「嗚呼 大トン死」公募! あなたの大トン死(>_<")イタッ をこのページに載せてみませんか(笑)? あなたの実戦譜・プロの手・etc何でも構いません。 棋譜・ポイントとなった手(局面)・簡単な解説と感想を添えて mailto:deguchi@rr.iij4u.or.jpまでお送りください。 |
嗚呼 大トン死・・・ |
File No.003 |
1分将棋に負けるな! |
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No.003は、私のセカンドHN・Rocky-and-Hotterの早指し将棋(秒読み30秒)から。 △が石田に組んだが、序盤に銀が53にいたのが非常に捌きにくい形となり、大苦戦となった。 終盤、うまく飛車と馬を封じ込めたものの、駒損の上に、両側から挟撃されて非常に危ない形。 いま、▲67香と馬を追おうとした局面。馬が普通に逃げては、▲63歩成から金を取られて、挟撃されているので簡単に負け。もちろん、入玉の望みはなし、▲63歩成に対して上手い受けもなさそう。(実はこれも勝手読み) |
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すでに1分将棋。 焦った私は、相手に歩のないこと、26飛がカベになっていることに期待して、△53香打。 しかし相手も1分将棋、実戦では次のように進んだ。 ▲54桂 △同香 最終手△88馬は詰めろなのか? 自分でも分からないまま指していましたが、銀桂の持駒では縛るしかないと思った。 もちろん金を持っていればこれで必至。 |
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以下、 ▲63歩成 この手は詰めろなのか? 左右と上から挟撃されているので、受けは無さそう。しかし、▲73と ならまだ一手の余裕があると見た私は・・・ |
左図から、 △56桂 これが最後の悪手。実は▲63歩成は詰めろで、次に▲73とは勝手読み。 |
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▲71龍 以下、簡単な詰み。△67香がいなければギリギリ助かっているが、残念ながら、以下△同玉▲62と△81玉▲82金まで。 大・頓・死 相手が飛車を切る手が見えないと、こんなに簡単な順でも見落とす。自分が飛車を切るのが下手だからこそ、相手が切るのも見えないのだな、と要反省の将棋であった。 |
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この将棋を指していただいたm.michiさんに感謝します。 | |
実は、左図から▲玉は詰んでいる。 また、この形に持っていくのであれば、△53香のところで△48金とすればこの形になる。詰むためには、銀桂香歩の持駒でよい。2枚目の桂は不要だった。 |
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上図から、 △57桂打 ▲同金 で右図。 自玉の危険さえ察知していれば、他に選択肢のない一本道。ただ、実戦では△68歩打が見えなかった。(ここに歩が打てなければ詰まない) |
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以下、 ▲同馬 △同銀成 まで、ぴったりの詰み。 [別手順] |
「身に刻みこめ! その屈辱を!」 |
左図の局面、金があれば必至だと書いた。 この左右からの挟撃桂は、かなり基本的な必至の形で、次に△59金と△79金を同時に受けることができない。 このように、2通り以上の詰み筋でせまるのは、玉を追いつめやすい。よく相手に入玉されてしまう人は、むやみに追わずに玉の逃げ道を封鎖することから読んでみよう。 格言「王手は追う手」 |
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左図から必至をかけてみよう。 上級者には簡単な問題であるが、初心者にはどこから手をつけていいか分からないかもしれない。また、上級者であっても、実戦で時間に追われながら複雑な局面を読んでいると、このようなチャンスを見落としていることはよくある。 ▲22金△同玉▲41龍は、送りの手筋でよく使われるが、この場合は△31金打で失敗。 ▲52とと駒を稼ぎに行くのは、△同金▲同龍で駒得するが、△51金打で龍が逃げるハメになり、攻めは遅くなりそうだ。 |
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上図から、 ▲41龍 △同玉 まで。次の▲51金と▲31金の両方の詰みを受けることができない。すなわち、必至となる。将棋という競技は、一手先に相手玉を詰ませればいいのだから、自玉に余裕のあるときは無理に王手をかけずに、詰めろから必至で迫るのが実戦的だ。 ▲41龍△33玉と逃げれば必至はかからない。ただし、▲32金打から銀桂を取られ、さらに金を持っているので、詰みは近いと見て良い。▲玉に迫っていて、一手の余裕を得たいときは、場合によっては△はこう逃げるべきかもしれない。 |
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