2.6KB

<< 直前のページへ戻る

■振り飛車ワールド 第二巻

< | No.0191 | >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 振り飛車ワールド 第二巻

zoom
振り飛車ワールド 第二巻 [総合評価] B

難易度:★★☆
 〜★★★★☆

図面:見開き
06
内容:(質)
B(量)B
レイアウト:A
解説:A
中級〜有段向き

【著 者】 毎日コミュニケーションズ/編
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2003年3月 ISBN:4-8399-1006-5
定価:1,300円 221ページ/19cm


【本の内容】
第1章 【インタビュー】振り飛車に魅せられて(斎田晴子) 20p
第2章 【指定局面戦】▲左4六銀vs四間飛車
(所司一門の宮田敦史、渡辺明、松尾歩で6局)
番外編:PCソフト「激指2」vs「東大将棋5」
96p
第3章 【振飛車党列伝】山口英夫(文・湯川博士) 16p
第4章 【講座】どんどん攻める石田流(鈴木大介)
・角交換▲7七桂型
15p
第5章 【自戦記】さばきの極意(久保利明、1局) 12p
第6章 【エッセイ】あじあじの振り飛車日記(安食総子)
ばんかなのブレイクタイム(坂東香菜子)
対局室の振り飛車革命児〔藤井猛について〕(斎藤哲男)
14p
第7章 【講座】新・棒銀封じ(千葉幸生)
・▲四間飛車vs△棒銀での▲5七金と▲7八銀(出戻り銀)
16p
第8章 【講座】終盤のテクニック(佐々木慎)〔自戦記を題材〕 16p
第9章 【読み物】〔というより定跡進化の講座〕
角交換四間飛車|角交換中飛車|▲7八金型四間飛車(編集部特捜班)
10p

◆内容紹介
アマチュアに人気の振り飛車にポイントを絞った異色のシリーズ。松尾歩五段、渡辺明四段、宮田敦史四段による「所司一門のガチンコ指定局面戦」をはじめ、斎田晴子女流四段インタビュー「振り飛車に魅せられて」、久保利明七段自戦記「さばきの極意」、鈴木大介七段講座「どんどん攻める石田流」、湯川博士の「振り飛車党列伝」など実戦、講座、読み物など振り飛車情報満載の一冊です。


【レビュー】
(どのジャンルに入れていいか分からないので、とりあえずここに置いておきます)
振飛車党のファンブック。単体では単行本にならないようなものを、寄せ鍋風に集めて一冊にまとめてある。

今回も注目は、第2章の指定局面戦。特に今回はわたしがよく採用する「左4六銀戦法」で、右図が指定局面となる(『四間飛車道場 第三巻』を参考にすると良い)。ここから(1)△3七歩、(2)3六歩▲同飛△4五歩▲3三角成△同飛▲5七銀△3五歩▲3九飛、(3)4五歩▲3三角成△同飛▲6六角、の3種類を所司一門の若手が2局ずつ指している。中でも注目は旧定跡とされる(3)。この変化は詰みまで詳しく研究されていて、従来は「居飛車勝ち」の結論だった。しかし今回の企画では「先手容易ならず」となった。宮田の「指定局面はすでに振飛車がよく、▲2四歩がすでに無理」(103p)という大胆(?)発言も飛び出し、新たな研究が始まりそうだ。(2)(3)の変化は難解ということで、「▲6八金直を入れてから▲4六銀が勝る可能性」(115p)が指摘されている。実戦も4勝2敗で振飛車がリードしたので、振飛車党は勇気100倍(わたしはショボーン)

読み物部分は、今回は微妙に女流率高し。このあたりは、好みの問題。鈴木大介の石田流講座は前回の続きだが、千葉の講座はなぜか今回は棒銀対策。いろんな戦型をやるのかな?

一巻と二巻がほぼ同じ構成だったので、基本的に同じスタイルを踏襲していくようだ。一巻の感想では「食傷気味」と書いたが、今回は割と読み甲斐があった。単に自分の好きな戦型が多く解説されていたからかもしれない(笑)。(2003Jul05)



【関連書籍】

[ジャンル] 
振飛車総合
[シリーズ] 
振り飛車ワールド
[著者] 毎日コミュニケーションズ
[発行年] 
2003年

< >

トップページ > 棋書ミシュラン! > 振り飛車ワールド 第二巻


Copyright(C) 1999-2017 【将棋 棋書ミシュラン!】 All Right Reserved