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書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
将棋 戦法と囲いと手筋の大事典 | 将棋世界編集部/編 | '24.9 | 『将棋戦法事典100+』と 『将棋囲い事典100+』の 合本+α |
級位者のための 将棋で勝つ考え方 | 佐藤慎一 | '24.8 | |
初段を目指そう 将棋・読むだけレッスン | 山口恵梨子 | '23.8 | |
ルールの次に覚えたい 将棋基本手筋(マイナビ将棋文庫) | 大野八一雄 | '20.2 | |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
ふりごま! vol.1 | のりたま将棋クラブ | '19.7 | サークル棋戦の観戦記、次の一手など |
羽生善治の攻めの教科書 | 羽生善治 | '19.6 | |
勝つための将棋 作戦編 | 片上大輔/監修 東京大学将棋部/構成 |
'18.9 | |
一冊で差がつく!将棋 上達のコツ50 | 屋敷伸之・監修 | '17.5 | 『めざせ名人!将棋で勝つための本』(2009) の改題新装版 |
升田の研究 〜鬼手と石田流〜 | 升田幸三 | '15.6 | 『鬼手の研究―強い奴に勝つ将棋―』(1978)と 『升田式石田流』(1973)の合本文庫版 |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
必ず役立つプロの常識 | 阿久津主税 | '09.12 | |
めざせ名人!将棋で勝つための本 | 屋敷伸之・監修 | '09.11 | |
強くなる将棋虎の巻 | 高橋道雄 | '09.4 | |
将棋入門の次に読む本 | 沼春雄 | '08.4 | |
谷川浩司の 本筋を見極める | 谷川浩司 | '07.2 | |
いまさら聞けない将棋Q&A | 畠山成幸 | '06.7 | |
清水市代の将棋トレーニング | 清水市代 | '06.2 | |
復刻版 将棋の公式 | 加藤治郎 | '01.1 | 1967年の復刻新装版 |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
将棋基本コース | 大山康晴 | '94.4 | 1972年の新装版 |
将棋中級入門 | 米長邦雄 | '93.8 | 1972年の新装版 |
米長流基本手筋 実戦の攻防 | 米長邦雄 | '91.1 | |
現代将棋の急所 | 山田道美 | '90.6 | |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
将棋宝典 | 中原誠 | '88.11 | |
米長流基本手筋 実戦の急所 | 米長邦雄 | '88.3 | |
すぐに役立つハイテク将棋必勝法 | 田丸昇 | '87.6 | |
米長流攻め方の基本手筋 | 米長邦雄 | '87.4 | |
米長流必ず勝つ基本手筋 | 米長邦雄 | '86.6 | |
加藤一二三の将棋の戦い方 | 加藤一二三 | '84.7 | |
将棋・勝つ攻め方 | 大山康晴 | '83.4 | |
将棋に強くなる本 | 柿沼昭治 | '80 | |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
ひっかけ将棋入門 | 花村元司 | '79.3 | |
中原の将棋教室 | 中原誠 | '74.7 | |
大五郎流将棋の勝ち方 | 佐藤大五郎 | '74.4 | |
将棋の指し方入門 | 大内延介 | '73.2 | |
将棋中級入門 | 米長邦雄 | '72 | |
将棋基本コース | 大山康晴 | '72 | |
将棋実戦入門 | 影山稔雄 | '71.6 | |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
10日間で将棋に強くなる法 | 佐藤大五郎 | '69.7 | |
“詰み”と“必死”の徹底的練習 | 松田茂行 | '68.3 | |
明解 将棋の指し方 | 大山康晴 | '67 | 快勝版('67)と同じ |
快勝 将棋の指し方 | 大山康晴 | '67 | |
将棋の公式 | 加藤治郎 | '67 | |
書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
将棋一年生 | 梶一郎 | '56.3 | 初版は1955年 |
続・将棋小學校 | 原田泰夫 | '54.7 | |
最新將棋全書 第一卷 基礎篇 | 大山康晴・丸田祐三 | '53.6 | |
将棋小學校 | 原田泰夫 | '52 |
将棋 戦法と囲いと手筋の大事典 | |
著者 | 将棋世界編集部/編 |
出版社 | 日本将棋連盟/発行 マイナビ出版/販売 |
発行年月 | 2024年9月 |
ISBN | 978-4-8399-8781-7 |
定価 | 2,420円(10%税込) |
ページ数 | 352ページ |
本の高さ | 21p |
もっと詳しく見る |
級位者のための 将棋で勝つ考え方 | |
著者 | 佐藤慎一 |
出版社 | マイナビ出版 |
発行年月 | 2024年8月 |
ISBN | 978-4-8399-8579-0 |
定価 | 1,848円(10%税込) |
ページ数 | 160ページ |
本の高さ | 21cm |
もっと詳しく見る |
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マイナビ将棋BOOKS 初段を目指そう 将棋・読むだけレッスン |
山口恵梨子 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-8447-2 2023年8月 \1,804(10%税込) 240p/19cm |
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・【コラム】初めての指導対局 |
