2.6KB

<< 直前のページへ戻る
 

■角交換振飛車の本  
トップページ > 棋書ミシュラン! > カテゴリー > 角交換振飛車

角交換振飛車の本が増えてきたので、ユニーク戦法から独立させました。
このページ内は[Ctrl+F]で検索すると便利です。

◆サイト内検索
by Google

書名 著者 発行 備考
後手番で勝つ 角交換四間飛車徹底研究 黒沢怜生 '16.2 角交換四間飛車
角交換四間飛車で勝つための24の心得 安用寺孝功 '15.6 角交換四間飛車
ダイレクト向かい飛車 最新実戦ガイド 大石直嗣 '14.11 ダイレクト向飛車
角交換四間飛車破り 必勝ガイド 石田直裕 '14.9 角交換四間飛車
早分かり 角道オープン四間飛車 定跡ガイド 所司和晴 '14.4 角道オープン四間飛車
角交換四間飛車 最新ガイド 門倉啓太 '13.11 角交換四間飛車
角交換四間飛車破り 屋敷伸之 '13.6 角交換四間飛車
ダイレクト向かい飛車 徹底ガイド 大石直嗣 '13.6 ダイレクト向飛車
角交換四間飛車 徹底ガイド 門倉啓太 '13.4 角交換四間飛車
振り飛車4→3戦法 戸辺誠 '13.3 4→3戦法
定跡裏街道 〜角交換振り飛車編〜 松田基弘 '12.5  
最新振り飛車破り〈上〉 屋敷伸之 '12.3 ゴキ中、石田流、角交換四間
振飛車総合の本
よくわかる角交換振り飛車 横山泰明 '11.8  
神出鬼没!! 窪田流3三角戦法 対居飛穴編 窪田義行 '10.10 4手目△3三角
佐藤康光の力戦振り飛車 佐藤康光 '10.1  
書名 著者 発行 備考
角交換振り飛車【応用編】 鈴木大介 '09.6  
角交換振り飛車【基礎編】 鈴木大介 '09.4  
変幻自在!! 窪田流3三角戦法 窪田義行 '08.11 4手目△3三角,角交換しない場合も
2手目の革新 3二飛戦法 長岡裕也 '08.8 2手目△3二飛
角交換振り穴スペシャル 東大将棋部 '08.3 通称「レグスペ」
角交換振り飛車 畠山成幸 '05.7  


後手番で勝つ 角交換四間飛車徹底研究
zoom
マイナビ将棋BOOKS
後手番で勝つ 角交換四間飛車徹底研究
個別ページへ
黒沢怜生
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-5827-5
2016年2月
\1,663
224p/19cm
   
第1章 角交換型四間飛車 第1節 ▲2五歩型
第2節 ▲2六歩型
・まとめ
 
第2章 角交換保留型四間飛車 第1節 居飛車2筋交換
第2節 居飛車持久戦志向
第3節 3筋飛車転換
第4節 ▲8八同玉から持久戦
第5節 居飛車角交換拒否
・まとめ
 
第3章 実戦解説編 第1局 及川 拓馬六段戦
第2局 阿部健治郎五段戦
 

・【コラム】(1)熊谷 (2)旅行

◆内容紹介
角交換四間飛車は序盤の手損を構想力で取り返す高度で優秀な戦法です」(まえがきより)

最近では、振り飛車といえば角道を止めないのが当たり前。角交換四間飛車は序盤に手損を承知で角交換に踏み切り、その後4筋、あるいは2筋から逆襲を狙う画期的戦法で、現在プロ・アマ問わず大流行となっています。

本書は若手精鋭・黒沢怜生四段による今、一番詳しい角交換四間飛車の本です。

第1章では本戦法の基本である
角交換四間飛車を解説。先手(居飛車)が▲6八玉と上がった瞬間に角を交換し、居飛車穴熊を牽制。逆棒銀を狙います。
 
第2章は現在本流になりつつある
角交換保留型四間飛車。先に美濃囲いを組んでから戦うので安定感があります。居飛車が急戦で来るか持久戦で来るかに対応して、自在に駒組みを変化させて戦います。

これから角交換四間飛車を指したい方も、すでに指し始めている方も、かなりディープに指し続けている方にもオススメできる一冊です。

プロの最前線の研究をこの一冊でマスターしてください。

 


角交換四間飛車で勝つための24の心得
zoom
マイナビ将棋BOOKS
角交換四間飛車で勝つための24の心得
個別ページへ
安用寺孝功
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5604-2
2015年6月
\1,663
224p/19cm
   
第1章 序盤編 はじめに 先手角交換四間飛車の基本
心得1 逆棒銀を狙え
心得2 △7四歩には▲7五歩の歩交換
心得3 ▲8五歩から飛交換を狙え
心得4 △6四歩には▲6六歩
心得5 腰掛け銀には▲7六銀
心得6 銀冠には立石流
心得7 4→3戦法は飛車交換を狙え
心得8 向かい飛車には銀を繰り出せ
心得9 △3五歩にも向かい飛車から▲7五銀
 
第2章 中盤編 心得10 と金を効率良く使え
心得11 △7九角の強襲には飛車をさばけ
心得12 飛車交換拒否には軽い攻めで速攻
心得13 戦いが起こった筋に飛車を
心得14 逆棒銀が駄目なら左銀は中央に
心得15 飛車角だけの攻めなら受け切れる
心得16 8筋は強気に受けろ
心得17 ▲7九金から飛車交換を狙え
 
第3章 終盤編 心得18 舟囲いの急所を覚えろ
心得19 要の馬を攻めろ
心得20 矢倉囲いを定番の端攻めで崩せ
心得21 手筋を使い分けて矢倉を崩せ
心得22 銀冠を端攻めと▲3一角で崩せ
心得23 銀冠の急所は3三桂
心得24 受けの手筋も覚えろ
 
第4章 実戦編 第1局 宮田敦史六段戦
第2局 高野秀行六段戦
 

・【コラム】(1)振り飛車党に転向 (2)レッスン (3)イベント

◆内容紹介
角交換四間飛車が流行しだして、約10年。 初めは後手番の作戦と思われていた角交換四間飛車も、今や先後どちらでも有力な「振り飛車のエース」といえる戦法になっています。

角交換四間飛車は互いに角を持ち合ったまま戦いを進める特殊な戦型です。序盤の駒組み、中盤の仕掛け、終盤の寄せ合い、それぞれの場面でこの戦型特有の手が存在し、従来の振り飛車と同じ感覚で指してしまうと失敗することも多い形です。

本書はそんな角交換四間飛車独特の感覚を養うための一冊。 「手順の暗記」ではなく「考え方を身につける」ことを主眼としています。

角交換四間飛車で好成績を残している安用寺孝功六段が本戦法を指す上でのコツ、考え方を、「24の心得」としてまとめています。 序盤、中盤、終盤それぞれで使える心得を初手からの手順を追って詳しく解説しており、心得を追っていくだけで、一局を通しての角交換四間飛車の指し方が身につくようになっています。

「腰掛け銀には▲7六銀」
「銀冠の急所は3三桂」
「向かい飛車には銀を繰り出せ」
「△7九角の強襲には飛車をさばけ」
「△7四歩には▲7五歩の歩交換」
「逆棒銀がダメなら左銀は中央へ」

