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書名 | 著者 | 発行 | 備考 |
感情の整理術123(ひふみ) | 加藤一二三 | '19.10 | |
こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」 | 高野秀行 | '18.11 | |
幸福の一手 いつも よろこびは すぐそばに | 加藤一二三 | '18.10 | |
頭脳勝負 将棋の世界(ちくま文庫) | 渡辺明 | '18.9 | 2007年の増補文庫版 |
うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 | 先崎学 | '18.7 | |
棋士という生き方 | 石田和雄 | '18.5 | |
頭の良い子は将棋で育つ | 高橋和 | '18.3 | |
鬼才伝説 私の将棋風雲録 | 加藤一二三 | '18.2 | |
天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生 | 加藤一二三 | '17.11 | |
随筆と小説 将棋八十一枡の小宇宙 | 水野保 | '17.11 | 随筆と小説 ⇒将棋小説の本 |
不動心論 あるがままに身を置いて心ゆるがず | 大山康晴 | '17.5 | 1986年の新装版 |
理想を現実にする力 | 佐藤天彦 | '17.4 | |
将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ | 羽生善治 | '17.1 | |
傑作将棋アンソロジー 棋士という人生(新潮文庫) | 大崎善生 | '16.9 | |
指導対局の風景 | 京谷雅彦 | '16.7 | |
迷いながら、強くなる(知的生き方文庫) | 羽生善治 | '16.5 | 2013年の文庫版 |
求道心 誰も語れない将棋天才列伝 | 加藤一二三 | '16.3 | |
長考力 1000手先を読む技術 | 佐藤康光 | '15.11 | |
摩訶不思議な棋士の脳 | 先崎学 | '15.10 | |
常識外の一手 | 谷川浩司 | '15.6 | |
介護士からプロ棋士へ | 今泉健司 | '15.3 | |
渡辺明の思考 盤上盤外問答 | 渡辺明 | '14.9 | |
一点突破 岩手高校将棋部の勝負哲学 | 藤原隆史 大川慎太郎 |
'14.6 | |
負けて強くなる | 加藤一二三 | '14.4 | |
将棋エッセイコレクション | 後藤元気 | '14.2 | |
インド占星術と囲碁・将棋 | ラーマ | '14.2 | [Kindle用電子書籍] |
覆す力 | 森内俊之 | '14.2 | |
迷いながら、強くなる | 羽生善治 | '13.11 | |
勝負心 | 渡辺明 | '13.11 | |
捨てる力 | 羽生善治 | '13.2 | |
将棋の天才たち | 米長邦雄 | '13.1 | |
手数将棋 | 関根金次郎 | '12.10 | [Kindle用電子書籍]、初出1940年 |
下手の横好き−将棋いろいろ− | 南部修太郎 | '12.10 | [Kindle用電子書籍]、初出1935年 |
坂口流の将棋観 | 坂口安吾 | '12.10 | [Kindle用電子書籍]、初出1948年? |
直感力 | 羽生善治 | '12.10 | |
将棋の鬼 | 坂口安吾 | '12.9 | [Kindle用電子書籍]、初出1948年 |
将棋 | 菊池寛 | '12.9 | [Kindle用電子書籍]、初出1938年 |
明日対局。 | 渡辺明 | '12.7 | |
将棋名人血風録−奇人・変人・超人 | 加藤一二三 | '12.5 | |
先ちゃんの囲碁放浪記 桂馬の両アタリ | 先崎学 | '12.4 | 将棋棋士の囲碁エッセイ |
孤高の大木 千駄ヶ谷市場2 | 先崎学 | '12.4 | ⇒観戦記 |
今宵、あの頃のバーで | 先崎学 | '11.10 | |
棋士・先崎学の青春ギャンブル回想録 | 先崎学 | '11.10 | |
千駄ヶ谷市場 | 先崎学 | '11.7 | ⇒観戦記 |
老いと勝負と信仰と | 加藤一二三 | '11.4 | |
40歳からの適応力 | 羽生善治 | '11.3 | |
将棋のチカラ | 阿久津主税 | '11.2 | |
大局観 | 羽生善治 | '11.2 | |
女流棋士のONとOFF | 高橋和 | '10.12 | |
羽生善治の思考 | 羽生善治 | '10.11 | |
結果を出し続けるために | 羽生善治 | '10.11 | |
女流名人・倉敷藤花 里見香奈 | 里見香奈 | '10.7 | |
完全版 泣き虫しょったんの奇跡(文庫版) | 瀬川晶司 | '10.2 | 2006年の文庫版 |
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感情の整理術123(ひふみ) 62年現役を貫けた秘訣 |
加藤一二三 PHP研究所 ISBN:978-4-569-84144-1 2019年10月 \1,210(8%税込) 160p/cm |
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◆内容紹介 |
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こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」 「負けました」が心を強くする! |
高野秀行 ワニブックス ISBN:978-4-8470-9728-7 2018年11月 \1,512(8%税込) p/cm |
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・「負けました」で終わる唯一無二の競技。将棋は言い訳グセをなくす特効薬です。 ・指し手のパターンは10の200乗!無限の選択肢が存在する将棋は、賢い選択への知恵を授けてくれます。 ・将棋を指すと礼儀作法の大切さを実感していき、一緒にいて「気持ちのいい人」に育ちます。 ・AI時代だからこそ問われる、将棋を通じて得る「基本」の大切さ。時代の変化を生き抜くエンジンです。 ・敗北の厳しさを突きつける将棋。こどもは負けるたびに号泣し、そのたびにたくましく成長します。 ・自分、相手、自分の「3手思考」。グローバル時代に欠かせない他者を受け入れる広い心。 ・将棋は審判がいない「セルフジャッジ」の競技。だからこそ自主性が育まれます。 ・序盤は「囲い」、中盤は「駒得」、終盤は「スピード」。局面への対応でTPO感覚が磨かれます。 ・情報化社会は「高速道路」。創意工夫なしでは勝てない将棋がオリジナリティを育みます。 ・負けても人として成長できるのが将棋の魅力。実社会を生き抜く「人間力」が養われます。 〔ほか〕 ◆内容紹介 藤井聡太七段も「3月のライオン」もこうだった! こども将棋教室を10年間主催する高野秀行六段が、将棋がなぜこどもの頭をよくするか、心を強くするかについて具体的に指南するのが本書です。 将棋は敗者が「負けました」と言って決着がつく唯一のゲーム。その「負けました」が育む思いやりの心、言い訳グセをなくす責任感、膨大な選択肢から最善手を選ぶことで得られる、玉石混交の情報から選択して決断する力、そして最初から最後まで1人でやり抜くことで、長い人生を生き抜くための自立心が培われます。情緒豊かで、人望を集める魅力的な大人になるための体験、それが将棋の素晴らしさです。将棋を始めたこどもの目覚ましい成長に驚く「親からの声」も収録。 脱・偏差値時代、「察する力」がない子に未来はない! |
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幸福の一手 いつも よろこびは すぐそばに |
