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1問ごとに強くなる 勝つための詰将棋81 |
[総合評価] B 難易度:★★★★☆ 見開き1問 内容:(質)A(量)B レイアウト:A 解答の裏透け:B 解説:A 上級〜高段者向き |
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【著 者】 桑原辰雄 【編 者】 週刊将棋 | ||||
【出版社】 毎日コミュニケーションズ | ||||
発行:1994年10月 | ISBN:4-89563-611-9 | |||
定価:951円 | 222ページ/18cm |
【本の内容】 | |||||||||
・詰将棋用語集=3p |
【レビュー】 |
詰将棋作家・桑原辰雄氏の詰将棋作品集。 氏の作品は実戦型が非常に多く、81問中59問(73%)が実戦型。しかも桂香が2つとも初期配置というものも非常に多く、解く気を起こさせる。 ただし非常に難しいものが多く、実際にトライするとかなりしんどい。難易度は★の数で表示されているが、「★マーク5個以上が50局くらい」(まえがきより)でかなり難易度は高め。ちなみに最高難易度は★7つ。 上級者向けの25問は、各問ごとにパート1とパート2に分かれている。たとえば第57問では、パート1では15手詰めで、パート2では4手進んで残り11手の状態からスタートしている。難易度が飛躍的に下がるので、初段前後の方でもなんとかトライできるようになっている。 わたしは解答を鑑賞するだけだったが(汗)、自信のある方はぜひとも挑戦してみてください。(2004May27) |