実戦はなかなか想定通りにはいかないものですが、考え方さえ分かれば、もう急所の一着を逃すことはありません。

安用寺六段が授ける24の心得を全て極めたとき、自信を持って角交換四間飛車を指せるようになっているはずです。

 


ダイレクト向かい飛車 最新実戦ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
ダイレクト向かい飛車 最新実践ガイド
個別ページへ
大石直嗣
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5371-3
2014年11月
\1,663
256p/19cm
   
第1部 講座編 第1章 △9四歩型ダイレクト向かい飛車
 第1節 持久戦
 第2節 ▲6五角
 第3節 時間差▲6五角
第2章 相掛かり
 第1節 対△8五飛型
 第2節 対△8四飛型
 
第2部 自戦記編 第1局 松本佳介六段戦
第2局 糸谷哲郎五段戦
第3局 牧野光則四段戦
第4局 中座真七段戦
第5局 横山泰明六段戦
第6局 伊奈祐介六段戦
第7局 中田功七段戦
棋譜解説(13局)
 
第3部 次の一手    

◆内容紹介
△4二飛と途中下車することなく、△2二飛と一気に回る「
ダイレクト向かい飛車」。後手番ながら積極的にポイントを挙げにいく戦法としてプロ間でも注目を集めています。

本書にはこの戦法のスペシャリストである大石直嗣六段による
講座と自戦記が収録されています。

講座は最新の「
△9四歩型ダイレクト向かい飛車」の他に大石六段得意の「相掛かり」、自戦記はそれら2戦法を原動力として昇級を勝ち取った第72期順位戦を中心に羽生善治名人にダイレクト向かい飛車で勝ったNHK杯戦など、計20局を掲載しています。

まず講座で考え方を学び、その後の自戦記でそれが実戦でどのように使われるか、生きた題材でみていくことで、より戦法を深く理解することができるようになっています。

普段からダイレクト向かい飛車を指している方も、これからダイレクト向かい飛車を指してみようと思っている方も、この戦法を指しこなすにはスペシャリストに聞いてみるのが一番です。

大石六段の研究、読み、大局観が凝縮された256ページ。
すべてのダイレクト向かい飛車ファンに読んでいただきたい一冊です。

 


角交換四間飛車破り 必勝ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
角交換四間飛車破り 必勝ガイド
個別ページへ
石田直裕
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5321-8
2014年9月
\1,663
224p/19cm
   
序章 角交換四間飛車の狙い    
第1章 後手角交換四間飛車 第1節 ▲2五歩型
第2節 ▲2六歩型
 
第2章 後手角交換保留型    
第3章 先手角交換四間飛車    
第4章 先手角交換保留型    
第5章 実戦解説編 第1局 「本家との戦い」 藤井九段戦
第2局 「深夜の激闘」 門倉四段戦
第3局 「最新形の戦い」 黒沢三段戦
 

・【コラム】(1)北海道名寄市 (2)名寄と将棋 (3)趣味

◆内容紹介
藤井猛九段が創案し、現在大流行となっている角交換四間飛車。

この優秀な振り飛車戦法に手を焼いている居飛車党の救世主となる一冊ができあがりました。気鋭の若手石田直裕四段が、角交換四間飛車を破るための自らの研究を、惜しみなく披露した一冊です。

角交換四間飛車を攻略するには▲4七銀型で相手の攻めを封じ、手得を生かして玉頭の厚みを築くことだと石田四段は言っています。本書にはこの「万能▲4七銀型」をめぐる攻防と攻めを受け止めてからの勝ち方がしっかりと書かれています。

全国の居飛車党のみなさん、ぜひ本書をマスターして、角交換四間飛車をカモにしてください。

 


早分かり 角道オープン四間飛車 定跡ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
早分かり
角道オープン四間飛車
定跡ガイド
個別ページへ
所司和晴
渡辺明/推薦
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5095-8
2014年4月
\1,663
256p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★☆
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:B
読みやすさ:B
有段向き
序章 角道オープン四間飛車の基本   22p
第1章 角交換対▲7七銀型 第1節 ▲7七銀に△8二玉
第2節 ▲7七銀に△4四歩
第3節 ▲7七銀に△3五歩
46p
第2章 角交換対銀冠 第1節 △8二玉に▲4六歩
第2節 △8二玉に▲8七銀
30p
第3章 角道オープン対▲5八金右型 第1節 ▲5八金右に△3三角
第2節 ▲5八金右に△8八角成
34p
第4章 角道オープン対▲3六歩型 第1節 ▲3六歩に△8八角成
第2節 ▲3六歩に△3二飛
26p
第5章 角道オープン対▲5六歩型 第1節 ▲5六歩に△8八角成
第2節 ▲5六歩に△3五歩
36p
第6章 角道オープン43戦法 第1節 △3五歩に▲2五歩
第2節 △3五歩に▲4六歩
28p
第7章 ▲2五歩早突き型 第1節 ▲8八同銀に△2二銀
第2節 ▲8八同銀に△2二飛
34p

◆内容紹介
早分かりシリーズ」第4弾は現在大流行の角道オープン四間飛車が登場!

早分かりシリーズ」は定跡伝道師所司和晴七段が、その戦法の定跡を網羅的に紹介し、どちらにも肩入れしない中立な立場で解説する戦術書として、好評を博しています。

△4四歩と角道を止めない四間飛車は現在最も注目されている戦法。この戦法を指してみたいという方も、この戦法に苦しめられている方も日々増えていることと思います。

本書はどちらの方にとっても非常に有益な一冊。
居飛車が▲7七銀と上がる形、銀冠に組む形、▲5八金右を優先する工夫、さらに▲3六歩型、▲5六歩型、▲2五歩早突き型、そして振り飛車側の43戦法と、7章にわたる幅広い解説でこの戦法の定跡を完全に網羅。

ぜひ、本書を読んで角道オープン四間飛車マスターになってください。

△角道オープン四間飛車の定跡書。

角道オープン四間飛車は、その名の通り、角道を止めずに戦う四間飛車のことである。ノーマル四間飛車は4手目△4四歩と角道を止めてしばらく角交換をさせずに戦うのに対し、角道オープン四間飛車は4手目△4二飛といつでも角交換ができる形で戦う。

元々は、角交換した後に向飛車に振り直すパターンが多かったことから、「△2手損角交換向飛車」とも呼ばれていた。その後、四間飛車のまま戦う場合も増えたために「△角交換四間飛車」と名を変え、さらに角交換せずに戦うケースもあることから「△角道オープン四間飛車」と呼ばれるようになっている。

本書は、まだまだ発展途上にある角道オープン四間飛車の戦いについて、現状での定跡らしきものを解説した本である。



以前にレビューした『早分かり 相矢倉定跡ガイド』(2013.12)と同様に、本書ではそれぞれの戦型で最も本筋と考えられている手順に絞り込まれているため、各節の定跡手順は基本的に一本道となっていて、その道から変化する手順のみを変化手順として解説するスタイルを採っている。そのため、各節のチャートは他の定跡書のようなツリー形状にはならず、櫛歯状になっている。