加藤一二三 毎日新聞出版 ISBN:978-4-620-32550-7 2018年10月 \1,080(8%税込) 205p/18cm |
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はじめに 第一章 自分の今を見つめて 第二章 不安を乗り越えるために 第三章 健やかに過ごすための習慣 第四章 人と心地よく生きていく 第五章 これからの幸せを想像して おわりに ◆内容紹介 伝説の将棋棋士から一転、「ひふみん」として芸能界でバツグンの存在感を放つ加藤一二三。 どんな場面でも、笑みを絶やさず、前向きに生きる姿勢の根本には、神へのゆるぎない信仰がありました。 プロ棋士時代の最大のスランプを、キリスト教の洗礼を受けることで乗り越えたのです。将棋と同じように、「人生にも最善の一手が必ずある」と確信した瞬間だったといいます。 自分なんてどうせうまくいかないと、落ち込んで苦しいとき、どうやって生きていけばいいのかわからないと、悩んで迷ってしまうとき、そんなときこそ、これからやって来る幸せを想像してみる。 「あなたは、力の限りを尽くして、幸せを追い求めていいのです」 毎日を明るく照らしてくれる、ひふみんからのメッセージ満載の一冊です。 |
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うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 |
先崎学 文藝春秋 ISBN:978-4-16-390893-9 2018年7月 \1,350(8%税込) 192p/19cm |
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◆内容紹介 「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」 空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。うつ病回復末期の患者≠ェリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記 〈このたび、先崎学九段(47歳)が一身上の都合により 2017年9月1日〜2018年3月31日まで休場することになりました。〉 2017年8月10日、日本将棋連盟のホームページにこんな告知が掲載されました。折しも藤井聡太四段がデビュー29連勝を成し遂げたばかり。空前の将棋ブームが到来していた最中に、羽生世代のひとりとして将棋界を牽引してきた先崎学九段が突然の休場を発表したのです。 詳しい理由が説明されなかったため様々な憶測がかわされましたが、先崎九段は実はうつ病とたたかっていたのです。本書は、エッセイの書き手としても知られる著者が自らの病の発症から回復までを綴る、心揺さぶられる手記です。 |
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文春文庫 うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 |
先崎学 文藝春秋 ISBN:978-4-16-791533-9 2020年7月 \660(10%税込) 179p/15cm |
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◆内容紹介 「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いをしやがって」 藤井フィーバーに沸く将棋界で、突然、羽生世代の有名棋士の休場が発表されました。様々な憶測が流れましたが、その人、先崎九段は「うつ病」と闘っていたのです。 孤独の苦しみ、将棋が指せなくなるという恐怖、そして復帰への焦り……。体験した者でなければなかなか理解されにくいこの病について、エッセイの名手でもある先崎さんが、発症から回復までを細やかに、淡々と綴ります。 心揺さぶられること、必至! |
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イースト新書Q 棋士という生き方 |
石田和雄 イースト・プレス ISBN:978-4-7816-8043-9 2018年5月 \864(8%税込) 232p/17cm |
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◆内容紹介 |
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幻冬舎新書 頭の良い子は将棋で育つ |
高橋和 幻冬舎 ISBN:978-4-344-98494-3 2018年3月 \842(8%税込) 197p/17cm |
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第1章 将棋で子どもの脳を育てる 第2章 将棋で子どもの人間力を育てる 第3章 そもそも将棋とはどんなゲーム? 第4章 子どもに将棋をどう教えるか 第5章 「プロ棋士」とはこんな仕事 第6章 私が「教える棋士」になったわけ ◆内容紹介 長時間考え続ける「集中力」、勝利への道筋を脳にインプットする「記憶力」、最適な判断を下す「決断力」、対局相手への思いやり、挨拶や所作などの礼儀作法――子どもが生きていくのに不可欠な力が身につき、ゲームとしても最高に楽しい将棋。 十四歳でプロデビューし、現在は子どもへの将棋指導に情熱を注ぐ女流棋士が、お父さん・お母さんに向けて、「将棋は子どもの成長にどう役立つか」「何から始めたらいいか」「自宅ではどう指導するか」などをやさしくアドバイスします。将棋界の楽しいエピソードも満載。 |
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鬼才伝説 私の将棋風雲録 |
加藤一二三 中央公論新社 ISBN:978-4-12-005054-1 2018年2月 \1,620(8%税込) 268p/19cm |
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第1章 初タイトル 第2章 頂点への道 第3章 若い人には負けない 第4章 将棋は芸術だ 第5章 「ひふみん」 第6章 生涯現役 ◆内容紹介 プロ棋士として数々の伝説を作った鬼才であり、同時に「祈り」のもとに一手をさす敬虔なクリスチャンでもある。 小学校入学前から将棋を始め、小学4年の時に新聞で将棋の観戦記を読んだことをきっかけに大人と対戦するようになった。小学6年で棋士養成機関である奨励会に入り、日本将棋連盟関西本部(大阪)に通い始める。すぐに頭角を現し、指導の場に居合わせた升田幸三棋士から「この子、凡ならず」と評された。また大山康晴棋士からは「大神武以来の天才」と言われた。 数々の勝負の中で、82年の名人戦で中原誠名人との対局は、歴史に残る名勝負となった。3勝3敗、持将棋1回、千日手2回の激闘の末、10局目で、念願の名人のタイトルを獲得した。その後、羽生善治棋士、谷川浩司棋士など若き新鋭との激戦を繰り広げた。 還暦となってもA級に在籍したが16年12月藤井聡太四段のデビュー戦となった竜王戦ランキング戦での対局は、年齢差62歳6カ月の対局として話題となり、対局は藤井四段が勝利。現役引退が決まった。 将棋では、銀将でストレートに攻める「棒銀」を得意とした。対局では、1手を考えるのに何時間もかける「長考」が多かったが、中盤までに持ち時間を使いきり、1手1分以内に指す「秒読み」となっても好成績を挙げ、「1分将棋の神様」とも呼ばれた。長いネクタイがトレードマーク。 記録係に「あと何分」と自分の残り時間を繰り返し尋ねる、旅館の滝の音が気になり止めてもらう、昼も夜もうな重の出前を取る、など対局中の逸話も多い。 本書は将棋棋士・加藤一二三が激動の将棋人生を振り返った自叙伝の決定版である。 |
