zoom |
森内優駿流棋本ブックス 囲い崩しの棋本手筋 終盤の一手に大きな差が出る |
[総合評価] B 難易度:★★★ 図面:見開き4枚 内容:(質)A(量)A レイアウト:B 解説:A 読みやすさ:B 中級〜上級向き |
||
【著 者】 甲斐栄次 【監 修】 森内俊之 | ||||
【出版社】 主婦と生活社 | ||||
発行:1997年9月 | ISBN:4-391-12066-6 | |||
定価:900円 | 191ページ/19cm |
【本の内容】 | ||||||||||||
◆内容紹介 |
【レビュー】 |
囲い崩しの解説書。 代表的な囲いの形を紹介し、それらを崩していく手筋を解説している。解説のある囲いは、振飛車系が片美濃・本美濃・高美濃・銀冠・片穴熊・三枚穴熊・早囲い・金無双の8つ、居飛車系が舟囲い、左美濃、金矢倉、銀矢倉、片矢倉、カニ囲いの6つ。 囲い崩しの問題としては、なかなかの良問揃い。ただ実戦例がなく、これらの手筋を実戦でどのように活用していくかが分かりづらい。 惜しいことに、本書にはレイアウト上の問題が3つある。一つ目はフォント、二つめは図面、三つめは問題図の前に解答が載ってしまっていること。これは姉妹書の『寄せの棋本戦術』(小暮克洋,1997)と同様。練習問題部は『美濃崩し180』(金子タカシ,高橋書店,1993)ライクになっていて見やすいので、思い切って全編とも問題形式にすればもっと良かったんだけど。 初めての囲い崩し本としてはちょっとだけ敷居が高いかも。2冊目で「基本的な問題をたくさん解きたい!」という方にはピッタリだ。というわけでややカラめのB。(2004Nov19) |
【関連書籍】 |
トップページ > 棋書ミシュラン! > 囲い崩しの棋本手筋 |
|