各章の内容をチャートを添えて紹介していこう。なお、少しでも見やすくなるように、本筋とされる手順には薄水色の背景を付けてみた。……レビューの続きを読む(2014Jul17)


角交換四間飛車 最新ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
角交換四間飛車 最新ガイド
個別ページへ
門倉啓太
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4909-9
2013年11月
\1,575(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★☆
   〜★★★★

図面:見開き4 枚
内容:(質)A(量)B+
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:
上級〜有段向き
第1章 対三間飛車 第1項 対三間飛車△3五歩型
第2項 対三間飛車△3四歩型
・第1章まとめ
36p
第2章 対四間飛車 第1項 対四間飛車△4四歩型
第2項 対四間飛車△4三歩型
・第2章まとめ
28p
第3章 対向かい飛車 第1項 対向かい飛車
・第3章まとめ
24p
第4章 △4四歩型角交換四間飛車 第1項 △4四歩・3三銀型
第2項 △4四歩・4三銀型
・第4章まとめ
28p
第5章 左銀保留作戦 第1項 2筋明け渡し型
第2項 △4二銀型向かい飛車
・第5章まとめ
50p
第6章 実戦解説編 実戦譜1 乱戦を制す
実戦譜2 一流の壁
実戦譜3 構想が実現した一局
50p

・【コラム】(1)新戦法 (2)SSF (3)仲の良い棋士

◆内容紹介
藤井猛九段が創案し、升田幸三賞も受賞した「角交換四間飛車」。現在多くのプロ棋士が現在最注目の戦法として研究しているのがこの戦法です。

角交換四間飛車を指す上での案内役(ガイド)として2013年4月に発売された『
角交換四間飛車 徹底ガイド』は大ヒットとなりました。しかし、その一冊では書き切れない内容もあったのです。

それが今回の『角交換四間飛車 最新ガイド』のテーマである
 ・居飛車の高度な戦略に対する対策
 ・相振り飛車

の2点です。

門倉四段による分かりやす過ぎる丁寧な解説は本書でも健在。「徹底ガイド」「最新ガイド」、この2冊をマスターすることで角交換四間飛車はあなたのものになります。

ぜひこの戦法を自分のものにして、実戦で使ってみてください。

角交換四間飛車の解説書。『角交換四間飛車 徹底ガイド』(2013.04)の続編。

かつてはアマチュアのB級戦法扱いだった角交換四間飛車も、いまやプロのメジャー戦法である。特に後手番の振飛車では、ゴキゲン中飛車と人気を二分する勢いになっている。

プロで流行の原動力は、藤井猛がこの戦法で再活躍していること。そして、アマに広く普及させる役割を果たしたのが門倉の前著『角交換四間飛車 徹底ガイド』である。

本書は、『角交換四間飛車 徹底ガイド』で書き切れなかった相振飛車と、藤井流などの最新の戦型を解説したもので、「応用編」or「発展編」という位置づけになる。

角交換四間飛車の基本的な攻め方や指し方については、前著を参照のこと。本書は、少なくとも前著の知識が入っている人が読むべきである。



各章の内容をチャートを添えながら紹介していこう。……レビューの続きを読む(2014May14)


角交換四間飛車破り
zoom
マイナビ将棋BOOKS
角交換四間飛車破り
個別ページへ
屋敷伸之
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4746-0
2013年6月
\1,565(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
C

難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
中級〜上級向き
第1章 振り飛車側の狙い 第1節 2筋からの攻略
第2節 4筋からの攻略
12p
第2章 ▲2四歩交換 第1節 ▲8八同銀に△2二銀
第2節 ▲8八同銀に△3三角
第3節 ▲8八同銀に△2二飛
18p
第3章 ▲3六歩型 第1節 ▲3五歩の速攻
第2節 ▲3七銀型に△2四歩
第3節 ▲3七銀型に△4四銀
第4節 ▲3七銀型に△4四歩型
第5節 ▲3七銀型に△4五歩
48p
第4章 ▲4六歩型 第1節 ▲4七銀型に△2四歩
第2節 ▲4七銀型に△4四銀型
第3節 ▲4六歩に△4四歩
第4節 △7二銀〜△4四歩
第5節 △2二飛に▲7七銀
第6節 ▲4九金型の▲4六歩
54p
第5章 ▲5六歩型 第1節 ▲5六歩型対△2二飛型
第2節 対△4四歩型
第3節 △4四歩待機型
第4節 △2二飛・4四銀型
44p
第6章 穴熊編 第1節 △9一玉に速攻
第2節 △7二金型に速攻
第3節 ▲2六飛に△4四歩型
第4節 ▲8八玉型
41p

◆内容紹介
藤井猛九段が創案し、升田幸三賞も受賞した「角交換四間飛車」。駒組みが容易で攻め筋は明快。振り飛車党の愛用者が日に日に増えている中、この戦法に手を焼いている居飛車党の方も増えていると思います。

そこで、救世主となるのがこの一冊。
「本書は、悩める居飛車党のために書いた『角交換四間飛車破り』である」(まえがきより)

この本には屋敷九段お墨付きの角交換四間飛車対策がぎっしり詰まっています。
▲2四歩交換、▲3六歩型、▲4六歩型、▲5六歩型、穴熊。
どれを選ぶかはあなた次第。これだけの武器を授けてくれるのなら、もはや角交換四間飛車恐るるに足らず!

本書を読めばにわか仕込みの角交換四間飛車はすべてカモにできるはず。
すべての居飛車党必読の一冊です。

角交換四間飛車破りの解説書。

角交換四間飛車が最初に指されるようになったのは2003年ごろ。当初は、後手番の上に2手損する作戦を疑問視する向きもあったが、徐々にその優秀性が認められていった。そして、序盤の大家・藤井猛九段が独自の工夫を加えて連採するようになり、後手振飛車の主流の一角に食い込みつつある。

本書は、流行中の角交換四間飛車に対し、居飛車の指し方を解説した本である。

各章の内容を、チャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2013Jul26)


ダイレクト向かい飛車徹底ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
ダイレクト向かい飛車徹底ガイド
個別ページへ
大石直嗣
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4763-7
2013年6月
\1,575(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1章 対持久戦型 第1節 △4四銀型
第2節 △2四歩からの仕掛け
26p
第2章 天敵▲6五角 第1節 一歩得対手持ち金
第2節 4筋対7筋
第3節 △7二飛に振り直し
第4節 ▲7五歩に△7二金
64p
第3章 時間差の▲6五角 第1節 馬を作らせる感覚
第2節 ▲7四同角の変化
20p
第4章 △9五歩型 第1節 △9五歩型対▲7八金型
第2節 △9五歩型対▲6八玉型
第3節 △9五歩型対▲4八銀型
46p
第5章 実戦編 ・実戦譜1 対持久戦型(vs小林健二九段)
・実戦譜2 対▲6五角型(vs稲葉陽六段)
・実戦譜3 △9五歩型(vs佐藤康光九段)
66p

