「嗚呼 大トン死」公募! あなたの大トン死(>_<")イタッ をこのページに載せてみませんか(笑)? あなたの実戦譜・プロの手・etc何でも構いません。 棋譜・ポイントとなった手(局面)・簡単な解説と感想を添えて mailto:deguchi@rr.iij4u.or.jpまでお送りください。 |
嗚呼 大トン死・・・ |
File No.001 |
私の実戦譜からです。 振飛車vs居飛車の激しい戦いから、左図で▲が手番を握っています。どちらも玉は薄く、持駒は豊富で、いかにも何かありそうです。 左図から▲23香成や▲41銀or角は有望そうです。(ひょっとしたら、即詰みがあるかもしれません。 実際に、△の応手次第では詰む順は発見できました。 しかし、現在かなり時間をかけて考えても変化が非常に多く、とても3級では読み切れません) |
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「長い詰みより短い必至」とばかりに、▲21龍△同玉▲23香成(杏で表示)で必至をかけました。 (なぜこれで△が必至なのか分からない方は、こちらをご覧ください。)この形の必至の解説を見る! 左図からは、後手玉はどう受けても短い手数の詰みとなります。 かなり複雑な変化の詰みを目指すと、攻めが切れてしまう可能性もあるため、速い勝ちを目指したのですが・・・ この局面になる前の段階で△が詰めに来なかったため、自玉に詰みなしと見たのはある意味、勝手読みだったのでしょう。 |
左図は再掲必至図。 有名な形の必至ですから、△も受けがないことにすぐに気が付きました。 となれば、相手を詰めに行くしかありません。 必至をかけて追い込んだことで、相手は詰みに集中して懸命の読みを入れました。 コンピュータ相手ではこのような駆け引きはありませんが、おそらくプロでもこのような状態はあると思います。 |
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再掲必至図以下・・・捨て駒4連発! △37馬!▲同銀 △36桂!▲同銀 △37銀!▲同玉 △36龍!▲同玉 △35飛。 さっき渡した飛車が決め手となり、以下▲26玉△36金▲17玉△25桂以下並べ詰み。 大・頓・死! 「長い詰みより短い必至」も「終盤は駒の損得より速度」も実戦的な格言ではあるが、自玉の危険度を正確に読まなければいけなかったのである・・・。 素晴らしい将棋を指してくれたvariousさんに感謝いたします。あ、やっと対局者の名前が明らかに(^^; |
またしても「負けて覚える将棋かな」 |
左図は▲23と まで。△は残りすべての駒を持っていても、次の詰みを逃れることが出来ません。つまり、必至です。 @放置すれば、▲22金の頭金まで。 A横に逃げても、頭金。 B△22金or32金と受けても、▲33桂で、 (1)△33同金▲22金まで。 (2)△11玉▲21金△同金▲同桂成△同玉▲22金まで。 (3)△31玉▲41金まで。(知らないと意外な形です!) C△92飛でも▲33桂△31玉▲41金まで。 D△99角と受けても、今度は▲13桂と反対方向に打ち、どこに逃げても金打まで。 いくつかある必至の基本形の一つなので、知らなかった方はぜひ覚えてくださいね。(*^-^*) 以下の記述が誤っておりました。m(>_<)mごめんなさいーー D△99角が最強の対応ですが、▲24桂で再び必至。(この変化は、本に載ってないことが多いので、意外と知らない人が多い。私も勤務中に相当悩みました f(^^;)) (1)△11(31)に駒を打つ手は▲32(12)桂成まで。 (2)△22金(飛)は▲32金△同金(飛)▲同桂成△11玉▲12金(飛)まで。 (3)他の手でも簡単な詰み。 Dの変化があるので、左図は正確には必至ではないのですが、ほとんどの本にはこれにて必至と書いてあります。f(^^;) ーーーーーーーーーーーー誤りここまで |