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天才棋士
加藤一二三 挑み続ける人生 |
加藤一二三 日本実業出版社 ISBN:978-4-534-05538-5 2017年11月 \1,404(8%税込) 208p/19cm |
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◆内容紹介 |
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朝日新書(614) 理想を現実にする力 |
佐藤天彦 朝日新聞出版 ISBN:978-4-02-273714-4 2017年4月 \821 217p/cm |
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・【貴族のコラム】(1)自分らしくいられる“貴族”服 (2)クラシック音楽でモチベーションを上げる (3)勘とは積み重ねた経験のこと (4)時間をかけて直感の正しさに気づく (5)私の将棋ごはんと幸せについて (6)理想の家具と青い鳥 |
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朝日文庫 将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ |
羽生善治 朝日新聞出版 ISBN:978-4-02-261888-7 2017年1月 \670 210p/15cm |
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第1章 棋士になるまで 第2章 日本で将棋は面白くなった 第3章 知識から知恵へ 第4章 子どもたちから一問一答 ◆内容紹介 天才棋士・羽生善治がこれからの道を歩む若い人に向けて語った「力を伸ばすプロセス」「挑戦する姿勢」「正解なき道の歩み方」「才能よりも大事なこと」など珠玉のメッセージ。将棋ブームの今、親子で読む本としても最適な一冊! |
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新潮文庫 傑作将棋アンソロジー 棋士という人生 |
大崎善生 新潮社 ISBN:978-4-10-126574-2 2016年9月 \680 371p/cm |
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守られている(大崎善生)/そうではあるけれど、上を向いて(中平邦彦)/将棋が弱くなるクスリ(東公平)/神童天才凡人(沢木耕太郎)/京須先生の死(山田道美)/忘れ得ぬひと、思い出のひと(芹澤博文)/愛弟子・芹澤博文の死(高柳敏夫)/詰パラとの出会い(若島正)/九段(坂口安吾)/棋士と寿命と大山さん(内藤國雄)/男の花道(色川武大)/不世出の大名人(河口俊彦)/わが友、森信雄(大崎善生)/待ったが許されるならば…(畠山鎮)/牛丼屋にて(団鬼六)/超強豪の昨日今日明日(炬口勝弘)/『棋を楽しみて老いるを知らず』より(二上達也)/完璧で必然的な逆転劇(島朗)/漂えど沈まず(先崎学)/4二角(小林宏)/床屋で肩こりについて考える(村上春樹)/竜王戦(森内俊之)/常識(小林秀雄)/ボナンザ戦を受けた理由(渡辺明)/退会の日(天野貴元)/「将棋世界」編集部日記(大崎善生) ◆内容紹介 吹けば飛ぶような駒に人生を賭けた者たち。日々盤面に向かう彼らは何を追い求めるのか。大山康晴、升田幸三、中原誠ら往年の大棋士たちの横顔、才能空しく脚光を浴びずに消えた悲運の棋士の肖像、孤独に戦い続ける若手棋士の苦悩……作家、記者、そして棋士自身が綴った文章の中から二十余の名品を精選。将棋指しという職業の哀歓、将棋という遊戯の深遠さを写し出すアンソロジー。 |
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指導対局の風景 |
京谷雅彦 文芸社 ISBN:978-4-286-17379-5 2016年7月 \1,080 111p/cm |
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◆内容紹介 「アマ側が勝った時には、『この手が良い手でしたねぇ』と必ず、具体的に指し手をあげて誉めてくれる。このように、指導対局は、プロが自分のためにこんなに真剣に指してくれているんだなという雰囲気を体験するだけでも価値がある」(「指導対局の風景」より)。 かつて開催されていた「長野東急将棋祭り」の様子を綴ったエッセイなど、エッセイ4編と創作5編を収録。将棋の魅力が味わえる一冊。 |
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SB新書 求道心 誰も語れない将棋天才列伝 |
加藤一二三 SBクリエイティブ ISBN:978-4-7973-8412-3 2016年3月 \864 224p/cm |
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第1章 将棋界をつくった天才たちの求道心 第2章 将棋名人ライバル列伝 第3章 「直感精読」と「剛毅」 第4章 圧勝するか、油断を誘って逆転勝ちするか 第5章 打倒・天才棋士に燃える天才棋士たち 第6章 前進できない駒はない 第7章 いいときは焦らない、悪いときはあきらめない 第8章 一流たちの思考と陥穽 終章 コンピュータに将棋させちゃダメ、人間が勝てなくなる ◆内容紹介 勝負の世界に生きる天才たちの陰には人知れぬ「求道心」があった! 14歳で史上初の中学生プロ棋士となった著者。この記録は半世紀以上たった今も破られていない。さらに18歳で棋士の最高クラスであるA級八段に昇格するという偉業を成し遂げ、「神武以来の天才」と呼ばれた。 十段戦で大山康晴名人を下し、初タイトルを獲得。その後も名人、王位、棋王、王将など、数々のタイトルを獲得している。 棋士生活は60年をこえ、現在、75歳の現役プロ棋士最年長。通算対局数・敗戦数は歴代トップで更新中、通算勝利数は現役最多(歴代2位)。1950年代から2000年代まで、A級に在籍した唯一無二の“将棋界のレジェンド”だ。 著者が対戦した最古参のプロ棋士は、1897年生まれの故・村上真一八段。一方、あと何年かすれば21世紀生まれのプロ棋士が誕生する。その時まで現役でいれば19世紀、20世紀、21世紀生まれの棋士と対戦するという快記録が生まれるかもしれない。 世襲制が廃止され、実力名人制が導入されてから名人になった棋士は12人。 著者は自身を除く11人全員と対戦し、あらゆる世代のトップ棋士の実力を知る唯一の現役プロ棋士。 最近ではバラエティ番組に数多く出演し、「ひふみん」の愛称でお茶の間の人気者になっている著者が、60年以上の棋士生活を振り返り、歴代の名人たちと対局した唯一無二の存在として、天才たちの知られざる一面を独特の語り口で綴る。 |
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幻冬舎新書 長考力 1000手先を読む技術 |
佐藤康光 幻冬舎 ISBN:978-4-344-98400-4 2015年11月 \842 197p/17cm |