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マイナビ将棋文庫 ルールの次に覚えたい 将棋基本手筋 |
大野八一雄 マイナビ出版 ISBN:978-4-8399-7203-5 2020年2月 \1,364(10%税込) 440p/15cm |
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・【コラム】上達する方法 |
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ふりごま! vol.1 |
のりたま将棋クラブ (電子書籍) ISBN:- 2019年7月 \500(10%税込) 165p/46MB |
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◆内容紹介 |
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羽生善治の攻めの教科書 |
羽生善治 河出書房新社 ISBN:978-4-309-29041-6 2019年6月 \1,512(8%税込) 240p/19cm |
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◆内容紹介 |
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勝つための将棋
作戦編 |
片上大輔/監修 東京大学将棋部/構成 理論社 ISBN:978-4-652-20264-7 2018年9月 \2,484(8%税込) 95p/21cm |
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・【こらむ】駒の価値/持将棋/大学将棋部 |
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将棋連盟文庫 升田の研究 〜鬼手と石田流〜 |
升田幸三 日本将棋連盟/発行 マイナビ/販売 ISBN:978-4-8399-5616-5 2015年6月 \1,328 472p/16cm |
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第1部 鬼手の研究
第2部 升田式石田流
◆内容紹介 |
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マイコミ将棋BOOKS 必ず役立つプロの常識 |
阿久津主税 毎日コミュニケーションズ ISBN:978-4-8399-3417-0 2009年12月 \1,470(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 上級〜有段向き |
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◆内容紹介 |
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さまざまな将棋の疑問に回答する本。 本書では、阿久津七段が自称アマ初段の編集部員と対話形式で、さまざまな将棋の疑問に答えていく。 ・編集者の質問に阿久津が答える ・阿久津から編集者に質問が飛ぶことも(「ここではどう指しますか?」など) コンセプトとしては『いまさら聞けない将棋Q&A』(畠山成幸,創元社,2006)に似ているが、『いまさら〜』が幅広い棋力の読者からの質問に答える形を採っていたのに対し、本書は一応「アマ初段クラス」と対象棋力が絞られている。 メインの第1章・第2章の内容は以下の通り。 第1章・第2章の内容 基本的には、読みそのものよりも、判断が難しいとき(突き捨てのタイミングなど)に考え方の指針となるような内容が多い。『いまさら〜』と違って、見開き完結にはこだわっていないので、第1章(1)のように必要とあらば多くのページを割いていることもある。 第2章だけは図面下に1行追記があることも。 第3章の次の一手は阿久津の実戦から。各問約250字の詳しいヒントで、問題図の背景・考え方を述べる。解説は1問あたりたっぷり3pで、考え方重視。正確な読みができれば満点だが、筋の良い手が正解なので、本書の対象棋力(初段〜三段くらい)なら「ここはこう指すところでしょう」というのが分かれば十分。単なる「ページ埋め」かと思っていたが、ちゃんとした応用講座になっている。 第4章の実戦編も阿久津の実戦から。基本的にテーマ局面(中盤)からのスタートで、総譜なし。この章だけは対話形式ではない。最後の対久保戦(朝日杯決勝)だけは初手から投了までの自戦記。優勝のご褒美? この講座が週刊将棋に掲載されたとき、内容はとても良かったがさほど量が多くなかったので(見開き2pで2回分の掲載だったはず)、単行本になると聞いて「ページの足りない分は次の一手と自戦記で埋めるんだろうなぁ…」と思っていたため、正直あまり期待していなかった。実際その通り(次の一手と自戦記が追加)だったのだが(笑)、ちゃんと本全体のテーマに沿った内容に仕上がっていて、読み応えがあった。 阿久津七段、すみませんでした。次は期待してお待ちしております。初段〜二段くらいの人にはオススメ。(2010May02) ※誤植・誤字(第1版で確認): p82 第3図 ▲3七桂を追加する p216 ×「自然な応酬言える」 ○「自然な応酬と言える」 |
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めざせ名人!将棋で勝つための本 |
屋敷伸之/監修 メイツ出版 ISBN:978-4-7804-0724-2 2009年11月 \1,365(5%税込) 128p/21cm |
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一冊で差がつく! 将棋 上達のコツ50 勝ち方が分かる本 |
屋敷伸之/監修 メイツ出版 ISBN:978-4-7804-1884-2 2017年5月 \1,566 144p/cm |
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◆内容紹介 |
