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■受けの手筋の本  
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書名 著者 発行 備考
穴熊囲いを極める77の手筋 石田直裕 '17.1 穴熊囲いの受け
矢倉囲いを極める77の手筋 大平武洋 '16.8 矢倉囲いの受け
全戦型対応!絶対に覚えたい 将棋・囲いの守り方110 及川拓馬 '16.4 囲いの受け
美濃囲いを極める77の手筋 藤倉勇樹 '16.2 美濃囲いの受け
逃れ将棋3 森信雄 '15.5  
木村一基の初級者でもわかる受けの基本 木村一基 '14.10  
逃れ将棋2 森信雄 '14.6  
将棋・ひと目のしのぎ(マイナビ将棋文庫SP) 武市三郎 '14.5  
逃れ将棋 森信雄 '14.1  
凌ぎの手筋200 金子タカシ '13.4 『凌ぎの手筋186』(1990)の増補改訂版
橋本崇載の勝利をつかむ受け 橋本崇載 '10.2  
書名 著者 発行 備考
不思議流 受けのヒント 中村修 '06.8  
勝つための“受け” 小田切秀人 '00.8  
書名 著者 発行 備考
凌ぎの手筋186 金子タカシ '90.5  
書名 著者 発行 備考
受けと反撃 五十嵐豊一 '85.12  
将棋・勝つ受け方 大山康晴 '84.6  
書名 著者 発行 備考
明解 将棋の受け方 大山康晴 '66.8  


穴熊囲いを極める77の手筋
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マイナビ将棋BOOKS
穴熊囲いを極める77の手筋
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石田直裕
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-6208-1
2017年1月
\1,663
224p/19cm
   
◆内容紹介
穴熊の考え方は組めたら“攻め合い”が基本です。理想はもちろん一手も受けずに攻め勝ってしまうことです。しかし実戦ではそううまくは行かず、端や斜め、あるいは縦横から穴熊を弱体化させられ、受けに回らざるを得ない局面も多くなります。

ところが実際指してみると、受ければ受けるほど攻めが早くなってしまった、あるいは、受けの手ばかり指しているうちに穴熊の周りがと金だらけでまったく粘れずに負けてしまったという経験は誰しもしたことがあるはずです。

世の中に穴熊崩しの本は数多くあれど、穴熊の受けの手筋、あるいは攻め合いに転じるタイミングや攻防の手筋を網羅して紹介した本はこれまでありませんでした。

そこで本書は
受け方を中心とした穴熊のテクニックを例題とともに紹介・解説しています。それらを知ることで懐が広がり、1ランク上の穴熊党になれるのです。

現代将棋は居飛車党も振り飛車党も、穴熊を抜きには語れません。穴熊の攻めや受けの手筋を知らないで将棋を指すのは見えない相手と戦うようなものです。

本書を読んで、穴熊の手筋をマスターし、ぜひ穴熊で勝ちまくってください!
 


矢倉囲いを極める77の手筋
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マイナビ将棋BOOKS
矢倉囲いを極める77の手筋
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大平武洋
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-6043-8
2016年8月
\1,663
224p/19cm
   
第1章 矢倉囲いの基本
第2章 端攻めの基本
第3章 タテの攻めへの基本
第4章 横からの攻めへの対応
第5章 終盤戦の基本
第6章 実戦からの受け方

◆内容紹介
本書は将棋の基本といえる矢倉囲いにおける必須手筋を77紹介したものです。

「組めたら初段」と言われる矢倉ですが、大平武洋六段の分かりやすく丁寧な解説で基本から中盤、終盤の手筋まで幅広く理解できる内容になっています。

まず第1章では「矢倉囲いの基本」と題して金矢倉、銀矢倉、菊水矢倉、片矢倉といったさまざまな矢倉囲いのメリットとデメリットが解説されています。

続く第2章〜第4章で端、タテ、横からの攻めとそれに対する受けの手筋を紹介、さらに第5章では終盤の手筋、第6章ではプロの実戦に現れた手筋を解説しています。

本書に書かれている77の手筋をマスターすれば自信を持って矢倉が指せるようになるはずです。
 


全戦型対応!絶対に覚えたい 将棋・囲いの守り方110
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マイナビ将棋BOOKS
全戦型対応!絶対に覚えたい 将棋・囲いの守り方110
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及川拓馬
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-5825-1
2016年4月
\1,663
224p/19cm
   
