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終盤の定跡デラックス | [総合評価] B 難易度:★★★ 見開き2問2答 内容:(質)B(量)S レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:B 中級〜有段向き |
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【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1991年7月 | ISBN:4-89563-550-3 | |||
定価:951円 | 302ページ/21cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
次の一手&超短手数詰将棋の問題集。週刊将棋誌の「段級位認定次の一手」などに出題されたものを撰集したもの。 次の一手問題は、各クラスごとに正解率の高い順に並んでいる。正解率90%台の易しい問題でも、選択肢が削除されているので、難易度は飛躍的に上がっている。初歩クラスでも結構手ごわい問題があった。ヒントは書いてあるので、「正解手が見えるかどうか」がポイントになる。初歩クラスから三段クラスまでかなり棋力の幅が広いようだが、実際はそれほど難易度に差がない。たとえば、二段クラスの正解率42%の問題より、三段クラスの正解率98%の問題の方が易しい。 詰将棋は3手・5手の超短手数物。本の後ろ(ISBNが書いてある方)から開くようになっており、それに合わせて横書きである。『詰棋カクテル』(1990)などでも採用された形式なので、それほど珍しくもなく、慣れれば気にならないだろう。 よくあるMYCOM系問題集だが、約2冊分の内容が1冊に収められているので、かなりお得。 なお、「囲いの崩し方」は『見えたら初段 詰将棋100次の一手100』(2000)に載っているものと全く同じ。『見えたら〜』より1問だけ少ない。(2003Dec12) ※ひょっとしたら他の問題も単行本初出じゃないかもしれませんが、そこまでは確認取れませんでした。 |