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■攻防手筋集

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スラスラ捌く 攻防手筋集
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MAN TO MAN BOOKS
スラスラ捌く 攻防手筋集
[総合評価] D

難易度:★★★☆

見開き2問(天地逆)
内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
解説:B
中級〜上級向き

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【著 者】 大山康晴
【出版社】 山海堂
発行:1980年1月 ISBN:4-381-00602-X
定価: 200ページ/18cm
(新装版)
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見開き2問(天地逆)
内容:(質)A(量)A
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【著 者】 大山康晴
【出版社】 山海堂
発行: ISBN:
定価: 208ページ/18cm
(再新装版)攻防手筋集
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難易度:★★★☆

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内容:(質)A(量)A
レイアウト:A
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【著 者】 大山康晴
【出版社】 山海堂
発行:1994年2月 ISBN:4-381-07118-2
定価:874円 208ページ/18cm


【本の内容】
次の一手問題=計200問
1.前半の部(第1問〜第100問)
2.後半の部(第101問〜第200問)

◆内容紹介(はしがきより抜粋)
本書は攻めの手筋・受けの手筋を集大成し、200問の問答形式にまとめたものです。(中略)本書では受けを重くみたため、私の実戦譜から取材した問題が多くなりました。そのため、多少難しいかと思われる問題もありますが、解答の指し手を短くし、読者の考えやすいように一つの問題をいくつかに分けて出題してあります。


【レビュー】
次の一手問題集。

問題はすべて実戦型の全体図。大山の実戦が題材になっているものが多く、このシリーズとしては難度が高め。中には15手先くらいまで読まなければならないものもある。逆にいえば、本書の問題をしっかり反復練習すれば、かなりの実力がつく。特に受けの力は強化されるだろう。

ただ、本書の問題にはおかしな点がある。普通、次の一手問題では「この局面でもっとも良くなる一手」を答えるものだが、本書では解答が疑問手で、そのまま悪くなってオシマイの物がいくつもある。問題によっては2問セットになっていて正解がフォローされていたりするが、何を答えればいいのか分からない問題が多く、「次の一手問題集」として成立していない。

あえていえば、「平凡な手では悪くなることを読みきる」ことを要求しているらしい。それならば、「○○は悪手です。後手はどう咎めますか」と訊いてくれれば良かった。

問題の質は良いのに、問い方がまずい。惜しく、残念な一冊。(2005Sep13)



【関連書籍】

[ジャンル] 
次の一手問題集
[シリーズ] マンツーマンブックス
[著者] 
大山康晴
[発行年] 
1980年 1994年

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