序章 囲いの特徴
第1章 囲いの守り方 美濃編
第2章 囲いの守り方 矢倉編
第3章 囲いの守り方 穴熊編
第4章 囲いの守り方 その他の囲い編
第5章 囲いの守り方 手筋編

◆内容紹介
大好評をいただいた『
全戦型対応!囲いの破り方』(2014)の著者・及川拓馬六段による囲いの手筋本第2弾が完成しました。

今回のテーマはズバリ「
囲いの守り方」です。囲いの破り方と同じくらい重要なのがその守り方。特に1手を争う終盤では囲い特有の受けの手筋を知っているかどうかで勝敗が別れることもしばしばです。

本書では序章で将棋の基本的な囲いの特徴を解説し、そのあと現代将棋における代表的な3つの囲いである美濃、矢倉、穴熊それぞれについて、受けの手筋を次の一手形式で紹介しています。

さらにそのあとで「その他の囲い編」「手筋編」として3つの囲い以外の覚えておきたい守り方を解説しています。守る手といっても、囲いの補強や手数を延ばす以外にも、攻めるための準備、カウンター狙い、攻め駒を責めるなどいろいろなパターンがあります。

本書で覚えた守りのテクニックを駆使してぜひ実戦で「受けて勝つ」楽しさを味わってください。
 


美濃囲いを極める77の手筋
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マイナビ将棋BOOKS
美濃囲いを極める77の手筋
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藤倉勇樹
マイナビ出版
ISBN:978-4-8399-5844-2
2016年2月
\1,663
224p/19cm
   
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第1章 美濃囲いについての基本 美濃囲いの基本/高美濃囲いの基本/銀冠の基本/美濃から高美濃へ/▲3九玉型美濃囲いの基本  
第2章 横からの攻めへの対応 (1)横からの攻めへの対応 (2)▲5九歩を作るための味付け (3)堅陣の作り方 (4)先手を取る受け (5)先手を取る受け・応用編 (6)持駒がないときの受け方 (7)大駒での受け方 (8)安い駒で堅陣を作るテクニック (9)堅陣をキープする受け方 (10)狙いを見破る (11)技を掛けられたときのうまい切り返し1 (12)技を掛けられたときのうまい切り返し2 (13)取るか逃げるか (14)練習問題 (15)距離感を計る (16)△6七馬型への対応・持駒なしの場合 (17)△6七馬型への対応・持駒ありの場合 (18)△6九馬型への対応 (19)手数を稼ぐテクニック (20)急所の一手をつかむ (21)詰む条件と詰まない条件 (22)角金銀香での詰むかどうか (23)条件が違うケース (24)龍と馬+香の攻め (25)一段龍+△7六馬型への対応策 (26)角銀桂での攻めに注意 (27)端を絡めた複合技 (28)危険を回避する受け (29)形にこだわらない受け (30)危険な筋を察知し回避しよう (31)複合技を受ける (32)攻めに専念するテクニック (33)詰むや詰まざるやの攻防 (34)詰むや詰まざるや▲1七歩△1三歩型 
(35)攻めるか受けるか
 
第3章 端攻めへの対応 ・プロの公式戦から相性を考える
1シンプルな美濃囲い
2▲4六歩型
3▲4六歩・3六歩型
4▲4六歩・3六歩・2六歩・3七桂型
5▲4六歩・3六歩・2六歩型
6高美濃▲3六歩・2七歩型
7▲2七歩・3六歩・3七桂型
8▲2六歩・3六歩・3七桂型
9▲3六歩・2六歩・2九桂型
(36)端攻めへの備え方 
(37)△1六歩を垂らされたときの対応 (38)△1七歩を▲同玉と取るとどうなるか (39)香をつり上げられてからの△1七歩 (40)△2五桂型の対応 (41)香取りへの対応 (42)端をめぐる攻防 (43)銀香がないケース1▲2七歩型 (44)銀香がないケース2▲2六歩型 (45)銀香がないケース3▲2六歩型 (46)角に端をにらまれているケースの対応1 (47)角に端をにらまれているケースの対応2 (48)桂がなくても厳しい端攻め1 (49)桂がなくても厳しい端攻め2 (50)公式戦から見る端攻めの攻防 (51)先を見据えた一手 (52)▲1六香△1七歩型への対応 (53)玉頭戦をめぐる攻防 (54)面倒を見るか放置して攻め合う (55)高美濃▲3七桂型での弱点
 
