(ポケット版) zoom 将棋タウンさんthx! |
王将ブックス
ポケット版 ─特殊戦法シリーズW ジュニア詰め将棋 |
[総合評価] B 難易度:★★☆ 見開き1 問 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:A 初級〜向き |
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【著 者】 佐藤大五郎 | ||||
【出版社】 北辰堂 | ||||
発行:1979年6月 | ISBN:4-89287-064-1 | |||
定価:380円 | 158ページ/19cm |
(DELUXE版) zoom |
王将ブックス DELUXE版 E 特殊戦法シリーズ(4) 八段 佐藤大五郎の ジュニア詰め将棋 |
[総合評価] B 難易度:★★☆ 見開き1 問 内容:(質)B(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:A 初級〜向き |
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【著 者】 佐藤大五郎 | ||||
【出版社】 北辰堂 | ||||
発行:1989年7月 | ISBN:4-89287-069-2 | |||
定価:800円 | 158ページ/19cm |
【本の内容】 |
詰将棋 全76問 ・5手詰=6問 ・7手詰=70問 |
【レビュー】 |
5手詰・7手詰の詰将棋本。全体の9割が7手詰なので、実質は「7手詰の詰将棋本」だ。 7手詰には独特のテンポがある。「捨てて・キメる・捨てて・詰ます」。これは3手詰や5手詰では味わえない心地よさだ。もちろんこれに該当しない7手詰はたくさんあるが、基本的にはこのテンポの良さが7手詰の魅力だとわたしは思っている。 本書では、その7手詰の心地良さが存分に現れている。全体的に盤上の駒数は少なめで(最大でも12枚くらい)、手を絞りやすい。詰め上がりも密着型で実戦的なものが多く、合い利かずや両王手のようなハッとするものは少なめ。難易度は7手詰としては少し易しめなので、「5手詰がちょうどいいくらい」という方でもきっと解けると思う。『5手詰ハンドブック』(2004)が好きな人は、本書もきっと気に入ると思う。(著者は違うけど) 問題数がちょっと少ないのが難点だが、値段も安いし悪くないと思う。指し将棋派の方には特にオススメだ。詰将棋派にはちょっと物足りないかも。 それにしても、なぜこの本が“特殊戦法シリーズ”なんだろう…。あと、なにが“ジュニア”なんだろう?(2004May29) |