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■1手詰ハンドブック

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1手詰ハンドブック
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1手詰ハンドブック [総合評価] B

難易度:★〜★☆

見開き4問
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解答の裏透け:-
解説:前半B、後半C
初心〜初級向き

【著 者】 浦野真彦
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2009年11月 ISBN:978-4-8399-3332-6
定価:1,260円(5%税込) 208ページ/18cm


【本の内容】
・本書の問題を解くために
(駒の動かし方/成った駒の動かし方/駒を成る/駒を取る/反則について/本書の1手詰のルール/譜号と解答表記)
・1手詰80題
・【コラム】幻の301題目(香不成問題=1問)
・1手詰220題

◆内容紹介
本書は、文字どおり
1手で詰む詰将棋300題を収録した問題集です。1手詰ですから考えれば必ず解けますので、ストレスを感じずに問題を解いていくことができ、その中で自然に駒の動かし方をマスターし、いろいろな詰みのパターンが身に付いていきます。
また、巻頭には
駒の動かし方や簡単なルールを掲載していますので、将棋を覚えたばかりの初心者にもお勧めの一冊です。スイスイと問題を解く楽しさ、考える楽しさをぜひ味わってください。たかが1手詰、されど1手詰。まずは基本から始めてみませんか。


【レビュー】
1手詰限定の詰将棋問題集。

本書では、ルール説明、棋譜の読み方からスタート。次に、駒別の1手詰80問(100字程度の解説あり)で「詰み」というものに慣れる。後半は、いろいろな詰め手筋をランダムに出題した1手詰220問(解説は1行のみ)で徹底的に「詰み形」を演習していく。なるべく多くの詰め手筋を網羅できるように配慮されているが、「香不成の詰み」だけはどうしても駒余りになるため(「詰将棋」の定義では、詰め上がりで駒が余るのは不完全作とされる)、ミニコラムでフォローされている。

最近は1手詰をテーマにした本もいくつか出ていて、本書は決して目新しいものではない。ただし、「X手詰ハンドブック」のラインナップとしては初めてであるし、浦野の「仕事」、日本将棋連盟の「仕事」としては、やる必要のあったものなのだろう。

他書の簡単な紹介と比較をしておこう。

・『森信雄の勝ちにいく!詰将棋ドリル(2) 一手詰め・一手必至』(森信雄,山海堂,2006.01)
・『ドンドン解いて棋力アップ 詰将棋1手詰・1手必至399題』(森信雄,実業之日本社,2008.10)〔改題改訂版〕
 1手詰300問+1手必至99問
 クセがあり、詰め上がりが複雑な問題が多い。1手詰の可能性に挑戦した一冊。
 1手必至の方は、5〜7手詰を解けるくらいの棋力が必要。

・『将棋1手詰入門ドリル』(椎名龍一,池田書店,2007.10)
 1手詰280問
 部分図の基本的な1手詰160問+すべての駒を使った全体図の1手詰120問
 全問ある程度の解説あり。
 レベルが行ったり来たりしながら少しずつ難しくなっていく。

・『スイスイ解こう詰将棋 オール1手412題』(森信雄,実業之日本社,2008.04)
 1手詰412問
 基本的な詰み形を網羅。
 解説はなし。量は最多。
 似た形が数問セットで、わずかな違いで詰め方が変わることを学べる。

駒の動きを覚えたばかりの初心者には、1手詰を徹底的にやらせるというのは結構有効である。実際、うちの将棋部に入部した初心者2人のうち、1手詰をやりこんだ方はグングン棋力が伸びているのに対し、やらなかった方は相変わらず初心者のままである。

1手詰本を一冊だけ選ぶなら、好みで選べば良いと思うが、「徹底的演習」が有効なので、いくつか揃えておくのもよい。3冊あれば、およそ1000問になる。(2010Jan25)


【他の方のレビュー】(外部リンク)
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー
30歳からはじめた将棋のブログ
将棋観戦記
ホットコーナーの舞台裏




【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] X手詰ハンドブック
[著者] 
浦野真彦
[発行年] 
2009年

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