第4章 縦や斜めなどその他の受け方 (56)角のライン攻め・基礎編 (57)角のライン攻め・応用編1 (58)角のライン攻め・応用編2 (59)注意が必要な△2四桂型 (60)避けないといけない形 (61)詰む形と詰まない形について (62)危険な形での見極め1 (63)危険な形での見極め2 (64)▲3四銀で歩を取る優秀性について (65)攻防手の発見 (66)詰まない形を作る (67)△3四歩を狙う指し方1 (68)△3四歩を狙う指し方2  
第5章 プロの実戦から見る受け方 (69)プロの実戦から見る受け方 (70)大駒の利きを弱める受け方 (71)相手の攻めをいなす受け方 (72)龍+角に対する受け方 (73)と金攻めの対応 (74)端歩の対応について1 (75)端歩の対応について2 (76)両取りに対する処置 (77)△5八と型での考え方  

◆内容紹介
美濃囲いの最大の魅力は何といっても5手で囲えることです。手数のかからない囲いは他にもありますが、これほど堅くて安定している囲いはありません」(本文より)

手数の割に堅く、金銀の連結が美しい美濃囲いは振り飛車の基本の陣形です。 ほぼすべての振り飛車党が指したことがある囲いであり、これを相手にしたことがない居飛車党もいないでしょう。それほど優秀な囲いである美濃囲いにも弱点があり、美濃崩しの手筋は数多くの棋書で紹介されてきました。

[飛車を成り込んでの横からの攻め]、[玉頭の圧力による縦からの攻め]、[5五角のラインを生かした斜めからの攻め]、そして最大の弱点と言ってもいい[端からの攻め]。

本書では上記のような
部分的に定跡化された攻め筋をまず紹介し、そのうえで振り飛車側がどのように戦えばいいかが示されています。

[底歩で囲いを強化する]、[▲2六歩と突いて玉を広くする]、[角のラインをあらかじめ止める]、[端攻めが決まってしまう条件を覚えそれに備える]…。ここまで
美濃囲いの受けに徹底的にこだわった本はありません。

普段から美濃囲いで戦っている振り飛車党の方にはもちろん、美濃囲いを攻略したい居飛車党の方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

 


逃れ将棋3
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逃れ将棋3
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森信雄
実業之日本社
ISBN:978-4-408-11144-5
2015年5月
\1,080
p/cm
   
◆内容紹介
昨年度第26回将棋ペンクラブ大賞受賞『
逃れ将棋』(2014.01)の第3弾。第2弾に比較すると初級者向け内容で取り組みやすい問題が中心。
 


木村一基の初級者でもわかる受けの基本
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NHK将棋シリーズ
木村一基の初級者でもわかる受けの基本
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木村一基
NHK出版
ISBN:978-4-14-016230-9
2014年10月
\1,296
208p/cm
   
◆内容紹介
「千駄ヶ谷の受け師」が受けの基本を伝授!

Eテレ『将棋フォーカス』で放送された講座「木村一基の“先読み”受け方エクササイズ」(2012年10月〜12月)に、加筆・再構成した単行本。初めての局面を前にしても役立つ
受けの「考え方」を、部分図をふんだんに用いて解説。強くなりたい初級者から、基本を確認したい上級者までおすすめの一冊。
 


逃れ将棋2
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逃れ将棋2
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森信雄
実業之日本社
ISBN:978-4-408-33308-3
2014年6月
\1,000(税別)
408p/15cm
   
◆内容紹介
話題の<逃れ将棋>、好評に応え第2弾!
勝利に直結するテクニック満載。
「失敗手の解説も詳しく、勉強になる」
「実戦的ですごく訓練になります。本当に超オススメです」

…などなど、将棋界初の逆詰将棋問題集として大反響を巻き起こした『
逃れ将棋』(2014.01)の第2弾。第2弾の大きな特徴は、前作では分けていた<逃げる>問題と<合い駒>問題を分けずに出題し、読者の終盤力をさらにブラッシュアップ。また、必至、次の一手などの要素も取り入れパワーアップした。