・【コラム】(1)将棋との出会い (2)メントス少年と駒取り少年 (3)厳しい奨励会時代 (4)ダイレクト向かい飛車

◆内容紹介
駒組みから基本的な狙いまで、一局を通しての戦い方が分かるのが徹底ガイドシリーズ。その第2弾は角交換型の振り飛車のひとつ、ダイレクト向かい飛車です。4筋に途中下車することなく、狙いの向かい飛車にするこの戦法は、持久戦になればまずまず。▲6五角から乱戦になることが多いのですが、形の違いによる対応策を細かく解説しています。本書を読めば、自信満々△2二飛と回れることでしょう。
著者の大石直嗣六段は、この戦法を駆使して奨励会を抜けました。2013年度がスタートすると、わずか一カ月の間に四段から六段に昇段した、のりにのっている若手棋士です。
みなさまも本書を読んで、ぜひ昇級昇段を目指してください。

ダイレクト向飛車の定跡書。

「ダイレクト向飛車」──って、何がどうダイレクト(直接)?普通の向飛車はダイレクトじゃないの?その疑問はごもっとも。ややこしい戦法名である。

元々、角交換振飛車は「2手損角交換向飛車」などと呼ばれていた。後手番で△8八角成と角交換し(1手損)、▲6五角の両成りを防ぐために△4二飛と途中下車してから、8三を守った後に△2二飛と振り直していた(さらに1手損)からである。

この△4二飛を省略し、△2二飛と「ダイレクト」に振るので、「ダイレクト向飛車」と呼ばれるのである。なお、従来の角道を止めた向飛車もダイレクトに△2二飛とするが、ダイレクト向飛車とは呼ばれない。

そのまま収まる展開になれば、途中下車の△4二飛を入れるよりも1手得。半面、▲6五角を直接的に受けないというリスクを冒しているので、先手が「1手得だと?そんな欲張りは許さん!」と怒ってくれば、▲6五角をめぐる乱戦となる。

本書は、▲6五角をめぐる戦いを中心に、ダイレクト向飛車の戦い方を解説した本である。



各章の内容をチャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2013Jul04)


角交換四間飛車 徹底ガイド
zoom
マイナビ将棋BOOKS
角交換四間飛車 徹底ガイド
個別ページへ
門倉啓太
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4663-0
2013年4月
\1,575(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★☆
   〜★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜有段向き
序章 角交換四間飛車の原理   12p
第1章 飛車先交換への対応   16p
第2章 先手角交換四間飛車
対△8五歩型
(1)△8五歩・△5四歩型
(2)△8五歩・△7四歩型
(3)△8五歩・△6四歩型
64p
第3章 先手角交換四間飛車
対△8四歩型
(1)△8四歩・△5四歩型
(2)△8四歩・△7四歩型
(3)△8四歩・△6四歩型
38p
第4章 先手角交換四間飛車
対△8三歩型
(1)△8三歩型対向かい飛車
(2)△8三歩型対四間飛車
20p
第5章 後手番での戦い方 (1)3五位取り四間飛車
(2)銀冠地下鉄飛車作戦
36p
第6章 自戦解説編 実戦譜1 手応えを感じた一局
実戦譜2 神経戦を制す
30p

・【コラム】(1)角交換四間飛車との出会い@ (2)角交換四間飛車との出会いA (3)私の日常

◆内容紹介
自ら角交換し、一手損した状態から駒組みを進める常識破りの新戦法「角交換四間飛車」は、プロアマ問わず流行しています。
先後にかかわらず使用でき、分かりやすい駒組みで主導権を握りやすいのがその特徴です。
角交換四間飛車は分かりやすい戦法ではあるものの、その狙い筋はいくつもあり、正しく使いこなさないと痛い目に遭う戦法でもあります。

本書では、そこを可能な限り噛み砕き、わかりやすく攻め筋や本戦法特有の手筋を解説しました。級位者でも読みこなせるように、指し手の解説は簡明を心がけ、すらすらと読めるように工夫しています。角交換四間飛車を指しこなすための新しい発見がきっとあるはずです。

角交換四間飛車は、著者自身の四段昇段の原動力となった戦法でもあります。この戦法をアマチュアの方がもっともっと使いこなしてほしい、という著者の思いが詰まった一冊です。

角交換四間飛車の解説書。

角交換四間飛車は、角道を開けたまま飛車を四間に振り、序盤で角交換してしまう。飛が6七(4三)を守っているため、△4五角(▲6五角)の筋がなく、石田流やダイレクト向飛車など他の角交換系振飛車に比べて序盤が安全である。また、居飛車の構えに応じて複数の攻め筋を使い分けることができる。藤井猛九段のB級1組復帰の原動力であり、2012年度の升田幸三賞を受賞している。

本書の著者の門倉四段は、奨励会時代に藤井の記録を採っていて、角交換四間飛車の優秀性に気づき、独自の研究を重ねて四段昇段(2011年4月)を果たした。まだ目立った成績はないが、角交換四間飛車のスペシャリストの一人であり、今後の活躍が期待される。

本書は、その門倉が角交換四間飛車の基本を易しめに解説した本である。

各章の内容をチャートを交えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2013May31)


振り飛車4→3戦法
zoom
マイナビ将棋BOOKS
振り飛車4→3戦法
個別ページへ
戸辺誠
マイナビ
ISBN:978-4-8399-4639-5
2013年3月
\1,575(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
序章 4→3戦法の概要   14p
第1章 居飛車からの▲2四歩対策 テーマ1 速攻の▲2四歩
テーマ2 △3二飛のタイミングで▲2四歩
テーマ3 △3五歩のタイミングで▲2四歩
・まとめ
28p
第2章 △3四飛、角交換型 テーマ1 ▲4七銀型の戦い方
テーマ2 ▲5七銀型の戦い方
・まとめ
34p
第3章 △3四飛、角交換拒否型 テーマ1 対ノーマル持久戦
テーマ2 居飛車の趣向、引き角作戦
テーマ3 居飛車、受け重視の二枚銀作戦
・まとめ
28p
第4章 ▲6六歩対△3二飛+△3三角型 テーマ1 △2二飛急戦
テーマ2 石田流を目指す、持久戦
・まとめ
26p
第5章 先手番の4→3戦法、相振り飛車 テーマ1 相四間飛車スタートの序盤戦
テーマ2 対三間飛車
・まとめ
42p
第6章 練習問題〜腕試し〜 ・次の一手問題=20問 42p

・【コラム】(1)4→3戦法誕生の話 (2)幻の一手損作戦 (3)アマ時代の話 (4)振り飛車の現在と未来 (5)リンクする書籍

◆内容紹介
若き振り飛車党の旗手、戸辺誠六段が贈る超即戦力新戦法が誕生!!