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第1章 先を読む力 第2章 先入観と大局観 第3章 棋士の人生 第4章 盤外戦術とライバル 第5章 創造派と修正派 第6章 研究会とコンピュータ ◆内容紹介 将棋の名人戦は一局に2日間を要し、最大で7局にわたる、長時間の戦いである。一局当たりのそれぞれの持ち時間は9時間。その間、「没我」の世界に入り、ひたすら盤面を読み、相手の動きを予測し、無数の選択肢のなかから最善の一手を指し続ける。一流棋士はなぜ、それほどの長時間にわたって集中力を保ち、深く思考し続けることができるのか。そして、直感力や判断力の源となる「大局観」とは何か。タイトル獲得通算13期を誇り、「緻密流」とも称される異端の棋士が初めて記す、「深く読む」極意。 |
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摩訶不思議な棋士の脳 |
先崎学 日本将棋連盟/発行 マイナビ/販売 ISBN:978-4-8399-5733-9 2015年10月 \1,663 224p/19cm |
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第1章 対局室の静寂を乱すのは? 〜プロ棋士の将棋〜 第2章 風邪と素数と詰将棋 〜プロ棋士の日常〜 第3章 島朗九段との伝統の一戦 〜先崎九段の将棋・イベント〜 第4章 詰碁とダイエットの相似性 〜先崎学の日常〜 第5章 新鋭に将棋界の歴史を語る夜 〜これからの将棋〜 ◆内容紹介 「対局室もちょっとのんびりした時とピリピリした時があるが、この日はピリピリしたほうの日で、風の音どころじゃなかったのである。 そんな張りつめた対局室の空気も、次の攻撃の前には、ひとたまりもなかった。 その攻撃とは、ギョーザ攻撃である」(本文より) 本書は、将棋を指すことで生計を立てる、プロ棋士という天才集団の知られざる生態を先崎九段がユーモアたっぷりに描くエッセイ集です。 対局の現場を、何の変哲もない日常を、晴れのイベントを、先崎九段が12年にわたってつづった週刊文春の連載「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から70編を厳選して収録しました。 対局中のギョーザ攻撃に面食らう「対局室の静寂を乱すのは外の喧騒か、棋士自身か」。 風邪を引いたときのプロ棋士ならではの過ごし方を紹介する「風邪と素数と詰将棋」。 長年の好敵手、島朗九段との対局風景を描く「島朗九段との伝統の一戦」。 ダイエットと詰碁の不思議な関係に思いをはせる「やれば効果が出るのにやらない詰碁とダイエットの相似性」などなど。 興味惹かれる短編エッセイの連続で思わず時間を忘れます。 さらに、書籍化にあたってほぼ全ページに今の目線でのコメントを追加、本編はもちろん、コメントを読むだけでも十分楽しめる内容になっています。 将棋ファンの方はもちろん、プロ棋士や将棋界に興味のある方、ただ面白いエッセイを読みたい方まで、幅広く読んでいただきたい一冊です。 |
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新潮新書 常識外の一手 |
谷川浩司 新潮社 ISBN:978-4-10-610621-7 2015年6月 \756 192p/cm |
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◆内容紹介 |
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介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました |
今泉健司 講談社 ISBN:978-4-06-219438-9 2015年3月 \1,512 242p/cm |
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プロローグ ふるえる指 第1章 銀を割った少年 第2章 ライバルを追え 第3章 地獄のリーグ 第4章 もうひとつの戦場 第5章 悪夢ふたたび 第6章 介護の絆、勝負の心 第7章 中年ルーキー誕生 エピローグ 母からの手紙 ◆内容紹介 幼い頃から将棋を始め、中学2年生で一度はプロ棋士への道へ歩み始めるも、2度も退会を余儀なくされ、その度に類いまれな努力と忍耐力で復活を遂げて来た今泉健司さん。 本書では41歳という戦後最年長でプロ棋士合格を果たした彼の生い立ちから2度の挫折、決戦までを綴ります。40歳をすぎて夢を実現させた「41歳のオールドルーキー」今泉健司さんの「大器晩成」の成功の秘密とは? 「可能性にふたをしなければ、年齢なんて関係ない!」 ──今泉さんの人生は、期せずして名言に彩られている。 |
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渡辺明の思考 盤上盤外問答 |
渡辺明 河出書房新社 ISBN:978-4-309-27526-0 2014年9月 \1,674 219p/19cm |
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将棋のプロになっていなかったら/羽生さん、森内さん、佐藤さん/プロポーズのタイミングは?/奥様はマンガ家/強くなるには?/プロ棋士の学校生活は?/渡辺さんの小学生時代/神様に聞きたいこと/競馬についてのエトセトラ/振り飛車を指す準備は/〔ほか〕 ◆内容紹介 未来の将棋界、タイトル戦でのエピソード、羽生さんのこと、使える格言・使えない格言など、将棋に関することから趣味や日常生活まで、激しく覇権を争う勝負師が本音を明かす。 |
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ポプラ新書(034) 一点突破 岩手高校将棋部の勝負哲学 |
藤原隆史 大川慎太郎 ポプラ社 ISBN:978-4-591-14073-4 2014年6月 \842 188p/cm |
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◆内容紹介 |
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宝島社新書 負けて強くなる 通算1100敗から学んだ直感精読の心得 |
加藤一二三 宝島社 ISBN:978-4-8002-2414-9 2014年4月 \840(5%税込) 221p/17cm |
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第1章 通算千敗からいかに学ぶか 第2章 そびえ立つ壁を打ち破る技術 第3章 負けを糧にした栄冠 第4章 勝利につながる負け方とは 第5章 忘れられない我が思い出の敗戦 第6章 幸せを呼ぶ負けもある 第7章 魂を失わないかぎり負けてもかまわない ◆内容紹介 通算1,100敗達成(現在も記録更新中)──14歳で史上最年少棋士としてプロデビューするや、18歳でA級八段に昇段するなど、自他ともに認める「神武以来の天才」でありながら、同時に歴代で最も多くの敗戦を記録した棋士でもある加藤一二三(かとう ひふみ)九段の新書です。 「将棋の負けに無駄な負けはひとつとしてない」という持論を持つ加藤九段が、現役生活60周年を迎えるにあたり、「負けて強くなる秘訣」「敗れてもなお積み重ねていくことの大切さ」を熱く語ります。 |
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ちくま文庫 将棋エッセイコレクション |
後藤元気 筑摩書房 ISBN:978-4-480-43140-0 2014年2月 \945(5%税込) 403p/cm |