終盤の難解な局面で指す一手は、天国と地獄の分岐点。逃れると勝ち、詰まされると負け…。そういう場面でこそ本書の出番。詰将棋は相手玉の「詰みを読み切る」能力育成ですが、逃れ将棋は自玉が「詰まないのを読み切る」危機管理の鍛錬。本書を読めば、くやしさ倍増のトン死負けも激減すること必至。
 


将棋・ひと目のしのぎ(マイナビ将棋文庫SP)
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マイナビ将棋文庫SP
将棋・ひと目のしのぎ
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武市三郎
マイナビ
ISBN:978-4-8399-5139-9
2014年5月
\1,231
384p/16cm
   
第1章 ひと目のしのぎ入門編
第2章 王手をしのぐ初級中級編
第3章 詰めろをしのぐ初級編
第4章 詰めろをしのぐ中級編
第5章 王手をしのぐ上級編
第6章 詰めろをしのぐ上級編

◆内容紹介
緊迫の終盤戦。逃げ切れば勝ちなのに、急転直下のトン死負け―。実戦で必ず訪れる「しのぎ」の選択。目前までたぐり寄せた勝利を逃し、涙をのんだ経験はありませんか。
あなたが「なぜ勝てないのか」。その答えがこの本にあります。
本書は、絶体絶命のピンチを切り抜ける「しのぎ」がテーマです。寄せに手筋があるように、しのぎにも手筋が多く存在します。相手の読みを上回る正確無比な受けを習得できれば、棋力向上は間違いありません。
級位者の方でも気軽にチャレンジできる選択問題から、変化手順を読み切れれば高段者間違いなしの良問難問も揃えています。どんどん解いて、受けの手筋を頭に覚え込ませてください。
 


逃れ将棋
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逃れ将棋
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森信雄
実業之日本社
ISBN:978-4-408-33306-9
2014年1月
\1,050(5%税込)
412p/15cm

[総合評価]
A

難易度:★★★
  〜★★★★

見開き1問
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:A
(正解手以外はC)
解説:A-
中級〜有段向き
第1章 逃げ方を考えよう=100問
第2章 合い駒を考えよう=100問

◆内容紹介
詰将棋作家として定評のある著者が、満を持して放つ将棋界初の
逆詰将棋問題集にして、勝利に直結する初級・中級者向けの最強の上達本。逃れ将棋は将棋のジャンルではまさしく新分野で、具体的には「王手のかかった局面でどう逃れるか?」の問題集。

著者は著者が開いている将棋教室の入門コースで出題のヒントを得た。将棋の上達法として一般的には「攻めの力」が大切だが、実戦で案外見逃されがちな「受けの力」も必要である。終盤の土壇場でいかに冷静に対応するか、合い駒をするか、それとも玉を逃げるのか、この難しさは勝負の急所でミスれば、即負けに直結する。そんな大事な王手のかかった局面での「鍛えの入ったしのぎパワー」を本書で磨き、なかなか勝てない憎きライバルを倒そう!
詰みの逃れ方を考える次の一手問題集。

こんな経験はないだろうか。相手の玉に必至をかけたら、自玉への王手ラッシュから華麗に詰まされガックリ…と思ったら、適切に対応していれば詰まなかったことが感想戦で判明。いわゆる「頓死」である。これは、かなり悔しい負け方だ。(このあと、「調子がいいのにウッカリミスで負けた!」とアツくなって連戦してしまい、どんどん指し手が雑になり、気が付いたら2勝8敗くらいで夜明け前、R点はダダ下がり…という展開が必定(笑))

頓死を防ぐには、自玉を正確に読むしかない。しかし、相手玉へ迫る「詰将棋」や「必至問題」の本は世の中に溢れているが、「凌ぎ」の本は非常に少ない。凌ぎ力を付ける訓練法は、「詰将棋を解く」とか、「詰将棋を逆さにして解く」などがあるが、いずれも凌ぎのトレーニングとしては効率が悪かった。

