zoom |
将棋 | [総合評価] − | ||
【著 者】 菊池寛 | ||||
【出版社】 青空文庫 | ||||
発行:2012年9月 | ISBN:---------- | |||
定価:0円 | 147KB,Kindle用電子書籍 |
【本の内容】 |
本文=約2800字(500字/頁で6p) 〔出典〕 1938-06 菊池寛全集 第十四巻,中央公論社 1991-10 日本の名随筆 別巻8 将棋,作品社 |
【レビュー】 |
文豪・菊池寛による、将棋の楽しさと上達法についてのコラム。Kindle用電子書籍として無料配布されており、Kindle端末や、KindleアプリをDLしたiPhone、Android、iPadで読むことができる。 菊池寛 − Wikipedia 菊池寛は、「文藝春秋」の設立、直木賞・芥川賞の設立でも有名。麻雀、競馬、将棋に造詣があった。1948年3月没で、現在はすべての作品の著作権が切れており、本コラムは青空文庫としてKindle用電子書籍で無料公開されている。 本コラムでの菊池流の上達法は、 ・強い人と駒落ちで指すこと。そのためには駒落ち定跡の勉強は必要。 ・常に全力を尽くすこと。 ・相手の言いなりになることを避けるべし。 と非常に真っ当。 現代では、駒落ちを指せる機会こそ減っているものの、「強い人にぶつかる」というのは至言であろう。ただし、強い人が平手で弱い人を相手にするメリットが薄いのが難点である。(2013Feb18) |