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聖性(中平邦彦)/大山名人と棋譜ノート(越智信義)/名人・木村義雄(宮本弓彦)/愛棋家・菊池寛(倉島竹二郎)/知られざるドラマ(真部一男)/棋聖戦の思い出(福本和生)/なっとくなっとくー棋士の引退(湯川博士)/血涙十番勝負ー米長邦雄七段戦(山口瞳)/江分利満氏との対局(高橋呉郎)/就位式の敗者(田辺忠幸)/〔ほか〕 ◆内容紹介 多くの人間をとりこにしてきた奥深いゲーム「将棋」。勝って喜ぶ人、負けて悲しむ人、プロの芸を鑑賞し、楽しむ人。勝敗を争う中に、人の個性と歴史が浮かびあがる。将棋の楽しみは実に盤上に限らない。プロ棋士、作家、観戦記者から、ウェブ上での書き手まで―「言葉」によって、将棋をより広く、深く、鮮やかに楽しむ可能性を開くための名編を厳選収録。文庫オリジナルアンソロジー。 |
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インド占星術と囲碁・将棋 [Kindle版] |
ラーマ ラーマ ISBN: 2014年2月 \305 p/21,147KB |
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◆内容紹介 インド占星術と将棋は共に、インドを母に持つ兄弟・姉妹のようなものである。 これまでは、ジャンルが違うために双方が共に語られることは無かったが、今回この2つを並置することで、同一地平線上にピントが合わされ、相互の有益性が認識されることを願い、1冊に纏めてみた。囲碁については、本文中に登場したとしても、将棋ほど頻度は多くない。これは私自身がそれほど碁を打たないため、語るのを控えたというのが正直なところだ。 各分野が独立して語られるために、本来の深みを表現し切れなかったのが、これまでの学問世界であり、その学術追及方法であったとしたなら、今後は存在の多様性を認識した各個人が、それぞれのパーソナリティーを認め合うことで、文化が豊かさを増す時代に入っていくのだと思う。 日本では似非新興宗教の跋扈で、宗教や精神性が本来の地位を追われているが、インドはその精神性で世界を導く国なので、当然自国の伝統文化に精神性の要素が溢れている。インド占星術と将棋にもまさにその精神性が内在しており、だからこそ人の全存在を揺さぶるほどの豊かさを内包しているのだ。もちろんこれは中国発祥と言われる囲碁にも言えることだろう。 最善手、悪手などと語られることから、囲碁・将棋そのものも、物の善悪に光を与える知性を開発する手段になり得る。これが先に挙げた豊かな精神性、道徳的価値観の養成を可能にするのだ。 |
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小学館新書 覆す力 |
森内俊之 小学館 ISBN:978-4-09-825195-7 2014年2月 \756(5%税込) 219p/cm |
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第1章 竜王戦 第2章 将棋との出合い 第3章 若手棋士 第4章 名人への道 第5章 羽生さんとの名人戦 第6章 私の勝負哲学 ◆内容紹介 大器晩成の竜王名人が明かす半生と勝負哲学 小学六年生で、羽生善治(現・三冠)、佐藤康光(現・九段)らとともに奨励会に入会。16歳でプロ棋士昇格、25歳での名人位挑戦は、棋士として順調な経歴と言えた。しかし、名人戦の相手・羽生善治はそのとき七冠王になっていた! 実績で水を空けられた相手に、何を考え、どう戦ったか。雌伏のときに思索を深め、研鑽を続けた著者は、30代以降、雄飛のときを迎える。30代で初めて名人となり、羽生より早く永世名人の称号を得て、40代で渡辺明から竜王位を奪取。若手が有利と言われる竜王位を40代で奪取したのは、史上初の快挙だった。現在は竜王・名人という、棋界の2大タイトルを保持する著者が明らかにする、半生と勝負哲学。世評を覆し、差を覆す秘訣は、己を知ることと、敗北に謙虚に学ぶことにあった! 【編集担当からのおすすめ情報】 何かをなそうとするとき、巨大な壁や、手強いライバルなどは必ず存在するものです。現在は竜王、名人という棋界の2大タイトルを持つ著者にとっても状況は同じでした。プロ棋士としての道の前方には、小学生以来の知己である羽生善治さんが常にいて、脚光を浴びていました。羽生さんが七冠王のとき、著者は名人戦で挑んだものの敗れ、その後しばらくタイトル戦から遠ざかります。しかし、その雌伏の期間が後の雄飛につながります。将棋ファンのみならず、広くビジネスパーソンにも役立つ、生き方と深い思考の本です。 |
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(オリジナル版) zoom (文庫版) zoom |
迷いながら、強くなる |
羽生善治 三笠書房 ISBN:978-4-8379-2517-0 2013年11月 \1,404 189p/19cm |
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知的生きかた文庫 迷いながら、強くなる |
羽生善治 三笠書房 ISBN:978-4-8379-8411-5 2016年5月 \626 189p/15cm |
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◆内容紹介 |
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文春新書(950) 勝負心 |
渡辺明 文藝春秋 ISBN:978-4-16-660950-5 2013年11月 \788(5%税込) 190p/cm |
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第1章 永世竜王への道のり 第2章 羽生さんという棋士 第3章 羽生世代との戦い 第4章 すべて実力―将棋にツキは関係ない 第5章 読みと見切り―勝負を制する心構え 第6章 コンピュータが将棋を変える? 第7章 プロ棋士として生きる 第8章 永世竜王として矜持 ◆内容紹介 弱冠二十歳で棋界最高位「竜王」を獲得、五連覇で初代「永世竜王」、そして竜王戦九連覇を果たした著者が、「ゲンは担がない、将棋に運やツキは関係ない、すべて実力」という、徹底的にドライな勝負の極意を語る。 |
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PHP文庫 捨てる力 |
羽生善治 PHP出版 ISBN:978-4-569-67953-2 2013年2月 \600(5%税込) 253p/cm |
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◆内容紹介 15歳でプロになってから四半世紀、対局の際にどのように考えて勝利し、負けた時は何を学んだのかなど、勝負のための思考法を全て明かす。 |
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将棋の天才たち |
米長邦雄 講談社 ISBN:978-4-06-218278-2 2013年1月 \900(5%税込) p/cm |
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◆内容紹介 週刊現代の大人気将棋連載から珠玉のエピソードを厳選。現代棋界を動かす棋士たちに会って、話して、指した。将棋ファン必読の書! |
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手数将棋 |
関根金次郎 青空文庫 ISBN:---------- 2012年10月 \0 23kB,Kindle用電子書籍 |
[総合評価] |
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本文=約1800字(500字/頁で4p) 〔出典〕 1940-02 棋道半世紀,博文館 1991-10 日本の名随筆 別巻8 将棋,作品社 |