そこで、短手数詰将棋のマジシャン・森信雄が立ち上がった。

本書は、棋書史上初の「王手をかけられた局面からの詰み逃れ」を専門とする問題集である。(類書は『凌ぎの手筋186』(金子タカシ,高橋書店,1990)や『実戦に役立つ詰め手筋』(勝又清和,MYCOM,2008)などがあるが、一冊丸ごとの専門書は初めて)……レビューの続きを読む(2014Feb27)


凌ぎの手筋200
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最強将棋レクチャーブックス(7)
凌ぎの手筋200
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金子タカシ
浅川書房
ISBN:978-4-86137-039-7
2013年4月
\1,470(5%税込)
p/19cm
   
プロローグ
第1章 詰みを逃れる合駒テクニック
第2章 攻撃を考えた合駒テクニック
第3章 必死を逃れるしのぎテクニック
第4章 攻撃を考えたしのぎテクニック

◆内容紹介
寄せの手筋200』『美濃崩し200』に続く終盤の手筋集、ついに登場!

ぎりぎりの終盤戦で競り負け、あとで「こうすれば勝ち」という手が見つかってますます悔しい思いをした、なんて経験はありませんか。将棋の終盤はスリリングで、特に受けをまちがってしまうと、一手で勝ちから負けに転落します。あのとき合駒をまちがえなければ……。簡単にあきらめていなければ……。そんな後悔をしないためには、しのぎの練習が不可欠です。

本書では「
どう対応すれば詰まないか、必死から逃れられるか」を問題形式で考えていきます。基本的な受けの手筋から、目を見はるような高度なテクニックまでが示されているので、初心者の方は答えを見るだけでも実戦ですぐに役立つはず。どんな筋が急所なのか、よい受けと不完全な受け、なぜ受かっているのか。ぎりぎりの攻防が理解できるようになると、見えてくる景色がまるで違ってきます。

腕に自信のある方はぜひ実戦のつもりで取り組んでください。しのぎきるためには、相手からの攻め筋をいくつも考える必要があるので、寄せの訓練にもつながります。そして絶体絶命と思える局面を考えることで、簡単にはあきらめない精神力を養えます。

なお、本書は、1990年に出版された『
凌ぎの手筋186』(高橋書店)を大幅に加筆・修正したものです。
 


橋本崇載の勝利をつかむ受け
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NHK将棋シリーズ
橋本崇載の勝利をつかむ受け
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橋本崇載
日本放送出版協会

ISBN:978-4-14-016178-4
2010年2月
\1,050(5%税込)
223p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
中級〜上級向き
一章 終盤編|正確な読みで勝ちきる ・守りの大切さを知ろう
・切り返して先手を取ろう
・玉の早逃げをしよう
・底歩の形をつくろう
・相手の玉を利用して守ろう
・犠打で手を稼ごう
・合駒を工夫しよう
・リスクを恐れず踏み込もう
88p
二章 中盤編|優れた大局観で優勢を築く ・歩の手筋を使おう
・軽くさばいて守ろう
・自陣を補強しよう
・離れ駒を活用しよう
・争点を消して受けよう
・厚みを築こう
・端攻めの対応を覚えよう
・自陣飛車・自陣角で守ろう
84p
三章 問題編|実戦に応用する 15テーマ 45p

・【コラム】運動は愛犬との散歩/個性を大切に

◆内容紹介
アマチュアが苦手とする終盤・中盤における「受け」の基本的な考え方から具体的なテクニックまでを、明快に解説。

受けの手筋を解説した本。NHK「将棋の時間」で2009年4月〜9月に放送された「橋本崇載の受けのテクニック教えます」から、4月〜7月の内容を加筆・再構成してまとめたもの。

本書の対象棋力は中級〜上級。初歩的な「数の受け」(相手の攻め駒の数に負けないように受け駒を増やす)や「一手前に受ける」(たとえば飛先の歩を切られたとき、垂れ歩をされる前に歩を受ける)などの「受けの原則」はすでにマスターしていることを前提としている。

本書の解説はとても分かりやすい。テクニックや手筋だけでなく、受けの「考え方」や「思想」を噛み砕いて解説している。ときどき格言を交えてある(格言は太字ゴシックで強調されている)のも○。

各節の構成は次の通り。
 (1)1ページ目 テーマ図として、各節の代表的な図を掲示
 (2)2ページ目 各節テーマに沿った考え方・思想の解説
 (3)3ページ目以降 具体例の解説。各節2つ〜5つのサブテーマ。基本的に見開き2p完結だが、2pで足りない場合は4pや6pになる。

