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■森下の対振り飛車熱戦譜

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森下の対振り飛車熱戦譜 [総合評価] B

難易度:★★★★☆

図面:見開き6枚
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解説:A
読みやすさ:A
上級〜有段向き

【著 者】 森下卓
【出版社】 毎日コミュニケーションズ
発行:2002年11月 ISBN:4-8399-0594-0
定価:2,000円 272ページ/21cm
ハードカバー


【本の内容】
自戦記=20局
(対戦相手:藤井=7局、久保=5局、鈴木大=3局、小倉=2局、中村=2局、三浦=1局)

◆内容紹介(MYCOMホームページより)
現代振り飛車との最先端の濃密な戦い。純粋な居飛車党であり、手厚い指し回しは棋界随一を誇る森下卓八段が、対振り飛車実戦譜をまとめ、『森下の四間飛車破り』以来6年ぶりに実戦集として上梓しました。現代の代表的な振り飛車の使い手といえば藤井猛九段、久保利明七段、鈴木大介七段の三人。本書は特にこの三人を大きく取り扱いました。タイプの異なる振り飛車党に、様々な対策で立ち向かう森下八段の居飛車での戦いの軌跡を、森下八段が自ら書き下ろし、全20局を全編自戦記で綴った内容の濃い一冊です。


【レビュー】
森下の対振飛車自戦記。

『森下の四間飛車破り』は、森下の対四間飛車全棋譜が収められていたが、本書では“藤井システム誕生以降”の対振飛車に限定されている。さらにA級振飛車党三銃士の藤井・久保・鈴木大との対局に、特にスポットを当てて解説している。この3人は純粋振飛車党の中でも特に強く、しかも3人とも棋風も大局観も全然違うのだから面白い。

今回も森下ならではの丁寧な自戦記がいい感じである。特に目立つのは冒頭3局の「四間飛車藤井システムvs飛先不突き(or保留)袖飛車」と、まんなかあたりの「四間穴熊vs銀冠」。前者は比較的新しい指し方で、有力ながら試行錯誤中の様子。後者は前著で圧倒的勝率を誇った銀冠なのだが、森下の考え方がハッキリと変化した様子が綴られている。

ただ、『森下の四間飛車破り』と比べて、やはり量的に見劣りする。森下は、藤井システムの登場前後では対振飛車の考え方が全く変わり、藤井システム以前の将棋はあまり価値がないと見ているようだが、あえて対振飛車全棋譜(四間飛車以外)を収録してほしかった。または、藤井システム以後の、四間飛車を含む対振飛車全棋譜でも良かった。非常に惜しいが、あえてBとさせていただく。(2003Oct28)



【関連書籍】

[ジャンル] 
自戦記
[シリーズ] 
[著者] 
森下卓
[発行年] 
2002年

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