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米長将棋全4巻-3 米長流基本手筋 実戦の急所 仕掛けの徹底研究 |
[総合評価] C 難易度:★★★☆ 図面:見開き4枚 内容:(質)B(量)A レイアウト:B 解説:B 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
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【著 者】 米長邦雄 | ||||
【出版社】 有紀書房 | ||||
発行:1988年3月 | ISBN:4-638-07232-1 | |||
定価:830円(5%税込) | 225ページ/18cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||
◆内容紹介(まえがきより抜粋) |
【レビュー】 |
中級〜上級クラス向けの総合書。 複合手筋・寄せ・仕掛け・詰めと盛りだくさん。本書では特に、仕掛けにかなりのウエートが置かれている。主に米長の実戦を題材に、開戦から分かれまでの流れを解説。現在では定跡に組み込まれているものも多く、実戦と机上の研究との差を探る上でも貴重な資料である。ただし、読んでいてなぜか眠くなった。わたしはこの分野は割と好きなのだが…。 第1巻・第2巻に比べて図面配置が悪くなった。レイアウトは同じだが、図面を探さなければならないことが多い。また、図面を半分に切ってレイアウトを工夫していることもあるが、これが失敗。必要な駒が見えなくなってしまっている。本書の局面はすべて実戦例なので、図面カットはやってはいけないことだった。 一見読みやすいようで読みにくい。眠くなったのはこれが原因かも?(2005Feb16) |