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強くなる将棋虎の巻 初段を目指す! |
高橋道雄 創元社 ISBN:978-4-422-75039-2 2009年4月 \1,260(5%税込) 192p/21cm |
[総合評価] |
難易度:★★☆ 図面:見開き4枚(解説部) 見開き4問(問題部) 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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第1章 強くなる極意四十六カ条 第2章 次の一手問題(次の一手=40問) 第3章 詰将棋問題(3手詰=24問/5手詰=20問) 第4章 必至問題(1手必至=24問/3手必至=20問) ◆内容紹介 誰でも確実に棋力がつく、今までになかったユニークな将棋の虎の巻。著者の体験から生まれた、強くなるための極意を紹介する。さらに別章でまとめた次の一手、詰将棋、必至の問題を解くことで、多面的でバランスのとれた実力が自然に身につき、棋力がぐんとアップすること間違いなし。これから力をつけたい初級者から、初段を目指している方が対象の本。この1冊で初段獲得が可能になる。 〔表紙より〕知っておきたい手筋や極意、局面を見渡す目を養う次の一手問題、寄せの力を磨き読みの力を深くする詰将棋と必至問題まで、実戦的・総合的にレベルアップできます。 |
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総合的な棋力アップを目指す本。 本書は、アマ初段を目指す人のための本である。アマ初段になるには、一通りの定跡の知識や、一局の将棋を構想や読みを持って指し終える力や、一定レベルの大局観が必要。本書は、ある程度の将棋の経験のある人が棋力の底上げを目指す本である。 第1章は実戦局面の解説。大半は高橋の実戦(または練習将棋)が題材。ときには格言ぽく、ときにはスローガンぽい感じで、実戦を指すのに必要な考え方を見開き2ページで解説していく。 基本的な考え方を解説しているだけでなく、強くなるためには必要な力でありながら、他書ではあまり解説されていない将棋のコツも結構多く載っている。例を示せば、「力をためる」「一呼吸入れる」「Z(ゼット)」「受け切りの極意:根気よく受ける」「粘り」「ふところの深い玉型」など。高橋の棋風からか、やや「堅さ」よりも「手厚さ」を重視する傾向は見られる。 第2章の「次の一手」は、前半は定跡の一局面から出題。初段を目指す人の実戦に現れそうな局面が多い。また、後半は高橋の実戦からの出題。こちらは少し難しくなっているが、もし分からなくても解説をじっくり読もう。 第3章は3手・5手の詰将棋。難易度はやや易しめ〜標準クラス。アマ初段なら、標準的な5手詰が解けるくらいはマストである。 第4章は1手・3手の必至問題。難易度は易しめ。 また、ページ最下段に将棋豆知識が載っているが、最初は全然気がつかなかった(汗)。実力アップにはあまり関係ないが、それなりに面白いことも。 雑多な内容が一冊に入っているので、「これ一冊で初段に!!」というところまではいかないが、「この一冊で初段に一歩か二歩は近づける」とはいえると思う。版型もシリーズも違うが、同じ創元社の『いまさら聞けない将棋Q&A』(畠山成幸,創元社,2006)とセットで読むと互いに補完できる部分があって面白いのではないだろうか。(2009Jun27) ※なお、ここでの「初段」は一般的なアマ初段であり、「将棋倶楽部24の初段」ではありません。 |
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将棋入門の次に読む本 「もう一度基本を」という方にも最適! |
沼春雄 創元社 ISBN:978-4-422-75038-5 2008年4月 \1,260(5%税込) 208p/21cm |
[総合評価] |
難易度: 第1章・第2章 ★★ 第3章・第4章 ★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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◆内容紹介 |
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初級・中級向けの技術解説書。 「入門書は読んでルールも覚えたが、さて次に何をしたらよいものか…」と感じる初級者はかなり多いと思う。将棋は最初に1勝するまでが遠く、勝てなければ将棋も面白くないし、敗因分析も難しい。「実戦は、もう少し本を読んで力を上げてから…」という方も多いだろう。本書は、そういう「入門後」の人向けに書かれたものである。 第1章・第2章は3種類の棒銀戦法の解説。棒銀は、飛と銀の協力で飛車先突破(飛車を敵陣に成り込む)を目指す戦法で、初級者にオススメであるとともに、いろんな手筋を学ぶことができ、末永く使える戦法である。本書では相掛かり・対振り飛車・矢倉での棒銀を解説し、相手を投了に追い込む(=勝つ)までの展開を丁寧に解説している。 第3章・第4章は、格言の解説。格言は、将棋の考え方を分かりやすい言葉で示したもの。わたしの場合、格言をマスターしたころが、棋力の上昇が一番大きかったと思う。初級者や中級者が上達するには格好の題材だ(ただし、初級・中級者向けの格言本で現在普通に書店で買えるものはなぜか少ない…)。本書では、プロの実戦(著者の実戦も含む)を題材に、1つの格言を見開き2ページ完結で解説してある。 全体的に解説は丁寧で分かりやすいし、個々の内容はなかなか良いと思う。 しかし、本書のコンセプトはタイトル通り、「将棋入門の次に読む本」であるはずだ。第1章・第2章はコンセプト通りのものだが、敵陣突破後が急に難しくなったように感じられる一方、棒銀戦法をマスターするには中途半端。第3章・第4章は初級者(おそらく格言に接するのは初めてだろうと思う)にとってはプロの実戦は難しすぎる題材だ。実際、わたしが読んでちょうどよいか、ちょっと易しいというくらいの感じだったし、「この格言を解説するのにこの局面を使うの?」というものもある。「(1)部分図で基本解説→(4)応用図→(3)実戦図」という流れならこれくらいでちょうどよいが、「初級者が格言を覚えるにはちょっと…」というのが正直な感想だ。 本書の評価は人によって相当違うと思うが、わたしは「対象棋力がよく分からない」という本は評価を下げる。「入門書の次」というなら、著者も出版社も同じであるが『大人のための将棋再入門』(2003)の方をオススメする。(2008Jun25) |
