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■1から始める詰将棋

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1から始める詰将棋
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マイコミ将棋文庫SP
1から始める詰将棋
[総合評価] A

難易度:★〜★★

見開き1問
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:A
初心〜初級向き

【編】 週刊将棋
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2007年9月 ISBN:978-4-8399-2588-8
定価:1,050円(5%税込) 440ページ/16cm


【本の内容】
・詰将棋のルール
序章 将棋の基礎知識 基礎知識・1〜10
第1章 10級問題 1手詰=40問
第2章 9級問題 1手詰=40問
第3章 8級問題 3手詰=40問
第4章 7級問題 3手詰=40問
第5章 6級問題 3手詰=40問

◆内容紹介
本書は詰みの基本となる、頭金から始まる詰将棋の本です。序章で将棋の基礎知識を解説し、金銀桂香歩飛角それぞれが持つ特徴的な詰みの形を
1手詰80問と3手詰120問にまとめました。詰みの基本を覚えるのに、1手詰ほど役に立つものはありません。詰みと不詰みの違いをしっかりと見極め、詰み形というものを理解してください。
3手詰には「逃げ道を封鎖」、「守備力を低下」、「玉位置をずらす」などいろいろな詰めの筋が出てきますが、これらは実戦でも頻繁に現れます。手ごわい問題もありますが、解いた分だけ終盤力がアップするでしょう。


【レビュー】
1手詰・3手詰から取り組む詰将棋入門書。

序章では、ほとんど将棋を知らない人のために、駒の動き方・成り・禁じ手・棋譜の読み方についておさらい。完全に初めての人にはこれだけではつらいかもしれないが、「小学生のときにやったことがある/金と銀って違うんだっけ?」くらいの人ならなんとかOK。

第1章〜第2章は1手詰。頭金からスタートし、第25問までは、王手の選択肢が2〜4つ程度で非常に簡単。後半は、王手の候補がたくさんあったり、線駒の利きを利用したり、空き王手・両王手が出たりと、少しばかり難しくなる。

第2章後半(第60問あたり〜第80問)では、飛角の限定移動型がたくさん出てくる。有段者でも、ちゃんと詰んでいるかどうか確認が必要な詰み形だが、1手詰と分かっていれば初心者でも問題ない。

第3章以降は3手詰。第3章前半は並べ詰め中心で、わたしの目から見れば第2章後半よりもずっと簡単だと思うが、初心者が「1手の読み」から「3手の読み」へジャンプするのは結構難儀なのかもしれない。しかし、将棋を指す上で「3手の読み」は必ず必要なステップなのでがんばろう。

第3章後半の103問目からは、「捨て駒」が出てきてようやく詰将棋らしくなる。それ以降は、基本的に捨て駒一発の問題がほとんどで、さほど難しいものはない。『3手詰ハンドブック』と同レベルくらい。大駒の限定移動が必要でちょっと難しい問題が最後の方に2〜3問くらいあった。

解説は全編ともボリュームは同じで、120字前後。1手詰・3手詰としてはかなり親切だ。失敗手や合い利かずの詰み形についても丁寧に触れており、初心者用の詰将棋入門としてはかなり良い。

ここ2〜3年で1手詰をたくさん扱った本がいくつも出た(『一手詰め・一手必至』『サクサク解こう 詰将棋1手・3手200題』『将棋1手詰入門ドリル』)。それぞれ一長一短があるが、「初心者から無理なく3手詰にレベルアップしたい」「解説は欲しい」という方には最適な一冊である。(2007Dec14)

※本書の問題はPSPソフトの『一生遊べる 東大将棋 詰将棋道場』に収録されているものなので、同ソフトを持っているor購入予定の人は注意。



【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
マイコミ将棋文庫SP
[著者] 
週刊将棋
[発行年] 
2007年

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