電車の中で解く 二段次の一手 | [総合評価] C 難易度:★★★☆ 見開き1問 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:C 中級〜上級向き |
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【編】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年10月 | ISBN:4-8399-1290-4 | |||
定価:1,000円 | 224ページ/18cm |
【本の内容】 |
・はじめに ・問題編(110問) ◆内容紹介(MYCOMホームページより) 本書は、週刊将棋に掲載された段級位認定次の一手問題の中から、二段クラス問題をまとめたものです。良問、難問、奇問を織り交ぜた110題を用意しました。 掲載時の正解率から、難易度を五段階で表示しています。 ヒントを見ずに、8割以上の正解率なら、実力二段は十分にあるでしょう。 |
【レビュー】 |
次の一手問題集。週刊将棋誌の「段級位認定次の一手・二段コース」に出題されたものを撰集したもの。80%以上正解なら二段認定。 二段問題は初段以下の問題と違って、もともと選択肢がない。本書も選択肢はなし。一方、ヒントは割と充実している。「週刊将棋」掲載時は一行だったのが、状況説明から考え方の方針まで、50〜60文字程度に増量している。そのため、「ヒント増量、but選択肢削除」で実質的に難度が上がっていた『お昼休みに解く初段次の一手』と違って、本書ではむしろ少し易しくなっている。実質的な難易度は同じくらいだと思う。 他のおまけ要素は特になく、難易度表示(5段階)のみ。解説もいつもどおりの淡白さだ。なお、『お昼休み〜』では「次の一手の解き方」が掲載されていたが、本書にはない。その分、問題が4問多くなっている。(2007Dec08) |