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NHK将棋シリーズ 谷川浩司の 本筋を見極める |
谷川浩司 日本放送出版協会 ISBN:978-4-14-016150-0 2007年2月 \1,050(5%税込) 223p/19cm |
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序盤編(戦型は4手で予測しよう/玉の囲い方を覚えよう/矢倉の考え方/ほか) 中盤編(位の働き/仕掛けの時機/攻めの考え方/ほか) 終盤編(速度争いの法則/即詰みで勝つ/必至を覚える/ほか) ◆内容紹介 将棋を指すとき、まず何を考えるべきか。序盤の駒組みやそれぞれの戦法の特徴、攻めと守りの考え方、中盤の戦い方あれこれ、そして寄せを中心とする終盤の戦い方など、将棋を指すうえで基本となる考え方をやさしく解説。 |
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スーパー将棋講座 いまさら聞けない将棋Q&A |
畠山成幸 創元社 ISBN:4-422-75106-9 2006年7月 \1,260(5%税込) 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★ 〜★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:B 初級〜上級向き |
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Q&A=計102テーマ 質問一覧 ・棒銀で、いつも飛車先を破られてしまいます。最適の受け方を教えてください。 ・相矢倉で、右四間飛車でつぶされることがよくあります。つぶされない手はないでしょうか。 ・横歩取り後手4五角には、どんな対策があるでしょうか。 ・〔ほか〕 ◆内容紹介 今さら人に聞けないようなやさしい質問から、有段者レベルの高い質問まで、序盤・中盤・終盤に分けてアマチュアの101の質問に答えた。Q&A形式で読みやすく、ユニークな質問と解説で将棋の疑問がすぐわかる。 |
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さまざまな将棋の疑問に回答する本。 将棋を指していて、いろんな疑問にぶつかることがある。そんなときは、自分より強い人に聞くとか、本を読むとか、Webで探すとか、いろいろ方策はあるのだが、なかなか求める答えにたどり着くとは限らない。本書は、そのような「ちょっとした疑問」に答えていく本である。 見開き2ページに1つの質問と回答・解説というのが基本構成。質問内容は、格言、序中盤、囲い崩しの手筋、プロがよく使う慣用句、など。⇒質問一覧 モノによっては「他書に詳しく書いてあるよ」と思うものもあるが(例:Q3-横歩取り△4五角対策など)、「ほほう!」と感心するような質問もある。たとえば、Q40のポンポン桂対策。ポンポン桂は載っている本が少ない上に、居飛車側(ポンポン桂側)の視点で書かれている場合が多い。 初段クラスを目指している人には勉強になること受けあいだ。有段者でも読んで損はない。 不満点としては、見開き完結にこだわりすぎたため、質問によっては図面不足だったり、解説が尻切れトンボ気味になっていること。「見開き完結」は我々読者にとってマストではないので、次回作では解説量に応じて柔軟に対応してほしい。また、質問のレベルがバラバラなので、「初級編」「中級編」「上級編」などに分けるとさらに良いと思う(商業的には良くないのかも…)。 このような本が、今後も定期的に出版されるといいなぁ。そのたびにブラッシュアップしていけば、棋書の一ジャンルを築けるだろう。(2007Jun09) |
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NHK将棋シリーズ 清水市代の将棋トレーニング |
清水市代 日本放送出版協会 ISBN:4-14-016139-6 2006年2月 \1,050(5%税込) 222p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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・力試し詰将棋=24問 |
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中級〜上級クラス向けの総合書。 各項ごとにテーマを設定し、格言(本書では「キーワード」と表現し、太字でハイライトしてある)を交えながら手筋や考え方を解説。テーマが詰みから始まって、最終盤→中盤→序盤・戦法と遡っていくのが特徴的。なぜか後半の方が易しいのも特徴的(笑)。格言は昔からあるオーソドックスなものが多いが、表現を清水流にアレンジしたものもある。一例を示すと、 (従来)と金の遅早や → (清水流)と金は遅いようで早いよ 大駒は離して打て → 大駒は離して打とう 両取り逃げるべからず → 両取り逃げるよりよい手は と、こんな感じ。少しでも分かりやすくなるように心がけた……ようだが、格言は慣用表現なのでちょっと余計な工夫だったのでは? 他の人と話をするときに微妙なズレが生じてしまう可能性あり。 解説はかなり詳しく、ですます調+口語体で、なるべく講座っぽい表現になっている。また、「歩一枚がこんなおちゃめな芸(?)を演出する」「剣道でいえば『メン、メン、メン!』」など、清水流の表現も多々あり。これは楽しめる人とそうでない人に分かれるかも。 NHKテキストを詰め込んであるせいか、レイアウトはやや苦戦。なるべく見開きで終わるようになっているものの、一部で図面が飛んでいたり、無理に小さな(縦長の)図面で読みにくかったり。 全体的に丁寧な解説で、マスターすれば中級者→上級者になれると思う。ただ、微妙な読みにくさのせいか、あまり印象に残らなかった。惜しい一冊。(2006Jun20) ※各項末にテレビ講座の最後に出題する詰将棋が収録されている。手数は11手〜19手。いつも思うのだが、NHK講座の詰将棋は難しすぎやしないだろうか。「詰将棋」としては標準的なのだが、講座の難易度と合ってないことがしばしばあり、本書のものもそう。209pに「難しいけどがんばってくれ」との旨が書いてあるが……うーん。 |