以前からある「3・4・3戦法」に今流行の角交換四間飛車の思想を取り入れ、戸辺流にアレンジしたその名も「4→3戦法」。これからの振り飛車をリードするのは四間飛車でも三間飛車でもなく、
4筋から3筋に振り直す4→3戦法です。
第1章の「居飛車からの▲2四歩」を始め、戸辺六段曰く「考えられる限りほぼ全ての変化を網羅した」という渾身の内容。この一冊で誰でも新戦法が指しこなせるようになります。
複雑な駒組みがなく主導権を握れる4→3戦法が将棋界の未来を塗り替えるかも。
全ての振り飛車党のみなさん、必携の一冊です。

4→3(ヨンサン)戦法の解説書。

後手番でも石田流ができる戦法として、3・4・3(サンヨンサン)戦法が単行本で紹介されたのは『島ノート 振り飛車編』(島朗、講談社,2002)だった。3・4・3戦法は、△3五歩〜△4二飛〜(△7二玉まで移動)〜△3二飛と動くことで、居飛車の▲6五角を防ぎながら石田流を目指せる戦法である。ただし、後手番である上に1手損するため、先手番の石田流よりも2手遅れることが懸念され、プロではあまり有力視されてはいなかった。

しかし、その後に一手損角換わりや角交換振り飛車が流行するにつれて、手損に対する考え方は大きく変わった。相手に利を与える手損はダメだが、相手と自分の形に差をつける手損は良しという思想が拡がり、特に手損に抵抗が少ない若手棋士を中心にさまざまな新手法が現れている。

本書は、若手棋士の一角である戸辺が、3・4・3戦法を改良し、有力な戦法として解説した本である。

戸辺は、3・4・3戦法の△3五歩を不急の一手と位置づけ、後回しにした方が作戦の幅が広がると考えた。改良版は、角交換四間飛車の出だしから△4二飛〜(△7二玉まで移動)〜△3二飛〜△3五歩の順で動く。展開によっては△3五歩は入らない(第4章)こともあるので、飛車の動きから「4→3戦法」と名付けた。

また、先手番の石田流より2手遅れることについては、「低い構えをキープできるので、飛交換を挑むチャンスが増える」というポジティブな考え方を採っている。



各章の内容をチャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2013May24)


定跡裏街道 〜角交換振り飛車編〜
zoom
定跡裏街道
〜角交換振り飛車編〜

個別ページへ
松田基弘
(個人出版)
ISBN:
2012年5月
\800(税込)
226p
(電子書籍)

[総合評価]
初版
B
第2版以降A

難易度:★★★☆
    〜★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
上級〜有段向き
定跡裏街道 角交換振り飛車編
この電子書籍をDL-MARKETで見る

上記リンクで見つからない場合↓
第1章 四間飛車 ・ノーガード四間穴熊
・343戦法
・432戦法
・無理矢理343戦法
78p
第2章 三間飛車 ・無理矢理升田式
・353戦法
・魔界三間飛車
68p
第3章 中飛車 ・ノーガード中飛車穴熊
・引き中飛車
・一手損ゴキゲン中飛車
56p
第4章 向飛車 ・無理矢理向飛車 20p

◆内容紹介(こちらから引用)
角交換振り飛車に関する11個の新戦法を紹介した電子書籍です(226ページ)。
・四間飛車…4戦法
・三間飛車…3戦法
・中飛車……3戦法
・向飛車……1戦法
あまり書籍化されていなかった戦法への研究紹介と、
まだどこにも紹介されたことのない切れ味のある新戦法の紹介をしています。
いずれも初心者から高段者まで通用する戦法となっています。

■おすすめ対象者
ゴキゲン中飛車、石田流、升田式石田流、立石流、△3三角戦法、2手目△3二飛、端歩突き越し角交換振り飛車、ダイレクト四間飛車などの角交換振り飛車を指す人には必読の一冊です。後手番戦法に困っている人や、新しい戦法を求めている人には非常におすすめです。

・著者のHP=
将棋定跡研究所

角交換系振り飛車のさまざまな戦法を解説した本。電子書籍(PDF形式)で、DL-MARKETから有料ダウンロードで入手することができる。(※2013年6月現在は、Amazon Kindleストアに移動しています。)

本書では、特に角交換を主体とした、後手番の振り飛車戦法を解説。モノによっては先手番で使えるものもある。既存の戦法に趣向を加えたものもあれば、あまり考えつかないような指し方もある。共通しているのは、あとがきにあるように、以下のような特徴。

 (1)2筋は受けなくてもよい
 (2)手損をしても争点を作る
 (3)2筋の仕掛けは△2二銀で受かる(場合によっては△2二飛)
 (4)場合によって2筋を逆襲する

……レビューの続きを読む(2012Aug16)


よくわかる角交換振り飛車
zoom
マイコミ将棋BOOKS
よくわかる角交換振り飛車
個別ページへ
横山泰明
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-4015-7
2011年8月
\1,470(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★
  〜★★★★

図面:見開き4〜6枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜有段向き
序章 角交換型振り飛車の特徴   8p
第1章 ゴキゲン中飛車対丸山ワクチン ・解説
・復習問題=10問
42p
第2章 △3三角戦法 ・解説
・復習問題=10問
42p
第3章 角交換型四間飛車 ・解説
・復習問題=10問
42p
第4章 角交換型石田流 ・解説
・復習問題=10問
42p
第5章 その他の角交換振り飛車 ・2手目△3二飛戦法
・ダイレクト向かい飛車
・端歩位取り角交換型振り飛車
・復習問題=10問
42p

・【コラム】(1)流行調査 (2)タイトル戦で現れた角交換振り飛車

◆内容紹介
よくわかるシリーズ第四弾!!
初段を目指す人に向けて、いろいろな戦型を解説する「よくわかるシリーズ」。
その第四弾は角交換振り飛車で、著者は横山泰明五段です。現在流行の振り飛車といえば、ゴキゲン中飛車に石田流。いずれも角道を止めないのが特徴です。さらには3三角戦法や角交換型四間飛車など、角をお互いに手持ちにする将棋は従来と少し違った感覚が必要です。基本的な駒組みから戦いになったときの攻め方と受け方、そして持久戦になったときの待ち方などを詳しく述べています。
級位者でもわかりやすいように図面はなるべく多く用い、各戦型の最後には大事な局面を復習問題として出題しました。是非本書を読んで、角交換振り飛車の楽しさを味わってください。

角交換振飛車全般の指南書。

角交換系の振飛車は、この10年間で激増した。最初はゴキゲン中飛車vs丸山ワクチンくらいしかなかったが、石田流の復権で升田式石田流が再興し、さらに手損の角交換振飛車が市民権を得たことでその幅が広がった。加えて、4手目△3三角戦法をきっかけに「△2五桂ポン」が発見されると、振飛車側は攻め筋にも困らなくなった。いまや、角交換系の振飛車は、従来の角道を止める「ノーマル振飛車」を傍流へと追いやり、本流ど真ん中の矢倉や横歩取りをもしのぐ勢いになっている。

というわけで、現代将棋では角交換系の振飛車の知識はマストアイテムとなっているが、まだまだ棋書の数は不足している。

本書は、角交換系の振飛車を一冊にまとめ、戦型別に戦い方を解説した本である。

本書の共通の仕様として、振飛車が後手でも先後はそのままで解説されているが、各章末の復習問題では先後逆表示で振飛車の立場で出題されている。なお、復習問題は「よくわかるシリーズ」共通の仕様ではなく、復習問題がない巻もあるが、本書では40問弱の復習問題がある。

また、各戦型はそれぞれ詳しく書かれた本があり、それを文中で紹介しているのがちょっと珍しいところ。中にはすでに事実上絶版の本もあるが、近年は古本の入手性も良いので、棋書ミシュランを参考にしてほしい(笑)。