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十三世名人・関根金次郎による変則将棋を紹介したコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 関根金次郎 − Wikipedia 関根は、名人を実力制に移行することを決断した人物として知られる。1946年3月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムは、変則将棋の一種である「手数将棋」について。……レビューの続きを読む(2013Feb27) |
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下手の横好き −将棋いろいろ− |
南部修太郎 青空文庫 ISBN:---------- 2012年10月 \0 30KB,Kindle用電子書籍 |
[総合評価] |
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(1)町内の好敵手 (2)痛まし専門棋士 (3)老齢と棋力 本文=約2500字(500字/頁で6p) 〔出典〕 1935-12 ホーム・ライフ 昭和十年十二月號,大阪毎日新聞社 |
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小説家・南部修太郎による、将棋についてのコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 南部修太郎 − Wikipedia 南部は病弱で、43歳で死去。1936年6月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムは、死去の約半年前に発表されたもので、下記の3編からなる。……レビューの続きを読む(2013Feb25) |
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坂口流の将棋観 |
坂口安吾 青空文庫 ISBN:---------- 2012年10月 \0 23KB,Kindle用電子書籍 |
[総合評価] |
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本文=約2500字(500字/頁で5p) 〔出典〕 出版年月不明、神港夕刊新聞・九州タイムズのコラム 1948-04 教祖の文学 1998-07 坂口安吾全集06,筑摩書房 |
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作家・坂口安吾による、升田幸三についてのコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 坂口安吾 − Wikipedia 坂口安吾は、『堕落論』『白痴』などで知られる無頼派。薬物の常用者でもあった。本コラムでは「将棋を知らない」と書かれているが、名人戦の観戦記も多く、Wikipediaによれば、「木村義雄が千日手を回避して敗北したときに木村を厳しく批判した『散る日本』、大山康晴を主人公にした小説『九段』」など将棋関連の作品もある。 1955年2月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムの内容は、若き日(20代後半)の升田幸三論。……レビューの続きを読む(2013Feb13) |
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PHP新書 827 直感力 |
羽生善治 PHP研究所 ISBN:978-4-569-80489-7 2012年10月 \798(5%税込) 224p/17cm |
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◆内容紹介 生涯通算獲得タイトル数歴代1位、史上最速での1200勝達成、王座を奪取し三冠!進化を続ける希代の棋士の「直感力」を初めて開陳。 「直感」と「読み」と「大局観」。棋士はこの三つを使いこなしながら対局に臨んでいる。そして経験を積むにつれ、比重が高くなり、成熟していくもののひとつが「直感力」であるという。 将棋は、ひとつの場面で約80通りの可能性がある。それを瞬時に2つ3つに絞り、直感によってひとつの手を選ぶ。直感は、一秒にも満たないような短時間でも、なぜそれを選んでいるのか、きちんと説明できるものだ。直感とは、自分自身が築いたものの中から萌芽するものであると著者はいう。 内容例を挙げると、◎「見切る」ことができるか ◎無駄はない ◎底を打つ ◎何も考えずに歩く ◎他力を活かす ◎見極めの制度 ◎道のりを振り返らない等々 迷走続ける現代社会に生きる我々に、自分を信じ、突き進む力と勇気を与える一冊。 |
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将棋の鬼 |
坂口安吾 青空文庫 ISBN:---------- 2012年9月 \0 151KB,Kindle用電子書籍 |
[総合評価] |
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本文=約6000字(500字/頁で12p) 〔出典〕 1948-04 オール読物 第三巻第四号 1998-07 坂口安吾全集06,筑摩書房 |
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作家・坂口安吾による、木村義雄と升田幸三についてのコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 坂口安吾 − Wikipedia 坂口安吾は、『堕落論』『白痴』などで知られる無頼派。薬物の常用者でもあった。本コラムでは「将棋を知らない」と書かれているが、名人戦の観戦記も多く、Wikipediaによれば、「木村義雄が千日手を回避して敗北したときに木村を厳しく批判した『散る日本』、大山康晴を主人公にした小説『九段』」など将棋関連の作品もある。 1955年2月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムの内容は、木村vs升田三番勝負について。要点を箇条書きにしてみた。……レビューの続きを読む(2013Feb20) |
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将棋 |
菊池寛 青空文庫 ISBN:---------- 2012年9月 \0 147KB,Kindle用電子書籍 |
[総合評価] |
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本文=約2800字(500字/頁で6p) 〔出典〕 1938-06 菊池寛全集 第十四巻,中央公論社 1991-10 日本の名随筆 別巻8 将棋,作品社 |
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文豪・菊池寛による、将棋の楽しさと上達法についてのコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 菊池寛 − Wikipedia 菊池寛は、「文藝春秋」の設立、直木賞・芥川賞の設立でも有名。麻雀、競馬、将棋に造詣があった。1948年3月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムでの菊池流の上達法は、……レビューの続きを読む(2013Feb18) |