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米長将棋全4巻-4 米長流基本手筋 実戦の攻防 勝負どころの見極め方 |
米長邦雄 有紀書房 ISBN:4-638-07233-X 1991年1月 \830(5%税込) 223p/18cm |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:B 解説:B 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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(箱背面) (箱正面) (上巻) zoom (中巻) zoom (下巻) zoom |
将棋宝典 (3巻セット) |
中原誠 ぎょうせい ISBN:4-324-01401-9 1988年11月 \12,000 558p+558p+558p/22cm/H.C./箱入り |
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【上巻】 基本手筋と基本定跡
【中巻】 現代実戦定跡
【下巻】 実戦と名局
◆内容紹介(はじめにより抜粋) |
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米長将棋全4巻-3 米長流基本手筋 実戦の急所 仕掛けの徹底研究 |
米長邦雄 有紀書房 ISBN:4-638-07232-1 1988年3月 \830(5%税込) 225p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:B 解説:B 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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中級〜上級クラス向けの総合書。 複合手筋・寄せ・仕掛け・詰めと盛りだくさん。本書では特に、仕掛けにかなりのウエートが置かれている。主に米長の実戦を題材に、開戦から分かれまでの流れを解説。現在では定跡に組み込まれているものも多く、実戦と机上の研究との差を探る上でも貴重な資料である。ただし、読んでいてなぜか眠くなった。わたしはこの分野は割と好きなのだが…。 第1巻・第2巻に比べて図面配置が悪くなった。レイアウトは同じだが、図面を探さなければならないことが多い。また、図面を半分に切ってレイアウトを工夫していることもあるが、これが失敗。必要な駒が見えなくなってしまっている。本書の局面はすべて実戦例なので、図面カットはやってはいけないことだった。 一見読みやすいようで読みにくい。眠くなったのはこれが原因かも?(2005Feb16) |
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すぐに役立つ ハイテク将棋必勝法 |
田丸昇 棋苑図書 ISBN:4-87365-044-5 1987年6月 \800 224p/19cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 図面:見開き3〜4枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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手筋・格言・大局観などを中心とした総合棋書。 第1章では、格言を交えながら、我流脱却のための様々な秘訣を解説している。1テーマにつき2例を挙げて、かなり丁寧に解説している。この章が本書のメイン部分。どの部分が“ハイテク”なのかはよく分からないが、本章には初段を目指す方にタメになることが書いてある。ページ数が少ないのがちょっと残念。 第2章の次の一手問題は、第1章をしっかり読んだ方なら全問正解できるはず。第3章は「得意戦法を持とう」という趣旨で、4つの戦法を紹介。特に地下鉄飛車は振り穴対策としてかなり有力だし、▲7五歩型急戦向飛車はかなり主導権を持って攻めれる。この2つは攻め好きの方には超オススメ。解説はそれほど広くないが、狙い筋が絞られているので分かりやすい。 あまり話題に上らない本だが、読んで損はないと思う。出版から15年経った現在でも現役で、大型書店なら実際に手にとって見ることができる。(2003Nov24) |
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米長将棋全4巻-2 米長流攻め方の基本手筋 一手入魂手筋の極意 |
米長邦雄 有紀書房 ISBN:4-638-07231-3 1987年4月 \830(5%税込) 268p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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中級〜上級クラス向けの総合書。シリーズ第1巻『米長流必ず勝つ基本手筋』の応用編にあたる。 第1章は易しい次の一手問題集。第1巻で習った手筋を問う。問題は良問が多いが、解説は淡白でイマイチ。第1巻で説明しているからいいのかもしれないが、もう少し丁寧にやってほしいところ。 第2章は戦法解説。第1巻の戦法よりも、より複雑なものが多くなっている。あまり精緻な解説ではなく、「こう指すところ」「気合で取る」など、茫洋とした大局観や心構えを重視している。現在ではあまり指されない形ばかりなので、中級者がいま読むのは微妙かも。いろいろ知識をつけた上で読めばなかなか面白い。 第3章と第4章は寄せと詰将棋。第1巻からレベルアップした感じ。 タイトルは「攻め方の基本手筋」だが、内容はちょっとズレている気がした。(2005Feb12) |
