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■振り飛車破りユニーク戦法

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振り飛車破りユニーク戦法
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スーパー将棋講座
振り飛車破りユニーク戦法
独特の急戦7戦法で振り飛車を撃破!
[総合評価] B

難易度:★★★☆

図面:見開き4枚
内容:(質)B(量)B
レイアウト:A
解説:B
読みやすさ:A
中級〜上級向き

【著 者】 田丸昇
【出版社】 創元社
発行:2005年2月 ISBN:4-422-75098-4
定価:1,260円(5%税込) 222ページ/19cm


【本の内容】
第1章 《対四間飛車》 腰掛け銀
・右四間飛車戦法
【飛先不突き・舟囲い型右四間飛車】
基本変化/後手の対策(△1二香−△2四角)
/実戦編
28p
第2章 クラシック戦法 ポンポン桂(富沢キック)/4六銀-3七桂型
/△5一角の変化/△6四歩の変化
36p
第3章 5筋位取り戦法(急戦型) △4五同歩/△5四歩/後手の対策△4一飛 42p
第4章 5筋位取り戦法(持久戦型) 基本変化/実戦編 34p
第5章 相振り飛車・左玉戦法 高田流 20p
第6章 穴熊破り地下鉄飛車戦法   22p
第7章 《対三間飛車》 4筋超急戦戦法 基本変化/実戦編 36p

◆内容紹介(表紙より)
手をかけずに攻めこむ超急戦戦法、相手が驚く型破り戦法、あまり知られていない本格戦法など、7戦法を紹介。一気に攻めこむ急戦策で、将棋のおもしろさを満喫する。


【レビュー】
振飛車破りの定跡書。主に対四間飛車を解説。

本書に載っているのは、四間飛車破り6つと三間飛車破り1つ。タイトルに「ユニーク戦法」とあるが、奇襲や奇謀ではない。右四間飛車や5筋位取りは、主流ではないがフツウに有力な戦法。また第2章“クラシック戦法”は「ポンポン桂」と「4六銀-3七桂-2六飛」の両対応。第7章の対三間飛車急戦は、普通の3七桂戦法よりも早く▲4五歩と仕掛けてしまうもの。これらは局面が絞られるため、プロで使いづらいが、アマが主力として使うには十分有力だ。

一方、第5章「左玉」や第6章「地下鉄飛車」はかなりユニーク。「左玉」は“高田流相振飛車”でもあり、『高田流新感覚振り飛車破り』(高田尚平,2000)に詳しい。「地下鉄飛車」は振飛車穴熊を端から直撃する戦法で、1980年ごろに流行った。『チャート式穴熊破り』(西村一義編,1980)『四間飛車を破れ・下巻』(石田和雄,1980)を参照すべし。いずれも他戦法に類を見ない駒組で、ユニークさはトップクラス(笑)。

各章とも、狙いが上手くはまった変化から始まり、振飛車側の修正案をいくつか検討。田丸の実戦付きの章もある(残念ながら総譜ではない)。5筋位取りで谷川に勝った将棋はぜひ見てほしい(笑)。どの章も最終的には「先手十分」の結果になる。一冊に7戦型を詰め込んでいるので、それぞれの解説はあまり深くはないが、ある程度の概要は十分つかめる解説量だと思う。

本書全体が“クラシック”な感じもあるが、「他書にあまり載ってない急戦が勢ぞろい」なのは魅力的。(2006Jul13)



【関連書籍】

[ジャンル] 
振飛車総合
[シリーズ] 
スーパー将棋講座
[著者] 
田丸昇
[発行年] 
2005年

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