2.6KB

<< 直前のページへ戻る
 

■すぐに役立つ ハイテク将棋必勝法

< | No.0240 | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > すぐに役立つ ハイテク将棋必勝法

zoom
すぐに役立つ ハイテク将棋必勝法 [総合評価] B

難易度:★★★

図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
中級〜上級向き

この本をAmazonで見る

【著 者】 田丸昇
【出版社】 棋苑図書
発行:1987年6月 ISBN:4-87365-044-5
定価:800円 224ページ/19cm


【本の内容】
第1章 勝つための実戦テクニック ・歩兵のテクニック(12項目)
・序盤戦のテクニック(10項目)
・中盤戦のテクニック(13項目)
・終盤戦のテクニック(12項目)
114p
第2章 棋力判定・次の一手問題集 15問 32p
第3章 この戦法で勝とう ・直撃穴熊破り(対振り穴 地下鉄飛車)
・急戦向飛車(▲7五歩型)
・振飛車封じの筋違い角(3手目角交換)
・相矢倉スズメ刺し
70p


【レビュー】
手筋・格言・大局観などを中心とした総合棋書。

第1章では、格言を交えながら、我流脱却のための様々な秘訣を解説している。1テーマにつき2例を挙げて、かなり丁寧に解説している。この章が本書のメイン部分。どの部分が“ハイテク”なのかはよく分からないが、本章には初段を目指す方にタメになることが書いてある。ページ数が少ないのがちょっと残念。

第2章の次の一手問題は、第1章をしっかり読んだ方なら全問正解できるはず。第3章は「得意戦法を持とう」という趣旨で、4つの戦法を紹介。特に地下鉄飛車は振り穴対策としてかなり有力だし、▲7五歩型急戦向飛車はかなり主導権を持って攻めれる。この2つは攻め好きの方には超オススメ。解説はそれほど広くないが、狙い筋が絞られているので分かりやすい。

あまり話題に上らない本だが、読んで損はないと思う。出版から15年経った現在でも現役で、大型書店なら実際に手にとって見ることができる。(2003Nov24)



【関連書籍】

[ジャンル] 
総合書
[シリーズ] すぐに役立つシリーズ
[著者] 
田丸昇
[発行年] 
1987年

< | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > すぐに役立つ ハイテク将棋必勝法


Copyright(C) 1999-2024 【将棋 棋書ミシュラン!】 All Right Reserved