第1章 |
摩訶不思議な棋士の脳 |
フルエル
プロ棋士は何手読む?健康ランドにて数えてみた
近藤君の中飛車愛
平成三年生れ
摩訶不思議な棋士の脳
将棋と人生は別――。羽生の言葉をどう解すか
タイトル戦予想の苦い思い出
「将棋日和」の夜、村山城の沈没
全県制覇を達成し、若き日の仕事を思う
郷田がさりげなく口にした、凄いひと言
プロ棋士にとって欠かせないチェスクロックとその進化
名人戦の前夜祭、森の小動物のような室田さんに化かされる
オジサン棋士が三人寄れば、将棋界の未来に思いをはせる!?
対局で遭遇した珍しい戦型に頭を悩ませる、研究の秋
新型インフル騒動で、トップ棋士たちの豊かな人間性に出会う
NHK将棋講座収録の息抜きとその舞台裏
ハプニング待ちで迎えた順位戦最終局の行方は?
対局後も詰将棋と睨めっこ 将棋の基本は詰みにあり
対局に臨む朝のマニュアル
"怪人"の笑み、棋士の好奇心
三人寄れば詰将棋あり
"ばか詰"から"推理将棋"まで
挑まずにはいられないパズルの妙味
雀荘から居酒屋へ流浪する早指し対局終了後の愉しみ
"マキ割り流"佐藤大五郎九段逝く
対局の朝のお茶目な逸話 |
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第2章 |
将棋まつりの悲劇 |
『3月のライオン』作者にプロの取材を見る
将棋まつりの悲劇
悲劇は連鎖する
石垣島の将棋教室
流行にちかいところにいる自分の気恥ずかしさ
特Aクラスのゲームおたく、千葉君の碁
東大生のノートは別世界
『どうぶつしょうぎ』に熱中する将棋指し
修業時代を呼び起こしたアリスの「チャンピオン」
十七歳で頂点に立つ気持
男近藤、キラキラと眼を光らせて正論をぶち上げる
筋トレと格闘技が好きな里見香奈女流名人の素顔
「詰むや詰まざるや」の感覚は江戸から現代までどう変わったか
「棋士は記憶力がいい」という説は本当なのか
ジム後に向かった将棋連盟控室「正のスパイラル」を目撃する
「正座のプロ」がコッソリ教える
長時間座っても痺れないコツ
「四十歳ならでは」の指導対局を考えてみた |
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第3章 |
将棋はコワいねえ |
迫力ある常套句「将棋はコワイねえ」
誤植ではない、のだが
最年少女流棋士のナイスフォロー
大事な対局の終盤に浮かんだ、死のイメージ
大詰めを迎えた順位戦に思う、将棋に対する「礼」
痛恨の敗戦――。だが、物語は来年へとつづく
かくして、私はボクシング将棋のリングへ――。
詰みが目前というその時!?ボクシング将棋の結末や如何に
盲人将棋大会でもらった感動
現代将棋とは何ぞや?戦法の流行は世相を表す
仲良し同士の対局だろうと囲碁も将棋も「勝負は勝負」 |
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第4章 |
ミステリーおたくの名推理 |
選挙速報に思う、感動を得るための手段とは
千日手指し直し局の駒並べ中、ふと浮かんだ違和感
笑い鰻
「浪人時代」を脱出した自分へのご褒美
妻に「負けました」と言わしめた会心作
ツイていないときの持論
ケイタイ大捜索作戦の幕明け
ミステリーおたくの名推理
一対一の真剣勝負、人間が発する真の気とは
"ハブ数"あなたはいくつですか?
「先生」という敬称を考える
棋士とコンピュータの関係はもしかして誤解されている?
理系人間?文系人間? 棋士はどちらのタイプが多いのか
十五年前に刷り込まれた ゴルフをめぐる誤解とは
目の前が真っ暗になっても「現状最善を尽すべし」
連載五百回を超えてふと考える 文章を書く意義、将棋を指す意味
「断捨離」ブームに乗って大掃除 幼き日の懐かしの品を発掘する |
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第5章 |
将棋を指す日常が揺れた
三月十一日 |
将棋を指す日常が揺れた三月十一日
対局がある、勝たないと負ける-悩みながらも徐々に日常に戻ること
引退後の大内九段の姿に将棋指しの理想像を見る
初めて街頭に立ち募金箱を持った日
今宵、あの頃のバーで
羽生対森内、黄金カードの名人戦は思わぬ展開に――
人がボードゲームに夢中になる姿に、穏やかな日常を願う
順位戦開幕。初日から控室は熱気に満ち溢れた
「才能」という語は消え去るか
梅雨が明けて到来したのはポカを生み出すコワい季節
マイナビ女子オープン予選 女流棋士の戦国時代は続く
プレイヤーが評論家に徹する それは予想外に苦しい行為だ
風邪を引いて熱を出しても将棋 熱を上げるのもやっぱり将棋 |
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