各章のサブテーマをすべて書き出しておこう。※印の部分はわたしの補足コメント。……(2010Sep14)
……レビューの続きを読む


不思議流 受けのヒント
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スーパー将棋講座
不思議流 受けのヒント
勝ちを決める手筋の宝庫!
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中村修
創元社

ISBN:4-422-75107-7
2006年8月
\1,260
222p/19cm

[総合評価]
B

難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:A
初級〜上級向き
第1章 序・中盤編 受けの基本は恐れないこと/玉を囲う/角頭を守る/ほか  
第2章 終盤編 一手前に受ける/安全に勝つ/安全な場所は?/ほか  
第3章 実戦編 安全に勝つ/犠打で手をかせぐ/勝ち将棋を勝つ/ほか  

◆内容紹介(表紙より)
「受け」というと受け一方のように思うが、じつは攻防の一手になっていることが多い。受けることが、すなわち攻めの第一歩だ。受けの一手によって、攻守が入れ替わる手筋満載。

受けの手筋を解説した本。

中村は「不思議流」というニックネームの他に、「受ける青春」と呼ばれていたこともある。その“受けの達人”が出した受けの本が本書。

本書では、基本的に1テーマを見開き完結で解説(各章最後のテーマだけは3ページ)。すべて実戦図による解説で、部分図はない。第1章・第2章は受けの基本手筋中心で、第3章は中村の実戦がテーマとなる。

第1章冒頭の数テーマは「角頭をしっかり守る」「桂頭をしっかり守る」といった感じなので、「初級向けの本かな?」と思った。しかしその後は、だいたい初段を目指す人向けの解説になっている。第2章まで完全マスターできれば、受けに関しては立派な有段者と自信を持っていい。

第3章はプロの実戦図で結構難しく、有段者向き。明快な答えがある局面とは限らないし、中にはびっくりするような受け方もあるので、中村流の妙手を鑑賞すればいいと思う。丹念に受けて指し切らせる指し方はかなり参考になった。

全体的に読みやすくまとまっていると思う。ちょっと残念なのは、見開きの一番先頭に指し手が書かれていること。わたしとしては、盤面を見てあれこれ考えてから解説を読みたいのだが、どうしても目に入ってしまう。「本筋以外の手で脳を汚さない」という筆者の親心と思えば、あまり気にならないのかも‥‥。


受けをテーマにした棋書は非常に少ない。「アマは攻めは強いが受けが弱い」と言われるが、“受け本”の少なさが大きな要因のひとつだと思う。受けの楽しさを伝える本をもっともっと出してほしい。

欲を言えば、本書も2冊に分けて、「部分手筋編」「応用実戦編」とかでも良かったかと。1冊にまとめてしまったため、対象棋力の幅が広がりすぎ、逆にややまとまりに欠けてしまったようだ。(2007Jan12)


勝つための“受け”
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森内優駿流棋本ブックス
勝つための“受け”
積極果敢な「受けの達人」になろう!
個別ページへ
小田切秀人/著
森内俊之/監修
主婦と生活社

ISBN:4-391-12441-6
2000年8月
\950
191p/19cm
   
第1章 受けの基礎知識 ・基礎的な受けの陣形 1〜5(囲いの長所)
・基礎的な受けの考え方 1〜6
(成られるのを防ぐ|駒損を回避する|
進出されるのを防ぐ|駒の効率を悪くさせる|
相手の攻め駒を責める|玉を詰まされるのを防ぐ)
32p
第2章 知っ得!
有利な受けの手筋
合わせの歩|突き違いの歩|底歩|焦点の歩|
連打の歩|中合いの歩|下段の香|桂の跳ね違い|
桂先の銀|金銀のかわし|引き金|自陣馬|
飛車の横利き|玉の早逃げ
44p
第3章 戦型別
無理攻めのとがめ方
原始棒銀対策|原始中飛車対策|早石田対策|
袖飛車対策|急戦向飛車対策|三間飛車vs早仕掛け|
四間飛車vs棒銀|四間飛車vs山田定跡
38p
第4章 実戦に見る受け 初級編 1〜7|中級編 1〜3|上級編 1〜4|
森内優駿流の受け 1〜6
68p