各章の内容をチャートを添えて紹介していこう。……レビューの続きを読む(2011Sep23)


神出鬼没!! 窪田流3三角戦法 対居飛穴編
zoom
マイコミ将棋BOOKS
神出鬼没!! 窪田流3三角戦法
対居飛穴編
個別ページへ
窪田義行
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3689-1
2010年10月
\1,470(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1章 居飛車穴熊への基本対策
―△2五桂ポンで主導権を
  60p
第2章 3六歩型
―△2五桂ポンを嫌う指し方
  54p
第3章 7七角型
―角のにらみで仕掛けをけん制
  48p
第4章 ▲2五歩保留穴熊
―手数をかけずに穴熊へ
  18p
第5章 実戦編 ・△4四角対▲6六角 対木下浩一六段戦
・△2四金から中飛車に 対中村太地四段戦
・軽率な序盤で作戦負けに 対土佐浩司七段戦
38p

◆内容紹介
本書は『
変幻自在!! 窪田流3三角戦法』の続編で、居飛車が居飛車穴熊を目指してきた場合の戦い方を著しています。がっちりとした居飛車穴熊に組まれないように、前書でも紹介した2五桂ポンの仕掛けや、序盤早々に自陣角を打ち合う作戦などを紹介しています。
本書は後手番でも積極的な振り飛車を指したいといった方にピッタリの戦法です。最新の講座と自戦記を読んで、ぜひ皆様の実戦でお試しください。

4手目△3三角戦法(振飛車型)の戦法解説書、第二弾。『変幻自在!! 窪田流3三角戦法』(窪田義行,MYCOM,2008)の続編。

前作『変幻自在!!〜』からほぼ2年。この間に、3三角戦法による後手の勝率が乱高下したり、急に出現数が減ったりと、さまざまな変化があった。大きな変化の一つとしては、角交換しているにもかかわらず、先手が隙あらば居飛穴に囲う姿勢を見せていること。4手目△3三角戦法は、かなり居飛穴を警戒した指し方なのだが、それでも現代では先手は居飛穴を目指そうとする。それに対していかに戦うか─が本書のテーマとなる。

本書は、4手目△3三角戦法の居飛穴対策を解説した本である。(もともと期待していた「居飛車編」ではなかった)

各章の内容を説明する前に、本書の基本的な構成を。

 ・各章の最初の2ページで、作戦の概要を解説する。
 ・全編にわたって、定跡書としては珍しい「ですます調」。
 ・基本的に後手の戦法だが、先後どちらにもある程度公平に解説する。

 (変化の枝での形勢判断は、先手有利=23、後手有利=32、互角=2だった)

さて、各章の内容を説明していこう。……レビューの続きを読む(2010Oct27)


佐藤康光の力戦振り飛車
zoom
SATO Yasumitsu's SHOGI
佐藤康光の力戦振り飛車
個別ページへ
佐藤康光
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3446-0
2010年1月
\1,575(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
第1章 1筋位取り力戦振り飛車 講座編 ・本戦法の狙い
・8筋交換対▲7五角急戦型
・ダイレクト向かい飛車
46p
第2章 1筋位取り力戦振り飛車 実戦編 ・ダイレクト向かい飛車1 対森内俊之名人戦
・ダイレクト向かい飛車2 対郷田真隆九段戦
・8筋交換対▲6八飛型 対中原 誠永世十段戦
・一旦停車型向かい飛車 対郷田真隆九段戦
・1筋位取り四間飛車 対三浦弘行八段戦
84p
第3章 力戦向かい飛車穴熊 講座編 ・本戦法の狙い
・力戦向かい飛車穴熊対居飛車穴熊
・力戦向かい飛車穴熊対居飛車銀冠
26p
第4章 力戦向かい飛車穴熊 実戦編 ・力戦向かい飛車穴熊1 対日浦市郎七段戦
・力戦向かい飛車穴熊2 対阿部隆八段戦
・力戦向かい飛車穴熊3 対羽生善治王将戦
50p

・参考棋譜=8局

◆内容紹介
本書は佐藤康光九段が勝ちに行く戦法を伝えるシリーズの第一弾で、現在注目を浴びている角道を止めない力戦振り飛車がテーマです。前半の「
1筋位取り力戦振り飛車」は先手の利を追求した振り飛車で、早々と端の位を取り、その実利が生きる展開を目指します。後半の「力戦向かい飛車穴熊」は現代的な戦法で、穴熊の堅さを武器に振り飛車からの仕掛けを目指します。いずれの戦法も基本的な狙い筋と序盤からの激しい変化については講座編で解説し、いろいろなバリエーションについては実戦編で述べています。佐藤康光九段の勝利をもぎ取ろうとする強い意志が伝わってくる一冊です。

▲力戦振り飛車の指南書。

「角交換辞さず」の振飛車はプロでもかなり流行しており、ここ数年で解説書もいくつか出版された。ただ、先手中飛車のものを除くと、ほとんどが後手番での角交換振飛車だった。本書は、先手番の角交換振飛車を解説した、現段階では珍しい本とである。……レビューの続きを読む(2010Oct22)


角交換振り飛車 【応用編】
zoom
最強将棋21
角交換振り飛車【応用編】
個別ページへ
鈴木大介
浅川書房
ISBN:978-4-86137-025-0
2009年6月
\1,575(5%税込)
256p/19cm
   
◆内容紹介(まえがきより抜粋)
角交換振り飛車は振り飛車の自由度を飛躍的に高めた戦法である。
振り飛車といえば、受けの将棋、我慢の将棋というのがこれまでの常識だった。その常識に風穴を開けたのが角交換振り飛車だ。
振り飛車は序盤から攻めを狙って駒組みを進める。居飛車はびくびくしながら慎重に駒組みを進めるが、それでも振り飛車から攻めて手にしてしまう。これまでの振り飛車とはまったく違う世界がそこにはある。
この応用編では基礎編に続き、4手目△9四歩戦法と△5四歩戦法、それにすべての角交換振り飛車の実戦例をご紹介した。いずれの場合も振り飛車側を手前にして、振り飛車の立場から読みやすくした。
 


角交換振り飛車【基礎編】
zoom
最強将棋21
角交換振り飛車【基礎編】
個別ページへ
鈴木大介
浅川書房
ISBN:978-4-86137-023-6
2009年4月
\1,470(5%税込)
224p/19cm
   
第1章 △3三角戦法
第2章 △4二飛戦法
第3章 △8八角成戦法

◆内容紹介
本書は、プロアマ問わず大流行している
《角交換歓迎タイプ》の振り飛車の基礎をわかりやすく解説したものです。 初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩と進んだ局面で考えてみます。
角交換振り飛車はユニークな戦法ですが、普通の振り飛車が指せる人なら、角交換振り飛車は十分指せます。とにかく狙いがわかりやすく、覚えるべきことが少ないので、自分の力で将棋を楽しみたい方にはぴったりの戦法です。
本書は先後逆表記としました。読者に振り飛車の立場に立って考えていただきたいからで、角交換振り飛車のコツが自然に身体に染み込んでくるはずです。
 


