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■将棋段級模擬テスト 九・十級問題集

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九・十級問題集 将棋段級模擬テスト
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将棋段級模擬テスト 九・十級問題集 [総合評価] B

難易度:★★

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:B
初級〜中級向き

【著 者】 二上達也
【出版社】 成美堂出版
発行:1979年4月 ISBN:4-415-04606-1
定価:400円 190ページ/16cm
(新装版)
九・十級問題集
将棋段級模擬テスト 九・十級問題集 [総合評価] B

難易度:★★

見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A
解答の裏透け:C
解説:B
初級〜中級向き

【著 者】 二上達也
【出版社】 成美堂出版
発行:1987年2月 ISBN:4-415-04706-8
定価:550円 190ページ/16cm


【本の内容】
・次の一手=計89問
第1章 序盤=20問
第2章 中盤=15問
第3章 終盤=34問
第4章 詰めの手筋=20問

◆内容紹介(はしがきより)
将棋は各駒の動かし方を知っていれば、誰でも楽しめますが、それだけでは駒の能力を百パーセント発揮させるところまではいきません。(中略)手筋を多く知ることが上達するもとで、いいかえれば将棋に勝つ道につながります。
本書では、全体を序盤・中盤・終盤にわけ、詰めの手筋を知っていただくための章も設けました。九・十級のクラス別にして、やさしい手筋から、高級手筋までを紹介してあります。


【レビュー】
初級者向けの次の一手問題集。

手筋を知ること。初級者の場合は、それだけでも見違えるように強くなれる。手筋とは、駒を効率よく働かせるような、ちょっと上手い手のことだ。1手だけで急所を突くような手筋もあれば、数手の組み合わせで効果を発揮するような手筋もある。いずれにせよ、手筋を知ることは上達への第一歩であり、初心者同士の「切った張った」の将棋から卒業するための第一歩でもある。

第1章・第2章では主にさまざまな歩の手筋と飛車先突破を学ぶ。特に端攻めが多い。

〔学べる手筋〕
 面打の歩、駒得の▲8二銀、突き捨ての歩、垂れ歩、合わせ歩、タタキの歩、飛先突破の▲1二角or▲1二銀、連打の歩〜垂れ歩、継ぎ歩、▲4一銀のひっかけ、ロケット飛車、つなぎの歩、中合い、大駒は近づけて受けよ、連打の歩、下段の香に力あり、etc.

第3章(終盤)は主に必至問題。初心者のうちは、つい王手をかけてしまいがちだが、敵玉の逃げ道をふさぐ(退路封鎖)ことを覚えると終盤力は一気に上昇する。本章では1手必至の基本形から始まり、易しい美濃崩しや受けにくい詰めろ(=手数は長くても、いわゆる「一手一手」の状態)などを学んでいく。

第4章は詰め手筋。厳密なルールのある「詰将棋」とは違うので、問題によっては余分な持駒があって、どれを使うか迷わせるようになっていたり、詰め上がりで駒が余ることもある。また、玉方の持ち駒が限定されていることもあるので、問題図をよく見ること。手数は3手詰から7手詰までだ。

レイアウトは見開き一問一答で、ヒントが約70字。解説は図面が2枚で、解説文が100〜120字程度になっている。そこそこ詳しく、標準的なレベルといえるだろう。

また、各問に「棋力診断」が付いていて、すべて「10分で十級(or九級)」となっているが、これはあまり気にしなくてもよい。どちらかといえば、10分もウンウン悩んで考えるより、1〜2分考えて思いつかなかったら答を見てしまうほうが良い。手筋というものは、「考えて(読んで)たどりつく」というよりは、「パッとそこに目が行く」という性質のものだからだ。

本書は初級向けではあるが、これらの手筋を実戦で自由に使いこなせるなら立派に初段の実力があるだろう。まずは、本書の部分図の問題から始めれば、そんなに難しくはない。初段への足掛かりとして、通勤かばんに忍ばせて手軽に解きたい一冊だ。(2011Sep27)


※誤字・誤植(1980年5月発行の版で確認):
p44 ×「▲1二銀とするねらい」 ○「▲1二成銀とするねらい」



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集
[シリーズ] 将棋段級模擬テスト
[著者] 
二上達也
[発行年] 
1979年 1987年

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