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■寄せと詰め

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寄せと詰め
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秋田書店・将棋教室シリーズ(4)
寄せと詰め
終盤の攻めの手筋
[総合評価] B

難易度:
(第1部)★★★
(第2部)★★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
(2色刷り・ルビ付き)
解説:A
読みやすさ:A
中級〜上級向き

【著 者】 五十嵐豊一
【出版社】 秋田書店
発行:1986年7月 ISBN:4-253-01055-5
定価:650円 174ページ/20cm/H.C.


【本の内容】
第1部 寄せと詰めのテクニック 玉は包むように寄せる/玉は下段に追いおとせ
/コマの損得より速度が第一/詰めの手順、形を覚えよう
84p
第2部 寄せ合いのポイント 寄せ合いには速度が大事/寄せるときははさみうちで
/玉の頭から押さえつける/「守る手」が勝利を呼ぶ
/盤上のコマを働かせること/相手の命ゴマを攻める
/終盤のコマ損は大きなマイナス/寄せ合いに勝つ玉の早逃げ
/必至のがれの必至の手/コマを捨てて寄せ合いに勝つ
/歩の働きで玉を捕らえる
84p

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
寄せの上手・下手が即将棋の強弱につながるといっても言い過ぎではありません。寄せには、もちろん詰まし方もふくまれますが、これらに強くなるためには、当然いろいろな寄せの知識やコツを覚える必要があります。このことをまとめて紹介し、終盤での目のつけどころ、手の考え方、といったものを身に付けてもらおうと思って書いたのが、この本です。


【レビュー】
終盤を解説した本。タイトルは「寄せと詰め」になっているが、実際は受けや押したり引いたりの実戦的な駆け引きなど、終盤全体に関する本。

第1部では、かなり基本的な寄せの考え方を、部分図を多く用いて解説(一部は全体図)。比較的易しめに書かれているので、アマ初段に足りないくらいでも大丈夫。

一方、第2部は(おそらく著者の)実戦の終盤戦を解説したもので、結構難しめ。複雑な詰めろ逃れの詰めろなども出てくるし、寄せの事前工作やいいタイミングでの受けなど、本書が対象としている棋力層(第1部がちょうどよいと感じるレベル)にはかなり難しいだろう。解説は丁寧なので、鑑賞するつもりで読めばOK。

ただし、この第2部のようにプロの実戦の終盤を詳細に解説した本というのは案外少ない。『光速の終盤術』(谷川浩司,日本将棋連盟,1988)や『羽生善治の終盤術』シリーズ(羽生善治,浅川書房,2005-2006)、『寄せの妙手』(勝浦修,創元社,1981)くらいだろうか。探せばまだあるはずだが、ルビつきで解説しているのはおそらく本書くらいなので、小学3〜4年くらいまでで強くなりたい人にはちょうど良い本かも。(2008Jan29)



【関連書籍】

[ジャンル] 
寄せの手筋
[シリーズ] 
秋田書店・将棋教室シリーズ
[著者] 
五十嵐豊一
[発行年] 
1986年

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