◆裏表紙より
「もう少しで初段になれるのに…」と思わせる方たちに共通している弱点。それは「攻めると強いが、受けるともろい」ということなのです。
本書の第1章と第2章で、受けの基礎的な考え方や駒別の受けの手筋を掘り下げて学び、第3章で戦型別の無理攻めのとがめ方を覚えれば、いままで苦しめられてきたライバルの強引な攻めも、もう怖くありません。
第4章で数多くの実践の受けのテクニックをマスターしたら、さっそく今日から対局に役立てましょう。そして最後に森内優駿流の受けをじっくり鑑賞するうちに、受けが苦手だった方も、いつのまにやら「勝つための受け」の魅力にどっぷりと浸かっているはずです。

 


凌ぎの手筋186
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塚田泰明の速攻将棋
凌ぎの手筋186
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金子タカシ/著
塚田泰明/監修
高橋書店

ISBN:4-471-13298-9
1990年5月
\1,000
206p/19cm

[総合評価]
A

難易度:★★★★
見開き2問(図面4枚)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
構成:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き
プロローグ=9p
第1章 詰みを逃れる合い駒テクニック=72p(70問)
第2章 攻撃を考えた合い駒テクニック=18p(16問)
第3章 必死を逃れるしのぎテクニック=82p(80問)
第4章 攻撃を考えたしのぎテクニック=22p(20問)
寄せの手筋168』の姉妹書で、最終盤での受けをテーマとした本。

前半86問では、王手のかかった状態から自玉が詰まない合い駒を考え、後半100問では、詰めろのかかった状態から詰めろを続かせないシノギ方を考える。また、「攻撃を考える」問題では、盤上に相手玉もいるので、「詰めろ逃れの詰めろ」などを考える。

『寄せの手筋〜』よりも難易度が高く、実戦での応用度も少なめだが、有段者には必要な内容だ。

なお、『寄せの手筋〜』とは違って実戦譜は載っていない。(2002May27)


受けと反撃
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秋田書店・将棋教室シリーズ(3)
受けと反撃
守りの種類と手順
五十嵐豊一
秋田書店
ISBN:4-253-01054-7
1985年12月
\650
174p/20cm/H.C.

[総合評価]
C

難易度:★★★
図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
(2色刷り・ルビ付き)
解説:B
読みやすさ:A
中級〜上級向き

第1部 ベストの守備陣型 ハジキ返しが受けの急所/棒銀の攻防(1)〜(3)/急戦・石田の攻防
/横歩取りの攻防/ヤグラ囲いの攻防/振り飛車の攻防(1)〜(3)
84p
第2部 受けのテクニック かわしの受け/大ゴマは近づけて受けよ/玉の早逃げ八手の得あり
/攻めの拠点を取りのぞこう/反撃をねらう
84p

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
初・中級のみなさんは、一般に受けることが苦手のようです。攻めているときにはかなり強いなと思われる人が、ひとたび守勢に立たされますと別人のようにヘボな手ばかり指して、あっという間に攻めつぶされてしまうのが不思議でなりません。
要するに、受ける手段を知らないからなのでしょう。この本はそういう人たちのために書きました。

タイトルどおり、受けと反撃について解説した本。

第1部はアマチュアで多そうな急戦将棋について、しっかりした対応の仕方を解説。ただ、「多そうな」割には実戦で見たことがない局面が多い。また、部分手筋ではなく全体図の中での反撃になっている。それ自体は良いのだが、「あれ?後手の攻め方はそれで合ってるの?」と違和感を感じるものが多かった。正直、第1部は役立ち度はイマイチだと思う。

第2部は部分図と実戦図を使って、受けのテクニックを解説。単なるテクニックだけではなく、「受けの思想」を実現させる内容になっている。こちらの方は結構役に立ちそうだ。

全編を通して第2部のような内容だったらもっと良かったのになぁ…。(2008Jan23)



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勝利シリーズ(3)
将棋・勝つ受け方
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大山康晴
池田書店
ISBN:4-262-10263-7
1984年6月
\700
254p/18cm