米長将棋全4巻-1 米長流必ず勝つ基本手筋 米長手筋の基礎の基礎 |
米長邦雄 有紀書房 ISBN:4-638-07230-5 1986年6月 \830(5%税込) 262p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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初級〜中級クラス向けの総合書。 第1章と第3章では、すぐに役立つ基本手筋を解説。手筋の数としてはそれほど多くないが、厳選されており「手筋の基礎の基礎」にふさわしい内容。これらをマスターできれば初級脱出は堅いと思う。 第2章は詰将棋だが、どちらかというと「詰め手筋」的な内容。1手詰・3手詰で非常に易しい。 第4章は戦法解説。初級同士で頻出する「相掛かり5手爆弾」「原始棒銀」「原始中飛車」がしっかり解説されているのは嬉しい。一方、後半の振飛車や矢倉の解説は少し難しくなっている。特に相総矢倉を打開する話は、はっきり有段者向けだと思う。 全体的な対象棋力はアマ5級前後だが、第2章の詰将棋は初級向け、第4章の振飛車と矢倉の解説は初段以上と、対象棋力がややばらついている。部分的にはどれも役に立つ内容なので、もしレベルが合わなかったらしばらく時間をおいて(他の棋書を読んだりして)から見直すといい。(2005Jan22) |
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加藤一二三の将棋の戦い方 基本戦法と必ず勝つ手筋・寄せ |
加藤一二三 ナツメ社 ISBN:4-8163-0389-8 1984年7月 \850 222p/19cm |
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◆内容紹介(はじめにより抜粋) |
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勝利シリーズ(2) 将棋・勝つ攻め方 |
大山康晴 池田書店 ISBN:4-262-10262-9 0276-100262-0316 1983年4月 \700 254p/18cm |
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◆内容紹介(表紙見返しより) |
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zoom (新装版) |
ハウブックス 将棋に強くなる本 好敵手には読ませたくない |
柿沼昭治 金園社 ISBN:4-321-55222-2 1979年4月 \730 230p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★☆ 図面:見開き0〜4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 構成:A 読みやすさ:A 中級〜上級向き |
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将棋に強くなる本 好敵手には読ませたくない |
柿沼昭治 金園社 ISBN:4-321-55222-2 1996年3月 \880 230p/18cm |
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・将棋に強くなるために=28p ・序盤でリードする=38p ・中盤をどう戦うか=30p ・終盤に強くなる=36p ・居飛車対居飛車の戦い方=34p ・居飛車対振飛車の戦い方=42p ・実戦から学ぶ=34p ・コラム=6 |
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アマによる、アマのための将棋の考え方を述べた本。著者は東日本アマ名人。1996年に装丁を替えて再版された。 特に前半部分で、将棋に強くなるための考え方が詳細に解説されている。プロには書けない、アマならではの記述もある。 初出が1980年なので、テーマ図はやや古く感じる。また、簡単な囲いの紹介がしてあるかと思えば、難解な実戦解説があったりと、やや対象棋力が不明なところがあるが、全体的には良書。いろいろ努力はしているのに伸び悩んでいる初段前後の方にオススメしたい。 ところで、オリジナル版の表紙を拡大してみよう。枠からはみ出た駒と、8×11の将棋盤がちょっとイタイ…(笑)。(2002Jun08) |
zoom 鉄人68号さんthx! |
KKベストセラーズ たちまち強くなる ひっかけ将棋入門 |
花村元司 ベストセラーズ ISBN:4-584-00360-2 1979年3月 \650 222p/18cm |
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1.花村流妖刀使いの極意 2.奇襲逆転の指し方 3.どんどん勝てる駒落ち必勝法 4.難局を打開する将棋 5.花村流字実戦教室 |
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中原の将棋シリーズ(1) 中原の将棋教室 |
中原誠 池田書店 ISBN:4-262-10201-7 0276-064014-0316 1974年7月 \600 238p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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中級入門書。 第1章・第2章では、形の良し悪しや手筋など「筋を良くするテクニック」の解説。ざっくりした解説でやや不足気味のところもあるが、全体的に見ればまずまずのレベル。 一方、第3章の戦法解説はイマイチ。第1章・第2章で扱った題材の応用であるはずなのに、ツノ銀中飛車は上級者向けの戦法だし、居飛車側の攻め方が悪すぎる。角交換四間飛車は玉の守りが金一枚で基本に忠実ではない上に、金銀逆型で受けておいて「これで良し」となっていたりする(第1章で「逆型はダメ」と力説しているだけに…)。角換わり棒銀は、そもそも初級〜中級クラスで角換わりになっているのを見たことがない(3手目角交換はよく見かけるけど)。中級入門なのだから、「玉の囲いは金銀三枚、攻めは飛角銀桂」のような、筋の良い戦法で統一してほしかった。 本全体での統一性が乏しく、ちょっと残念な一冊。(2004Dec09) |
