲載時よりも増量し、状況説明から考え方の方針まで50〜60字程度。少しは難易度が下がっているものの、このレベルになるとあまりヒントが役に立たなくなってきている。 難易度表示は5段階で、週刊将棋掲載時の正解率に基づいたもの。解いてみた感じでは、★1=初段、★2=二段、★3=三段、★4〜5=四段以上に相当すると思う。 ちょっと読みが必要な問題をたくさん解きたい人はどうぞ。(2007Dec26) |