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終盤の定跡(1)基本編 | [総合評価] A 難易度:★☆〜★★★ 見開き2問(図面5枚) 内容:(質)A(量)A レイアウト:A 解説:A 初級〜上級向き |
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【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1989年9月 | ISBN:4-89563-533-3 | |||
定価:873円 | 214ページ/18cm |
(文庫版) |
MYCOM将棋文庫(7) 終盤の定跡 基本編 寄せとしのぎ自由自在 |
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【著 者】 小川明久 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:2003年3月 | ISBN:4-8399-1009-X | |||
定価:700円 | 224ページ/15cm |
【本の内容】 | ||||||||||||||||||||
(↓オリジナル版の構成です)
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【レビュー】 |
終盤の寄せ手筋・受け手筋を集めた問題集。『寄せの手筋168』など、多くの初中級者向け問題集を参考文献としている。 第1章は簡単な詰将棋。第2章と第4章は受けの手筋の問題で、『凌ぎの手筋186』風。第3章は基本的な必死問題で、『寄せの手筋168』風。第5章は週刊将棋などでおなじみの"実戦次の一手問題"で、最高で四段クラスの問題が収録されている。 各問題は、難易度を3段階に分けてイラストで表示してある。ただし、後ろの方ほど問題が難しい傾向がある。難易度Aの第1問は初心者でも解けるが、同じ難易度Aの第157問は中級者クラスの力が必要だと思う。また、問題の右側に格言風の言葉が書いてあって、これがヒントになっている。逆に、ヒントを見てしまうと急に簡単になってしまう問題もあるので、2回目からはヒントを隠した方がいいかも? わたしが解いたのはオリジナル版の方だが、180問目(第3章)までは「良問がコンパクトにまとめられていて、初級者にオススメだな」と思った。しかし、最後の20問は有段者クラスの問題で、「これが"基本編"?」と思ってしまう難しさ。評価Aは、180問目までの評価だと思ってください。(2003Apr3) (注:文庫版の方は難易度のイラスト表示が削除されている。(…と思います。後日ちゃんと確認します)) |