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■3手1組プロの技

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3手1組プロの技
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3手1組プロの技 [総合評価] B

難易度:★★★
   〜★★★☆

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:
解説:B(講座はA)
読みやすさ:A
中級〜上級向き

【著 者】 片上大輔
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2007年8月 ISBN:978-4-8399-2551-2
定価:1,260円(5%税込) 208ページ/19cm


【本の内容】
第1章 3手1組歩の手筋 【講座】歩をうまく使うコツ
・第1問〜第25問
60p
第2章 攻めの3手1組 【講座】攻めのヒント
・第26問〜第63問
88p
第3章 しのぎの3手1組 【講座】しのぎのヒント
・第64問〜第86問
56p

【コラム】(1)一歩千金 (2)次の一手 (3)危機感
【おまけ】次の一手の舞台裏

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
本書は読みやすいように「次の一手」問題集の形式をとっていますが、その狙いは正解を当てることではありません。「ここでどう指すか」よりも、相手や自分の狙いを読んで、「こう指すと次にどうなるのか」をきちんと考えることが大切です。次の一手よりも、その後の
2手目・3手目に注意して考えることが「勝手読み」を減らし、上達へとつながります。各章には、歩の使い方、攻め、しのぎと、テーマに沿った講座をつけてあります。問題はすべてプロの実戦から選んでおり、ファンにとって価値ある一冊となっています。


【レビュー】
プロの実戦を題材に、手筋の実戦での使い方を次の一手形式で解説した本。

普通の「次の一手問題」は、明快な答がある。正解を指せば、はっきり優勢になったり、勝ちになったりするものだ。

しかし本書の問題は、決め手級のものもあるが、多くは「ねらいがモロに実現すれば優勢、実戦では相手が読みをはずしてくるのでそこまでの成果は得られないが、主導権を取れる」という感じだ。

プロの実戦は当然ながら難しいのだが、本書はあまり長手数を読む必要がない。「こう指す、こう来る、そこでこう指す」という“3手の読み”がしっかりできればよい。そして、正解かどうかにはあまりこだわらない方が良い。1週目は一応自分の読みで指し手を決め、正解と見比べて、2週目には、そこに目が行けばよい。

「プロの技」というと、超絶的な妙手や十数手先の好手…などと思うが、「3手1組」と言っているように手筋自体はそれほど難しいものではない。ただし、「見えにくいが、指されてみれば納得」とプロも関心するような手筋が満載になっている。

MYCOM本にしてはやや行間が広く、解説量も少ない(1問に付き解説は200字程度)ように思えたが、読み慣れてくるとこれくらいでちょうどよい。著者自身も書いているように、プロの技をできるだけ易しく伝えることに成功していると思う。総合評価Bは、全体的な分量がやや物足りないため。これで120問くらいあればAだ。「『羽生の法則』で手筋は覚えたけど、実戦で使う機会がない…」と思っている人にはオススメ。(2007Nov13)

※問題図の下側に、棋戦や対局者名が載っている。ときどき後ろに付いている「※」はいわゆる「便宜上先後逆」のこと。注意書きが見当たらないので探したら、なんと第1章前文「歩をうまく使うコツ」の最後にあった。気づかないよ…orz 「本書の使い方」に書くか、「※」が初出のときに添えてほしい。


【他の方のレビュー】(外部リンク)
棋書解説&評価委員会
三軒茶屋 別館
白砂青松の将棋研究室
Amazon.co.jp: カスタマーレビュー




【関連書籍】

[ジャンル] 
その他の手筋
[シリーズ] 
[著者] 
片上大輔
[発行年] 
2007年

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