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■森安流 力戦四間飛車

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森安流 力戦四間飛車
zoom
一手決断☆将棋戦法(8)
森安流 力戦四間飛車
[総合評価] C

難易度:★★★

図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)C
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:B
中級〜上級向き

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【著 者】 森安秀光
【出版社】 筑摩書房
発行:1986年7月 ISBN:4-480-67008-4
定価:780円 206ページ/18cm


【本の内容】
T 居飛車穴熊破り (1)居飛車穴熊攻略の序盤
 /▲7五銀型の魅力/▲7五銀型の狙い/対居飛車穴熊戦のコツ
(2)徹底トレーニングT・U・V
 /先手の真の狙いは/穴熊崩しのパターン/もう一つの穴熊対策/
72p
U 対△6四銀戦法 (1)対急戦攻略法
 /△6四銀・▲7八飛型/
(2)徹底トレーニングT・U・V
56p
V 先手四間飛車熱戦二局 2局
(1)森安vs田中寅(第44期棋聖戦),▲四間飛車vs△居飛穴模様
(2)森安vs谷川(第42期名人戦第4局),▲四間飛車vs△左6四銀
70p

◆内容紹介(表紙より)
いま振り飛車は新/鮮/感/覚!ソフトに構え、ハードに寄せる。四間飛車の可能性を拓くパワーあふれる新戦略。


【レビュー】
▲四間飛車の解説書。実戦譜をベースに解説。

タイトルに「力戦四間飛車」とあるが、内容は居飛穴対策3つと対左6四銀急戦。特に「力戦」ぽい戦型ではない。ただし、森安は中盤の指し方(特に左金の扱い方)に特徴があるので、その意味では立派に「森安流」である。

第1章は居飛穴対策。メインは▲7五銀型(左図)。この形は駒組みが分かりやすいし、現代でも先手が望めばこの形が出現する確率は高い。ただし一気に攻め潰せるというものではなく、居飛穴の動きを抑えながらじりじりと優位を拡大していく、という指し方なので、意外に指しこなすのは難しそう。本章では、他にオーソドックスな▲6六銀型(中央図)、石田流への組み替え(右図)なども解説している。
▲四間飛車7五銀型vs△居飛車穴熊▲四間飛車6六銀型vs△居飛車穴熊▲石田流への組み替えvs△居飛車穴熊
▲四間飛車vs△左6四銀 基本図また第2章では△左6四銀戦法(左図)に絞って急戦対策を解説。▲4六歩型や▲5六歩型など、どの形でも互角以上に戦えるとのこと。変化が少し古くなっている感じがするが、先手四間飛車vs急戦を扱った棋書はあまり多くないので、古いことを承知で参考にすると良い。

同時期に発売された『だるま流森安の振り飛車のススメ』(MYCOM,1986.7)と比べて、こちらの方が全体的に対象棋力が安定した解説が良い。戦型が絞り込まれていて量が少ないのでCにしたが、級位者向けの戦法解説書としてはまずまずだと思う。シリーズ全10冊の中でも良い方。(2005Aug28)



【関連書籍】

[ジャンル] 
四間飛車総合
[シリーズ] 
一手決断☆将棋戦法
[著者] 
森安秀光
[発行年] 
1986年

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