[総合評価]
A

難易度:★★★☆
図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
中級〜有段向き
勝ちづくりの受け、守り ─受けながらも巻き返しの時期を考え チャンスを逃さずに反攻─ 9p
実戦形での検討
(序盤戦中心)
─さまざまな局面をもとに“反攻の受け方”を検討してみよう─
・27テーマ
116p
中盤戦の攻防 ─複雑微妙な中盤をもとに、“反攻”のアヤを検討してみよう─
・19テーマ
104p
終盤戦の攻防 ─終盤戦の寄せ合いでは、まず自玉の状態を考える─
・3テーマ
16p

◆内容紹介(表紙見返しより)
攻めることはスキだが、受けるのは苦手、という人の将棋は、攻められたとき防戦一方に追いまくられていることが多い。これでは受けというより、負けを早めているようなもの。責められていても巻き返しをネラい、チャンスと見たら一気に反攻する、これが本当の受けである。“受けの大山”として知られる著者が、価値を目指す受けの真髄を簡潔に示す。攻めてよし、守ってよしのバランスのとれた指し方を身につければ、将棋の面白さが一層深まってくる。

受けの解説本。実戦解説形式で、丁寧に解説されている。

将棋の受け方』(1966)をベースに、テーマ図も解説文も全面改訂。また、大事なところは太字ゴシック体で強調されていたり、部分図を使ったりと、前著に比べて細かいところで工夫が凝らされている。太字部分を抽出して書き出していくだけでもかなりの勉強になる。

本書では、「反攻の受け」が特に強調されている。ただ受けるだけではなく、相手に脅威を与える受けでなければならない、という訳だ。大山将棋の根幹を成す思想なので、なかなか簡単にはマスターできないところ。しかし本書の懇切丁寧な解説を読めば、大山将棋の一角に触れることができると思う。読む側も丁寧に読みほぐすことが肝要だ。

「受けが下手で…」と困っている方は、ぜひ本書を読んでほしい。目からウロコの一冊になるだろう。(2004May07)


(明解版)
明解 将棋の受け方
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GO!さんtnx!

(快勝版)
快勝 将棋の受け方
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大山将棋5部作(3)
明解 将棋の受け方
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大山康晴
池田書店
0276-044003-0316
1966年8月
\350
254p/18cm

[総合評価]
B?

難易度:★★★☆
図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:B
解説:A
読みやすさ:B
中級〜有段向き
大山・快勝シリーズ(3)
快勝将棋の受け方
個別ページへ
大山康晴
池田書店
0276-044003-0316
1966年8月
\350
254p/18cm
“受けとは”   1p
基本型 (1)効果的に利かす数の受け
(2)拠点を粉砕する受け
(3)相手の攻めを未然に封じる
(4)攻められたときに得た駒で反撃する
(5)銀矢倉での迎え撃ち
65p
実戦型 17テーマ
・反撃の受け(1)〜(9)
・敵の手にのる受け
・かわしの受け(1)〜(2)
・攻めて守る
・奇襲攻めの受け
・端攻めの受け(1)〜(2)
・終盤、玉の脱出法
175p

◆内容紹介(裏表紙「著者から一言」より)
受けと攻めは車の両輪で、どちらが欠けても将棋では勝つことがむずかしいものです。特に、将棋に本当に強くなるには、受けがうまくならなければいけないのです。といっても防戦一方の受けではダメで、常に反撃を秘めた受けでなければ勝てません。本書も、前著と同じく、私の実戦譜をもとに、受けの手筋や急所を実戦的に解説してみました。相手を受けつぶして勝つ楽しさを味わっていただければ幸いです。

受けの解説本。実戦解説形式で、丁寧に解説されている。

本書では、「受けの手筋」ではなく、「受けの構想・思想」が書かれている。特に強調されているのが「ただ平伏して受けるのではなく、必ず反撃(反発・反攻)を秘めているべき」というところ。実戦解説形式なのでなかなか一朝一夕には理解しづらいが、解説文をつぶさに読んでいけばその思想が分かってくると思う。

本書のように受けに特化した本は非常に少ない。できばえも良いので高い評価を与えたい…ところなのだが、総合評価はB?とした。実は、わたしが読んだものは最初の30ページが落丁していて、一番大事そうなところの内容が分からないのです(^-^;申し訳ない。(2004Apr28)


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