変幻自在!! 窪田流3三角戦法
zoom
マイコミ将棋ブックス
変幻自在!! 窪田流3三角戦法
個別ページへ
窪田義行
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-3026-4
2008年11月
\1,470(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
※さらに詳しい内容は個別ページをご覧ください。
序章 4手目△3三角戦法の狙い 4p
第1章 角交換型VS向かい飛車 54p
第2章 角交換型VS四間飛車 32p
第3章 角交換保留型VS中飛車 24p
第4章 角交換保留型VS石田流 20p
第5章 角交換保留2五歩型VS向かい飛車 38p
第6章 実戦編 46p

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
本書は後手番の作戦として注目を浴びている、
4手目△3三角戦法を解説した本です。この戦法は相手の出方しだいでいろいろな戦型へと進展可能ですが、本書では振り飛車にする戦いを解説しました。
△3三角戦法の長所は、角道を通しているので居飛車穴熊に組まれにくく、また攻勢が取りやすいことです。自分のペースで戦いたい方にとって、ピッタリの作戦です。詳しい講座と自戦記を載せたので、急所をバッチリ押さえて実戦で試してください。

4手目△3三角戦法(振飛車型)の戦法解説書。

変幻自在!! 窪田流3三角戦法初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△3三角と上がる。この時点で先手は「何をやってくる気だ?」と思うかもしれない。そのココロは、角道を止めないで振飛車に振ろうというのである。プロの場合、この欲張った(?)構想をとがめる意味で、多くの場合▲3三角成と角交換するが、角交換せずに駒組みを進めるのももちろん考えられるし、実戦例もある。

オビの「いきなりタダ捨て△2五桂 妖しさ満点 窪田ワールド!!」というコピーを見て、読む前は「本来は成立しないような奇襲の本か?」と思ってしまったが、そうではなかった。

まず、「タダ捨て△2五桂」とあるが、正確にはタダ捨てではない。「先手が歩切れ&歩を入手する見込みがないときに、△2五桂と飛先の歩を取る」ことで、

 (1)▲同飛なら△2四歩から飛先を伸ばす
 (2)桂を取らないなら△2四歩と支えておき、1歩得で先手の動きを待つ


というのが基本的な狙いとなる。これは近年のゴキゲン中飛車からの変化でも定番の仕掛けとなっており、妖しいわけでもない。ただし、(2)の場合にはすぐに厳しい狙いがあるわけではないので、それを「妖しい」と表現したのだと思う。その△2五桂の狙いがあるのは基本的に第1章の形のみで、△2五桂をいつ決行できるかが詳しく検討されている。その他の章では、角交換はするがすぐに▲2五歩とは伸ばさない形、しばらく角交換をしない形が解説されている。なお、この4手目△3三角戦法では居飛車で戦うこともできるが、本書では居飛車の展開は第2章の冒頭で少し触れられているだけにとどまり、基本的には後手は振飛車で戦っている。

言葉だけでは分かりづらいので、図面を使って各章の内容を説明していこう。……レビューの続きを読む(2008Dec16)


2手目の革新 3二飛戦法
zoom
マイコミ将棋ブックス
2手目の革新 3二飛戦法
個別ページへ
長岡裕也
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-2935-0
2008年8月
\1,449(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
C

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
有段向き
序章 後手番で石田流を目指すと ・通常の後手番石田流 8p
第1章 △3二飛戦法の基本戦略 ・2手目△3二飛戦法の基本 34p
第2章 ▲9六歩対策 ・深謀遠慮の端歩
 ├△9四歩と受ける
 └△6二玉とし、▲9五歩の突き越しを許す
28p
第3章 相振り飛車 ・相振り飛車対策
 ├相三間
 └向かい飛車
18p
第4章 △3二飛戦法実戦編 ・△3二飛戦法一号局−対佐藤天彦四段戦
・2筋逆襲型−対阿久津主税六段戦
・石田流穴熊の戦い−対泉正樹七段戦
・相振り飛車の熱戦−対平藤眞吾六段戦
66p
第5章 次の一手 問題1〜31 64p

・【コラム】△3二飛戦法が与えた影響!?

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
本書は2手目△3二飛戦法を、プロ棋士として始めて指した長岡裕也四段が解説した本です。
奨励会員の今泉健司三段が編み出したこの戦法が升田幸三賞を受賞したのは、見た目が斬新なだけでなく、これまで無理気味とされてきた、
後手番の石田流を可能にしたからです。石田流といえば振り飛車にとっての理想形で、無事に組めれば十分となります。ただし序盤から角交換して乱戦になる変化があり、それらを講座で詳しく解説しました。
感覚をつかむために著者の実戦譜と次の一手問題も載せましたので、ぜひ皆様も実戦で試して、対戦相手をあっと言わせてください。

2手目△3二飛戦法の解説書。2007年度の升田幸三賞を受賞した戦法で、発案は今泉健司三段とされる。プロ公式戦で初めて指したのが長岡裕也四段で、本書の著者である。

2手目△3二飛戦法2手目△3二飛戦法は、非常にプロ的な思想を含んだ、ある意味マニアックな戦法である。△3二飛戦法を指す前に、まずは石田流の「戦法としての立ち位置」を知る必要がある。

まず▲石田流(▲7六歩△3四歩▲7五歩)の現在のポジションは、
(1)約40年前、升田幸三が「升田式石田流」を開発し、石田流は一躍メジャー戦法になった。
(2)しかし角交換+浮き飛車の升田式石田流は、後手が正しく対応すると手詰まりになりやすかった。
先手での千日手は面白くない
(3)また、角道を止めて、攻めの理想形とされる「石田流本組」に組めても、棒金が強力な対策となった。
(4)一時期、▲石田流は廃れた。
(5)近年になって、棒金対策(▲7九銀のまま保留)ができた。また、石田流本組を確実に阻止できる△8四歩〜△8五歩に対しても、鈴木式早石田(7手目▲7四歩)が開発された。
(6)千日手になる恐れがなくなり
▲石田流は先手の有力戦法として復活した。

一方、△石田流(▲7六歩△3四歩▲2六歩△3五歩)の方は、

(1)1手遅れているため、石田流本組を阻止する方法はいくつもある。(角道を止める前に▲2五歩と伸ばされると本組はできない)
(2)ただし、升田式石田流(角交換+浮き飛車)に組めるなら、後手番なので千日手はむしろ歓迎。先手が打開を図れば、結構捌ける。すなわち、
組めれば満足(←ここが▲石田流と大きく異なる点)
(3)石田流対策の▲5六歩なら、3・4・3戦法で何とかなる。(▲4七銀型を作りにくい)
(4)また石田流対策▲6八玉も乱戦定跡で何とかなる。
(5)しかし▲2五歩〜▲6八玉が強敵で、
通常の△石田流は不成立。▲2五歩に△4二飛と3・4・3戦法にするのは手損で、スムーズに▲4七銀型を作られ不満。(※ただしアマ的には微差かも?)