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GORAKU SENSHO 大五郎流将棋の勝ち方 必勝の手筋と新戦術 |
佐藤大五郎 永岡書店 2076-12050-5615 1974年4月 \480 205p/18cm |
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大内将棋文庫 将棋の指し方入門 |
大内延介 大泉書店 ISBN:4-278-08105-7 0076-1017-0701 1973年2月 \580 170p/19cm/H.C. |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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(新装版) |
MAN TO MAN BOOKS 将棋中級入門 初段をめざす中級者のために |
米長邦雄 山海堂 ISBN: 1972年 \550 258p/19cm |
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MAN TO MAN BOOKS 将棋中級入門 初段を目指す中級者のために |
米長邦雄 山海堂 ISBN:4-381-07111-5 1993年8月 \1,500 258p/19cm |
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1 駒組のいろいろ 2 手筋のいろいろ 3 寄せのいろいろ 4 米長八段実戦譜 |
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zoom 将棋タウンさんthx! (新装版) |
日将ブックス 将棋基本コース 入門者が15日後には中級に |
大山康晴 日本将棋連盟 ISBN: 1972年12月 \650 222p/18cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜上級向き |
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Super Series 将棋基本コース |
大山康晴 日本将棋連盟 ISBN:4-8197-0351-X 1994年4月 \971 222p/19cm |
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◆内容紹介 |
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級位者向けの総合書。 第1章ではいくつかの駒の手筋、第2章ではいろいろな戦型をざっと紹介。第3章では序盤のいろいろな知識、第4章では主な戦法の定跡解説を行う。第5章は自戦記1局、第6章は詰将棋と、脱・初級者向けにさまざまな角度から将棋に取り組む。 このうち第2章は、微妙な形の違いで飛車先の歩が切れるかどうかを検討したり、原始棒銀のいろいろな受け方が示してあったりとなかなか面白い。また、第5章の自戦記は1局だけながら、「大局観」を基本テーマにした解説になっており、非常に読み応えあり。「将棋は互いの大局観の相違で決着がつく」というフレーズには少し感銘を受けた。 一方、メインコンテンツである第4章の戦法解説は、さすがに古い。現代ではまず現れないような戦型もあるし、変化自体が古くて使えない(新手が発見されてそちらの方が主流になっている)ものも多い。上級以上の人が参考として読むなら差し支えないが、本書のターゲットである初級〜中級者にはあまりオススメできない。 初版発行当時(1972年)なら役に立ったと思うが、SuperSeriesとして再版された1994年にはすでにかなり古い感じだったろう。純粋な本の評価としてはBだが、現在では実用的ではなく、コレクターズ・アイテム。(2006Sep30) |
zoom 将棋タウンさんthx! |
将棋実戦入門 |
影山稔雄 木村義雄/監修 大泉書店 0076-1016-0701 1971年6月 \480 238p/19cm/H.C. |
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◆内容紹介(「この本の読み方・使い方」より抜粋) |
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10日間で将棋に強くなる法 初歩から初段への速達法 |
佐藤大五郎 白揚社 ISBN: 1969年7月 \560 280p/19cm |
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◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
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新将棋入門 “詰み”と“必死”の徹底的練習 |
松田茂行 相互日本文芸社 ISBN: 1968年3月 \380 262p/19cm/H.C. |
[総合評価] |
難易度:★★ 図面:見開き2枚 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜中級向き |
