1章 |
棋士になる |
・将棋の歴史
・高校進学は是か非か
・早熟と晩学
・三段リーグ
・奨励会退会後の人生
・将棋は努力か才能か
・女流棋士
・将棋の国際化 |
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2章 |
棋士として |
・八大タイトル戦
・対局以外の仕事
・プロとアマの違い
・A級と名人戦
・将棋とテレビ
・羽生善治さんの偉業
・プロフェッショナルの条件
・将棋とお金の話
・将棋連盟の経営 |
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3章 |
将棋界の未来 |
・柏将棋センターの天才少年
・棋士の引き際
・将棋センターの経営
・子供教室
・師匠と弟子
・恩返し
・佐々木勇気五段−藤井聡太四段戦
・コンピューター将棋ソフトの影響 |
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◆内容紹介
若き天才・藤井聡太六段や、国民栄誉賞を獲得した羽生善治竜王、かわいいキャラクターが人気の“ひふみん”こと加藤一二三九段など、将棋のプロを目にする機会が増えてきています。
しかし、勝負の世界を生きる天才たちの素顔や、等身大の人間としての生活・生き様は、よくわからないという方が多いのではないでしょうか。
本書は、トップリーグのA級にも在籍し、棋士として40年以上の現役生活を戦い抜いて2012年に引退した石田和雄九段が、対局者、将棋教室の経営者、俊英を育てる師匠、一家庭人など、さまざまな立場から、日本の伝統的マインドスポーツのプロフェッショナルとしての人生を振り返ります。
佐々木勇気六段や高見泰地六段など注目の若手棋士を育てた棋界の名伯楽ならではの視点や、大山康晴・升田幸三といった昭和の名棋士との戦い、舞台裏での数々の秘話など、将棋ファン必読のエピソードはもちろん、厳しい世界を生き抜いてきた大ベテランだからこそ語れるすべての人の人生に通じる言葉が満載です!
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