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■詰将棋上達術

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詰将棋上達術
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米長上達シリーズ(5)
詰将棋上達術
[総合評価] B

難易度:★★
  〜★★★☆

第1〜2章:見開き2問
第3〜4章:見開き1問
内容:(質)A(量)B
レイアウト:A(2色刷)
解答の裏透け:A
解説:A
初級〜上級向き

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【著 者】 米長邦雄
【出版社】 昭文社
発行:1988年1月 ISBN:4-398-23505-1
0176-620005-3093
定価:550円 158ページ/16cm


【本の内容】
・詰将棋=計106問
第1章 三手詰(22問題)
第2章 五手詰(44問題)
第3章 七手詰(22問題)
第4章 九手詰(18問題)

◆内容紹介(はじめにより抜粋)
私は詰将棋の解き方のコツを知って頂こうと思い、本書で初めて「考え方」というものを読者にお伝えします。(中略)
なお昭文社より、以前『これが米長詰将棋』という本を出版してもらいましたが、今回の『詰将棋上達術』は全く新しい内容になっています。


【レビュー】
3手詰〜9手詰の詰将棋問題集。

本書の詰将棋の難易度は、手数に対して易しすぎず、難しすぎず、標準的。7手〜9手くらいだとパッと見で解ける問題はあまりなく、10分以上悩んだ問題もあまりなく、ほど良く考えたところで解ける問題が多かった。

これは、ヒントが充実しているところが大きそう。3手〜5手では40字程度、7手〜9手では100字程度のヒントが付いているが、「考え方重視」で書かれているため、ちょっと考えると本筋に目が行くようになっている。あまり露骨ではないところが良い。

解説もまずまず充実。3手〜5手では100字程度、7手〜9手では150字程度で、変化の解説だけでなく、出題側としての感想や解後感などにも触れている。

ポケットサイズで100問強の詰将棋問題集としてはなかなか良いと思う。(2010Feb18)


【他の方のレビュー】(外部リンク)
まだ見つかっていません。




【関連書籍】

[ジャンル] 
詰将棋
[シリーズ] 
米長上達シリーズ
[著者] 
米長邦雄
[発行年] 
1988年

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