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中級将棋入門書。 ルール説明、詰将棋、必至問題、次の一手問題、駒落ち定跡、平手の紹介と、総合的に取り扱っている。一応ルール紹介から入っているが、全体的に初心者よりもワンランク上の棋力設定になっている。 タイトルからは「詰将棋と必至問題の問題集」のような印象を受けるが、実際には詰将棋20問、必至問題10問とそれほど多くはない。ただし必至問題で易しい良問が多いのは○。 本書は内容は非常に良く、初段の一歩手前を目指すには格好の材料となっている。しかし、誤字脱字や棋譜・図面ミスは非常に多く、ざっと数えただけで20以上。あまり致命的なものはないのが救いだが、かなり気になった。これがなければ甘めのAにしたのだけど。(2004Oct28) |
将棋タウンさんthx! (明解版) zoom |
大山・快勝シリーズ(5) 快勝 将棋の指し方 初段への基礎づくり |
大山康晴 池田書店 0276-044005-0316 1967年7月 \450 254p/18cm |
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大山将棋5部作の5 明解 将棋の指し方 初段への基礎づくり |
大山康晴 池田書店 1967年 \300 254p/18cm |
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◆内容紹介(見返しより) |
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zoom (復刻版) zoom 新表紙 |
将棋の公式 |
加藤治郎 東京書店 ISBN: 1967年 \580 318p/20cm/H.C./2色刷 |
[総合評価] |
難易度:★★★ 〜★★★★ 図面:見開き2〜4枚 内容:(質)S(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜有段向き |
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復刻版 将棋の公式 |
加藤治郎 東京書店 ISBN:4-88574-429-6 2001年1月 \1,500 318p/19cm/2色刷 |
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◆内容紹介 |
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将棋の「公式」の解説書。NHK将棋講座の初心者コーナーで使用したテキストを基礎に、大幅な加筆を行い、詳細な解説を加えたもの。 皆さんは「公式」というと、何を思い浮かべるだろうか。小学校の算数で習った、「三角形の面積の公式」や「円の面積の公式」なら、多くの人が覚えておられるだろう。中学校の「二次方程式の解の公式」になると、記憶が怪しい人が大半だろうか。 ある問題に対して、どの公式が適用できるかが分かれば、途中の難しい理屈を考えずに答えが出せる。それが、一般的な「公式」の解釈と考えて良いだろう。 将棋にもある種の「公式」が存在する。「こういうときには、こう指せば良い」というものだ。それは、将棋というゲームのルールが定義された時点である程度自動的に導き出される他、先人たちが数多くの実戦と研究を経てきたことでブラッシュアップされてきた。 本書は、そういった「将棋でよく使われるテクニックや考え方」を詳細に解説した本である。……レビューの続きを読む(2016Jul03) |
zoom |
將棋ポケット文庫
No.121 将棋一年生 |
梶一郎 大阪屋號書店 ISBN: 1956年3月 \80 205p/13cm |
[総合評価] |
難易度:★〜★★★☆ 図面:見開き2枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 入門〜上級者向き |
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◆内容紹介(「序」より抜粋) |
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入門レベルから、序盤の仕掛けを中心に解説した本。 出版当時は、戦後からようやく棋書の発行が活発化し始めた時期で、まだまだ本による将棋の知識の拡大というのは低迷していた。入門書は特に少なく、ルールもあやふやな人が多かったと推測される。 そこで、本書では将棋のルールから始め、おおむね新聞に掲載されるプロの将棋を理解できるまでに高めようとしたようだ。 全11章で、本編は第7章の戦法解説であるが、入門者がいきなり読むには難しすぎるので、右図のような順番で読んだほうが良いだろう。 各章の内容を簡単に紹介していこう。……レビューの続きを読む(2018Jul15) |
zoom 下さんthx! |
将棋ポケット文庫
No.118 続・将棋小學校 |
原田泰夫 大阪屋號書店 ISBN: 1954年7月 \80 200p/14cm |
(1958年版) |
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・再入学に際して
・卒業に当つて |
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最新將棋全書 第一卷 基礎篇 |
大山康晴 丸田祐三 創元社 ISBN: 1953年6月 \300 240/22cm/H.C. |
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◆内容紹介(例言より抜粋) |
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zoom 下さんthx! |
将棋ポケット文庫
No.101 将棋小學校 |
原田泰夫 大阪屋號書店 ISBN: 1952年 \80 204p/14cm |
(1952年版) (1958年版) |
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・入学に際して
・卒業に當つて |
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