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右脳パズル 次の一手 | [総合評価] B 難易度:★★★☆ 見開き2問 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:B 中級〜有段向き |
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【作】 近代将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1998年9月 | ISBN:4-8399-0000-0 | |||
定価:1,200円 | 222ページ/19cm |
【本の内容】 |
・次の一手=220問 ◆内容紹介 将棋は大局観で指せ。右脳を鍛えて直感力を培えばあなたもたちまち早指し名人になれる。 |
【レビュー】 |
次の一手問題集。 問題の初出は近代将棋誌と思われるが、基本的にはいわゆる“MYCOM系次の一手”と同じ。全問解いてみたところ、難易度は週刊将棋の初段クラス〜三段クラスに相当する問題のようだ。 見開き2問の段組になっており、問題図の右側に選択肢(三択)がある。選択肢を隠せば、難度が一段階くらい高くなる。ヒントや棋力判定は特になし。 次の一手問題の内容は決め手だけではなく、大局観や我慢を問われる問題も2〜3割を占める。ただ、紹介文にあるほど「大局観」「直感」に偏っているわけではない。 解説の詳しさは標準的なMYCOM系と同等で、特別詳しいわけではないがまずまず満足できるレベル。問題数が220問と多いのはマル。 右脳とか左脳とかには特にこだわらず、普通の次の一手問題集として取り組めばよいと思う。(2007Jan20) |