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日将ブックス 将棋基本コース 入門者が15日後には中級に |
[総合評価] B 難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜上級向き |
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【著 者】 大山康晴 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1972年12月 | ISBN: | |||
定価:650円 | 222ページ/18cm |
(新装版) |
Super Series 将棋基本コース |
[総合評価] B 難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解説:B 読みやすさ:A 初級〜上級向き |
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【著 者】 大山康晴 | ||||
【出版社】 日本将棋連盟 | ||||
発行:1994年4月 | ISBN:4-8197-0351-X | |||
定価:971円 | 222ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
級位者向けの総合書。 第1章ではいくつかの駒の手筋、第2章ではいろいろな戦型をざっと紹介。第3章では序盤のいろいろな知識、第4章では主な戦法の定跡解説を行う。第5章は自戦記1局、第6章は詰将棋と、脱・初級者向けにさまざまな角度から将棋に取り組む。 このうち第2章は、微妙な形の違いで飛車先の歩が切れるかどうかを検討したり、原始棒銀のいろいろな受け方が示してあったりとなかなか面白い。また、第5章の自戦記は1局だけながら、「大局観」を基本テーマにした解説になっており、非常に読み応えあり。「将棋は互いの大局観の相違で決着がつく」というフレーズには少し感銘を受けた。 一方、メインコンテンツである第4章の戦法解説は、さすがに古い。現代ではまず現れないような戦型もあるし、変化自体が古くて使えない(新手が発見されてそちらの方が主流になっている)ものも多い。上級以上の人が参考として読むなら差し支えないが、本書のターゲットである初級〜中級者にはあまりオススメできない。 初版発行当時(1972年)なら役に立ったと思うが、SuperSeriesとして再版された1994年にはすでにかなり古い感じだったろう。純粋な本の評価としてはBだが、現在では実用的ではなく、コレクターズ・アイテム。(2006Sep30) |