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■のびのびしみじみ5手詰

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のびのびしみじみ5手詰 のびのびしみじみ5手詰 [総合評価] C

難易度:★★★

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
(2色刷り(黒・
))
解答の裏透け:C
解説:B
中級〜向き

【著 者】 内藤國雄
【出版社】 日本将棋連盟
発行:2008年7月 ISBN:978-4-8197-0175-4
定価:1,155円(5%税込) 208ページ/18cm


【本の内容】
・詰将棋=100問(5手詰)

◆内容紹介(日本将棋連盟HPより)
「のびのびしみじみ7手詰」の続編。今作は5手詰の問題を100題収録。前作同様、自然な形と解後感の良さは健在。7手詰は難しくてちょっと…という方にもちょうどいい難易度になっています。内藤國雄九段のモットーは「のびのびしみじみ」。好きな趣味に、のびのびしみじみ浸れる時こそ、これに勝る幸せはなし!


【レビュー】
5手詰限定の詰将棋問題集。

著者自ら、あまり難解ではない5手詰を厳選したということで、本書の5手詰のレベルは10段階でLv.3〜Lv.8くらい。難易度的には『5手詰ハンドブック』(浦野真彦,2004)と同じくらいだと思う。易しい手筋の捨て駒一発の問題もあれば、3手目に結構見えづらい妙手がくるようなものもある。しかし詰将棋としては全体的に軽妙で解後感がスッキリしている感じだ。なお、煙幕を張るためなのか、超短手数の内藤詰将棋にしては珍しく、駒取りが入る問題も3問あった。

問題は見開き1問で、盤面の背景は黄色(というか薄オレンジ色)で塗られている。最近、将棋連盟から出版される詰将棋本は必ず2色刷りで盤面が塗られているが、その中では本書の黄色は比較的ナチュラルな配色になっている。

ヒントは図面の下部に1行。かなり簡潔なヒントなので、詰将棋に不慣れな人は何を言われているのか分からないかもしれないが、ある程度慣れた人なら十分意味を汲むことができるだろう。

さて、短手数の5手詰集ということで、今回こそは全問正解を!と意気込み、慎重に解いていったが、やはり間違えてしまった…orz 100問中、正解は98問でした。

ただし、著者自身があとがきで「てこずるかもしれない」と言っていた第12,16,21,36,45,85,92問については、あまり難しいとは思わなかった。『のびのびしみじみ7手詰』(2008.02)のときは、作者が難しいといっていた問題はやっぱり解けなかったのだが…(難しいという先入観があった?)。特に「5手詰にしては難問」と書かれていた第92問は、盤上に銀が多くて最初は考え込んだが、本筋の初手に気づけばあとはそれほどでもなかった。

わたしが苦戦したり、ちょっと面白いなと思ったのは次の通り。

 第17問
 第20問
 第22問
 第23問
 第32問
 第38問(少し手が広い)
 第49問(見えるまで苦戦したが、分かってしまえば簡単だった)
 第56問(これも見えてしまえば簡単)
 第66問
 第72問(これは難しかった!初手の王手だけでも14通りで、最初は遠く離れた▲2六歩の意図が分からなかった)
 第75問(かなり時間がかかったが、少し時間を置いて▲3五歩の意味を考えたらすぐ解けた)
 第82問(完全に勘違いで不正解(x_x;) 間違えるような問題ではなかった)
 第85問(大駒の限定移動がモリノブっぽい)
 第89問(交互に動く飛車が面白い!これは5手詰だから面白いのだと思う。7手以上だとやや冗長だろう)
 第95問(完全に不正解。解説にもあったが、受けの妙防がまったく見えなかった。次に挑戦するときも間違える気がする)
 第96問(変化も含めて、詰め上がりに不安定感があって伊藤果っぽい印象)

5手詰集としてはライトにまとまっていて、いい感じだった。ただ、作品の質、解説とも『5手詰ハンドブック』とほぼ同等なので、『5手ハンド』が5手詰200問で\1,050で出ている以上、本書の5手詰100問で\1,155はちょっと割高な感じがする。(2008Oct27)


【他の方のレビュー】(外部リンク)
あじブログ
ギズモのつれづれ将棋ブログ
将棋の棋書レビュー




【関連書籍】
 『
のびのびしみじみ7手詰
[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
[著者] 
内藤國雄
[発行年] 
2008年

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