以上が背景となる知識だ。

ところが、2手目△3二飛とすることで、なんと△石田流に組めるのである。いや、正確には「組める可能性がある」。……レビューの続きを読む(2008Oct23)


角交換振り穴スペシャル
zoom
マイコミ将棋ブックス
角交換振り穴スペシャル
個別ページへ
東大将棋部
毎日コミュニケーションズ
ISBN:978-4-8399-2803-2
2008年3月
\1,449(5%税込)
224p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
上級〜有段向き
序章 角交換振り飛車の狙い ・角交換振り飛車穴熊という戦法 14p
第1章 対居飛車穴熊 ・振り飛車速攻型 ▲8六歩の急戦
・振り飛車待機型 ▲3八金寄の変化
42p
第2章 対居飛車銀冠 ・対居飛車銀冠 基本的な考え方
・対居飛車銀冠 △2三銀に対する速攻
・対居飛車銀冠 3筋での1歩交換
・対居飛車銀冠 歩交換阻止をめぐる戦い
・対居飛車銀冠 速攻対5二金右型
・対居飛車銀冠 速攻対3三桂型
・対居飛車銀冠 7四歩型持久戦
82p
第3章 対居飛車矢倉 ・対矢倉の戦い方
・対4三歩型
・対4五歩型
・対矢倉穴熊
80p

・【コラム】東大将棋部とレグスペ/学生将棋について

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
後手番で角交換して飛車を振り、あとは一目散に穴熊へ――本書が紹介する戦法は、従来の常識にとらわれないちょっと変わった戦法です。その名も角交換振り穴スペシャル、通称「レグスペ」。奇襲戦法のようにも見えますが、プロのタイトル戦でも現れた有力な戦法です。
現在居飛車の対策は、居飛穴、銀冠、矢倉とさまざまですが、いずれも振り飛車側が面白く戦えます。この戦法の研究が東大将棋部で盛んに行われ、1冊の本になりました。
振り飛車側の理想をいえば、「堅さを生かしてさばいて勝つ」です。ぜひ本書でこの戦法の急所を覚えて、ライバルをあっと驚かせてください。

レグスペを解説した本。

「レグスペ」──。正式名称は「白色レグホーンスペシャル」らしい。「白色レグホーン」とは卵を産む鶏の代表的品種であるが、本書ではそれが創始者のニックネームなのか戦法の特徴なのかはよく分からないとされている。とにかく、本書で解説されている戦法を「レグスペ」と呼ぶ。(書名が「レグスペ」でないのは、さすがにそれでは売れないと思ったから?)

さて、レグスペとはどんな戦法か。基本図までの手順は
 
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲4八銀 △3三銀 ▲6八玉 △4二飛(左図)
レグスペ基本図レグスペの一例
そして組みあがった一例が右図だ。3筋以外の歩を突かずに穴熊に潜り、向飛車に振り直している。

レグスペとは、本書の定義に沿うと、

 (1)後手番の戦法
 (2)▲7六歩△3四歩▲2六歩から角交換して飛車を振る
 (3)△4二飛と一旦停止し、駒組みを進めてから△2二飛と振り直す
 (4)振飛車穴熊に潜る


といった感じだ。なお、『
奇襲大全』(1989)や『新版 奇襲大全』(1999)に載っている「大窪流角換わり四間穴熊」もよく似たオープニングであるが、大窪流は△4二飛型のまま△4四歩〜△4五歩と伸ばして戦うのが特徴らしい。一方、レグスペは主に2筋(+3筋)での戦いになるのが違っている。また、メディアなどで角交換振飛車全般がレグスペであるかのように書かれたこともあるようだ。

レグスペは後手番戦法だが、本書では便宜上先後逆でレグスペ側が手前で解説される。……
レビューの続きを読む(2008Jun02)


角交換振り飛車戦法
zoom
スーパー将棋講座
角交換振り飛車
ネット将棋で流行の戦法!
個別ページへ
畠山成幸
創元社
ISBN:4-422-75100-X
2005年7月
\1,260(5%税込)
222p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:B
上級〜有段向き
※より詳しい内容は個別ページをご覧ください。
第1章 美濃囲いでの戦い ・居飛車・△6三銀型
・居飛車・△5三銀型
・復習問題=8問
82p
第2章 穴熊囲いでの戦い ・居飛車△5四歩型
・居飛車・腰掛け銀
・居飛車・穴熊
・復習問題=8問
92p
第3章 居飛車角交換拒否の戦い ・いきなり乱戦型
・居飛車・角交換拒否型
・復習問題=6問
44p

◆内容紹介
インターネットの将棋対戦サイトから生まれ、プロにも注目されている新しい戦い方、それが後手の角交換振り飛車戦法だ。角交換によって、従来の振り飛車より攻撃力が強まり、早指しで意表をつく戦い方は壮快で、相手をあっといわせることができる。第1章・美濃囲いでの戦い、第2章・穴熊囲いでの戦い、第3章・居飛車角交換拒否の戦いという、ユニークな3章立ての構成。先手側の居飛車を穴熊に組みにくくさせる、攻守ともに優れた戦法に、ぜひ挑戦してほしい。

後手番2手損角交換向飛車の戦法解説書。(最近は単に「角交換振り飛車」ということも多い)

この戦法が流行りだしたのは2003年ごろだったかと思う。ネット(主に24)で指され、それがプロの実戦に現れ、先手番でやられた棋士が、自分が後手番のときに試し…という流れで広まっていったと記憶している。

オープニングはいくつかの種類がある。
(1)▲7六歩△3四歩▲2六歩△4二飛▲2五歩△8八角成▲同銀△2二銀▲6八玉△6二玉〜△3三銀△2二飛(第1章)
(2)▲7六歩△3四歩▲2六歩△4二飛▲6八玉△8八角成▲同銀△2二銀▲7八玉△6二玉〜△3三銀△2二飛(第2章)
(3)▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角成▲同銀△2二銀▲4八銀△3三銀▲6八玉△4二飛(『角交換振り穴スペシャル』(東大将棋部,MYCOM,2008)に掲載の順)

ほかにもいくつかのパターンがあるが、基本は

 (1)序盤早々、後手から角交換をする
 (2)飛車先(2筋)の受けは△2二銀〜△3三銀
(この間の飛先交換は△3三角の反撃があるので無効)
 (3)△4二飛としたあと、△2二飛とさらに振り直す
(△4二飛は▲6五角の両成りを防ぐため)

 (※なお、いきなり△2二飛という「ダイレクト角交換向飛車」の作戦もあるが、▲6五角とすると大乱戦となりやすい。ある程度定跡化はされているが、本書には掲載なし。

さらに(4)穴熊に潜る、が追加されると、いわゆる「レグスペ」(『角交換振り穴スペシャル』に掲載)になる。後手から角交換しているので1手損、△4二飛と一旦停止しているのでさらに1手損、合計2手損という訳だ。

本書では、後手番2手損角交換向飛車の玉型を美濃囲いと穴熊の2つに分けて解説し、それぞれ▲5六歩型と▲4六歩型の2つに対して、後手がどう戦うかを解説していく。また第3章では、いきなり乱戦になる場合と先手が角交換を拒否した場合の戦い方を解説していく。基本的に後手番視点なので、図面や棋譜は便宜上先後逆になっている。……レビューの続きを読む(2009Mar10)


トップページ > 棋書ミシュラン! > カテゴリー > 角交換振飛車


Copyright(C) 1999-2017 【将棋 棋書ミシュラン!】 All Right Reserved