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明日対局。 |
渡辺明 マイナビ ISBN:978-4-8399-4350-9 2012年7月 \1,575(5%税込) 256p/19cm |
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巻頭インタビュー ブログをはじめたきっかけは? 見くびっていたボナンザ戦 将棋の勉強方法 デジタル媒体とのかかわり方 競馬の魅力 家族について 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 巻末資料 コラム ◆内容紹介 本書は、月間60万PVを誇る渡辺明竜王の人気ブログ「若手棋士の日記」「渡辺明ブログ」を書籍向けに再構築したものです。棋士の日常や、勝負の世界の深遠さを鮮やかに描き、今だから書ける本音も注釈で数多く加えられています。 挿絵は渡辺竜王の奥様が担当。ブログの内容に対して絵で茶々を入れるような形になっています。家族ならではの微笑ましく愛情あふれるツッコミが見どころです。 ブログを始めたときは五段の若手棋士であった渡辺明は、今や名実ともに将棋界の第一人者となりました。一人の若手棋士がトップ棋士に上り詰め、堂々たる将棋界の柱石になるまでの成長記として楽しんでいただきたく思います。 |
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Oneテーマ21 将棋名人血風録 −奇人・変人・超人 |
加藤一二三 角川グループパブリッシング ISBN:978-4-04-110241-1 2012年5月 \780 p/16cm |
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◆内容紹介 将棋名人四〇〇年を迎える将棋界。伝統ある名人のすべてを紹介すると同時に著者自ら「変人名人」として話題になった。歴代名人の知られざる一面が分かる。 |
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先ちゃんの囲碁放浪記 桂馬の両アタリ |
先崎学 NHK出版 ISBN:978-4-14-016202-6 2012年4月 \1,260(5%税込) 224p/19cm |
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◆内容紹介 熱狂的な囲碁好きの将棋棋士による珠玉のボヤキ! NHK『囲碁講座』テキスト人気連載の書籍化。『週刊文春』でも10年以上エッセイを連載中の先崎学八段は、プロ棋士の中でもエッセイ本が売れる稀有な書き手。熱狂的な囲碁好きの将棋棋士だからこそできる、将棋と囲碁両面からの考察が新鮮な、囲碁の魅力がつまった一冊。 |
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将棋連盟選書 今宵、あの頃のバーで |
先崎学 日本将棋連盟/発行 マイナビ/販売 ISBN:978-4-8399-4080-5 2011年10月 \1,470(5%税込) 256p/19cm |
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第1章 摩訶不思議な棋士の脳 今の今まで、目の前にずっと対座していた人間が誰だか分らなくなってしまうというのだから、ほとんど超常現象である。個性豊かな棋士たちの思考回路や生態に迫る23編。 第2章 将棋まつりの悲劇 詰将棋最強コンビと濃いオッサン三人組。このプロ五人に悲劇が待ちかまえていようとは、想像だにしなかった。指導、イベント、大盤解説会――仕事で起こった数々の事件を綴る17編。 第3章 将棋はコワいねえ この日も誰からともなくこのことばが出た。聞き飽きたひと言だが、深夜二時、疲れ果てた男たちがうつろな目をしながら呟くと、やはり迫力があった。極限状態で闘うプロの矜持を示す11編。 第4章 ミステリーおたくの名推理 「こういう時は犯人の気持になるんだ」。訝しがる妻を引っ張って、私は最初に下手人が入った映画館へと向った。棋士の愉快な日常を語る17編。 第5章 将棋を指す日常が揺れた三月十一日 こんな日に将棋を指すのか――。だが、指すとなった以上、勝つために戦うのが我々の使命――棋士は皆こんな気持だったろう。この国の基盤を根底から揺るがした震災に際し、棋士の葛藤を描く13編。 ◆内容紹介 才気溢れるプロ棋士達の愉快で苛酷な日常を描いた週刊文春の人気連載「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から81編を収録。単行本化にあたり図面と注釈を加えて再編集しました。 |
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棋士・先崎学の青春ギャンブル回想録 |
先崎学 白夜書房 ISBN:978-4-86191-796-7 2011年10月 \1,029(5%税込) p/cm |
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第1章 青春ギャンブル体験記 第2章 先ちゃん&コーヤンのあやしい特別対談 第3章 酒とサイコロの休日 ◆内容紹介 パチスロ・麻雀・競輪・花札・カジノ…もっと際どいゲームも!? 奨励会時代から現在に至るまでの小博打体験を赤裸々に綴った先崎学八段の青春エッセイ集。 多くの将棋棋士の他、林葉直子氏、団鬼六氏、片山まさゆき氏、ムツゴロウさん、小島武夫氏、二階堂瑠美・亜樹姉妹、藤沢秀行名誉棋聖、安倍吉輝九段などとの交遊や思い出が綴られる! |
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ワニブックスPLUS新書 老いと勝負と信仰と |
加藤一二三 ワニブックス ISBN:978-4-8470-6035-9 2011年4月 \798(5%税込) 191p/18cm |
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はじめに 棋士として騎士として 第1部 勝負と信仰 第2部 71歳生涯現役加藤一二三の元気の源 あとがきの前に 新加藤一二三伝説 ◆内容紹介 71歳のいまも現役、棋士生活は56年を超え、その通算対局数、通算敗戦数は歴代一位、そして現在も更新中という加藤一二三九段。 対局時の出前は昼夜うな重、対局中に音が気になり人口の滝を止めさせたなど、ユニークな逸話が多数。猫好きでもあり、自宅マンションそばで野良猫に餌付けしたことに端を発する近隣との訴訟問題でも注目された。 敬虔なカトリック教徒としても知られる著者が、自らの信仰と勝負哲学、そして確実に迫る老いにたいしてどう向き合っているのかという内面を記した本書には、リタイア後も、現役、そして生き生きと暮らすためのヒントが満載です。 |
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扶桑社新書 092 40歳からの適応力 |
羽生善治 扶桑社 ISBN:978-4-594-06392-4 2011年3月 \777(5%税込) 227p/cm |
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1章 「豊富な経験」をどう役立てるか 2章 「不調な時期」をどう乗り越えるか 3章 「独自の発想」をどう活かすか 4章 「変化の波」にどう対応するか 5章 「未知の局面」にどう適応するか ◆内容紹介 「不惑」を迎えた名人が著す、生き方処方箋 人生において、20代、30代の強さと、これから先の強さは変わっていくのだろうか、そしてそれにいかに適応すべきなのだろうか。 羽生名人の40歳からの「哲学」をまとめた一冊は、「中年以後」に向かおうとする多くの読者に具体的な示唆と勇気を与えてくれる。 |
