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■米長の将棋 5 棒銀・腰掛銀

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米長の将棋 5
棒銀・腰掛銀
[総合評価] A

難易度:★★★☆

図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:
上級〜有段者向き

【著 者】 米長邦雄
【出版社】 平凡社
発行:1981年2月 ISBN:4-582-61405-1
2376-614050-7600
定価:1,300円 294ページ/19cm/H.C.
(文庫版)
米長の将棋(5) 棒銀・腰掛銀(MYCOM将棋文庫)
MYCOM将棋文庫DX
米長の将棋 5
棒銀・腰掛銀
[総合評価] A

難易度:★★★☆

図面:見開き3〜4枚
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:
上級〜有段者向き

【著 者】 米長邦雄
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2004年5月 ISBN:4-8399-1485-0
定価:840円(税込) 297ページ/16cm


【本の内容】
第一章 角換わり
棒銀
(1)棒銀対策の典型的な成功例 (2)駒損覚悟の角打ち
(3)速攻を防いだ7四歩 (4)苦心の一着も空しかった
(5)必至逃れの必至で辛勝 (6)一手バッタリで好局を逸す
(7)序盤の危機を切り抜けた (8)棒銀に自信を持った
(9)既成定跡を覆す妙手
78p
第二章 矢倉
棒銀
(10)強引な攻めに強烈な反撃 (11)棒銀に誘い込まれた
(12)詰将棋みたいな終盤 (13)急戦棒銀で攻めきった
(14)勝負どころでミスが出た (15)頭がおかしくなった終盤
(16)急戦棒銀に大苦戦した
78p
第三章 飛先交換
腰掛銀
(相掛かり)
(17)角を手持ちにして待った (18)角をバカにすることに失敗した
(19)後手側からの珍しい開戦 (20)「気が狂ったか」と書かれた
(21)強引な攻めをうまくいなした (22)端の位か中央の手得か
(23)両者が見落とした必殺技
70p
第四章 角換わり
腰掛銀
(24)千日手へのコース (25)中盤の悪手で終始苦しんだ
(26)一手の緩手につけこんだ (27)右玉の構想が失敗だった
(28)珍しい相右玉の戦い (29)右玉に地下鉄飛車
46p

付・引用局全譜(29局)=14p
【えっせい】将棋上達法/マタタビ/年金生活者/アラン・ドロン
【解説】今も輝きを放つ米長将棋(谷川浩司)※文庫版のみ

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
米長将棋を手厚い将棋と評する棋士は多い。本書ではこの手厚さの象徴でもある銀が主役の棒銀・腰掛銀の戦いを収録してある。米長流の捌きや激しい攻め合い、苦しい時の忍耐といった戦いの醍醐味を思う存分に堪能していただきたい。将棋の力をつけるのに最適なシリーズ5作目。
解説・谷川浩司。


【レビュー】
米長全盛期の自戦記集・第5弾。本書では銀が主役の棒銀戦法・腰掛銀戦法を取り上げている。(まえがきより抜粋)「攻めは飛角銀桂と言いますが、その中で銀だけがトビ駒ではありません。その銀を主役とする戦法を本巻では扱うことになります。…(中略)…中盤から終盤への先陣争いの中で、銀がどのような役割を果たすか、味読していただければさいわいです。」

特に第1章と第2章の棒銀は、アマチュアには非常に参考になると思う。定跡としては少し古いのだが、「こういう指し方もある」と思えば良い。最新定跡のギリギリの難しい指し方よりも、本書の戦型の方が分かりやすい気がした。ただし、角換わりで先手飛車先保留がまだない時代なので、序盤戦術は多少の違和感を感じる。

第3章・第4章の腰掛銀は、米長自身がそれほど得意ではないようで、やや苦しめの展開が多い。ただ、本書の相掛かりで頻出する▲2五飛と浮く意味とタイミングは勉強になるし、最近の横歩取りにも応用できる手筋だ。また、角換わり腰掛銀の講座部分は、木村定跡ができあがるまでの変遷と、木村定跡後の攻防の意味が書かれている。

この第5巻はいままでの4冊に比べると、現代の最新定跡を理解するために大きな参考になる気がした。定跡は確実に進歩しているが、居飛車穴熊・飛車先不突き矢倉・横歩8五飛のような“革命的な変化”が少ないからかもしれない。(2004May19)



【関連書籍】

[ジャンル] 
実戦集(自戦記)
[シリーズ] 
米長の将棋 MYCOM将棋文庫DX
[著者] 
米長邦雄
[発行年] 
1981年 2004年

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