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将棋のチカラ 将棋のプロに学ぶ、コミュニケーション術 |
阿久津主税 白水社 ISBN:978-4-560-08114-3 2011年2月 \1,680(5%税込) 190p/19cm |
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第一局 将棋の順路を案内します! 第二局 人生観が顔を出すボードゲーム 第三局 将棋の解説を味わう! 第四局 棋士としてのプライド 第五局 将棋の棋譜を指で覚える! 第六局 将棋ガールのすすめ 第七局 将棋の疑問にお答えします! 巻末付録 将棋の基本ルール ◆内容紹介 パワーアップしたいあなたのために、ポスト羽生世代のプロ棋士が、将棋の魅力について語ります。豪華な顔ぶれ(渡辺明初代永世竜王・橋本崇載七段・里見香奈女流名人)との対談も収録。 |
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角川Oneテーマ21(C-198) 大局観 自分と闘って負けない心 |
羽生善治 角川書店 ISBN:978-4-04-710276-7 2011年2月 \760(5%税込) 234p/18cm |
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第1章 大局観 第2章 練習と集中力 第3章 負けること 第4章 運・不運の捉え方 第5章 理論・セオリー・感情 ◆内容紹介 すべては決断から始まる。勝敗を左右する判断。直感と経験はどちらが正しいか。現役最強の著者が勝負の哲学を徹底公開する決定版。大ベストセラー続編。 |
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中公新書クラレ 女流棋士のONとOFF |
高橋和 中央公論新社 ISBN:978-4-12-150372-5 2010年10月 \777(5%税込) 197p/18cm |
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◆内容紹介 「勝ち/負け」の世界のON状態しか知らなかった女流棋士が、引退後初めて知るOFFの感覚。棋士の日常と非日常を綴ったエッセイ集。 |
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羽生善治の思考 |
羽生善治 ぴあ ISBN:978-4-8356-1777-0 2010年11月 \1,260(5%税込) 224p/cm |
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◆内容紹介 25年間トップに君臨し続ける名人・羽生善治の、勝利をつかむ独自の思考法が明らかに!! 1985年、15歳でプロ棋士になった羽生善治。 1989年に初タイトルの竜王を獲得して以来、数々のタイトルを獲得、保持し続けています。 “天才棋士”と騒がれた時代から40歳になる現在まで、勝利をつかむために何を考え、どう行動してきたのか? タイトルを獲得したとき、勝負に敗れたとき、スランプに苦しんだとき…ターニングポイントで何を考えたのか? 羽生名人の“勝利の方程式”、物事の考え方、勝負哲学に迫ります。 |
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結果を出し続けるために ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則 |
羽生善治 日本実業出版社 ISBN:978-4-534-04778-6 2010年11月 \1,260(5%税込) 216p/cm |
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◆内容紹介 ◇頂点を極めて、今なおトップを走り続ける羽生名人による「思考を進化・深化させるために大切な3つのこと」 18歳での竜王位奪取、25歳での史上初の七冠達成以降も、40歳になった現在、19年連続・王座をはじめ、永世六冠保持(全七冠中)など、結果を出し続けている自在の棋士・羽生善治名人。 本書では、閉塞感の強い、先行きの不透明な時代を切り拓いていくためにも、究極の「考える仕事」である将棋棋士として、20年以上トップを走り続けて培った、結果を出し続けるための3つの秘訣を明かす。 羽生名人は、思考を進化・深化させるためにも、 1 ツキと運にとらわれない最善手の決め方 2 プレッシャーとの付き合い方 3 ミスへの対応の仕方 が大切だと語る。 早くから「天才」と言われた羽生名人だが、円熟期を迎えたからこそ感じる、単なる勝負一辺倒の結果論ではなく、周囲との調和も視野に入れた、「1人ひとりの持つ可能性は想像以上に大きい」というメッセージが根底にある。 ◇仕事、人生で名人の思考プロセスを再現する 本書のコンセプトは、羽生名人の思考プロセスを平易な言葉でつづられ、だれにでも再現できるところにある。 「次の一手の決断プロセス」「不調の見分け方」「ミスをしたときの五つの対処法」「無謀でない、リスクの取り方」をはじめとする勝負で大切なことから、「最高のパフォーマンスを発揮するために」「集中するために」「才能とモチベーション」「成功とは何か?」など、日常でどういう風にすごしたらよいか、などたくさんのヒントが詰まっている。 |
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zoom (カバー下) |
女流名人・倉敷藤花
里見香奈 好きな道なら楽しく歩け |
里見香奈 双葉社 ISBN:978-4-575-30222-6 2010年7月 \1,400(5%税込) 128p/21cm |
[総合評価] |
難易度:★★★ (棋譜部分) 里見ファン向け |
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【写真】 弦巻勝 【監修】 森けい二 ・将棋と出会った私 ・里見家恒例・家庭内将棋大会 ・私の将棋を支える大切な存在 ギャグ好き父の笑顔 母のおせっかい根性 頼りがいのある兄 きめ細やかな心を持つ自慢の妹 師匠から見た里見香奈 ・好きな道なら楽しく歩け ・夢から目標へ昇華したプロ棋士への道 ・中1で晴れて女流プロ ・倉敷藤花に初チャレンジ ・私の愛すべき学校の先生や友だち ・ユニバーサル杯第36期女流名人位戦 (第一局/第二局/第三局/全三局解説) ・里見香奈さんをもっと知りたい!50のQ&A ・高橋和さんよりコメント ◆内容紹介 第36期名人に就任した女流プロ棋士里見香奈さんの総てを記録。撮り下ろし写真と彼女自身が綴った数々のエピソードや将棋への思い、家族への温かい心情、将来への決意、といったものを収録した里見香奈の総てが詰まった1冊です。将棋ファンのみならず、多くの読者にアピールできる素敵な女子高校生像を現しています。 |
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里見香奈女流二冠(2010年7月現在)のエッセイ集&写真集。 ええ、はい。エッセイか自伝(小伝)か、もしかしたら女流名人・倉敷藤花になるまでの激闘の軌跡(将棋メイン)かと思ってました。一応エッセイは載っていますが、メインは写真です。 載っている写真は8割がたはカラー写真で、撮り下ろしショットも多数。里見は2010年3月まで高校生だったので、制服姿の写真が多いが、撮り下ろしの私服姿もある。……レビューの続きを読む(2010Sep01) |
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